渡辺プロライブパレード Special 1998年8月22日 銀座博品館劇場

もう感慨深いね。なんか、文字通りパレードに参加しきった感じがする。
もちろん、終わってしまう寂しさもあるんだけど、でも本当に幸せな一週間だったなぁ・・・・。
本日、最終日。昼の部と夜の部を合わせてレポートします。

昼の部。開演のベルのかわりに、ビギンバギンの時と同様、大隈イチロウが登場。
今度はパジャマ姿などではなく、何かを抱えている・・・・。何か・・・・。そう、犬。パグ(笑)。
パグを抱えた大隈くん、会場を一周すると「犬買ってもらっちゃったぁ」。
そうです。彼の持ちネタ、「犬買ってよう〜」で、ねだっていた犬を買ってもらえたというわけです(笑)。
素敵なオープニング演出。パグはめちゃくちゃ可愛いし。これ、残念ながら昼の部のみでした。

今回はSpecialということで、出演者紹介のスライドも写真付き。

オープニングでは、いつもの通り、ネプチューンが登場。会場の広さなのか、歓声が程よく広がっていい感じ。
話題は今日の入り。タクシーで3人で会場に到着したネプチューン。
泰造さんが降りて、健ちゃんが降りて、ガードされながら会場に入っていって・・・・気がついたら名倉さんはノーマーク。
あげくにトランクから荷物を出そうとして、頭に開けたトランクの蓋の部分が「コツン」(笑)。
1人だけついてくれた(名倉さんいわく)ブサイクな若手の女の子だけが、その様子を見て微妙に笑っていたそうな。
名倉「メガネが、メガネが・・・、って感じか(笑)」
堀内「実家の方が、アメリカに空爆されたから。」 あははははっ。健ちゃん、しっかりニュースみてるなぁ。
夜の回では、しきりに健ちゃんが「ここはどこ?」と名倉さんに聞いて、名倉さんが
「銀座」と答えると、健ちゃん「そんな星座、ねえよ!」とわけのわからぬツッコミをしてました(笑)。

健ちゃん情報。「原田泰造が、靴を買った!」そうです。

トップバッターは大隈イチロウ。ネタは車の鍵。いくら探してもみつからない車の鍵。いろんな箱をひっくり返してみるが
見つからない。そのうち、ミュージカル風に探し出す・・・。終わりがわからないほど、意味も不明。ま、それが彼だ(笑)。
夜の回では、ネタは変わって、文通相手と初めて会うための待ち合わせのネタでした。これもまた微妙。
オチはこちらの方がわかりやすかったけども。
シャカ。1本ネタのコーナーでは初?おめでとうございます。ネタは「イヤーン空手」
以前にも見たことのあるネタなんだけど、タイトルが出た瞬間から涙が(笑)。笑いがフツフツと・・・。
このネタは傑作です。永久保存です。文化遺産です。国家秘密です。もう、最高なんですっ。
「ブルーレットのおまつり〜」「やまーだ元気」が、特にお気に入り。
夜の回では、またネタが変わっていまして、全校集会での生活指導の伴先生の挨拶というネタでした。
どちらも、声のトーンからしておかしい。次回もものすんごく楽しみ♪
いつもここから。1人が舞台袖から、登場。車を誘導している。もう1人がバックの姿勢で車を運転している様子で登場。
「バックオーライオーライオーライ、はいストップ、なんでストップかというと、これ以上下がると危ないから〜」
「なんで車の窓から顔を出したかっていうと、まだまだ下がれるんじゃないかと思ったから〜」という風にネタが始まりまして。
「バックオーライオーライオーライ、はいストップ、なんでストップかというと、こんにちはって言ったのにこんばんはって言われたから」
「なんで車の窓から顔を出したかっていうと、この曲はサビの部分しか歌えないから〜」
「バックオーライオーライオーライ、はいストップ、なんでストップかというと、優しさに慣れてしまうのが怖いから〜」
「なんで車の窓から顔を出したかっていうと、死んだ娘にそっくりだから〜」
と、いう風にですね、不可思議なやりとりが続くんですわ。いや、面白い。舞台のセットがあるわけでもなし、
ヅラなんかがあるわけでもなし。言葉の繰り返しだけで、こんなにおかしい。そのおかしさが冷静で大人で、でも面白い。好きです。
私の記憶の中では、この人たちほど出世が早かった人、いなかったんでは、と思うんですけど。
アクシャン。サイフを落とした安井と、拾った杉崎。サイフを届けに来た杉崎との喫茶店での会話ネタ。
遠まわしに、謝礼を要求したり、中身をすべてチェックしてたり、実は・・・・だったり。(オチの部分なので、ヒ・ミ・ツ)
一見普通の人に見えて、異常性のある一般人を演じさせたら、若手では一番かな、杉崎さんは。うまいですねぇ、芝居が。
ただ、そのパターンにちょいと飽きた、という気もするんですけどね。
笑えるか、というと笑えないんですけど、でも笑う可笑しさじゃないと思うんです、彼らのネタは。ま、それだけです(笑)。
やるせなす。やまびこ屋。道に迷った中村が、たどり着いた山小屋は“やまびこ”業を営む、石井の家だった・・・。
やまびこは山の反響ではなく、人間が返しているんだ、という設定自体がすごい(笑)。そして、実際にやってておかしくない
雰囲気の石井(笑)。←いくつなんだかわかんないんだもん(笑)。そういう設定の石井に、本当に興味ありげな雰囲気一杯の
人物を演らしたら、やっぱり中村くんしかいないよねぇ。2人の息の合方って、すごいんだなぁ。
最後のオチといい、しっかりと締まっている感じがしました。
ビビる。アクシャンのパターンが飽きた・・・と書いたように、この方たちのネタのパターンも飽きちゃってるんですよねぇ。
今回はビニール傘を売り歩いている怪しい男と、それに遭遇してしまったサラリーマンのネタ。
頭の中で、だいたい想像ついちゃいません?この設定だけで、なんとなく。
あぶない男のキャラ設定というのは、よーく使われているしね。昨日だってふかわくんがかなりのアブない男演じたばかりだし。
大木くんのアブないキャラ設定より、もっと大内くんを活躍させる法考えて欲しいなぁ。その方が新鮮でいいと思うんだけどなぁ。
ふかわりょう。ハートの火を消して「こんな女子高生はいやだ」。特に特記することはないんですが(笑)。はい。
夜の回で、突然ネタの間に、変に笑ったお客さんがいまして(笑)。それにふかわくんが、非常にくいつきましてですね。
「今、笑ったお客さんにお金を払ってもらいたいっ」とか「今度、ピンマイクつけておいてください」とか、言っておりました。
↑某ホームページの管理人さんでした(笑)。

