「AJAPA Grandprix in ヒットパレード」 11月29日 六本木ヒットパレード | |
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ゲストがピーピングトム・・・。それだけに惹かれてチケットを買ったこのライブ。いやいや。私が甘かった。 これは・・・買いでっせ〜。会場が会場だけに(BOOMER、プリンプリンの出演している店として有名) 客席と舞台が近い、近い。お笑いの臨場感というのをイヤよイヤよも好きなうちというくらい味わえる。 全体の構成としては「コンテスト部門」「ゴングショー部門」、そしてゲストのライブ。 いきなりオープニングの注意で「写真撮影は出演者が勘違いするのでどんどん撮ってください」みたいなことを アナウンスするし・・・(笑) 思えばネタの最中って、一番芸人が輝いている所ですもんね〜。写真撮ってもいいと いうなら、撮っていいのかも、いや、どうせなら撮るべきかも・・・と思った。 まずは、そのお目当てのゲスト「ピーピングトム」。桑原さん復帰後初というか、ピーピングトムとして 初めて見るネタとなることに、我ながらビックリ。今村さんはもう何回もライブでお目にかかっているのに。 ネタは“蒲田行進曲”。手を伸ばせば届く位置で足が治ったばかりの桑原さんがプロレスワザをかけたり、 端正な顔から汗が垂れてきそうなくらいに間近に今村さんの顔が見れたり・・・うふふふっ、いひひひっ(笑)。 まぁ・・・本当におもろいっ。今村さんのツッコミのキレはいいし、桑原さんの表情は豊かだし。もう、最高! これだけでも、今日のチケット代1600円の元は取った気がしたもの。板さん、勘定!ってちがう。 まだまだ。これからこれから。次、コンテスト部門。 「チェコ」 先日、名古屋の深夜番組の収録で寒い芸1位に選ばれたというボケのゴリさんが、 次から次と寒いネタを披露してくれる。顔のインパクトが強烈。ネタは“出たい番組”。 私的には、笑っていいともの名が出てきた瞬間に引いてしまった。ごめんなさい。 「しまねん」 “太陽とヤンキーの会話”。太陽の不良言葉が妙に笑えていいんだけど、ヤンキー側の人が いまひとつオシが弱い気がした。しかし、審査員の横浜銀蝿の翔が不良ネタを喜んでいたからま、いいか(笑) 「レイパー佐藤」 今回の出演者の中でこの人が一番古くから知っている・・・ということに気が付いた。 というのもこの方、昔、素人ものまね番組に出ていた下ネタで有名なロボコップさんでしたの。 大人のドラエもんとかやっていたんだけど、覚えているかな。でも、今回は下ネタじゃなくてとても夢のある “東京ディズニーランド”というネタを披露してくれた。要するにものまねでTDL行った気分を味わおうというもの だったんだけど・・・鳥肌がたつくらい上手で、わたくし感動いたしました。 「ホームチーム」 つっこみの人の声に特徴がある。ボケの人も白い歯が印象的。最初はかみまくっていたけど 段々調子にのってきたら、おもしろい。ネタは“冒険”←こういうタイトルでいいかどうかも・・・(笑) 話の発展のさせかたが上手だったから、後半は吸い込まれるようにネタに没頭した。 「パックンマックン」 外人さんと日本人の珍しいコンビ。それも外国人さんはハーバード大学を卒業ときている。 ネタは“おかしな外国語学校”。外国語の先生が日本語達者で、日本のコマーシャルを教材にしている・・・ みたいなネタ。ネタ自体はよく出来てたし、日本語もちゃんと聞こえたし面白かったっす。 ここでコンテストの前半が終了。ゴングショー部門開始。客席の票を集めてチャンピオンを決める形式。 「Lets Go!便通」 4人組。昨日のダーンス4を思い出すくらいの寒さ加減。 「ミルクカン」 ショートコントとしてはこの人たちが一番おもしろかった。 