サンミュージックGETライブ 1999年4月16日 ビプランシアター | |
|
今回のGETライブは、渡辺プロの若手が登場というので、発売日にキチッとチケットを買ったため 整理番号がとてもよかった。渡辺プロの若手を間近で見るチャンスは実はあるようで、そうはない。 この機会に、いい席でたんまりと彼らの芸を見せてもらおう!と今回はあえて、真中の一番前という 苦手な人や恥ずかしがりやさんには居たたまれない席を確保した。 案の定、ライブ前説の男の子4人が(スリーアウトチェンジとスウィング・・・どちらも名前が縁起よく なさそうな気がしますが・・・(笑))登場すると、あまりの近さにすぐに目が合ってしまい、緊張してしまう。 いやー、この緊張感を楽しむくらいでないとあきませんがな。 と、いうことで始まりました。司会はいつものCOLORS。COLORSといえば、この方たちの初期の頃の 単独ライブの女役を担当していた可愛らしい顔つきの女の子が、今回いらしているのを発見しました。 実にかわいいらしい顔なもので、しっかりと覚えていました。そんな彼女が、入場のときにまるで、おばさんの 勢いで番号を勝手に繰り上げて会場内に入っていった姿を見たときに時の流れを感じました(笑)。 でも、可愛いんです。美女は得です。 事務所対決5on5のコーナー〜!サンミュージックチームと渡辺プロチームの選手たちの紹介がありまして。 なんかねぇ・・・・18KIN今泉くんと、シャカ大熊くんが私の目にとまります。はい。 出場順を決めるまでは新人の1分ネタコーナー。1分というのは短いけど、その短い間に何ができるか、 そりゃあ新人さん、大変ですわ。でも、つまんないものを見せられても辛いし。1分はちょうどいい。頑張れ、新人。 春の小川。デートの待ち合わせをしているカップル。先に来た男が待っているけど、女が遅れてくるといきなり漫才 をはじめる・・・というネタ。この漫才がね、つまんないから、つらっ!(笑) 緊張はわかるけど、それがまたふてぶてしくも見えてしまう悲しいサガ。 ナイスミドル。ドラえもんの日記。1分のネタとして、わかりやすいドラえもんはいいかもしれない。絶賛はしないけど。 星野お姉さん。イタい系の芸ですね(笑)。声優さんのような声をして、コスプレ系で・・・・八重歯のある笑顔で。 まーっ、さわやか。1分なら、ま、ヨシとしよう。でも彼女の1本ネタはあまり見たくない・・・(笑)。 ここからは2分コーナー。 ダブルバーガー。料理の先生とアシスタントの料理番組なんだけど・・・・。なんかね、面白い(笑)。 料理の先生の方が、すごい体をなさってて・・・・(笑)。キャラ勝ち。まけた。笑ってしまった(笑)。 トルション。前見たときは中学生だったけど、いつのまにか卒業してたぁ。時の流れとは早いもの。 新入生とサークル勧誘のネタ。入り方はうまいですねぇ。でも、北陽さんとことちょいとかぶるかも。 さて。出演順が決まりました。出演順の発表で今泉さんがフライングするし、やたらと気のせいか みなさんシャカの大熊くんにからみたがって・・・(笑)。そんな大熊くんは絡んでは客席の静けさに 「なんて間の悪い男」 「ほんま、損するわ」と辛口のオチをつけて(笑)。 ラストが金沢トモキということが判明した瞬間、私はとなりの友人と「一体、なんのネタをぶつけるつもり??」と 心配してしまいました。もうね、絶対いてほしくないけど(笑)弟みたいな感覚が芽生えちゃってね・・・・心配っすよ。 1回戦は18KINとケルンファロット対決。 まずは、18KIN。登場からしてマイクが倒れるハプニングがあったにもかかわらず、冷静に進めましたね。 客席も実に冷静だった気がしたんですけど・・・私の気のせい?そんななかでも、最近の18KINは本当に 腕をあげておりますからね、今回も面白かったですよ。見たことあるネタだったけど、こうなるとある意味、落語(笑)。 セクハラに関しての規制が厳しくなったので、ちゃん付け読みができなくなる・・・という話題ではキティさん、 「ウッサン、ナンサン」で笑わせてくれ、前回も大いにツボ入らせていただいた、仏壇ネタと実に上手いです。 小声でツッコミに間に合わなかった、とでもいうようにささやくボケが、1列目ゆえにはっきりと聞き取れて、 またそれが面白いんだなぁ。 ケルンファロットは、なんかね・・・気のせいかもしれないけど最初から捨ててた?(笑)そんな感じさえしました。 大学を卒業したついでに借金を卒業したというネタだったんですけど・・・途中、会場の引き具合がきになったのか、 笑って誤魔化す・・・って感じっぽかったのよねぇ・・・・。 結果は、当然のごとく18KIN。もちろん、私は18KIN支持。 2回戦はスパローズの刑事ネタと、アウトブレイクの軍隊もの。スパローズは何のネタを持ってくるんだろう・・・ と思っていたんだけど刑事のネタだったんでね・・・んーっ。今一つ。 アウトブレイクは衣装とかいろいろと頑張っていたけど、そんなことよりもやっぱりボケのキャラ設定とセリフが とてもよかった。隊長のバカさ加減とかなんか素直に面白かった。 「隊長から質問があるぅ!だーれだっ!」 「ちょって待て〜、ソープに行く前に話がある!」 「さっき上官に呼ばれた。ちょっと嫌われてたっ!」 なんて、典型的なことにウケてしまう私ってまだまだ子供ね(笑)。 