都内学園祭3箇所出演報告 11月1日

午前10時40分開演という朝1番の立正大学についたのは朝9時。
すでにかなりの人数(軽く150人)が並んでいた。なんでも先頭は午前5時から並んでいたらしい。
待つこと1時間半。開場。人数を区切っての入場だったので混乱はなかった。
まず、会場がやたらと綺麗で広くて驚いた。
新宿のシアターアプルくらいを想像してくれればわかりやすいだろうか。その会場が徐々に人で埋まっていく。
会場案内・注意を促す係のお姉さん(といっても年下)から、
ネプチューンの都合で開演が遅れるとのアナウンスが入る。(これが実は・・・・)
その間にも、立ち見がずらりと通路を埋めていく。入る隙間がなくなったところで11時ちょい前。
お姉さんのアナウンス 「あと18分で開演です」・・・。20分ではなく18分・・・のこだわり。


本当に18分後だったかは計っていなかったため、真偽の程は定かではないが
ネプチューンが登場。会場に男子が多かったことに気をよくしたかのように見える3人。
フリートークの頭で名倉さん、「きょう、健と五反田の駅で待ち合わせしたんですよ」と前フリ。
会場から「きゃあー」の叫び。名倉さん「いいやろが、待ち合わせぐらいしても」 そりゃそうだ。
話を要約すると“健ちゃんと9時半に五反田駅で待ち合わせしたのに、時間になってもこない。
名倉さんが健ちゃんの携帯に電話を掛けたところ、健ちゃんは「俺は五反田にいる」と怒っている。
よくよく聞いてみたら、それは五反田ではなく目黒駅だった”ということだった。
電車で待ち合わせをするのもかわいいが、間違えて怒る健ちゃんもかわいい。ところがこの話のオチは
ここではなかった。そのあと問題は原田泰造。約束の時間には自宅で寝ていたらしい。
それで開演が遅れた・・・・なるほど、わかりやすい。原田さん、最近遅刻が多いそう。
前日も九州までの飛行機の出発に遅れ、離陸5分前くらいにやっと搭乗したらしい。
3人の私生活&仕事ぶりがうかがえる楽しいトークが続く。
けど、気になったのは、原田さんが先日のライブでは都内進出(引越し)を果たしたと語っていたのに
先日の「いろもん」でも、今日のトークでも“所沢に住んでいる”というのを強調するところ。ん?
所沢は東京ではないし(笑)、隠そうとしているのかしら、逆に。


そして、ショートコント。ネタは「ドラキュラ」「狼男」「影絵」「作文」「徒競走」「ミルクとクルミ」
「ここまで出てるのに」「テスト」「伝言ゲーム」「相談室」「ヒーロー」「香港のアイドル」。
男の客が多いせいか、朝の一番ということで張りきっていたのか、かなりネタの加工が多かった。
特に名倉さんのツッコミ。いつもの倍の倍くらいツッコミにバリエーションがあった。嬉しいかぎり♪
そのあと、“ネプチューンとコントをしよう”ということで、
客席から男子高校生・佐々木くん(あだ名・代々木くん)を舞台にあげる。
なんと、先日のボキャブラ「コスモス」のルリ役を佐々木くんにやらせようということになり・・・指導にあたる名倉さん。優しそう。
もう、生あきらの上に、ネタは何といっても先日のあの大爆笑「コスモス」である。うっひゃひゃ。早起きしてよかった〜。
生アキラネタはリカの部分がかなり、新たにアドリブが聞いてて最高だったのと、アキラが放送では「秋田犬」といっていた
部分が1回目の手本の時には「セントバーナード」、2回目の佐々木くん版ルリの時は「マルチーズ」になっていたのがよかった。
「かいでみればいいじゃん?匂い」につづく「蜜吸えばいいじゃん?蜜」には身をよじってわらった。最高。

そしてそして、コントコーナーは終わり、ビンゴゲーム。ビンゴの先着5人はネプチューンに囲まれて写真をとれるという賞品。
かなり、真剣に楽しめる。下手な商品より、力もこもる。
結局、私はかすりもしなかったが、この会場ではなによりネプチューンの3人が機嫌よさそう楽しそうでよかったっす。


