GOOGYA LIVE 1999年2月7日 徳間ホール

お笑い雑誌「GOOGYA」が無事1周年を迎えて、それを記念してのライブだそうで。
まずはおめでとうございます“AJAPA編集部より”。

しかし、まぁ、日頃現場に出ているライターが仕切っているワケではないのでしょう、という前置きを
置かせてもらうといたしましても。今のお笑いライブの現状を知り得ている人たちの、企画したライブじゃないな
というのが、感想です。まず、開場。整理番号制度だというのに、時間前に開場しちゃいました。
もちろん、ギリギリに会場に到着するよう来ていた方もいたようでそういう人たちがちょいと可哀想でした。
それから、ハガキ1枚の当選に対して1人の入場で、それはそれで正当かな?とも思ったんですが
座席取りが当然のように行われてましたね。友達と座りたいという気持ちは、やはりわかりますけども。
だったらば整理番号の意味ないじゃん!(by エルトンGoタカーズ)
それに、会場の盛りあがりが少なかったのも、1人で来ている客が多かったせいもあるでしょう。
ま、その抽選制度のおかげで私も見るチャンスが出来たので、そう強くも言えない・・・のですが。

まずは司会のノンキーズアンラッキー後藤が登場。歓声が少ないと言って、出なおしてくるという
プリンプリンの営業風なはじまり(笑)で始まりました。あと2週間で30歳になるという山崎さん、
オヤジぶりを発揮しまくってました。「ヤングオーオー」のまねごとまでしてくれるサービスぶりです。
客席はよくわかってませんでしたが(笑)。
ここで出演者の紹介。
渡部さんをお姫様だっこして登場のアンジャッシュ。相変わらず普通にしていると地味目な号泣
久しぶりにみたジェット☆キッズ。あ、この方たちも出るのねバカリズム。広島といえばのワンダラーズ
プラスドライバー
この中から最初の企画の「ヴィジュアルグランプリ」の出演者4名を選抜。
この企画で優勝したら、グラビアを飾れるという。
ジエットの竹内くん、バカリの松下くん、プラドラから角田くん、ワンダラーズの土井さんが選ばれ、
それぞれに客席からメイク指導の女の子を選んで、舞台裏でメイク開始。
このコーナーに上がってきた客が、わりと年齢的におちついていたので、ちゃんと年齢に幅を設けて、
客を入れたんだなぁと(年齢制限をつけるライブも珍しくはない御時世ですから)感心。

若手芸人大喜利バトルコーナー。
このコーナーの優勝者には1ページが与えられ、好きなことが出来るそうです。
テツ&トモ、天然超ズ脳、はなわ、ホームチームでパンスト相撲、知識クイズバトル、トイレットペーパー
早巻きバトルを。正月のバラエティー番組みたいです。知識クイズでは、歴代総理の名前を言って
最後まで残った人が勝ち!というものでしたが、「鈴木」と答えたのに対し、「鈴木はいないよ」と
言いきった司会のアンジャッシュ・渡部さんが気になりました。いるよねぇ。
はなわさんと、ホームチームは好きなのでいいんですけど、でも企画としては・・・・。
パンストの結び目はとれちゃうわ、正解と不正解のラインが引けないわ、ボケも中途半端だわ・・・。
正直に言いましょう。失敗でしょ?(笑)。優勝は・・・・2月23日発売の本をみましょう。いや、次々号かな。

ファン参加ぴったしカンカン。芸人を2つのチームにわけて、客席から1人ずつ、両チームにいれます。
それで、クイズに答えていくというものです。会場に見せる正解看板持ちに福田哲平くん登場。
企画のオリジナル性を責めたりはしませんが、本当に正直に言いましょう。失敗でしょ?(笑)
号泣の名前を誰も覚えていなくて「ごっきゅ〜」と呼ばれていたのが、唯一笑えました。

ヴィジュアルグランプリの結果発表。ジエットの竹内くんは女子高校生風に可愛らしく変身。
バカリの松下くんは服が乱れ、あちこちにアザが・・・手にはくしゃくしゃの2万円を握り締め、何を聞いても泣いている(笑)。
プラドラ・角田くんは、死を宣告された黒人シンガーのイメージで、ワンダラーズの土井さんは和風に。
優勝は・・・・こちらも雑誌を見てください。いいのかっ?という感じです(笑)。

ここで目玉のゲスト・マラスミセル登場。経理部課長・シモーネ(安田さん)、社長秘書・マーガレット(対馬くん)、
人事部部長・コヨーティことカイヤ川崎(ノッチ)、受け付け・ルービックキューブ(土田さん)で「ILLUMINATI」を。
(ね、関係ないんだけど・・・この曲名探すのにMALICE MIZERのページへ行ったんだけど・・・こわいよぉ〜)
「僕たち、マラをミセルという名の通り、どんどん見せて行きたいと思います」といった下ネタで、
ここからは、腰の動きに合わせてアクセントで「ズキューン」「バキューン!」といった効果音が連続して入りました(笑)。
そして、この曲を2回歌ったところで、今度は「僕たちが、昔・・・新宿Fu−で活躍していたころ、え〜・・・、
バカ爆走に出ていたころの曲・・・・聞いてください・・・」と、始まったのが
“なんでやね〜ん♪なんでやね〜ん♪なんでやなんでやね〜ん♪” おいおいおいっ(笑)。
ここで、テツ&トモも混ざり、みんなで大合唱。歌う客席に土田さんが言ったセリフ「おまえら、みんなバカッ!」
客席に降りてきてくれるサービスぶりでした。アンコールもあって、安田さんボーカルで「スターダストタウン」
もちろん、「星降る街角」です(笑)。そして、最後にはこのメンバーお約束のDA PUMP。
「ごきげんだぜっ!」で、そのステキなメイクの見納めとなったのでした。

最後に全員揃ってのエンディング。客席プレゼントもあり・・・・と、いうことで。企画満載のライブというよりは
ファン感謝イベントのような集いでしたね。面白い・・・んだか、どうなんだか。
今のお笑いの先頭切っていかなきゃいけない雑誌の企画にしては、あまりにお粗末。
ただ、普段デスクに向かっている“編集者”が企画したものだとすれば、これくらいで仕方ないのかも、
企画もいいけど、本当にファンが見たいものって、なんだと思います?次回に大いに期待したいところです。
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