ウハウハ大放送メインパーソナリティ決定戦 1999年9月11日 バーディスタジオ
大森でおこなわれるこのライブ。何度か足を運んだことがあるのだが、ふと考えると一度もまともに
入ったことがないのである。当日券でなんとなく入ってみたり、ちゃんとチケットを買っていたのに
他のライブとかぶって遅刻して到着したり。なので、客席に座ったことがなかった(笑)。いつも立ち見。
今回は初めて、まともに客席に座った。案外と見やすい。あ、そうだったんだ。

司会はいつものようにトカ山田さん。兄さん。芸人さんからはおじさんと言われてた。
この方、元芸人のようで司会はわりと楽しめる。出演者以外で司会を立てている他のライブに比べての話だけど。
ただ、今回はお疲れとのことで「すぐ切れるから気をつけて」と自ら言うほどで、その態度に客席シーン。こらこら、おじさん。

まずはライブの説明から。番組関係者の審査員3名が持ち点10点ずつ、一般審査員が5人、会場からランダムに選ばれて
一人持ち点1点ずつ。30点が合格ライン。35点が満点。合格ラインを超えた人の中から審査員が選んだ一組が来来月の
パーソナリティに決定する・・・というルールになっている。

まずは順番決め。順番を抽選で決めていくが、その抽選をひく順番は今回、アルファベット順。
Bコース、ブラックポックス、チョーダイ、はなわ(自分の似顔絵を書いてきて、それを丸めて客席に投げ放った)、
18KIN(今泉さんイノティー着用)、プラスドライバー、ラーメンズ(片桐さんがパンを食べながら登場。残りの袋に入った
パンを客席にどんどん投げる。楽しそうな片桐さん。それを見守る小林さん(笑)。あまりのあばれように、
抽選箱の裏に書かれた片桐さんの自宅の住所を見せるトカ山田。あわてて隠す片桐さん)、ストロングマイマイズ
(ぐりぐりから金髪へと変身)、末吉くん、田上よしえ、003MANIA、そして前回優勝のテツ&トモ。

順番が決まったところで「バーディ♪バディー♪」と歌いながら、全員がまずは舞台袖に退場。

トップは末吉くん。かっこ悪いとき3連発。気が弱いなぁと思うとき3連発。なんでそうなるのかなぁと思ったとき3連発。
かっこ悪い時3連発でネタが飛び、忘れてしまった一瞬が。前回見たときも忘れてたけど、ネタなんじゃないのぉ?と疑惑。
私の友人はこの瞬間、「今だよ、今」と呟いてました。かっこ悪い時・・・確かに。こちらは残念ながら不合格。

チョーダイ。バーという設定で話を聞かないバーテンと恋愛を語る男のネタ。こちらも28点で不合格。

003MANIA。芝居を終えての反省会。セクシーさが足りなかったとセクシーさの特訓にとりかかる劇団員・・・。
反省会で「私たち仲良しです、私たち友達です、っていうのがお芝居?」とかなんか女のどろどろしたイヤミっぽいセリフは
面白かったんだけど。後半がなんか狙いすぎ・・・。セクシーミュージックパフォーマンス(からだをつねったりして、あがる
声を音楽に見たてる)って、この方たちのネタだったんだっけ。こちらは27点で不合格。

プラスドライバー。進路相談のつもりが、なぜか教師と生徒が芸人になると言い出す。
そのコンビ名は「ハイスクールララバイ」こちらは合格。

18KIN。チェーンメールの噂について。神田正輝のヅラ疑惑については、ホンジャマカのマネージャーに確かめたところ
嘘だったらしいです。しばらく信じて、シアターDなどで大滝さんは言いふらしていたそうですけど(笑)。
不景気に対応するために、みんなで太ろう!という話題など。ナベの芸人さんというのは、不思議なもので、本拠地である
渡辺プロライブで見るときが一番面白いのよね。31点で合格。

ストロングマイマイズ。ニュース番組を作る。合格。

ブラックボックス。ネタにタイトルをつけるとするならば・・・なんだろう。お父さん養成かな。田中邦衛バリのお父さん(前さん)の
ところに家庭訪問にきた息子の担任である先生(P−MANさん)の会話なんだけど面白いのね。ただ、最後のオチがね。
すごいシュールというか、なんというか・・・(笑)。客席ついていけず(笑)。ブラックボックスならぬブラックホールに落とされる(笑)
いやいや、面白くなくはないのよ。うん。こう暗闇で考えさせられるっていうか(笑)。30点で合格。

Bコース。3人そろってカモフラのつなぎで登場。戦場ネタ。セリフもぴったりと合うという「西」って感じの笑いでした。
気持ちいいか、それともついていけないか・・・・。不合格。
なかの1人が牛肉オレンヂの牛肉さんに似ていると話題になっていました。

