シアターDスペシャルオールスター 1999年9月14日 シアターD | |
最近、よくシアターDにくるなぁ・・・。どれもラーメンズ目当てなんだけど、 来るたびにというかライブ毎にシキタリがころころと変わる。 なかでも一番、整理券待ちの様子を傍から見て「入りたくないよーん」と思うのは、このライブ。 最後尾はわかんないわ、怖い言葉遣いが飛び交うわ、ファン同士の悪口の言い合い・・・・。 んー、慣れちゃえば平気なんだけどもね。・・・ならいいじゃん←自分ツッコミ。 今回の客席は全部椅子席。一列目と舞台の間に少し間がとってありました。 開演待ちの間、大きめに音楽がかかっていたんだけど、女の子たちのおしゃべりの声がまったくもって負けないのは すごいなぁと思った。そんなノイズのなか(笑)、私はというと出演者の確認。チラシのラーメンズ前に書かれていた名前 (プラックパイナーSOSとエネルギー)しか把握していなかったんだもん。そういえば、さっき下に18KINがいたなぁ・・・。 お、スパローズも出るんだ・・・・なんて思いながら、開演待ちしていました。 オープニングMCはエネルギー。トークはうまいなぁと常々思う。それにしても、2人とも身だしなみがすごーくしっかりして いらっしゃる。下手したら私より、ちゃんとメイクしているでしょ(笑)。すごいなぁ。 平子さんの行動すべてがエロイという話や、キアヌ・リーブスに似ているという話(ブーイングがこれっぽっちも飛ばなかった ということは、みんな認めているってことなのかしら)、本当のダンディは坂野ではなくて、平子だという話などなど。 なかでも笑ったのは、シアターDの近くのサンクスが臭いという話(笑)。確かにそうなんだもん。 あと、新宿Fu−近くのコンビニ(たぶんファミマ)の店員さんでタバタさんという方が、動きが小室バリで面白いとか・・・。 私、その人にも覚えがある気がする。うん。 香盤の発表。一番初めにラーメンズとくる。あー、なんか予定が詰まっているのかな。ちょっと驚いた。 どんな雰囲気になっていくのだろう・・・・。 ラーメンズ。白い衣装に身を包む2人。そうです。朗読対決です。単独時のように、ちょっと落とし気味の照明のなか ネタは進みます。今回はかなり1回目の対決から短く刈り込まれていました。それと、勝負をお願いするときに 片桐さんからはたまごが渡され、小林さんは何を出すのかと思ったらみつばちのぬいぐるみ(笑)。 大きな体の小林さんと、ポケットから出したUFOキャッチャーサイズのぬいぐるみの組み合わせが妙にかわいい。 そして、外国語のような言葉を言い合うシーンでは、片桐さんの真似方に小林さんちょいとニヤリ笑い(笑)。 なんか、アレね。単独というのが、ミュージシャンでいうところの「アルバム」みたいで、こうして切り取られて 発表されていくのが「シングルカット」みたいな感じですね。シングルで発表された曲を何度聞かされたからって、 別にファンは怒りはしないし、逆にアレンジを楽しむワケで・・・・・ラーメンズのネタもそんな感じだなと思いました。 単独と同様、照明が完全に落ちきるまで最後のポーズを崩さない・・・・そういう姿勢が大好きですね。 ・・・・・でもね・・・・あのね・・・今日の一部のお客さんはひどすぎますよー。気持ちはわかる。 トップで出てきた=用事があってすぐ帰っちゃうのかもしれない=今しか写真をとるチャンスはない。 だからといって、すごい数のフラッシュ。それもネタ全般にわたって。見ているこっちが目がチカチカするほどだったから かなりご本人たちもキツかったのではないかなぁ・・・。ま、ね。シアターDだしね。写真撮っちゃだめとは言っていないしね。 ラーメンズファンだけじゃないしね・・・・仕方ないのかもしれないけど、照明効果をよく考えてほしかった。 なんのために、照明を落としめにワザワザしているのか・・・。 西岡すみこ。夏の間のプールの監視員のバイトの最中に起きた出来事。ペットショップでのバイトの話も出てきたんですけど その中で、お客さんの商品を壊してしまったことに対して、シラを通すべきかというアンケートを以前ここシアターDでとった ことがあるという西岡さん。そのときの3分の2くらいのお客さんは「シラを通せ」と答えた・・・といってましたが、はーい。 私はそのなかの1人でした(笑)。結局、今日までシラを通しているそうです。 やめまいだー。あまり見ることがない芸人さん・・・のワリにまた同じネタに当たってしまった。恋愛願望。 こんな別れ方したい→その前に彼女作れよ→こんな恋したい・・・・と発展していきます。 あれ?でもどこで見たんだろう・・・・。 スパローズ。森田の家に遊びにくる大和。森田のTシャツの前が血染め・・・恋人・あかねを殺してしまったという。 転がるあかねの死体・・・。