海砂利水魚単独ライブ 1998年11月29日 | |
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2人の紹介VTRが流れる。世界で初の人体実験を行い、 上田晋也と有田哲平が中身だけ入れかえたという設定からスタート。 人体実験で上田晋也と有田哲平が入れ替わって漫才をする。 上田「はいどーもっ!へこんだピンポン玉はお湯につけると元に戻りますよ、でおなじみの海砂利水魚です」 有田「全然おなじみじゃねーっ!この世からララバイさせてやるっ」 と、まぁ、入れ替わりのうまいことったら。他にも上田語録を必要以上にドスきかせて、しゃべる有田哲平。 左曲がりのアゴを強調して、ボーッとした感じを強調する上田晋也。立ち位置まで替えて・・・お上手なことです(笑)。 自分たちの人気・実力を理解していなければ、このネタは出来ませんもんね。 オープニング、非常に凝った仕上がりで(編集の面とかでも)金がかかっているなぁという様子(笑)。 TBSがバックについてんだね。後にテレビで放送できるような作りになってましたね、ライブ自体もね。 2人の一番オーソドックスなネタから。 有田「改めまして。今日わざわざ地方から単独ライブ楽しみにして・・・。もう有田さん入った?あっ、来た来た来たっ。 ・・・なんだ、上田さんかよぉ・・・で、おなじみ有田哲平です。」 上田「この世からララバイさせてやろうかぁ?ララバイ、ララバイ〜っ」 有田「言ってますよね」 上田「言ってねぇんだよ。俺、そんなに連呼してねぇからな。俺は全盛期の岩崎宏美か?」 上田「俺のほうが似てるよねぇ?ただね、アゴは不可能。あれはおまえの場合生粋のものだから。」 有田「わかるだろ?曲げてんだから俺は」 上田「曲げてるっていうか、おまえの場合、24時間勤務だから」 他にも、つめを噛む癖のある有田さんのマネについて、有田さん否定すると 上田「いや、食ってる食ってる。おまえ、一番のご馳走だもんな。今度かましてもらおうと思って」 上田「単独ライブっていのは、何回やっても緊張感は変わんないよな。特に初日って入り時間早いからね。朝7時とかに入るわけですよ・・」 有田「俺は14時入りですけど」 上田「なんで俺、7時間前からおまえのこと出迎えてなきゃいけないんだよ。まだでしょうか、ご主人様。 今日はウケますかねぇ・・・。イヤイヤ、おまえももれなく7時に入ってもらわねぇと。」 有田「こういう言い方すると、本当おまえわからずやだなと思われるかも知れないんですけど、 緊張するもんですねぇ、やっぱり。」 上田「全然かまわない。きわめてよろしいよろしい。」 上田「なんで前日に緊張するかっていうと、入り時間が早いから寝坊すると大変だってね緊張感があるわけ。たとえばね・・・ んっ・・・やっべ、時計止まってるじゃねえか!」 有田「ちゃんとかけとけよぉ!」 上田「なんで、おまえが一緒に寝てんだよ。同棲生活堪忍して。」 有田「前日くらいいいじゃない」 上田「ダメだよっ!プライベートはタッチレス」 有田「しゃれになんないからな」 場をとりなおし・・・もう一度。 上田「わ、時計止まってんじゃねぇか。うわー、何時だろ?テレビ、テレビ・・・うわー、いいともとかやってたら 洒落になんねぇな(パチッ)」 有田「サクラ〜吹雪が〜、サライの空へ〜♪」 上田「何ヶ月寝てんだよ。何ヶ月仕事断ってんだよ。」 上田「俺が如実に思い出すのは、中学の時に野球部だったんだけど試合が明日、その前日に試合の レギュラーメンバーが発表があるわけよ。それで、俺レギュラー漏れしてんじゃないかなぁってね」 有田「はいはいはいはい。俺、野球部じゃないけど、はいはいはいはい。・・・・じゃあ、レギュラーメンバー発表します。上田」 上田「よっしゃあ〜」 有田「高橋、そして・・・・・後藤。」 上田「後藤よかったなぁ」 有田「これ、今で言えばテレビのオーディションとかもそうじゃないですか?」 上田「ネタ番組とかな」 有田「今から呼ばれる人だけ、明日のネタ番組に参加してもらいます。それ以外の人は帰るように。え〜 海砂利水魚、Take2、×−GUN、ネプチューン・・・そして・・・・・・・、後藤。」 