ラーメンズ第16回公演「TEXT」 2007年2月2日 

作・演出:小林賢太郎
出演:片桐仁/小林賢太郎


【東京公演】2007年2月1日〜10日
天王洲・銀河劇場(11公演)
2007年3月12日〜25日
東京グローブ座(17公演・追加含)

【神戸公演】2007年2月20日〜28日
新神戸オリエンタル劇場(10公演・追加含)

【福岡公演】2007年3月2日〜7日
西鉄ホール(7公演)

【札幌公演】2007年3月28日〜4月1日
かでるホール(6公演)


【50音】
教材用50音ポスターを制作する会社。新しい50音を考える課長・社員・バイト。
「末端の意見を聞かない会社に反映はない。」と実はバイト(社鬼)が一番権力持ってる?
ドラマテックな50音など、小林賢太郎得意な青春キャラも登場。

【同音異義】
2つの別の物語が同音異義な言葉の数々で同時進行。
わかりやすく表現しちゃうとアンジャッシュっぽい(←両方に失礼な発言と重々承知)
冒険家と商店街改造計画プロデューサー(占い⇔売らない、大作⇔対策、秘境⇔卑怯)
モテない男と爆破ちゃんを追う刑事、電波悪い携帯・オリジナルカレー、
営業担当と隊長(寄生虫⇔帰省中、体調が悪い⇔隊長が悪い…)など。

【詭弁・理論】(透明人間)
信号の常識のルールの意味を覆す、と始まる常識の理屈で論破する小林と
感性で会話を突破する(笑)片桐(ちなみに私も感性思考回路の持ち主)。
片桐の会話ペースに「登ってもいない山を下山させられる気分」になる小林。
片桐「どーうしてもそうなっちゃうなぁ〜。」
あまりの片桐の思考に数々の条例を持って制したくなる小林。

【条例】
ベースのテキストは「寝不足の男と、その男を飲みに誘う男。資金はキリンの強盗。」
そして“条例が出ました”とNa。
短歌条例、ウィットにとんでるハリウッド条例、丁寧語条例、ミュージカル条例…。
違反すれば警告音がなり終了。前ネタが伏線。

【ジョッキー・まさか仁】
たかしの父、ギリジンの流れの新キャラ登場「ジョッキー・まさか仁」。
馬の被り物(さすがに質が良くてリアルな馬)をした無言の小林と、一人暴れるまさか仁。
ジョッキーテレホン、ゴールデンボール、「タラバガニむいちゃいました」(個人的に食べたいです)、
エアーロデオ、JRA(ジャパンラクダアタック)、馬耳東風(馬の耳に豆腐がよくあう)など
公演後、友人と一番話で盛り上がれるネタではなかろうかと。

【銀河鉄道の夜】
新聞活字工の常盤と、友人の金村の誤植・似た文字についての会話。
(「族」「旅」、「保」「裸」、「忍者」「忘者」、「叶・汗・叫」「汁」)
常盤自宅に戻り、牛乳を取りに電車に乗る→金村と電車内でしりとり。
金村が去り、常盤は一人で「独り言」として会話。
レポにするにゃ難しい。「銀河鉄道の夜」を読まないと。

inserted by FC2 system