JRAイベント 1998年2月1日 東京競馬場

「東京競馬場、空は晴れ渡っております。朝8時50分。ゲート一斉に開いて本日第1レースのスタートですっ!」
そんなアナウンスの声がかぶったかのように聞こえたのは気のせい・・・だと思うが、本当に8時50分には
溢れんばかりの競馬ファンのおやじさんたちが唖然とする勢いでネプチューンファンはゲートオープンとともに
走り出した。なにせ競馬場という慣れない施設環境、会場が敷地のどこにあるのかも分からないなかでとにかく走った。
警備員が、掃除のおばちゃんがみんなを「がんばって〜」と声援をかけるというくらい、異常な熱気ぶりだった。

会場は座席数がおよそ100ちょいくらい。会場内はとりあえず綺麗で立ち見には余裕がある。
私は心優しい友人たちのおかげで、1列めに座ることが出来た。朝9時の時点で座席は全席埋まる。
ただ、場所柄のせいだろう。やはり普段よりは圧倒的に人が少ない。

11時40分。イベント開始の時間になると、座席を埋めたネプチューンファン、そのまわりには純粋に
競馬の予想を聞きに来た競馬ファンが、そして数人がギルガメッシュナイト出演中の女性タレント目当てに・・・という
なんか世代・性別を乗り越えた(笑)会場となっていた。イベント自体はというと競馬のお昼休みを利用しての
“競馬解説ならびにイベント”ということでおよそ30分のショートイベント。

時間ちょうどくらいに女性司会者の紹介でネプチューンの3人が登場。(今日は原田さんはイベント用の
衣装じゃなくて、来たままの格好だった)
名倉さん 「初めて2レース、3レースとやっててめちゃめちゃやられててですね、楽しいですね競馬は。」
健ちゃん 「僕もう財布のなか、もう4000円しかありませんっ」
どうりで変な方向から、来たと思ったんだ(笑)
あまり、3人とも競馬はしないらしく、まぁ中でも敢えて言うなら健ちゃんかな・・・というところらしいのですが
さすがは競馬のイベント。どんどん話は大きくなり、健ちゃんは競馬ベテラン扱いになっていた(笑)
原田さんは本当に競馬はやらないらしく、昔、名倉さんと場外馬券場へ行き、原田さんが買った馬は
出走前に足を折っていた・・・(笑) という想い出があるくらい競馬音痴らしい(笑)。

軽くショートコント。「ドラキュラ」「狼男」「宴会芸」「ここまで出てるのに」「作文」「子供電話相談室」の6本。
(考えてみたらこの営業用ネタ6本をやってお金をたくさんもらうんだもんなぁ・・・いいよなぁ。)

と・・・このあとはというとですね。競馬解説者のおじさん(阿部さん)とギルガメタレントも加わって
この日行われた、G1レースの予想大会となった。
女性司会者「堀内さんはいつもツッコマれ役ですが・・・・、」
健ちゃん「あ、いや・・・」
女性司会者「えっと、なんていえばいいの・・・」
健ちゃん「専門用語で言うと“ネコ”」
名倉さん「おまえ、何で働いてんのや(笑)。まぁ、エロティックな会話なんですけども(笑)」
客席で、これがエロティックな話だと気付いたのは、周囲を覆っていた競馬ファンの男性たちと私ぐらいかな(笑)

健ちゃんは大井競馬場で警備員をやっていた時代があるらしい。本当にフローレンスはいろいろなバイトを
やっているねぇ。

ま、ここからは内容が内容だったため客席の女の子たちはみんな態度が悪化していく・・・。
健ちゃんが女性タレントを誘導しようとすれば、「いやだ〜」
女性司会者が原田さんをそっと奥へと案内しようとすれば「さわるなよ〜」
健ちゃんがボードに夢中になって予想していたりすれば(顔を客席に向けないから)「健ちゃ〜ん」

まぁ、そんなことにも慣れたネプチューン(いいことなんだが、いや悪いことなんだけど)。
淡々と競馬予想をしていく。健ちゃん、名倉さんはなんとなくちゃんといわゆる人気馬を予想するんだけど
競馬音痴な原田さん、みんながみんな絶対来ないという馬「バンチャンプ」を大推薦っ!
会場の男性から失笑がもれる・・・(笑)。もう買ってしまったらしいけど。
なんだか、ムキになっている子供みたいでカワイイと思ってしまった(笑)。
だけど、最後に競馬解説者のおじさんがお薦めした馬券を買うと言い出して
財布をポケットから出して、ポーンと舞台袖にいたマネージャーの杉浦さんに投げ渡していた。
おおっ、羨ましいぞ。杉浦さん。
このあと12レースで騎乗するという健ちゃんの挨拶でこのイベントはあっさりと終わった。
健ちゃんのギャグもさえないまま、あっさりと・・・実にあっさりと。

この後、東京競馬場の敷地内にあるラジオに出演するという噂が流れて、そこまでダッシュっ!
無事ラジオでお話するネプチューンの3人が見れた・・・と思ったのもつかの間、
今度は出を見ようと出口へ向かってダッシュっ!
ダッシュとはいっても日頃運動不足だし、敷地は広いしで、めちゃくちゃ疲れた1日でした。
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