太田プロジュニアライブ 1999年7月26日 シアターD
今回が最終公演という“ジュニアライブ”にちょっとしたワケあって、初めて行ってきました。
太田プロがシアターDでやっているということになんとなく意外性を感じつつ、会場へと向かったワケですが、
夏休みのせいなのか、それとも太田プロの純粋な人気なのかわかんないですけど、まぁ、すごい人。
整理券をもらいに行ったら、150番近くでした。
この会場の通常のキャパは確か60名のハズ(入り口付近に貼ってあるヤツをみたところによると)
そこに150人ですよ。どう詰め込むのだ・・・と思ったら、ほとんどが桟敷。イスの列は3列ほどで、あとは立ち見。
立ち見客はおよそ・・・30人〜40人といったところ。

オープニング。MCはノンキーズ。立ち見という苦しい環境だけど、ノンキーズのMCはまとまってて聞きやすい。
長さもちょうどよくて・・・・、ただ内容は覚えていない(笑)。

トップは原田直樹。スーパースター・原田直樹という設定。ピン芸人さんですね。なんでもノンキーズと
デビューの頃いっしょに舞台に立ったことがあるということで案外と芸歴のある方のようでした。
次。スガジー。ジーは“じじぃ”のじー(たぶん)。その名の通り、おやじギャク系のノリを飛ばしてくれるピン芸人さん。
登場したてのころは、会場にはある程度の引きのリアクションもあったのだけれどだんだんそれすらなくなっていった(笑)。
最近、ピン芸人さんのキワモノさんたちに会ってばかりいたので、残念ながら普通につまらなかった。
ナツ色。こちらは、元おんなのこの方っぽと、元BarBie'sの方っぽで結成したという女の子2人組。
おんなのこは別にどうってことないけど、やっぱりBarBie'sは以前のコンビの印象が強いだけに、なんか今一つ。
キャンディーピース。花火大会のナンパ。浴衣を着て登場した1人に客席から、かわいい〜の嵐。
それも、ちょっとしたしぐさを起こすたびに「かわいい〜」。わかったから・・・。
Wクラッチ。人生相談。最後のオチでかんじゃった。ありゃりゃ。
西岡すみこ。総武線話題3つ。

・・・このあたりで、自分のライブ鑑賞環境がめっちゃくちゃ悪くなってきて見る気を80%失う。だって。
客が入りきらなくてドア開けっ放しだから、外のめっちゃ暑い外気に触れまくっているし(私的には屋外ライブ状態)、
外で話しているスタッフの声が片方の耳から入って来て気が散るし、後ろの中学生みたいな女の子達は、
当日券で入って来てスタッフにも「こんな状態でもいいですか?」と確認されてまで入って来ているくせに
「見えない〜、見えない〜」を連発。ま、それでも、しゃーないから、優しく場所をすこし開けてあげたわよ。
おかげで今度は私が見えなかったんだけどもね。まったく、うるさいガキ(暑さのせいでキレやすくなってる)。

インスタントジョンソン。占いの館のリストラ。
末吉くん。“くん”をつけて改名した末吉くん。なんでそうなるの?と言えない一言だったかな。
私がテレビスタッフだったら、今日の出演者の中から(ゲスト・MC除いて)1人番組で使おうっていったら、この人だな。
途中、ネタ忘れたけど、それもちゃんと笑いに変えてたし。いいと思う。暑さでダレた空気もなんとなくだけど、空気が変わる。
360°モンキーズ。高級エステのネタ。
部長クラス。社長とOLのネタ。この方たちはあれです。ナベプロのパラシュート部隊と、とてもかぶる気がします。
そんでもって、バラシューの方がボケが伝わりやすい。
火災報知器。ビーチボーイズネタ。こちらはこちらで「かわいい〜」「かっこいい〜」という周囲の一部ファンの
声ばかりが聞こえ、「なんでいちいち自分の思ったことをこいつら口にして発表しないと気が済まんのやろ。」と
思っているうちに終わってた(笑)。

ゲスト。ブラックパイナーSOS。非常訓練のネタ。こちらはこちらで、とにかくスーツ姿の内藤くんにきゃあ〜!!って
いう感じの会場に、始めのほうはネタが無声映画のようで、セリフ聞き取れず。そんなに大きい歓声ではないんだけどね。
「えっ、それってアリかぁ〜?」と思わず言いたくなるようなオチでしたね。
スープレックス。やはり川島くんは目をひく何かがありますな。ネタはお父さんと息子の関わりについて。
最近の「青春っ子クラブ」をやらないスープレックスは非常に川島くんのまじめさというか、そういうのが前面に出てて、
私は好感をもって見ているのですが・・・。どうでしょ。

最後はゲストとノンキーズでトーク。体力自慢、山崎さんがマージャンを始めたという話題など。

時間的には、思ったよりも早く終了したので、助かりました。
太田プロの方針なんでしょうが、会場内の一番いい席の一列がずらーっと関係者席として使用されていたようで、
「あぁ、このライブは客のためなんかじゃなく、あくまで関係者向けなんだぁ」と認知した次第でございます。
シアターD側のスタッフはお客さんは大切!といった感じで、親切に入場案内してましたが・・・。
あれだけ狭い会場で露骨に関係者の優位ぶりが目に付くと、事情は把握できてもムカっ・・・とくるところはありますな(笑)。
ネタを見るなら、ネタ見せでいいじゃん。関係者が見なきゃいけないところは、舞台だけでなく、その舞台を見ている
客の反応なんかじゃないのかねぇ、と思いました。後ろのほう、かなり笑っている人は少なかったぞぉ。

ま、とにかく立見はまだいいとしても、あの暑さはキツかったなぁ。
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