っちゅー設定です(笑)。 大和は動揺しながらも、とりあえず森田を落ち着かせようと椅子をすすめる。ブーブークッション。 大和「ブーブークッション・・・・。今日、それが目的だったから」 森田「空気読めよ」 あげくに時を弁えず、いいともを見はじめて「そうですね」を繰り返す大和・・・・。 スパローズの今までみたネタのなかでは、1番か2番目に面白いかも。細かいところにね、なんかいろいろと ボケの技術っていうのかな(笑)そういうのが織り込まれている感じで面白かったです。 ここでMC交代。スパローズと18KINとそして小林さんが告知のために1人で登場。 やはり予定が詰まってるらしく、片桐さんは先に帰ってしまわれたようで・・・。 小林「ラーメンズとテツandトモ合同ライブ。この2組組んで何やるんだよ、いろんな人に言われます。やりたいからやります。」 ライブタイトル「源治、博、丈太郎、歌」というのは、それぞれのおじいちゃんやおばあちゃんの名前らしいです。 ちなみに、源治さんはトモさんの祖父、博さん(なんでこんなにモダンなお名前)は小林さんの祖父、丈太郎さんはテツさんの 祖父、歌さんは片桐さんの祖母とのことです。 小林「(歌さんという名前が)かわいい名前ですよね。ボケててかわいくないんですけど。本当、来週あたりに逝きそうなんで・・・」 今泉「ライブの当日はじゃあ、歌追悼ライブに・・・」 大滝「当日、“故”歌になっているとか・・・」 小林「あんまり言うと、相方に悪いんで・・・」自分で振ったのに・・・・(笑)優しいんだから。 このあと、「じゃあ、あとは爆笑トークを・・・」と引っ込もうとした小林さんを他のみなさんが引きとめてトーク開始。 今泉「なんか(小林さん)ひとりだけ年齢が高いって感じで」 大滝「いや、違うんですよね。」 小林「あ、そうそう。ここは(大滝さん)一緒だよ」 そこに今泉さんも加わって 小林「ここは48会(ヨンパチカイ)」 今泉「オイルショックベイビーです。僕らの世代なんで子供が多いかっていうと、紙がなかったから中で出しちゃった・・・」 小林さん苦笑い・・・(笑)。 大滝さんと小林さんは富士急の帰りのバスの中で、ずーっと話していたそうです。 大滝「ぜんぜんついていけなかった」 今泉「なんか、インテリジェンスがにじみ出ていますもんね」 ラーメンズの命名理由についての話がでると、18KINの意味もわからないと反撃に出る小林さん。 実際のところ面白いエピソードもないので、適当に話を作っていくんですよね・・・みたいな話になって 小林「みんな、聞かないように!今後。」 話はいろいろと発展しましてねぇ・・・ジャンケンとか万引きのことを、それぞれどんな風に言うかという話になりまして。 小林「近いところでも割れる方言っていうのがあって。万引きをするとか盗むことなんていいます?」 大滝「ぎる」 小林「ぎるってあるでしょ?あと、横浜の方でね「パチる」「パクる」。自転車を盗むことに関しては“せっちゃる”(窃盗するの意味らしい)」 今泉「うちらは“かっちゃり”です。」 大和「うちらは“うっちゃり”・・・自転車盗んだあと売るんですよ。」なんか言い方を失敗しまして。 森田「もういいよ。もったいない(笑)」 小林「すごく(大和くんのこと)面白い方ですね。友達になってください。友達いないんですよ。じゃあ、帰りに下でせっちゃりでも」 この後もせっちゃり話に花が咲く・・・。ビニール傘の一部分の金具が鍵のかわりになる・・・という話とか、 ゲームセンターでの違法な遊び方とか、車の盗み方とか(笑)。 あと大和くんの地元にいた頃の思い出話(全裸でバイクにのって繁華街を走り抜けた・・・という話)で、不思議な盛り上がり・・。 これを聞いて小林さん犯罪としての容疑を挙げたあげく、「君とは友達になれない気がする。」 話はどんどん発展(いい加減はしょれや←自分ツッコミ(笑))。し、小室哲也がテレビで芸人の友達がほしいとほざき、 100人の芸人オーディションが行われたという話になりましたとさ。ナベからはベイビーズの斎藤くんが残ったらしいです。 小林「へぇ〜。なんか、あさましいですよね。そうやらなきゃ友達が作れないなんて」 これには、今までの舞台上での大和くんとの友達を築こうとしていた会話のことで揚げ足をとられる小林さん(笑)。 小林「でも、僕はダイレクトじゃない」で。いっそのこと友達募集しちゃったらどうです?という話になり 小林「小林賢太郎はじゃあ、友達を募集します。友達になりたいという人は・・・どうしたらいいんだろうな。アンケートに・・・」 今回のライブ、アンケートないっちゅーねん(笑)。あー、友達オーディションに参加したかったぁ!(笑) ↑長すぎですか?(笑)ラーメンズだとどうしてもねぇ・・・気合入りすぎちゃって。読んでくれてありがとー。 