東京ギャグライターズバンドライブ 1999年3月7日 芝abc会館ホール

「笑わせろ」が終わって、早何ヶ月が経とうとしているのだろう。インターネットで番組復活運動まで
起こった、本当にファンが望んで、そして惜しまれて終了した番組。その番組がライブという形で
帰ってきた!嬉しい。嬉しいではないか〜!
そりゃあスタッフの名前がスクリーンに出たときに木村廣志さん(演出家・村木のモデルです)に拍手も起こるわっ!

ま、ただね。残念なことに肝心の海砂利水魚、有田哲平氏が「水疱瘡」という考えも及ばない(及ばんて、ほんま(笑))
病気に倒れ欠席となったのは、非常に残念だったけれども・・・・。

そんなわけで昼の部は元々名古屋での営業のため出演不能と言われていた×−GUNと有田氏が欠席の
5人のメンバーでのライブとあいなりました。それはおいておいて。

さて。昼の部のレポートから参りましょう。
「あの8人の男が帰ってきた」ってまず出てオープニングVTR。
8人のうち、3人おらんやんけっ!と心の中で突っ込み入れながら見てました(笑)。
オープニングは5人そろってご挨拶。なんだかまるでトークライブかよぉっ!(by 銀閣寺)
有田さん欠席の分の役柄はみんなで分担したらしいんですけど、どうも上田さんに負担が大きく行ったようでした。
ここで中継がつながっているというフリで×-GUNのVTRが流れる・・・。
中継、なんですって。でもね、運の悪いことにこの日は雨。
最近晴れてたからねぇ・・・・×-GUNのいるハズの東京駅は晴れ。あーっ、バレちゃったよぉ。あげくに有田さんの
お名前まで呼びかけちゃうから・・・不運、不運。

ここでオープニングVTR。タイタニックをイメージした映像(?)に乗せて、出演者の紹介。
欠席は伝えられているハズの有田さんの紹介のときにも会場は温かい拍手・・・。いいねぇ、人情だねぇ。
出演者の名前とともに、幼少の頃の写真が映し出され会場は「かわいい〜!」コール。

ウルトラマン兄弟。地球で暴れているヴァンダー星人(上田さん)を倒すために登場した
ウルトラの父を味方に付けたウルトラマン(兄・土田さん)と、母に出動を命じられたセブン(弟・深沢さん)。
本来1人の出動のハズが、夫婦喧嘩の腹いせに巻きこまれて鉢あったようす。
どっちが怪獣を倒すかでアイスラッカーとスペシウム光線で兄弟喧嘩が始まり、怪獣にケンカの仲裁に入られる始末。
なんとか、怪獣のアドバイスにより、2人いっぺんに相手してもらうことになった兄弟だったが、いざ戦うとなったら
「ピコンピコンピコン・・・」そうです、3分たってしまいましたとさ。仕方ないので次の戦いを約束して(飲みに行く約束も)
終わり。

高千穂商科大学の対馬君の就職面接試験。この対馬くん、緊張すると鼻がなってしまうというクセのために、
苦労する。「ずっきーに」といって緊張を解こうとするが・・・・。対馬くん、舞台上で1人ガンバル。
これによく似たネタ、ホンジャマカの石塚さんがやっているの、みたことあるんだけどぉ・・・。

再び、ウルトラマン兄弟。またしても兄弟喧嘩。

あずまっちのお誕生日会。約束の時間を1時間すぎても1人も現れない会場・・・「俺はやっぱり1人ぼっちの
キャブラーだ・・・」と沈んでいるあずまっち。30人も招待したのに・・・。そこに現れたのは上田さん。
せっかく作ったというプログラム通りにお誕生日会をすすめようとするが・・・ハッピーバースディの大合唱とか
王様ゲームとか2人では、キッツいプログラムが続く・・・。

エキストラ。エキストラ13年の深沢さんと、エキストラ歴8年目の上田さんが控え室で出番を待っている。
そこに新人の対馬くんが登場。のどから手が出るほど役がほしい深沢と上田だが、対馬はエキストラで
イメージをつけたくないとエキストラの仕事に乗る気ではない。上田も深沢も、見栄を張り自分たちも主役を
はりたいからエキストラの仕事は本当はイヤだと嘘をつく。
次から次へと仕事の依頼が入ってくるのだが、「やりたい」とは言い出せない上田と深沢。

ここで、また×−GUNのVTR。会場についたという設定で、やっとここでネタばらし。
しかし、土田さんが言っていたように「気がつかない客の方が痛い(笑)」その通りです。

