渡辺プロライブ 1999年4月25日 芝abc会館ホール

夏のスペシャルを除いて、指定席なんて珍しい今回のライブ。芝abc会館ホールはいいね。いい。
若手の出迎えぶりもいい。最近、ナベプロのスタッフ対応はいい。仕切り役が変わったせい?

オープニングはセンスよさげのVTRが、流れて「誰が作ったの?」と思ったんですが、情報によると 
ラーメンズ・小林賢太郎さん(箱式図案工房)デザインのスライドだそうです。あ、なるほどね。
それとともに、出演者の写真が入ります。これはポーズによって、センスが問われますねぇ。
今回も金沢トモキの名前で歓声がすごい・・・。そして、ピートム。貞さんはいつからあんなに人気者に?

司会はT・I・M。気のせいだといいんですけど、空回り、空回り。客があまりノッていないし、話が盛りあがって
ないんだけど(気のせいだといいんですけど)、ゴルゴさん、どんどん話を続けます・・・。
駐車違反でつかまったのち免停期間を終えるために受けた講習の話とかをするんですけど、いやーっ・・・。

トップは18KINから。「ネタに入る前に・・・」という前置きの後、大滝さん家で起こった珍しい話から入りました。
なんでも寝ていたら大きな音がして、なにかと思ったら冷蔵庫の下の床がぬけていたらしい。ちょうど野菜
収納庫部分が地下に潜る感じで。男性化粧品のマユ型ネタ、男性用ガードルネタ(この時に男性が
“だっちゅーの”がわりに流行らすギャグとして“だろーっ”っていうのはどうか?というフリに、今泉さんが
“そんなの流行んねぇよっ!”と言いきったけど、実はそのギャグ、×-GUNさんが最近ずーっと使っていたギャグ
でありまして(笑)。)。スチュワートという職業ができたというネタでは、懐かしのスチュワーデス物語の話が。
でも一番面白かったのは、やはり老人ネタ(笑)。老人のための遊園地を作って、ジェットコースターを棺おけ
にしてそのまま火葬場に・・・っていうボケに対して「周りが絶叫だな」という今泉さんのツッコミが、やたらと想像力を
引き出してしまって、ツボってしまいました(笑)。
いつもここから。まぁ、いつここらしい・・・というしかありませんな。「めんどくせーなー」というキーワードと、
「いいよなぁ〜」というキーワードで、いろんな話に発展していくという話なんだけど・・・・あーんまり。
ちょっと飽きてきた感じ。
最近、人気絶頂な(笑)金沢トモキはデフォルメコントシリーズ・サーカスの楽屋ということで、熊に扮しての
登場。楽屋に戻ると、そこには新人の熊がいて・・・・。途中、流れがおかしい(というか、金沢くんの様子が
ちょいとおかしかった)ので、どうしたのかなぁと思ったらば。肝心のオチに使う予定の小道具が開始数分で
露呈・・・(笑)。ありゃりゃ・・・・残念ね。
この金沢くんの失敗による緊張感をみて、ご自身たちの緊張をほぐした(笑)というシャカは、ホストネタ。
ホストに憧れて見習い志願に来た植松くんと 、そんな植松くんにホストのイロハを教えてあげるホスト・大熊くん。
「いらっしゃ〜いっ」「まじっこ?」「求愛バクシャルコンチネンタル」
そんな相変わらず1つ1つの大熊くんのセリフに、こんなにハマってしまう私って頭がおかしいの?(笑)
植松くんの源氏名はキャデラック。実際に植松くんを客に見たてて、ホストレクチャーする先輩ホスト・大熊さん
が・・・・あかん。自然に「好き」とつぶやかせてしまうホスト・大熊。好きとつぶやいて恍惚の表情の植松くんに
ツバをふきかけて、現実に目覚めさすところもステキ(笑)。「うぎゃっ」と目を覚ます植松くんもステキ(笑)。
一番好きな動きは、目つぶしよけだったんですけどね(笑)。あ、やっぱり私は頭がおかしいのかも。
あぁ、もう一度みたい。

ここで1回、前出の4組を迎えてのトークが入り。
今回のネタでのシャカの植松くんのはじけぶりについて、レッドさんから紹介が入ると
大熊「こんなにハジけた彼を見たのは中3以来・・・そのあとは下降の一途です」その発言に対し、コメントを求められた植松くん。
植松「気持ちよかったー!」
よかったねぇ(笑)。

