渡辺プロスーパーフレッシュライブ 1999年7月31日 銀座ガスホール | |
渡辺プロの若手中の若手が毎月、渡辺プロライブとは別に“フレッシュライブ”というのを開いている。 だいたいは、本公演(この場合、ナベプロライブ)の前、2時頃から、同じ会場でやるワケで、ここ数ヶ月はそれが 平日だったりしたために、チケットが余りに余ってさぁ大変状態だったようだが・・・・さて、今回はというと。 さすがは夏休み。そして、本公演のナベプロライブがお休みともあって“申し訳ないけど満席”の大盛況。 たとえ、隅田川花火の開催日だとしても、浴衣来て向かうは花火会場ではなく、ライブ会場なワケです。 (去年の隅田川花火大会の日は、すぐ近くの会場でネプチューンの映画の試写会があったんですよねぇ・・) まず、オープニングの出演者紹介スライド。今回はお台場?らしきところがよく使用されてました。 とにかくなんでしょ、シャカ・大熊氏の写真映りの素晴らしさは。ホストといえばホストですが(笑)。 MCのアクシャン登場。杉崎さんはスーツで(こちらもホスト系)、安井さんはピンクのTシャツ。 杉崎さんフェロモン巻きまくりで、会場の反応は・・・と思ったら、案外とやっさん(安井さんの売りネーミング)の 方が反応が大きかったりして、杉崎さんがっくり・・・みたいなね(笑)。 アクシャンのMCは嫌いではないです。ある程度、毒もあって、そしてはっきりしてて。 トップは18KIN。ケネディJr.の墜落事故の話「親父の後ろで踊っていて・・・」ジュニア違い。 タイムマシーンの渋滞「江戸末期、80年ほどの渋滞。」。家電話題「テリー伊藤なんて、今のワイドテレビじゃ足らない」 近頃の携帯電話の便利性「飛行機を携帯電話で押さえなきゃいけないほど、忙しい敏腕はそういない」確かに。 安定した面白み。中高年向け営業でもイケる。 ダッチマン。こりゃダメだね(おいっ、いきなりかよ(笑))。就職試験面接のネタ。 なぜかわかんないけど、怒っているハズの面接官がニヤニヤしているのね。顔が。で、ちゃんと面接を受けに来ている 勉学まなぶさん?とかいう役どころの人がまぁ・・・簡単にいうと下手すぎ。ボケが狙いすぎ。普通につまんない。 スパローズ。ダッチマンの後だからか、どうかわかんないけど面白かった(笑)。勢いがいいし。 ネタは人を殴ったことのないボクサー。試合中に、タオルを自分で投げちゃうとかそういう細かい動きがよかったです。 パラフィン。女性2人組のコンビ。おぉ、ナベにもちゃんと頑張っている女性芸人がいたのね。 ネタはゴミ捨て。ツッコミの子の声がハスキーで、それがなんかよかったりして。頑張ってるし、面白いんだけど やっぱり、女性芸人に対する客の目は厳しいねぇ・・・・でも頑張って欲しいなぁ。 パラシュート部隊。すっかり定着しつつある「アタック斉藤」シリーズ。今回は自殺する男性を止めにやってきた。 「お笑いライオンズマンション!!アターック斉藤だっ!!」しかし、今回、なんとアタック死す! さぁ、本当にシリーズは今回限りなのか!アターックッッ! ここで、企画コーナー。MCは18KIN。フレッシュ出演者のシャカ、いつもここから、金沢トモキ、パラシュー・斉藤、 スパローズが、自分たちが主役だ!ということで先輩芸人に戦いを挑むという企画。 先輩芸人はアクシャンとやるせなす。 登場が揃わなかったフレッシュメンバーに対して、先輩2組は杉崎さん・石井さん、中村くん・安井さんで熱い 口づけをかわすまでのサービスぶりに会場は大盛りあがり。 1回戦は「仁義なき口ゲンカ対決」金沢トモキとスパローズ・森田くんVSアクシャン・安井とやるせ・中村。 森田くんが安井さんに向かって「今、ロッテ何位かな?」