有田「受験の発表とかも緊張するよなぁ」 上田「自分の番号が迫ってくる時とかな。“俺、310番だぞ・・・” 有田「310番」 上田「一番はじめにいうなよ!緊張しようがねぇだろう。後半でいえよ」 有田「そして・・・・510番」 上田「510・・・・また後藤かいっ!なんだよ、その後藤に栄光あれシステム。」 いや〜、しょっぱなから長くなってしまいましたね(笑)。私的にはここのコーナーが一番気合入れてみてたもので(笑)。 次から短くなりますのでご安心を(笑)。 《VTR「実録・上田晋也の仕事ぶり」》 上田晋也の日ごろの仕事ぶりを自ら皮肉った作品。面白かった。 まったく知らないバンドに対してメッセージを送るというテレビの取材。聞きかじりの情報で、収録に入る上田。 話はじめた上田の口から出たのは「実は、ライブ見に行ったことがあるんです!好きな曲は・・・」と まぁ口八丁(笑)。芝居も上手だし。さすがは晋にいちゃん。 《自動車教習所》 初めての路上教習に出る上田と教官・有田の会話。いるのよね、こういう意地悪な教官っていうような 強面でぶっきらぼうな有田教官。 有田「・・・・直進」 上田「え?」 有田「ちょーくーしーんっ」 上田「教官は結婚とかしているんですか?」 有田「どーくーしーん」 上田「次はどっちに行くんですか?」 有田「直進」 上田「教官、結婚は?」 有田「独身」 上田「次は...?」 有田「直進」 上田「教官は...?」 有田「独身」 ここで携帯が鳴り「・・・・・着信」 長いよぉ。もう少しはしょったって面白いと思うけどなぁ・・・。 それとどうも私は上田贔屓をよくするんで(笑)、上田語録が聞けないこういうコントはどこかさびしい。←勝手な意見。 《VTR「有田哲平の悪口」》 有田哲平がいかに、陰で相方の悪口を言っているかというVTR。 うーん、やはり上田さん贔屓の私としては(笑)、上田さんのVTRの方が面白いと思うなぁ。 《病院・父の遺言》 死期が迫っている入院中の父(有田)と、その息子(上田)の会話。 有田「お父さんは・・・・もう、長くはない・・・。」 上田「父さん!」 有田父さん、咳き込んでスケッチブックを渡すよう身振りで要求する。 スケッチブックを差し出す息子。何かを書きつけ、途中で息絶える父・・・。 上田「とぉぉぉさぁぁぁぁんっっ!!!」 涙をこらえてスケッチブックを読み上げる息子。 上田「ケンタ、これからの人生辛いことがあるだろうけど、頑張って生きていけ・・・。父さん・・・。俺、晋也だよ・・・」 シチュエーションは変えずにオチだけ変えて、およそ10パターン? 面白いけど長い(笑)。もっと、刈りこめたハズだっ。 《ボツネタコーナー》 ここが批判の集中のしどころ(笑)。長い長い長すぎるんじゃあー。 打ち合わせの段階で消えていったボツ企画を何点かここで再現しようというコーナー。 ホワイトボードに書かれた企画のなかには「リアルラッパー100連発」「喧嘩正也120分」なんていうのも ありましたねぇ。喧嘩正也はちょこっと再現してくれましたが、さすがにリアルラッパーはやるとなると 上田晋也ピンポイント攻撃になるというので、出来ませんでしたけど(笑)。 ツッコミまショーでは、ヘモグロビンがお手伝いで登場。スケッチブックにそれぞれ上田さんにつっこんで 欲しい言葉を書いて、その言葉を自分のボケで誘いだすという企画。 上田「当たったらなんか、こいつこうやれば、こうツッコんで来るって見透かされているみたいで嫌だし、 ハズレれば“エーッ!”って言われるし・・・・。いいことないじゃん。」 ま、でもさすがのツッコミでしたよ。←出た〜、上田びいき(笑)。 合同コント。有田さんがツッコミ、ヘモグロビン、チェコ、ニーチェとその息子たちがお手伝いでボケ担当。 合同コントというより集団ボケというか(笑)。 あげくに私が見た回では、ボケオチでかんだりなんかして、ダメじゃん!という感じがちょっと・・・。 「あぁ、プライムワンは海砂利水魚だけで行くしかないの?」などと辛口なことを心で質問してみたりしました。 実況漫才というのもやったんですけど、プロレス好きの海砂利水魚らしい発想ですね。 とにかく、ここのコーナーが長いの長くないのって、どっちなんだっていうくらい長かった。 