金の卵コーナー。昼の回はウィルSの学校いじめネタ。ゴリえもんの田舎のおかあさん訪問ネタ。そして18KIN
18KINが、このコーナーに登場というのは・・・・、よっぽどだったのでしょうか?
心なしか、夜の部では今泉さんの毒が強め(笑)で、面白かったですけどね。
夜の部は、ゴリえもんの代わりに楽天ボウズが登場。このコーナーで思うのは、小道具が多すぎる、ということ。
ウィルSの、お父さんのハゲヅラ。ゴリえもんのまゆげ、馬の頭。楽天ボウズのヨドバシ従業員風衣装。
小物が目立ちすぎるんですねぇ。楽天はそれほどでもなかったけど、ヅラと馬の頭は。
ハゲがネタにどうしても必要なワケじゃない。まゆげが濃い必要性もなく。
シャカが今回使用したマドラスとか、やるせのタンバリンの小道具の意味とは明らかに違う。
私みたいなひねくれものは「それで笑わそうとしてんのかいっ」と、余計ひねくれますのでね(笑)。
だって笑わすためにつけているという気持ちはわかりますが、格好だけなら素人でもマネできちゃうでしょ?
そんなのワザワザ、プロにして頂きたくはなく。ということで。
あっ、語っちゃったぁ〜(笑)。だってねぇ・・・・面白くなかったんだもんっ(笑)。