大隈いちろう。アメリカで3on3のボールとして活躍している“彼”のネタ。ピンのはずですが、舞台の上は大勢の人・・・。
すごいなぁ。バレーボール選手、それから審判、チアリーディング・・・。悲しいのはね、このネタを見てボールとして
活躍している姿を「かわいい〜」だの「かわいそうぉぉぉぉぉぉっ!」だの言うアホなファンがいて、そんでもって、その
ファンの存在に気がつくほど、面白くなかったこと(笑)。面白いとね、そういう言葉も聞こえないほど集中できてしまう
もんなんですけどもね。すんごい、引いて見てしまいましたから。やりたいことはなんとなくわかるんだけどねぇ・・・。
ビビるは漫才師のネタ。事故後の復帰第一弾ということで。はい、いつものビビるです(笑)。以上ですっ。
やるせなすはやりましたねぇ・・。石井ちゃんから「おかまのネタ」をやりたいという発注を受けて中村くんが
作ったというネタです。金森ミツルくんという強力キャラが登場。貸したノートを返してほしいと中村くんの家へ
登場する金森くん(石井)。図々しくもお茶を要求する彼を、渋々、部屋へあげる中村。
ノートのお礼に、女の子を紹介してほしいという。その女の子の条件は「お菓子の家に住んで」て、
「フサフサして」て、お花畑で一緒に遊んでいる姿を想像しただけで、鼻血を出してしまう金森(笑)。
「星の子ミッチェルのサトリ(火星から地球にスキップでやってきたという絵本の登場人物らしい(笑))」に似た子(笑)。
もう、最高のキャラクターですね。単独のネタ作りで大変だろうけど・・・その調子で頑張ってね。ナイスガッツ。
ちなみにこの時の呪文が後日わかりましたぁ。
「ルーラル ルーラル ララピコ ルーラル タラティコ ルーラル マルカッサ」だそうです。ゆりさんありがとー。

ここで再び、3組合同(大隈くん、ビビる、やるせなす)でトーク。あまりに石井ちゃんのキャラが濃かったせいで
どうも、石井ちゃんを普通の目で見ることが出来ない・・・(笑)

ここで太田プロからのゲスト・スープレックス。また、青春ッ子クラブです・・・。部活篇です。

アクシャンは満腹食堂。食堂でカレーを注文した安井君ところが次から次へと入る出前の注文は、
「カレー以外」「カレーライス、カレー抜き」などあえてカレーを外したニューばかり。一体、どんなカレー?
というネタ。芝居は相変わらず上手ですね。

どうしたんだっ、ピーピングトム。ネタは出演ドラマ「プリズンホテル」を意識してのことなのか、ヤクザの合コン。
最後にはふんどし姿まで披露し、わりばしまで割ってくださいましてねぇ・・・・。おーいっ!
なんじゃーっ。どうしたんじゃーっ。それでいいのかぁ〜。

企画コーナー「朝まで生ワッショイ!」司会はアクシャン。安井くんの下ネタ路線好きですが、司会としては
ちょいと不安な感じはいまだ拭えず。いまだ・・・といえば、女豹もいまだなじめない(笑)。
ピートムチーム(ピートム、ビビる、シャカ)とT・I・Mチーム(T・I・M、18KIN、やるせなす)で、フライパンで
羽根突つき山手線ゲーム。このコーナーを見るたびに、渡辺プロ芸人さんのトークの弱さが身にしみる・・・。
頑張れっ、まけんなーっ、ちからのかぎり〜!

エンディングでは、突然「電波少年」のあのお決まりのテーマ曲が流れ、登場したのはなすび
会場は最高潮の盛りあがり。昔は新人コーナーにたまーに出ては、全然ウケなくて、
なんかいつもオドオドしてたのに、メディアの力ってすごいのねぇ・・・。すごく自信に満ちて、
堂々としているタレント・なすびさんがそこにはいました。一緒に並んでいた他の芸人さんの心中・・・・どないなんやろ。ま、いいか。
だって、やっぱり会場を出ても、シャカとやるせなすのネタを思い出して、笑っていられるんだもの。
なすびにゃ負けてないよ。みーんな、頑張ってくれぃ。
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