有田「せっかくだから、もう少しやりましょうよ」 上田「あのぉ・・・いいけども、アンケートに間延びしたとか、長いとか書かないでくれる?」 と、言っていたりして乗りにのったのは有田さんの方? 《VTR「世界スーパースター歴伝」》 スーパースターの海砂利水魚・上田晋也を迎えてのトーク番組。もちろん、司会は有田哲平。 なのになぜか、カメラは有田さんしか映さなかったり、上田さんの部分部分しか映さない・・・(笑)。 《受付》 上田がプライベートで、某アーティストのライブを招待で見に行くという設定からスタート。 入り口では有田が受け付けとして立っている。招待券を忘れてきてしまった上田。 顔パスでいけるだろうと、いろいろと試みるのだが有田は上田のことを知らないという。 有田の信頼を得ようと、自分が海砂利水魚の上田であるということをアピールするのだが なかなか理解してもらえない。 お笑い芸人ならばキャッチフレーズがあるだろうと言い出す有田。ないと言い張る上田に浴びせた有田の言葉は・・・。 有田「海砂利水魚がX-GUNやT.I.Mみたいにキャッチフレーズを持たないのはそんなことしても ネタが面白ければ売れるんだからそんなことは絶対にする必要がないという考えをお持ちだからですよね」 上田は慌ててフォローのつもりで即席で魚のまねで海砂利水魚のフレーズを作り上げるのだが 有田「安易ですね、考えが・・・・」 他にも芸を見せてくれと、有田がお願いするのだが、こんな人前ではではと断る上田。 有田「そんな舞台の前じゃなければ出来る訳ないですよね。客を前にしないとネタなんてできないですものね」 高飛車にとられていることに慌てて、芸を見せようとする上田。 散々証明するための行動をとらされて、最後には・・・。 受け付けに扮する人のセリフ1つ1つが、結構リアルな海砂利水魚批判(?)で、それを本人たちが やるという行動には感心。 《VTR「海砂利水魚のコダワリ」》 有田「やっぱりこだわりはありますね。俺も上田もファッションのセンスは違うんですけどね」 上田「ぼくね、美容院じゃないとダメなんですよね。ヘアスタイルで特に気遣ってんのはもみあげ・・・」 有田「やっぱネタは1つを掘って掘って掘り下げて・・・」 上田「僕はやっぱり、ツッコミが好きだしツッコミにこだわりたいし。ま、ボケの方は有田に任して・・・きらめいて行きたいというか」 有田「一番最後のオチを最高に笑わして、そしてふっと消えていきたいんですよね。さりげなく。」 上田「そりゃあもう初舞台から変わらないですね、有田も俺も。今のままですよ」 なんかジュノンあたりのインタビューになりそうなかっこいいセリフを並べる2人。 次の瞬間に画面に映し出されたのは、昔の海砂利水魚。それこそ上田さんがボケを担当していたころのネタ(笑)。 ファッション、ヘアスタイル、オチ・・・ひゃあ〜(笑) 有田さんのツッコミは「メモんなっ」くらいよ・・・(笑)。 《相方・マネキン》 知っている人は知っている懐かしいマネキンが上田さんの相方として登場。プロデュースするのは有田哲平。 ちょいと機能が充実して、セリフが増えたっ! 「わっかりましぇーんっ」「うはははは」「よろしくお願いします。」「はい」「はい、どうもこんにちは」「12月」 「やってらんねぇ」「ママレモン」「あのー」「天井高けぇなー」「メモんなっ」「あ、ちょっと待て」「汗かけ」「上田和代」 「チョビヒゲ」などの多数の言葉を操り、そのほかにもエンジン音・歓声・ヘリ音も出せる。 胸にツッコミ入れるとパリーンッ!何かが割れるし(笑)。後頭部にツッコミ入れると爆発するし(笑)。 機械相手とは思えないハイテンションのツッコミを繰り広げる上田晋也。すごい。 《エンディング》 上田「家につくまでがライブでございます・・・」 《メモんなって》 最後、2人がひけた後にわざわざ「メモんなって」のサンプリング付き(笑)。 はーっ、長かった。面白かったけど、もっとまとまってればよかったのにね。 上田さんの頭の良さには感服。ただひたすら。 [フォローのコーナー] 普通う単独ライブはここまで細かく書かないのですが、まー、もしかすると二度と見られるものじゃ ないかもしれないので(笑)細かく書いてみました。 |