福田哲平。刑事の取調室みたいな雰囲気・・・・あれ?歌ネタじゃないの?と思ったらやっぱり歌ネタ。それも槙原敬之ネタ。 なんかねぇ・・・客席半分くらい笑ってなかったねぇ。面白いとか面白くないとかじゃなくて、結構ファンがいたんじゃないかなぁ・・・。 私もね・・・・あんまり笑いたくなかった。 YY。合コンのネタ。行ってみたらブサイクくんと、かっこいい人がいて・・・っていうありがちなネタ。後半のあからさまな 見た目差別は結構面白かったんだけど、やたらと長かったような気が・・・・。この・・・コテコテ芝居はね・・・うん。 オープニングMCでダンディのマネをそれなりにこなしていたエネルギーでしたが、こちらもネタでダンディかぶり。 ダンディぶりはエネルギーの勝ち。 はなわ。佐賀県第四章。このネタを見ながら、佐賀県の歌を着メロに入れるというのも、マニアっぽくていいかなぁ・・・ なんて思ってました。ネタはほぼ、ウハウハの時と一緒です。でも、今回は佐賀の歌から「リンダリンダ」「ロード」と歌が 変わっていき、同じコードで歌いつづけてました。「フラワー」とか歌って、「やめるタイミングわからねぇ・・・」と来た。 やっぱり、簡単にやめるはなわなんて、はなわじゃない(笑)。面白い。 ここで今度はMCでプラックパイナーSOS登場。まずは、はなわさんのウハウハの時から破れていたパンツの話題に触れて・・・。 最近、ブラパイは事務所通いの毎日らしく(どういうシステムで?)途中、荻野さんの目を盗んで、怪しい雑誌広告の会社に 電話をかけて遊んでいたらしい。・・・・・あー、やっぱりエネルギーってトークうまいや。・・・・ごめんなさい。 18KIN。TBS乱交パーティーについて。ほぼ、8月のフレッシュと内容一緒。 しかし「ニュース69」「お天気は風呂場を覗きながら、目の前は曇ってますけど明日は晴れます」・・・とパワーアップ。 槙原くん話、ホモ話(歌をさぐれば、ホモが発覚するという話。だんご3兄弟なんかは串に刺さった兄弟・・・ということで(笑))、 人間うまく進化してきた話(鼻が聞こえてたらウォークマンとかかっこ悪い)お年より遊園地など。 どれも一度はみたことあったりするネタなんだけど、なんかその中からもバイキング的にネタを見れるというか、 安定して楽しめるんだよねぇ。 マイマイカブリ。学生2人、片思いしているかよちゃんが転校するという・・・。あのね・・・このペースが結構ハマってしまうんです。 棒読みっぽいセリフがなんかやたらとおかしいの。巻頭グラビアを破られて怒る相手。 「俺のお楽しみの巻頭グラフビアが」 「もう一度買いなおせばいいじゃないか」 「おまえ、俺んちのエンゲル係数がやや高めって知っててのことか!」 あ、違うな(笑)。セリフが面白いっていうか、リズムっていうかね。それが面白い。シャキッとまとまってて、すごく短く感じました。 Zee−G。今回は相方がいつもの人ではなく、清水聖さんという方でした。しかし、相方変わっても芸風は変わりません(笑)。 曙ブレーキ主催の祭り・・・というような内容だったと思う。なぜか、こちらも長く感じる。人力バータ組(失礼)・・・長いってば。 そして、人生の悲哀・・・・。須間さん・・・・・。 一部・・というか、お1人、とてもこの笑いがお好きな方がいたようで、すごくウケていたんですけど、それが悲しいことに なんかサクラ?という雰囲気を作り出しちゃってて(笑)みんなに注目されちゃっていたところがかわいそうでした。 ブラックパイナーSOS。赤ギャン。なんか、最近彼らのネタに関しての評判でいい話聞かないな。 エネルギー。「シーマン?」得意か得意じゃないかといわれたら、私は得意ではないタイプの芸風なんですけど(笑)。 でも、芝居に引き込まれるって感じがあって、うまいと思う。 エンディング。エネルギーのMCのもと、それぞれ告知。はなわさんがいじられまくりで大活躍。いろんなライブ見ていて思うけど、 はなわさんって芸人さんからの人気が高いよねぇ。いや、もちろん私も好きだけど。財津一郎、土井たか子の似てないマネから始まり 先輩からパクったという島田紳介さん、東野幸治のマネなども見せてくれて・・・似てた。うん。 ブラックパイナーはショートコント「ちかん」を披露。すると、エネルギーからは「俺も同じの考えたことがある!」 そうよね、そういうネタがあっても不思議ではないですよね(笑)。 以上です!ラーメンズがトップという構成が、なんかすごく珍しいんで・・・不思議な感覚。 「いつ帰ってもいいのねぇ」みたいな感じでね(笑)。小林さんとナベ軍団のトークは見ているこっちがなぜか緊張しちゃった。 小林さんがやはり、一人大人びて見えたのは気のせいじゃないな。うん。 あー、友達オーディション・・・・合格したーい(笑)。 |