2箇所目。跡見学園女子短期大学。こちらの会場にさっそく移動して、チケットを引き換える。
開場時間までに整理券順に並ぶとの話。開場まであと2時間くらいある。おしっ、余裕の時間が出来た。
売り切れと聞いていた明治大学の当日券を買いにいこう、とお茶の水へ向かう。
しかしどうでもいいことといえばどうでもいいことだけど、先ほどの立正大学に比べて門構えが女子学校のせいだろうか
幼稚園のバザーを彷彿させる・・・。大丈夫か?もう1つの不安。引き換え時に詳しい開場の説明を聞いてみたら
担当の女の子は 「整理番号順に並んで頂いて、後は走って頂きます」・・・。おいおい・・・危険なことを平気な顔して・・・。
と思っていたら、もう1人の先輩と思われる人物が 「やめて〜○○ちゃん。将棋倒しとか事故おこっちゃう〜」 そんな・・・。

明治大学だが、ここはなにしろTake2との共演だ。当日券の発売開始からすでに1時間以上経過しているし
前売りで700出てるという噂も聞いていたので、不安・・・・。案の定、明治大学へ着いても、ポスター1つみつからない。
係員の人に聞いても「ネプチューン・・・・、さぁ?」の始末。売り切れのあまり、宣伝活動をやめてしまったのかと思ったら
そうではなく、はじっこの方で当日券を売っていた。なぜに、こんな端っこで・・・・。一応、まだ入れるということだったので
チケット購入。整理番号931番。おいおい・・・。1000人か。

遅めの昼食等をとったのち、跡見学園に戻ると、すでにファンの団体の姿が。しかし、どこへ並ぶのだとか係員の姿もなく
とにかく仕切りが悪い。めちゃくちゃ悪い。手伝いで来ていたらしい男子学生も誰1人大声が出せない。
そんなことではADにはなれないし、芸人にもなれないぞっ(始めからならない?)。仕切りの悪さにプリプリしている間になんとか、
ファンの自主的な力で無事、開場&入場といった感じ。なんてったって、学内の生徒と学外の客に同じ番号を振った色の違う
チケットをさばいたりするから、混乱するのだ。結局はなだれこみ・・・。ちょっと広い教室といった感じの部屋で
オールスタンディング。ここは、なによりこの「学内」の観客の態度が悪かった・・・。
だって「超かっこいいー」しか言わないようなそんな状況なんだもん。あげくに、開演3分くらい前とあってみんなが
カメラを構えて3人の出をまっている時に初耳状態の「撮影禁止です」なんて・・・。これは、誰も守らなかった。
これは、主催者側に問題がある。事前に言わないとさぁ。仕切り悪いよ〜。
司会の説明によると「トークライブ、コント、ビンゴ、質問コーナー」という流れらしかった。ところが、3人が出てきたとたん、
「泰造っ」だの呼び捨てしたり、勝手に2ショットトーク(観客が話を遮って話し掛ける行為を私はこう呼ぶ)などが始まったため
3人が「文句をいおうのコーナー」を急遽作り上げた。ここまでは良かった。
原田さんもなんとか“絶対負けね〜。口ゲンカでは絶対負けね〜”などと盛り上げようとしたけど(というか、
私はこれ結構おかしくて笑っていたので)現実は、ただの質問コーナー・・・。おいおい、司会進行変だぞ。
1回目で聞けたような普通のトークは結局ないまま、コントタイム。こちらは、アキラネタがなくなり、かわりに「レッスン」が入る。
しかし、ツッコミのバリエーション、テンションともに1回目の立正に劣っていたのは手に取るようだった。
ショートコントも、「時間がないようなので・・・」という締め方で終わったので、あれっ?という感じ。こちらもビンゴがあったが
商品は商品券等で、ビンゴ部門でも立正の圧倒的な企画勝ちだった。最後に一応、もう一度質問コーナーがあったが
うーん・・・といった感じ。「今日のパンツの色は?」との質問でパンツを見せている3人の姿がなんとなく、哀れな気が・・・。
名倉さんのものまねに対する客席の冷ややかな態度といい・・・。