「たれパンダみたいな顔して」と結構頑張ったんだけど さすがは悪口王の先輩お2人。ビクともしません。最後は「あ、ごめん。自己紹介してくれる?」と“おまえら、誰やねん”と いう決定打をうち、フレッシュチームが言葉を失ったところで、試合終了〜!! 会場からはザワザワと“こわーいっ”という声が飛び交ってましたが、まぁ、これくらいのパワーがあったほうが面白いさ。 試合結果は“タメ口で頑張った”フレッシュチームの勝ち。それに対して中村くんから、そっと金沢くんに渡された紙切れ には“あとで楽屋こい”・・・・仕込んでるじゃん(笑)。 2回戦は「くどき上手対決」。客席から1人女の子を舞台にあげて、芸人2人で口説いて女の子がどっちを選ぶかを 競う。まずは杉崎さんとパラシュー・斉藤くん。杉崎さんは正統派なんだけど言っていることは意味不明・・・な口説きで、 斉藤くんはパー設定でステキにくどく・・・んだけど、女の子が選んだのは杉崎さん。正直よね(笑)。 斉藤くんは顔を真っ赤にし、泣きべそ顔でチームメンバーに慰められてました(笑)。 次に登場したのは、大熊くんと石井さん。先輩チームからは「相手は本物だ」(笑) 石井さんはいきなり、女性と試合を挑むかのように接近。周囲からは「口説くって意味知ってる?」との疑問が飛ぶが 石井「よけるのがうまくなったね」と決め言葉(?) 一方の大熊くんは、女性のいい点をほめて女性指数をはじき出す作戦。しかし、その点数は40点。 この試合、石井ちゃんの勝ち。 最後は「爆裂一発ギャグ対決」杉崎さんといつここ・山田さんで。このときは・・・どっちが勝ったっけな。杉崎さんだ。 次は中村くんと“しゃべらないユースケ・サンタマリア”シャカ・植松くん。植松くんが地元のお祭りにちなんだギャグを やったらしく(地元の踊りしらんもん(笑))、大熊くんがバカ受け。これは勝てる、と思ったんだけど “過去5年間に自分が築き上げたものがすべて台無し”になるほど力を入れたギャグを披露した中村くんといい対決で この戦いはドロー。3組目は安井さんとスパローズ・大和くん(この漢字でいいのかな)。安井さんはとにかく、ギャグが 苦手のようで壊れてました(笑)この戦いはどっちが勝ったっけ?安井さんかな。 最終回はいつここ・菊池と“5年間ギャグしか作らなかった男”石井ちゃん。しかし、あっけなく石井ちゃん、完敗(笑)。 企画コーナーは以上でフレッシュチームが勝ち。企画コーナーは通常のナベライブより、全然面白かった。 ベイビーズ。学校の会談ネタ漫才。 ガリクソン。勝手だね〜・・・っていうネタっていうのかなぁ(笑)。でも、なんか面白い。彼らが登場したときの客席の 反応が大きかったワケがわかった。面白いよ。声とかも張ってて気持ちよかったし。 金沢トモキ。学校の先生ネタ。いたずらばっかりされて怒りたいBut好かれたい・・・という先生。 いつもここから。お年玉をたくさんもらった子供たちを集めて、オモシロショーというボッタクリの見世物する・・・という ネタ。いつここらしい。いつもここから。ただ、なんでこの時期にお年玉? シャカ。借金を抱えた結婚詐欺師と貢ぐ女48歳のネタ。嘘をつくとクシャミをしてしまう・・・というのがネタのポイントね。 ネタ全体はどうってことないんだけど。なんか、48歳の女装をした植松くんのキャラの濃さ&スカートの下に広がる 危険ゾーン全開ぶり、そして大熊くんのホスト系キャラがおぞまし・・・いえ、面白くて楽しかったです。 と、言ったワケで。なんかですね、見たことないナベの芸人さんが見られたり、企画も勢いがあったりで とても楽しめましたとさ。ま、欲を言うなら、ゲストと銘打ったやるせなすのネタも見たかったかなぁ。 |