VTR「生きてこそ」(っていうタイトルだったかなぁ・・・)
撮影者は有田さん。昼の部の欠席を客席に伝えるための嵯峨根さんのメッセージを撮影しているのだが、
ありがちな録画ミス(録画の時と停止の時を逆にしちゃうってヤツね)で、全然録画されていない・・・というもの。
これは昼の部と共通したVTRでした。

出張で新幹線に乗っている土田さんと東さん。そこに車内販売で現れたのは銀閣寺・・・。
土田「今日のお薦めはなんですか?」
銀閣寺「幕の内弁当です」
土田「じゃあ、うなぎ弁当ください」
銀閣寺「じゃあ、なんでお薦め聞いたんだよ、このやろーっ♪」
とま、始まりましてですね(笑)。金閣寺も同じく登場・・・そして土田さん「あんたらなんなんですかっっ!」
「えっ?えっ?私たち?私たち、そう・・・・ツッコミシスターズ♪ひゅーっ」
初の笑わせろキャラ登場に会場は沸き立つ!でももっと詳しくは夜の部のところ見てね(笑)。←手抜き。

対馬君、再び1人で登場。格好はもりみ。酔っ払って友達の家からテレビのリモコンを持って帰ってきちゃったという
設定。電話しながら、友達の家のテレビを動かしてみようとするが・・・・。
なぜにこの企画が通ったのか(なぜに対馬君なのか)わかんねぇ。

上田さんが仕事がうまく行かず路頭で田舎に帰ることを迷っていると、そこに母(西尾)からのメッセージが・・・。
失敗するたびに、母からのメッセージが・・・。そのうち、下ネタまでに発展・・・(笑)

ここで悲しいとき偽者バージョンが登場!あずまっちと土田さんです。
「悲しいとき〜!当日になって水疱瘡でライブに出れないといわれたとき〜!」
「悲しいとき〜外人さんが言ったら・・・Can I say take it!」
「がぶ飲みしたいとき〜!笑わせろメンバーでCM決まったのいつもここからだけだったとき〜!」
「縄文土器〜!古い土器〜!」
「ウシミツ時〜!2時から4時〜!」
「スタードッキリ〜!スターがどっきり〜!」「その通り〜」
土田さんのリピートが微妙に訛ってていいですね。はい。

盛美とぼんさん(懐かしいキャラ)がクラブへ。ケガをした盛美のために医者を呼ぼうと「ブラックジャック」を呼ぶが
こに現れたのは・・・喧嘩正也。もう一度ちゃんと呼びかけて見ると「みんなであいうえお」の東兄さん。
盛美が今度は怒って帰ってしまい、ぼんさん(深沢)さんが舞台で1人残されるとそこに流れてくる音楽は「長い間」
久々のてるなの拉致。

ここでエンディング。全員そろっての挨拶。昼の部のレポート、やる気なしおでごめんなさい。
さて、続けて夜の部。

夜の部を一言で言うならば。信仰?(笑)。盛りあがり方がすごかった。出演者に対して・・・というよりは
それぞれの神様、じゃなくてキャラクターに対する歓声が一斉に起こる場内。ものすごい熱気。
「笑わせろ」を見たことがない人が入ってきたら、絶対にやばい宗教と思われていたと思う(大げさ?(笑))
冒頭、登場した闇の仕掛け人「タバタ&バビー」。あの音楽を聞いただけで身体が反応するから不思議だ。
「かとちゃんペ」を思わず一緒にやりたくなる。依頼人は対馬くんで依頼額は200円。
200円とはいえ、立派なギャグを(ごめん、忘れた)対馬くんに渡した(即刻射殺されてたけど(笑))あと、
そこに登場したのはプレジデント。
有田さんのかわりに西尾さんが執事を務めてはいたが、もう・・・懐かしいったらない。
会場はみーんな、祈りの言葉のように
「エメリッヒ!エメリッヒ!」と共に叫ぶ。
ある意味怖いが(笑)、中にいると楽しい。
最後はもちろん、タバタもバビーも閣下をお守りしている土田さんに消されてしまいましたとさ(笑)。

ここでオープニングVTR。昼とおなじものです。

次に登場したのは、みゆきママ。名古屋の営業帰りの西尾さん演ずるみゆきママは、いつもにまして辛口(笑)。
客の深沢さんに、「仕事がんばりなさいよぉ・・・・・・っていわれに来たんだろっ!慰めて欲しいから、
おいっ!バカじゃねぇの!!」出た〜!
ボーイの上田さんにまで
「おまえ、いつシッポ切った?!」「おまえ、どこの子だ?」「おまえこれから大木凡人にするぞっ!」
と辛口のセリフを浴びせ掛けるみゆきママ。
あげく「人の前に来んなっていってんだろっ!
おめぇをいっぺん私の体の中にいれてみようかっ!」と
上田さんに脅しをかける始末。呆れて帰る深沢さんの替わりに登場したのは、対馬くん。
こちらはツバを掛けられ続け・・・(笑)。みゆきママ健在。