ハケるのに失敗した、スパローズをうまく敵という設定にしてアドリブいれたのもうまかったしねぇ。 今までは、面白いと思ったことなかったけど、いやいや、このネタは結構好きかも。 と、いうことでアウトブレイクの勝ち。もちろん、私もアウトブレイク支持。 3回戦はいつもここからとダンディー坂野。 3回戦はいつもここからが、「悲しいとき」を持ってきた時点で“うわっ!”と思いました。こりゃ、なめとんな、って。 そりゃあね、相手がダンディーですから、いわゆる決まりネタというか、おはこネタで・・・という気持ちがあったのかも・・ って感じですが、でもねぇ。判断するのは客でありますから・・それも審査慣れしているようなマニアな客ですから・・・。 ダンディーさんは、単独ライブを終えたばかりで燃え尽きてているというワリには、なかなか。出てくる英語が バリエーション増えていた気がしました(笑)。 「10年に1人・・・ダンディです。」 「せんきゅー、えぶりしんぐりとるらばー」(彼が言う英語の聞こえる通りに表記しております(笑)) 「OK!グレイトパビリオン」 「OK!オーライッ、デモクラシー」 というわけで、こちらの勝負はダンディーさんが1ポイント。私もダンディー支持。 4回戦はシャカとザンボット2。シャカがなーんと、久しぶりにイヤーン空手を見せてくれました。 あぁ、1列目でよかった(笑)。最初、大熊さんがじーっと目を合わしてきたときには、 こっちがイヤーンやねんっ!というくらい照れてしまいました。他の芸人なら、見つめ返したるのに〜。 大熊くんはダメッ・・・(恋する乙女状態。・・・・嘘です) 「わいは猿や、わいはプロゴルファー猿や・・・といってきかない姑」 「なんかもう右の鼻が詰まってなんか気分が悪いので思いっきりフンッとかんだら、えらいようけでたあと、 なんかフラフラするなぁと思うて見てみたら・・・・右脳」 「春だ一番ドラえもん血祭り〜」 「来週の夜もヒッパレのゲストって・・・・紀宮やで」 「マルコメマルコメマルコメしすぎて、味噌アレルギー〜♪」 「かあちゃんとやるなら700円♪」 「カツオ風味のパンチラ〜♪」 最高。すばらしい。 大沢マネージャーのためのイヤーン空手・・・・(笑)。ごちそうさまでした。 ザンボット2は両方、キャラが生理的にあかんの・・・ごめーんっ。 とんねるずの憲さんとゲロゲーロのあの青空さんとかいう芸人さんを足して2で割ったようなボケの人と、 まさしくおかまちゃんっぽいツッコミの方と・・・・。ボケの展開が、シャカにはかなわなーい。 ということで、今回はシャカに票を投じましたところ、シャカが勝ちました。 5回戦は金沢トモキと斉藤たいき。金沢トモキはなんのネタを持ってくるのかなぁと思ったら、「もててぇ」ネタでした。 私が彼のネタの中では一番好きなネタです。部屋の中で、とにかくもてるための研究をしている男の哀愁を 演じたこのネタ・・・・。オチもしっかりしているし、好きですね。 相手の斉藤たいきという方は、どんなかたなのかよく存じ上げませんが、バスローブにグラスを持って登場、 ハガキで悩み相談をうける・・・という設定だったのかな?なんか、あまりに悲しくなって・・・記憶が飛んでます。 前の金沢トモキが忘れて置いていってしまったマナイタが、足元にあってすごい目立っているんだけど あえて無視しているのね。でも、無視するのは目立ちすぎているマナイタ・・・。それくらい、アドリブでハケろよ、と 思ってしまいました。顔はね、どこか・・・お笑い界の石黒賢って感じなんだけどね、だからなんかイヤなの(笑)。 今時、ヤッくんで客の興味を引こうとするかなぁ。サムいよぉ。 こちらは、私は迷わず、金沢トモキに票を投じました。もちろん金沢くんが勝ちました。 私の予想というか、たぶんみんなの予想通りに「接戦」ということがなかったのでねぇ・・・。 ま、楽しかったです。今回のアウトブレイクは面白かったし。 ということで・・・。 優勝はナベプロで、最優秀個人賞はシャカが受賞〜!受賞の祝いに、ダンディがイヤーン空手のマネごとを。 なかなか、上手でしたよ(笑)。 このあと、ゲストの坂道コロコロ登場。ネタはいい訳の仕方。芝居の仕方はとても丁寧なのねぇ。 アンジャッシュみたいでねぇ・・・老人にも案外と受けるかもしれないって感じで。面白くないとは言わないけど 好きなネタかと言われると、うなづけない。そんな感じ。 B.Bros。「勢いないですからねぇ」と同じ事務所内で辛口コメントを残す石山博士。いいです、その通りです。 今時、チェリッシュって・・・・。今時、オードイーターって・・・・。なんで、なんで?なんでこのライブに出ることを こだわるんだろう。それも、長いんですよねぇ・・・。挽回を図ってのことなのか、とにかく長くなっていく・・・・。 もう、いいよぉ。 COLORS。プロポーズに来た恋人と、そのお父さんの3人の会話。なんでかなぁ・・・・単独とかでないと 彼らの作品の完成度が出ないというか・・・・うーん。昔の方がよかったなぁ。石山さんが一般化しすぎ。 もっと変人でいてください。 最後は出演者全員そろって・・・というか、私としては、あの渡辺プロダクションが優勝した時点でもうお腹一杯 だったんですけどもねぇ(笑)。あ、でも久しぶりに1列目なんてところで、ライブを見ることが出来たのは 幸せでございました。1列目もいいよぉ。たまには子供気分で。 |