渡辺プロダクションライブ 1999年6月25日 草月ホール

なんと開場が30分ほど遅れるというハプニング。外は決して天候がいい日じゃなかっただけに、つらかったぁ。

オープニング。出演者を写真入りで紹介。今回のスライドで面白かったのはね、金沢くんとアクシャン。
金沢くんは、1枚めがたくさんの空缶に囲まれてて2枚目も飲み続けていて、3枚目はサラダオイルを飲んでいるっていう
オチ付きでよかった。体格にあってて(笑)。そして、アクシャンはあの、遊園地とかにありがちな横幅が広がって見えたり
する変形の鏡あるじゃないですか、あれにうまいこと、面白く自分たちを映り込ませていて楽しかったです。
設定をうまく利用するっていうのかなぁ。ああいう写真1つ1つも、センスが出ますね。

MCはT・I・M。客席のテンションとは全く違うところから、攻撃してくるレッド吉田さんのトークをまじめに聞こうとすると
疲れるので、あんまり聞いてませんでした。ごめんなさい(笑)。
ゴルゴさんが「命」Tシャツを着てたので、なんかその印象が残りましたけど。

トップはいつものように“社会派漫才”18KIN。グリム童話は本当に恐ろしかったなどの著作から、白雪姫は普通に読んでも
結構恐い話だというネタ。突然キスなんてしたら、レイプだとか(笑)。「そりゃ、目も覚ますよな」
一休さんも、殿様にタメ口をきいてて恐いとか。たまごクラブ、ひよこクラブに話が及んで、「アウトレットベイビー」だの
放送禁止話満載でお送りいたしました、はい。
「本当は恐ろしかった“できるかな”」ノッポさんはのどをつぶされて、話せずゴン太くんは、それより少ない暴力で
済んだため「ゴホッ、ゴホッ」とむせる程度で済んでいる・・・などと、危ない話ばかりだ。でも、というよりだから好き(笑)。

大隈いちろう。いじめられっ子の不良。不良の格好(典型的な悪男の格好)で、啖呵をを切るんだけど言っている内容は
実に情けない・・・。キャラにあってていいんですけど・・・。
近頃の大隈くんのキャラの持っていきかたは、非常にムカつくんで(笑)。・・・・以上。

いつもここから。いつもこんなネタ。“怒るとふとんに潜って寝ちゃう人”っちゅーネタ。これが、彼らのキャラといわれれば
それまでなんだけど、たまには違うのもみたい。言葉いじりじゃなくて彼らのキャラが生きている、そんなネタ。

パラシュート部隊。前回のナベプロライブの続編ともいえる“司会者・アタック斎藤”の登場。
今度はテスト前の教室に登場。「お笑い界のウィスキーボンボン!アタック斎藤でございます」と司会を務めていく・・・・。
前回の続編を持ってくるっていうのは、ナベプロにおいては珍しいケースなんじゃないかなぁ。なんだか新鮮な感じ。
「そろそろ梅雨になって、天然パーマには厳しい季節になってまいりましたが・・・」
「矢野っぺのうえっちぃ〜、うえっち〜!(H)」

ここで前4組のMC。大隈くんにレッドさん「おまえ、最近かわいこキャラで売ってるのか?」と突っ込みます。
もっと、突っ込んでください。なんなら、キャラつぶしてください。いつここからはCMの裏話など。

金沢トモキ。“どうしよう美しい”。陶酔シリーズ(笑)。
「あぁ、もしもしぃ。警視庁ですかぁ。私、金沢トモキは罪を犯してしまいました。美しすぎるんです〜。
これは何罪ですか?懲役ものです?それとも僕は死刑ですか?・・・・・切られた」
美しすぎる金沢くんは、渋谷にブサイク狩りに出かける。逆に反逆され、「つぃ・・(血)」が出るケガを追う・・・。
この自分の容姿を逆手にとったシリーズは嫌いじゃないです。