続いては「じいさん」登場。有田さんの代りは嵯峨根さん。
東「でもねぇ、あたしねぇ、気になることがあるんですよ。次、誰が都知事やるのか気になるんだよねぇ、土田さん」
土田「私もね、気になることがあるんですよ。ジャニーズJrが4人解雇されましたが、正確には3人解雇され1人は
すでにやめていたという新事実です。」
東「あんたっ、言ってることがわかいよぉ。もっと自分の年考えなさいっ!」
土田「チェキッ娘に入りたい。」
東「わかんないっっっっ!!チェキ娘に入ったってあんた頭1つリードだよっっ!」(土田さん少しウケる)
今度は嵯峨根さんに、都知事選挙の意見を聞くと・・・
嵯峨根「やまびこに会いたい」
東「わかんないっっっっ!会えないよっ!行って帰ってくるもんだからっ!」
このコントを見てて、東っちの間の取りかたとか、「あー、さすがは欽ちゃんファミリー」と思いました。うまい。

VTR「生きてこそ」(っていうタイトルだったかなぁ・・・)
これは昼の部と共通したVTRでした。

ここで悲しいとき偽者バージョンが登場!昼の部と同じです。

はい、そして「みんなであいうえお」です。
あいうえあいうえあいうえオトコ♪あいうえあいうえあいうえオンナ♪・・・大合唱。
貴博兄さんとひでみお姉さんの「こんにちは〜」に「こんにちはー!」と返す客席。田舎育ちのため体験できなかった
ドリフとか、おかあさんと一緒とかの収録に参加したような気分・・・って、おまえいくつだよ(笑)。
ひでみ姉さん「最近、私が気に入っている曲は、まん・・・あ、違った「だんご3兄弟」です!」といきなりの下下下(笑)。
今日のお題は「お」。台所で晩御飯の仕度をするひでみさん。おじいちゃんがたびたび邪魔しにくる。
背後から突然、嫁の胸を揉む東おじいちゃん。「おっぱい揉むと感じちゃうっ♪・・・・ってバカ!」典型的なノリツッコミ(笑)。
流しあったきゅうりを発見しおじいちゃん「このきゅうりは何に使うんですか?」慌てる嫁・ひでみ。
嫁「サ・・・・サラダとか・・・ほら。」
爺「あ、じゃ冷蔵庫に入れておいたほうが・・・」
嫁「いいのっ・・・・あ、ほら・・・たまった水に入れておいたほうがしゃきっとするから・・・」
爺「はーっ・・・・。溜まった水というのはここですかっ!」手はひでみさんの股間(笑)。
嫁「あ〜〜〜っ♪」はいはいはい。出ました。桃色ワールド。
「“あ〜〜〜っ”のあ!!」

出張で新幹線に乗っている土田さんと嵯峨根さん。そこに車内販売で現れたのは銀閣寺・・・。
土田「今日のお薦めはなんですか?」
銀閣寺「幕の内弁当です」
土田「じゃあ、うなぎ弁当ください」
銀閣寺「じゃあ、なんで私のお薦め聞いたんだよ、このやろーっ♪」
とま、始まりましてですね(笑)。金閣寺も同じく登場・・・そして土田さん「あんたらなんなんですかっっ!」
「えっ?えっ?私たち?私たち、そう・・・・ツッコミシスターズ♪ひゅーっ」
次々に会場の芝abc会館ホールにツッコミをいれていくんだけど、だんだんツッコミじゃなくなって顔芸に走りだした
上田さんを見て、土田さんが笑いを必死でこらえる場面もあったり・・・(笑)。
あ、銀閣寺、金閣寺って説明なしに書いてたよぉ(笑)。銀閣寺は上田さん、金閣寺は深沢さんね。知ってるか。

ふたたび「みんなであいうえお」の登場。
貴博兄さん「好きな雑誌はエロトピア♪貴博お兄さんです〜」
ひでみ「ブンガチャッカブンガチヤッカブンガチャッカウッ!ひでみお姉さんです」
さて今日のお題は「ほ」。
保健室に「頭が痛いから」と飛びこんでくる東くん。熱もないのに、と教室に戻そうとするひでみ先生だが
熱をはかってみてよ、と勝手に保健室の体温計を探し出す東くん。焦るひでみ先生。
すると・・・引き出しからは、ウィーンッッッッッ・・・(笑)。
見なかったことにして内緒にして欲しいというひでみ先生。
東くん「わかった・・・でもさっ!今度からは、本物の体温計使いなよっ!」と言い、ひでみ先生の手を自分の股間に・・・。
ひでみ「38度5分!!」
2人「ぽっぽっー!・・・・そう!
今度からは本物の体温計使いなよ、38度5分ポッポー!の“ほ”!」

