渡辺プロライブ 1999年3月22日 赤坂シアターV

渡辺プロとしては初の赤坂シアターVでのライブとなりました。先月がスペシャルでベストライブ的な
ライブだったので通常通りなのはとても久しぶり・・・。

今回は開場前の仕切りも積極的で、会場の設備もよく、あげく当日券の立見の方々も無事通路で見ることが
出来たようで、開催においてはなーんの問題もなく実にすがすがしい気分でございました。
今回ちょっとまずオープニングで変化があったのは、あれです。曲ですね、静かな音楽になってました。
今までのオープニング曲には煽られるような面もあったんですけど、なんていうか・・・これからラブコメディの
映画でも始まる?といった感じの音楽になっておりました。

一通りの出演者の名前が紹介されたのち、司会のT・I・Mが登場。ゴルゴさんはフレンドパークで奇跡を
呼んだというジャージ姿で登場。なんと、このジャージ、後にお客さん1名様にプレゼントを約束してくれました。
ゴルゴさんが、この日天気がよかったので布団を干したけど強風のため布団が飛ばされて、下の造園業の
松の木にひっかかってしまったという話が、まぁ・・・、同じ1人暮らしの人間としてすごく気持ちわかって面白かったです。

ちなみに、今回は各ネタの前の名前紹介は各コンビの写真スライド入りです。

まずは18KIN。鈴木その子の入院、放電する赤ちゃん、成長の早い赤ちゃん、コピー芸人といった話題のなかで
臓器移植の生中継の手術についての話題で、手術メンバーの紹介が入る・・・というネタが一番面白かったです。
本当に18KINは、力つけてますねぇ。間がとても聞きやすいし、面白いです。
中国四千年の歴史は本当にいつ、中国五千年になるのでしょうねぇ(笑)。
いつもここから。ネタにタイトルをつけるならば「ツッコミ」といったところでしょうか。かたっぽがコテコテのボケをかますと
相手が「(超高音域の声で)なんでやねーんっ!」とつっこみ返すというネタなんですけどもね。
練習のしすぎで山田くんの方は声が出なかったようですねぇ。でも、考えてみたら今泉くんの声なんだよねぇ(笑)。
彼らの面白いのは着眼点もそうなんだけど、それを表現する方法が独特なのね。日ごろ何考えているんだろうなぁ。
スパローズ。無人島にたどり着いた2人・・・1人が気が動転しておかしなことを口走り始める・・・というネタ。
まだ新人さんのわりには面白い・・・と思いますが。やはり、毎度思うのはこの人たちだけ舞台がすごくスキスキに見えちゃう
んですよね。舞台ががらーんと広いというか。別に真中で片寄せあってネタやっているわけでもないんだけど、なんで
でしょうねぇ。動きが少ないのかなぁ。
パラシュート部隊。2回目なんだけど、すっかりキャラクターにハマってきてます(笑)。
歌舞伎町の交通整理にあたる2人。土地柄だけに、優先しないといけない人々がいる・・・というネタなんですが
その優先がやくざ→青島都知事→小渕総理→クリントン大統領→泉ピン子→田原俊彦→小泉今日子という
順番なんですね(笑)。まぁ、でももう説明はいらんっ。このボケくんの方(斉藤さん?)のキャラ、卑怯やわーっ(笑)。

ここで前4組が揃って、ちょっとトーク。
いつここの2人と今泉くんで「なんでやねんっ」の高音域を競ったり(笑)。
ここでも、パラシュートの彼はいじられまくってました。いいキャラです。

金沢トモキ。“もててぇ”をテーマに繰り広げるネタ。モテるためにDJだとか、サーフィンだとかにチャレンジしようとするん
だけど、どれも似合わない・・・諦めるたびに“もててぇ!”彼が言うと実にリアルな感じがあって、すごくツボ的におかしい。
ネタにまだ当たり外れがあるけど、今回のは○。オチもよかったし面白かったよぉぉお。
シャカ。厳格先生。たぶん私の記憶に間違いなければ97年の11月に初めてシャカのネタを見たときにやっていたネタ
だと・・・思うんだけど。相変わらず、大熊くんのテンポといい、セリフ回しといいまぁ・・・すばらしいね。
「君が代」の“いわお”で笑う生徒たちのため、1200人の君が代ハミングに変更したり、「ハピネス」の大合唱とか・・・
まぁ、素敵なハイスクールライフでございまする。ハピネスハピネスハピネス・・・!!
大隈いちろう。今回はなんと。あの名作(?)犬買ってよ〜の進化版です。就職試験の面接会場に来た彼は
またしても「就職させてよぉぉお」とダダをこねます。理由は就職しないとお母さんが犬を買ってくれないから。

ここでまた3組でトーク。金沢くんとシャカは同じ日にナベプロに入ったんですって。
大隈くんは、首筋にキスマークが・・・。前日の仙台での営業でレッド吉田さんにつけられたものらしいです。

太田プロからのゲスト・ブラックパイナーSOS。ワンナイトラブという番組ネタ。久しぶりに見て、
テレビの人気にすれることなく・・・ネタの完成度もかわることなく、可も無く不可も無く。そう、よくも悪くも変わってない(笑)。

やるせなす。ローソンのバイトに来た武田(石井ちゃん)と前からいたバイトの中村くん。武田さんの物忘れブリが
ものすごくて腕にかかないと即刻忘れてしまう・・・というネタ。心当たりがあり(笑)。私も記憶力悪いからなぁ・・・。
やるせなすのこだわりなのか、よく舞台転換のワザをつかいますね。今回もバイト先とバイト帰ってきた自宅との
2箇所を演じてたもんねぇ。(今回その転換中にマイク外れちゃったね)このネタは、石井ちゃんの素がモデルだったり
するのかなぁ?(笑)聞いてみたい。
アクシャン。家系の影響で一度首が曲がると二度と治らず死に至る・・・という病気を持つ杉崎とその友達・安井。
なにげなく始めたあっちむいてほいが命取りに・・・。今回は安井さんのセリフが多い・・ということで、安井さんのキャラが
前面に出ててとても面白かったです。首が曲がったあと、ずーっと右向いたままなんだけど、きっちりと動かない首が
うまいなぁと思って。いいねぇ。
ピービングトム。今回は貞さん足のボルト抜き入院中のため(病院を外出しての出演)初の漫才に兆戦。
貞さんは近頃、入院生活でテレビ漬けの日々らしく、多くはその手の話題でした。看護婦さんに「ワッチュッガッ!」
(詳しくはピートムトークライブを参照のこと)状態になったりとか、まぁ・・・そんな話題です。

最後の企画コーナーでは、楽器を使ってパフォーマンスして何の言葉を伝えようとしているか当てるゲームをしまして。
ピートムチーム(ピートム、シャカ、いつここ)は大熊くんがミニチュアトロンボーン?という楽器で、T・I・Mチーム(T・I・M、
やるせ、18)の方は今泉くんがお得意の三味線を披露しつつ・・・というま、楽しいゲームでございました。

最後はみなさん揃いに揃ってのご挨拶、告知。久しぶりの太田プロからのゲストもあって実に和やかなライブで
ございました。帰りは出口までずらーっと若手芸人が並び「ありがとうございましたっ!」と見送ってくれました。
あーっ、なんだかナベプロじゃないみたいにしっかりしてきましたね。いい感じです。
今後も頑張ってくらさーいっ。

あ、1つナベプロさんにお願いしたいことがありますな。それは会場でビデオ販売しているんですが会場で買うと
ポスターつくんですよ。それ、発売前に言ってくれるとうれしいんだけどなぁ・・・。
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