シャカ。心理学教室。ちくのう気味の怪しい先生の心理学講座。多重人格について授業を進めるが・・・・。
こりゃ、また大熊くんの才能っちゅーか。すごいなぁ。芝居がテンション高いので、それにひきつけられるというか。
途中、中ダルミを感じなかったワケじゃないけど、それでも引付けられました。
「ない」とも「らい」とも聞こえる、決して「はい」という言葉には聞こえない(笑)ちくのう流の返事がするたびに、つい笑ってしまう。
大熊くんとか、植松くんがお笑いでなくて普通の芝居をやったらどうなるんだろう。それもまた興味が沸く。

ビビる。一番になれるものをめざして、野次馬の一番になろうという男たち。内容は本当に記憶にほとんど残っていない。
もう、飽き尽くしているのですよぉ。ビビるの新しい形がみたい。

ここで前4組のトーク。なぜか、このコーナー、ものまね大会。金沢くんは福山雅治。私なんかは懐かしいって感じだったけど、
客席は素直に驚いてましたねぇ。初期の頃の金沢くん、といえば福山くんっていうくらいの印象があったんだけどもねぇ。
シャカ・植松くんは富永一郎。渋すぎ(笑)。大熊くんは新しいところを・・・と、西川のりおさんを。ベタに古いやん(笑)。
大内くんはイタリアのソプラノ歌手のマネ。わからんちゅーねん。
大木くんは、長島茂雄、パンチョ伊藤、掛布さん、桜田淳子・・・・。
これ、翌々日のいしだちゃん祭りの懐かしいVTRのなかでも、大木君がやっていて「変わってないなぁ」と翌々日になって、
笑えるというおまけが付きました。そのあと最新作。山田雅人の笑い方。

やるせなす。先日の単独の工場の倒産のネタの改訂版。オチがしっかりと変わって、スライドで終わったんで、
あぁ、やるせなすっぽい、と思ってみました。

アクシャン。喫茶店の店じまいをしたいのに、たった1人の顧客のために閉店できずに、嫌がらせをしよう考えるマスター夫婦のネタ。
でも、愛着もあるだけに、表立った嫌がらせはしないんです。これ、なかなか面白かった。
アクシャンの演技力あってこそのネタという感じで。やっぱり、安井くんのキャラが立てば立つほど、私はすきだなぁ。

ピーピングトム。女遊びの激しい男・久仁人の元にある日、男の子がやってくる。その子はコウタロウと名乗り、久仁人をお父さんだという。
母親はコウタロウを置いて、どこかへ行ってしまったため、久仁人はしぶしぶながらも、コウタロウを預かろうということになる。
泣かせの芝居っていうか、それと貞さんの子供の愛らしさ攻撃、久仁人さんのキャラにあったジゴロ的な役所。
まったくもって卑怯なネタ(笑)。途中、ナベプロライブのネタでは非常に珍しいのでは、というダンスシーンもあって、
「あぁ、またファン獲得作戦かよっ!」と思った次第でありました。以上。

企画コーナー「朝まで生ワッショイ」のコーナーでは、ピートムチームとT・I・Mでそれぞれ、1人ずつの親が登場し、
誰の親かあてるというクイズを。T・I・Mチームからは、実に恰幅のいいお父さんが登場。これを18KIN、TIM、
やるせなすの計6人の誰の父親か当てるっていうんだけど、最初からなんとなく石井ちゃんの様子がおかしい。
うーん、これは怪しいと思ってみていたんですけど、正解は18KINの今泉くんのお父さんでした。
今度はピートムチーム。ピートム、ビビる、シャカのなかの誰かのお母さんらしいんだけど考えてみれば、
そのうちの4人は関西弁をしゃべる可能性があるワケで、1人は東北弁を話す可能性があるわけでしょ(笑)。
大木君のお母さんは有名だし。誰が出てくるのかなぁと思ったら、大木君のお母さんでした。噂通りって感じの人でした(笑)。

今回は太田プロからのゲストなしでした。さっぱりとレポート終了!今回、松本明子さんとか見に来ていたそうです。
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