CHACHAKEN TV ネプチューン研究室 1998年1月12日

東京は朝から雪雪雪・・・。これから数時間並ぶことを考えると最悪な天候だなぁ・・・と思いつつも会場へ。
今回の会場はシェークスピアのお芝居などを中心に公演しているパナソニック・グローブ座である。
会場の敷地が広く雪の中迷っていると、清掃員のおじさんが「こっちに並んでるよ〜」と案内してくれたあげく
「外回っていくと遠回りだから、ここ通り抜けていいから」と室内を通してくれ、さらに「寒いのにね〜。みんな並んでて
大変だね〜。係の人(フジテレビの人)が1時くらいに来るそうだから、そしたら中に入れてくれるように交渉してあげっから」
なーんて優しい心遣いまでしてくださって、寒いなかにもほんわか気分♪

11時頃で、すでに20人近い人の列。先頭は5時着だったそうだ・・・。開演は19時半。整理券配布は16時半である。
この雪のなか「凍死しないで生き残れるかゲーム」でも始めようというのか・・・。
それぞれ用意したホカロンも全然効力を発さない状態の中で、およそ2時間半くらい。列は50人以上に及んで・・・
その頃、グローブ座の方が「係の人がまだいらっしゃってないんですが、この天候ですので中でお待ち頂くよう・・・」
やったぁぁぁぁ♪この瞬間、グローブ座の担当者さんが仏様に見えた、と私は言っていたが違う。仏様は死人だ(笑)。
神様の間違いである。失礼しました。
それから整理券配布まではフカフカのソファに腰掛けて待つことが出来た。
ちなみに今回のイベントは、ネプチューン研究室「ネプチューンという名で何人集まるか」という企画で、
3日前に原宿でネプ自身が2人に声をかけ、そこから口コミで広げ何人が来るかという趣旨だったらしい・・・、しかし、
実際に来たのはマイムマイムの会報で知った人々ばかりだった。あと、増員のために駅で声をかけられた数人。
雪のため人数が思ったように集まらず(伝達も悪かったし)駅で“無料でネプが見れる”とスタッフが人集めしたらしい。

整理券配布の時点で年齢とどこから来たのかを聞かれる。そういう調査もするらしい。ここで神奈川、千葉、東京、埼玉以外の
他県から来たひとは入り口がわけられていることを知る。すごい、ネプファン地域別分布図でも作る気なのだろうか。

19時開場。噂に聞く由緒ある劇場なだけに、3階席までの雰囲気が荘厳である。女王とかが出てきそうである。
ロビーではかなりの人数が並んでいたようだが、さて、どれぐらい埋まるものだろうか・・・。
入場が終了してみると、1階席も多少空席が出来ているような状態・・・たぶん、200人にも満たなかったのではないかな。
こんな人数規模でのネプチューンを見る機会は久々である。

19時半。会場が暗くなり、かなりきつめの照明が舞台を照らす。すると、黄色と黒の革のジャンバーと茶の革パンの3人が登場。
照明の加減か3人がめちゃくちゃ男前に見える(笑)。テンションは低めだけど、にこやかな3人の表情が嬉しい♪
健ちゃん「ネプチューンのこと知っている人?」(ほぼ全員が手をあげる)
会場を見渡し、空席が目立っている状況を見て名倉さん「グローブ座始まって以来の中途半端な数やな(笑)」
中途半端な数の上に、妙に年齢が浮いているおじさんを発見する原田さん。
どうして来たんですかの質問におじさん、「駅前でなんか無料だって・・・」(笑)
健ちゃん「あとで、おしるこでますから。」(出して出して(笑))

他県から来たということで、舞台から見て左の方に集められた地方集団の方に質問を向け、
どこから来たかネプが尋ねると客席から「札幌!名古屋!パナマッ!(笑)」の声が飛ぶ。
パナマって・・・ルリと同郷か・・・(笑)
原田さん「札幌からどうやって来たの?」
客 「???(なんていったか聞こえなかった)」
健ちゃん「えっ?山の手線?」 (笑)
足を偉そうに投げ出した兄ちゃんが座っているのを、見つけた名倉さん。
「そこらへん、足あげてる君はどこで知ったの?間違えて来たんとちゃうか?」
すると、その兄ちゃん、あはははっと爆笑し「駅前!」 みーんな駅前で拾われた客なのか・・・(笑)
そんなことにもしかし怯まず、健ちゃん「えっ?NOVA?」 いいテンポです(笑)
また、会場にいた小学生くらいの男の子がネプチューンを知らないということが判明。
名倉さんが「じゃあ、芸能人で誰知ってる?」と質問すると、その小学生の男の子は「キムタク・・・」と返答。
すかさず、原田さん「キムタクだよっ」と名倉さんを指差す。満足げな名倉さん(笑)