「ウーロンハイ」 女の子2人組なんだけど、1人がアリキリの石井さんにそっくり。 「ですばい」 一言言うたびにビンタというすごい芸。しかし、ビンタしている方の足が震えまくっていた。 「机」 女の子2人組。本当にバカなしゃべり方なのか、演技なのかわからなくって怖かった。 「チェイプーLine」 中学生コンビですごく幼い男の子が頑張ってて、かわいかったから許そう、何を?(笑) 「鉄拳」 悪魔の修行というネタで最初はどうなるかと思ったけど、結局なかなか。 「悪魔天使」 中学生にしては、ボケの子がしっかりしていた。女の子2人。 「ペイン」 結構、年いってそうな男性2人組。コテコテすぎて私は好きじゃない。 「怪人社」 一言でいって面白い。コントなのか漫才なのか不明で、アドリブなのか芝居なのかわからない。 実は、この人たちのネタは1年くらい前に見ていたことが発覚。(ライブ終了後に本人に確認) レイパー佐藤さんとネタがかぶっていることに対して、臨機応変に対応したっぽかったのが面白いというか・・・。 とにかく謎。それが面白い(笑)。結局この2人が優勝し、次回のライブにも参加することとなった。 まだまだ続く。2組目のゲストのジョーダンズ。 ネタは“幼稚園での坂本金八”。これはもうなんといっても、生金八を見れたことにつきる(笑)。 ジョーダンズの金八さんじゃない方が「ギルガメ」に出演しているというアドリブで、たったひとり大爆笑した男性がいた。 それは・・・ピーピングの今村さん。後ろで見ていたのですね〜。アットホーム(笑) まだまだまだ続く。コンテスト部門後半。 まずは「大隈いちろう」。昨日と同じネタだけど、昨日も出来たネタだ・・・と思ったから、今日みても やっぱりよく出来ているネタだと感心。2度見ても面白い。この人はあんまり好きじゃないけど、けど この“ニュースキャスター”ネタは好き。 「シャカ」 “学校の先生と生徒”。ネタの着眼点がなかなかよかったし、それに最後オチでカツラをとってみると ボケの先生役の人が意外にかっこよくてビックリ(笑) 「ガウチョ」 “生徒会長立候補” オリジナル性が低いかな〜なんて思ったりして。 「フェイント」 昨日も見たけどやっぱりボケの人がいまいちなのよね。ネタは“ゲームセンター” 「ヘモグロビン」 “プリンの家” 流れて耳に入って反対の耳から流れ出るようなネタ。記憶に留まらない。 さて、最後にゲスト3組目「アンジャッシュ」。ネタは“告白” 感想は「あ、さすがだ」って感じ。素直に面白いと思った。一言一句が心に残る感じ。「楽園っ」とか使えるボケ満載。 本人たちは好きではないけど、面白い。これはアンジャッシュの実力を認めた発言ってことよね(笑) 結局、コンテスト部門の優勝者は「オオクマイチロー」さんでした。照れてた彼の背中を押すチェコさんとかが また、アットホームでいい感じですわ〜。カメラに向かってポーズしてくれるし。 帰り際、店の前で出てくる人を待って声をかけてみたら、レイパー佐藤さんは私たち数人の出待ち客に ネタをもう一度みせてくれて得した気分にさせてくれるし、ジョーダンズの人には「北野ライブ来てね」と言われて 「行きま〜す」と返事をした私たちに彼は「絶対、今の行く気ないって返事〜」と言い残して行くし(笑) ピーピングのお二人とは写真とってもらうし(笑)、もう、絶対得ですわ。このライブ。次回も必ず行くぞっ。 [フォローのコーナー] これは色んな意味で思いで深いライブでした。 たしか、2回目ってなかったんじゃないかな。ライブ一発屋?(笑)怪人社に関わるきっかけになった のもこれだし、鉄拳をはじめて見たのもここ。このショーパブに初めていったのもこれ(この後、何度か 飲みにいったりもした。その後2001年になってみたら、ここの従業員さんが芸人になってた。びっくり) ホームチーム・桧山くんの魅力にかすかに気付きながら、通り過ぎてるし(笑)。大反省。 |