オーディション。対馬プロデューサーと女優・正子ちゃん(嵯峨根さん)が並んで座っている。
オーディションを受けに来たのは・・・・田所(笑)。60歳になる記念に少年役をやりたいといって受けに来たらしいが
正子ちゃんは「帰ってもらって!!」とお怒り。「もっとかっこいい人呼んでよっ!」という正子ちゃんの要望にこたえて
対馬プロデューサーが呼んだのは、そう、あずまっち(笑)。白いタキシードに赤いバラ!よっ、日本一!
しかし、正子ちゃんは「ああいうヤツ、大嫌いなの。気持ち悪いぃぃぃ。」
対馬プロデューサー「すいません・・・これ、お名前はあずま、とお読みしてよろしいのでしょうか」
あずま「・・・・A(エイ)ずまです。」
さっそく、お芝居をしてみようということになり、正子ちゃんが相手役にたつ。
正子ちゃん「実は今日、話があるの。別れたいの。他に好きな人ができたの」
えぃずま「絶対に別れるというのか・・・俺もそんなに女々しい男じゃないさ。最後に1つだけ・・・願いを聞いてくれるかな・・・
踊ろう・・・」♪♪♪Smile Smile Smile・・・・どんな笑顔見せても〜♪心の中がよまれそう〜〜〜♪
舞台の2人の激しい踊りもそうだけど、客席はもう最高潮に盛りあがっている!!すんごいぃぃぃ。
しかし、正子ちゃんのお気には召さず「帰ってよ!」
えぃずま「わかりました・・・でも、最後に・・・・踊ろう!」♪♪♪Woo Hold on me・・・も一度好きって聞かせてほしい・・・♪
もう、盛りあがらないわけはない。2人の口づけも(たぶんマジチュー入ってたと思うのよね)熱い、熱い。
3人目はブタさん(笑)。kinkiの光一君のマネやら、タラちゃんが走る時の音のマネをするブタさん。
ブタということで、即刻却下。暴れ出すブタ。そう・・・プロデューサーと女優を殴りまくって、おーっ!おーっ!おーっ!
4人目は深沢さん。オーディションの芝居中に登場したのは演出家・村木(代役は上田さん)・・・。
2人の芝居を演出し、当然のごとくチャンバラも入れて「こんにち輪島」も入り・・・まぁ、見事な演出(笑)。
上田さんなので、当然、喧嘩正也の動きも演出に組み込まれていました。そして、「お医者さん〜お医者さん〜」の
呼び声に出てきたのは、ブラックジャック。すんごーい。最後はみんなが「もうやってらんなーい」と舞台からはけ、
残ったのは深沢さん1人・・・そこに音楽が流れ始める・・・そうです「長い間」です。そこに現れるのはもちろんてるな・・・。
いつものように拉致され、このコントが終わりです。すごいっ、オールキャラ登場!

エンディング・・・全員が揃い挨拶。土田さんは着替えながらの登場で、みんなに「おまえなんだよ、その腹〜」と
つっこまれてました(笑)。有田さんの水疱瘡の話が出た瞬間、みんな一斉に実家に電話して母親に「俺、
水疱瘡やった?」と聞いてたそうです。他、岡崎プリンセスという×-GUNの営業の話・・・など。(この岡崎の司会は
今年は×-GUN、その前年、前々年がTake2と海砂利水魚だったそうです。なので来年は・・・U-turn?(笑))
他にも笑わせろの思い出話、ボツったキャラの話題(ウエボンとか(笑))で盛りあがっているとそこに本物の演出家・
木村さんが登場。セクハラをかまし、チャンバラを命じ、そして舞台は終焉を迎えました・・・。

と思いきや。盛りあがったお客さんはアンコールを呼びかけ、もう一度幕は開き・・・・
「もう一度好きって聞かせてほしい〜♪・・・・」出演者全員で踊りまくり。
最後の最後は客席の絶叫に近い歓声で締めくくられました。
マニアな中でもかなりのマニアックなライブだったけど、それだけに楽しかったなぁ・・・。
昼と夜の部のオモシロさのレベルがこんなに違うライブも珍しいけどね(笑)。

あー、有田さんが欠けたのが本当に残念だったぁ。でも、それだけ8人というのがこのプロジェクトに必要だったか
ということですね。次回は8人そろってね。
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