はなわ。もうね、はなわさんになるとなんていうか、ネタという感じでみるというよりは、ほとんどコンサート感覚になってきます(笑)。
覚えていっしょに歌う。コールを要求されたら、ちゃんと返す。それが正しい楽しみ方かもね(笑)。たぶん芸人さんからの人気も
高いはなわさん。舞台袖も心なしか賑やか(あとでの説明によると、小林さんとかすごくウケてたらしい)。
挨拶をしつつ客席を見渡し「8人マジギれ」と冷静に判断するあたり、最高に楽しいです。今回は「佐賀第4章」
東京ものをすべて佐賀に変えてやる、といって“佐賀ビンゴビンゴダイナマイトジャパン”っちゅーのには笑ったぁ(笑)。
最後はやっぱり「やめねぇぞ・・・やめねぇぞ」で決まり(笑)。ここで34点の高得点!!次は・・・

ラーメンズ。白い衣装に身を包み・・・手にしているのは・・・そう本。先日の単独ライブで1本目にやった朗読対決ですね。
3回目の対決の金田一VSホームズがだいぶ刈り込まれていて短くなってましたね。しっかし、なんやねん。この格好よさは(笑)。
舞台のでき方がカッコよすぎます!さすがはラーメンズということで、勢いとどまるところ知らず満点の35点!
この結果に思わず、トカ山田さんが「・・・・・・はなわに取らせてやりたかった・・・」とうなだれるシーンも。まーねぇ・・・仕方ないねぇ。
そうそう。気が付いたんだけど、片桐さんが一回目の勝負に負けて、2度目の挑戦をお願いするときに小林さんがお金を受け取る
んだけど、チャリンチャリンと手のひらを動かすのよね。小銭?と思ったら、なんか変なツボに入っちゃっておかしくなってしまった(笑)。
あと、そうそう。山田さんとの会話で、たまごを飛ばして、とマジックのネタふりをされたんですけど、小林さん、ちょいと戸惑い
やってくれませんでした。うーん、ちょっと見たかった(笑)。

田上よしえ。「11番なんてひかなきゃよかった!ラーメンズの後だなんて・・・」と、のっけからラーメンズファンとしては
ちょっと嬉しいコメントで始めてくれます。結構毒加減が好きなんです。「みなさん、法に触れてますか!」
「松尾伴内が、僕若手だから、と言い張る精神どう思います?」
「最近、インコを飼い始めたんですけど“手羽先くん”って名前、どう思います?」
「パンチョの頭も嘘嘘!!」
「お母さんを花にたとえると何かしら?って聞かれたので“若乃花”と答えたら殴られた」ヒット!!31点で合格!

前回の優勝者・テツ&ト。たけしさんのモノマネから始まり、ブラックパイナーSOSがバスケの審判だったら、ショートコント
“必ずいるんだよね”の普通バージョンと毒バージョンなどなど。
トモさんがなんか風邪をひいているようで、すごいおかしなテンションでした(笑)。こちらは32.5点で合格。

エンディングでは再び、はなわさんが自作の似顔絵をもって登場。また客席に投げてました。
ラーメンズは片桐さんが、爆笑オンエアバトルのTシャツを着て登場。
テツ&トモからはCDの告知あり。そうです。ジャケットデザインは小林さんです。会場拍手!
それを聞いて周囲から片桐さんに「ラーメンズの役に立たない方」との声が飛び交います。
それを聞いて片桐さんは「泣いてねぇよ、泣いてねぇよ・・・・」とベソかき(笑)。あははははは。かわいい。
そのCDの発売に伴い、合同ライブを行うという話が出るとまたしても片桐さん「聞いてないよ。いつ、何曜日?」。
小林「この(テツトモの)CDを買っていただいた方には、ラーメンズのCDにサインをつけて・・」
テツトモ「なんでだなんでだよ♪」ちゃんちゃん・・・と片桐さんを除く3人がポーズ(笑)。もちろん小林さんも。
仕返しではないですけど、ブラックボックスの告知で前さんが出遅れたときには、片桐さんが前さんを攻撃(笑)。
前さんが今度は「泣いてねぇよ〜」と半べそ(笑)。かわいい。2人とも。すごい仲良しそうだったし(笑)。
この戦いには「あの・・・すごいいいヤツなんですよ」と小林さんからフォロー。それに対して片桐さんは「ありがとう」(笑)。

そしてチャンピオンの発表は「前にやってもらった人たちで、前に大変収録に時間がかかった人たちなんですけども・・・」
この時点で客席はザワザワ・・・。うーん、嬉しい!
ラーメンズ・続コントの時間決定!!
山田「収録に時間がかかるのは勘弁してやってくれよ」
小林「
いいもんを作ろうとするとどーしても時間がかかっちゃうんですよ
おーっ!!それでこそ小林さんです!どんどん時間をかけてください。

最後の退場時には、小林さん「バーディ♪バディー♪」と歌って去っていきましたとさ。
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