T・I・M。幽霊が出る部屋で憑依されてしまうというネタ。勢いは好きなんですけどねぇ・・・。
ピービングトム。懐かしの・・・と言っていいんでしょうか。私はみたことなかったので、初、なんですけど宝塚ネタでした。
靴がね、ダンス用の靴だったようなので踊るんだろうなぁと思ってみてたら、ちょっとだけ身軽な動きを見せてくれました。
貞さんの、たたみこむようなボケ。そして女言葉の久仁人さんツッコミ。どちらにしても、とにかく自然に見せて、
でも、とても実は練り込まれた、絶妙なやりとりが見てて気持ちよかったなぁ。
ネプチューン。新ネタなのかどうかは、わかんないですけど結婚式のネタです。泰造さん以外はスーツ。泰造さんは
ジャケットにジーパン。名倉さんがさぶろうきんとみっちょんの結婚式でスピーチをしている。学生時代、野球部で
一緒に活躍していた仲間なのだ。(このスピーチが、途中からエロースッ!の香り満載(笑))
当時のキャプテン・堀内と、補欠の泰造、そしてピッチャー・名倉。
名倉のスピーチが終わりエロスすぎる!と、ダメ出しする2人。ところがダメ出しなんかするわりに、
泰造さんは、みっちょんに学生時代から憧れていてあきらめられない気持ちを「オーソーレミオ」の歌に託し絶唱しまくるは、
堀内にいたっては緊張のあまり「結局破局♪」だなんて歌い出す始末。
相変わらずオチが弱いんだけど(笑)、相変わらずネタの端々が面白すぎる(笑)。今回は泰造さんが
健ちゃんの髪型をさして「なんだよ、それっ!京本政樹かよ」(夜の回では「ヤマトタケルノミコトかよっ」)とツッコみ。
泰造さんが学生時代のみっちょんの乱交ぶりを耳にして激怒したときにテーブルクロスを全部、ひっぱってはがして、
あげくにトランプを出して、ロウソクにむけて投げ飛ばしたりの堺マチャアキぶりとか・・・。
とにかく今は、私、堀内健信仰者になっているので、とにかく彼の発言に夢中。

さて、ここで終わりかと思えば、スペシャルということでお客も参加の企画コーナーが。
出演者が泰造チームと健チームに別れて、1人1枚ずつメモをひく。そこには「一番会場でお金を持っていそうな人」とか、
「一番からだが柔らかそうな人」とか書いてあって、それにピッタリな観客を見つけてくる。
2つのチームのうち、よりどちらが、メモに忠実な人を連れてこれるかという企画。←わかりずらい説明だ。
企画自体は、ま、どうでもいいっちゃどうでもいい(笑)。まずは、各チームの自己紹介がいい。仲良しって感じで。
(ちなみに泰造さんチームは泰造、レッド、貞、大木、杉崎、中村、大隈。
堀内チームは健、ゴルゴ、今村、ふかわ、大内、安井、石井)
それに、以前はレギュラーのナベプロライブでも企画コーナーがあったんだけど、
こうして全員が参加しての企画コーナーは久々で、そういう意味でもまた嬉し。
そして、なにより、会場にみんなが降りてきて実に間近で拝見できたのが嬉しかった。
泰造さんの笑顔を間近で見て幸・幸・幸。
↑これにはワケがありまして。泰造さんが昼も夜も同じ人を連れてたので、私たちの座席一帯が(ま、つまり昼も見てた軍団)
「泰造さん、ズルい〜」とささやいてたら、どうもそれに気がついたらしくて、ニコッと微笑んだというワケです。
連れてこられた観客というのも、またすごく。大内さんのいとこが1名。それに関連して大内さんの母親までもが舞台挨拶。
大隈くんの妹が登場。泰造さんの連れてきた人というのが、大隈さんの母で(笑)。
そして、個人的には3人も知り合いが舞台に立ちました。率としては、すごいことですよね。すごくない?(笑)
このコーナー。夜の回では名倉さんが、久仁人さんファンの頭のイタイ女の子相手に本気蹴りを入れたり(笑)、
放送禁止用語をついポロリといってしまって、出演者全員に突っ込まれたり(笑)して、かなりおかしかったです。
貞さんも、名倉さんに気がつかれない場所で大きなリアクションをしてしまって、誰にも突っ込んでもらえないままで
しょぼんと引っ込んだり(そのあと、原田チームはそのことで大ウケ)。企画の流れよりも、みんなの動き見ている方が面白かった。

昼の回で貞さんファンと思しき、女性たちがどうも私の近くにいたようなんですが、
名倉さんがハリセンで貞さんをツッコむたびに「ちょーっとぉぉぉぉ、やめてよーっ。名倉むかつくーっ」
「名倉、もう帰れ〜」と、言っていたもんで。ペプシ宇宙旅行特別枠船外乗務の名簿に名前を書いておきました。
おまえらなんか、宇宙のもくずとなれっ!貞さんはツッコまれてナンボなんじゃっ!

ま、いろんなことがありましたけども、いやー。満足です。ライブパレード。おなかがいっぱいです。幸せです。
一週間、10公演ですか。見た方、出られた方、お疲れさまでした。
そして3公演分のレポートを書き終えた私も、お疲れさまでした(笑)。
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