気を取り直し、さっそく明治大学へ向かう。こちらは1000人の入場者を混乱なく入れようとしたあまり、開演時間を
越えての入場となった。演者に待たされることは有りとしても、入場で時間を押すとは・・・こちらもちょいと情けなし。
先にTake2のトーク&コントで始まった。トークは明大出身の深沢さんが自分の母校へ帰ってきたという
感極まりトークで終始したが、挨拶での東さんの投げキッスと、何度見てもやはり面白い2人のネタに感動する。
そして、ファンの態度にも。素晴らしい。かなり長い持ち時間のあと、Take2とは絡むことなくネプチューンの登場。
絡みが是非とも見たかっただけに、これは残念だった。ネプチューンはトークコーナーで、遊びに来ていた健ちゃんの
いとこ「えいじくん」を舞台にあげてのトーク。親戚内での健ちゃんの話など、大変おもしろかった。
しかし、3人のテンション的に言うと新宿の競輪イベント時程度。疲れたのかな〜。私も疲れていたから、
なんとなくわかる気がする。なんてったって同じ年だからさ(笑)体力的な厳しさは身にしみて分かるよ・・・ふっ。
コントは2回目から「レッスン」が消えただけ、他は変わりない。あ、でもね。ここで悲しいことが起こった。
明治大学さんは、入場の際にカメラチェックがあった。これで入場時間が遅れたんではないかというくらい。
並んでいる時から注意されてもいたし。ところが、ネプチューンのネタに入った頃から、フラッシュがあちらこちらから
パチパチパチッ。注意を受けても止めないんだな、これが。うひゃあ、しつけ悪い〜、みたいな。
これは、跡見の場合とは違く、前もって言われてる事。実際、Take2の時には一切、そんなことはなかった。
ネプチューンファンがやってしまった。この行儀の悪さっていうか・・・。
しょっちゅうさ、名倉さんとかが「年上なんだから、呼び捨てにするな」とか、原田さんが大勢の人の前を
通らせてもらっている女の子に対して「ちゃんと、1人1人にすみません、っていいながら出てくるんだよ」とか、
ことあるごとにネプチューンはファンに対して、なんていうか、ちゃんとしつけというか注意とかしているのに、
聞いちゃいないんだなって感じで・・・・。あぁやってファンに対して優しくしてくれるネプチューンのファンなんだから、
そういう優しさというかそういうの学びとらなきゃ〜。
あれ、コント中だったから名倉さん、何も言わなかったけど、たぶんトーク中だったら注意していたと思うんだよなぁ。
気持ち良くコントをしてもらうため、気持ち良くコントを見たい他のちゃんとしたファンの人のために・・・、
あれはやっちゃいけないことだった。うー。後半の企画「人間観察」も、企画自体がすべった感じが否めない。
最後にネプチューンの機転というか、罰ゲーム(本当は勝ったチームに賞品という意味だったんだけど)で
名倉さんが原田さんに熱烈なチュー(もちろん口と口)するというおまけをつけてくれたので、盛り上がって終了した。

いやぁ。ファンとして一緒に、3箇所まわるということ自体、ある意味卑怯なのかもしれないな。
1個所目の会場で名倉さんはこう言った。
「何校回っても、ネタほとんど同じですからね。(学祭めぐりなんて)アホらしいですよ」
私はそうは思わなかったけど(ツッコミのバリエーションの違いを味わうことが出来たし)、演者にしたらやりずらいもんね。
1日、フルに学園祭めぐりをして私はすごく疲れた。そんな私以上に疲れたのは、きっと本人たち。本当にお疲れ様でした。

きょうの教訓 「会場の仕切り具合と、舞台の仕上がり具合は比例する」

立正大学いかなかった人は、損したかも・・・本当に。タダであれだけの物が見れるなんて、最高でした。
ありがとうね、立正大学さん。


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ほんっとによく1日に三箇所も回っていたもんです…。
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