せっかく集まったということでショートコントをみせてくれるという。わーい♪
なんか客の元気がないということからか、健ちゃんが突如「だめだっ。高田馬場とバーガーキングを一緒にして
高田のバーガーって言っちゃった。」と関係のない脈略で笑いをとる。
名倉さん「まぁ、みんなで大声でという意味で・・・」。意味つながってないっす(笑)

「ドラキュラ」「狼男」(ここで今日は特別に健ちゃん、原田さんにかみつく)「宴会芸」「ここまで出てるのに」「作文」
「ラジオ電話子供相談室」(「もしもしも〜」から始まって、「モスモス・・・バーガー」、「ドムドム・・・バーガー」のおまけ付き)
「ヒーロー」「伝言ゲーム」「王様ゲーム」「日曜の朝」(お芝居の値段は5800円に値下がりしていた)
それと今回はアキラネタまで!ネタはコスモス。
ルリ「リカ、その革ジャンどうしたの?」
リカ「・・・・買ったんじゃん?」(この対応に小ウケ)
リカ「ルリ!あなた、髪の毛、いつも前髪分だけなんか・・・ストレートパーマみたい!」
ルリ「意識してんのよ・・・(笑)」
リカ「意識してんの〜?
ルリ「なによ、“Z&J”って?(革ジャンの胸のところに書いてあった)」
(ちなみにこの“Z&J”はジャッカbyウォーターというらしい。連絡先 075−371−8456・・・どこだ?)
リカ「知らないの?ジギル&ジャアーミよ(???笑)」(放送ではジャーメンとなっていた。正式な発音は不明(笑))
ルリ「あ、アキラさん」
ここでのアキラさんの登場はいつもよりねちっこかった。リカを目で狙ったまま店の中を行き来するアキラさん(笑)
アキラ「リカちゃんを花に喩えるとパンジーだ。パンジーってそう言われない?」
リカ「私、高い所から飛び降りるの苦手」
アキラ「それ、バンジー!フゥーッ!」(笑)
リカ「今度、電話していい?」(なぜか、ここで笑う原田さん。健ちゃんのアドリブ?)
アキラ「電話番号後でおしえようか」
リカ「うん、テルミーする。吉田テルミー(笑)」
リカに対する情熱もいつもよりねちっこくて(笑)、ルリが引き離そうとしても抱き合って離れないアキラとリカ。
スペシャル版という感じで熱演のアキラネタだった。

トータルしてやはり予定通り30分といったところで終了の御挨拶。
原田さん「どうですか、この2時間」
客「よかったぁ♪」(大合唱)
名倉さん「あのね、ボケてんのよ。」
原田さん「やりなおしだっ!(と、キレ芸(笑))どうでしたか、この2げ・・・」(2げかん・・・?)
健ちゃん「ちゃんと、2次会って言えよ」
名倉さん「違うっ!」

名残おしそうな表情まで残してくれて舞台袖へ帰る3人。あぁ〜、予定通り終わっちゃったぁ・・・、と思っていたら
会場の端の地方組を中心としてアンコールの声が、会場にどよめく・・・。「アンコール、アンコールっ・・・」
すごい・・・お笑いの舞台にアンコールがかかっている・・・。かっこいいぞぉ(笑)

しばらくすると舞台袖から、一筋の照明がもれ3人が再び登場!心ではキャア〜ッ!95ホーン状態である。
健ちゃん「ジキル!
名倉さん「アンド!
原田さん「ジャアーミ!」(と、聞こえていたが正式にはジギル&ジャーメンらしい・・・)
3人「ジギル&ジャーメンです。よろしくお願いします〜。」
名倉さん「え〜寒いですね〜」
健ちゃん「ほんと、寒い」
えっ、何が始まるの・・・?と思っていたら、えっ、漫才?うわっ、あのウンナンの初笑い演芸場でやったあの漫才だっ!
あの無口で歌のうまい原田リーダーの復活だっ♪うれしい〜。本当に嬉しい〜っ。
「リーダーは誰っ?」も、チョビ助(健ちゃん)の影絵の犬も、馬飛びも、リーダーの「オーソーレミオッ」も全て生で見ることが
出来たのである。ついでにいうと健ちゃんの「あざらし」もあった♪

30分の収録という話だったが、アンコールもあって、なんかメチャクチャ得した気分である。
会場も変にミーハーに偏ったファンの姿もあまりなく、「かわいい〜」と健ちゃんに叫んだりした人もいたが
そのあとに「28歳になる男の人にかわいいっていうのは、本当は失礼だよね〜」なんて反省していたりもしていて
さすがは殆どがファンクラブ会員、それに雪でも足を運ぶだけの人々だという感じだった。
この放送は1月24日か、31日の土曜日。研究日誌は残念ながら、別撮りということだったが
とにかく、久々に3人の笑顔が満喫できて、それが何よりも嬉しかった。いい1日だった、本当に。
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