TOKYO GAG STADIUM 1999年9月15日 シアターD
まーず言わせてくれ。ごめんごめん。レポート入る前にまーず言わせてくれー。
今回のこのライブ、昼と夜との公演に分かれてました。夜の分の整理券を早めに並んで取って、
さて開演時間前に並んでみると、昼の部からのお客さんの整理番号が前なのね。
まー、しゃーない。しゃーない。たとえ整理番号早かったぜぃ!なんて、ぬか喜びさせられたとしても
そこはライブとはいえ商売。昼の部にも来てくれたお客さんを大切にしよう、という気持ちはわからなくもない。
さて。ぶっちゃけた話、私今回、整理番号12番でした。入りました。するとスタッフに聞かれました。
「桟敷がいいですか?立ち見がいいですか?」桟敷はつらいなぁ・・・と思ったので、慣れていることもあって
立ち見でいいや!と思って立ち見にしました。入ると座席は3列だけ。
それもほとんどが昼の部からのお客様で埋め尽くされていました。
つまり。夜の部からのお客様はもれなく、(運良くもれた方もいたかも知れないけど)桟敷か立ち見だったわけです。
なーんか、納得いかなくないか?
そして。客がとりあえず入りました。一番後ろに立ち見していた客数・・数えてみても、1列ばかり椅子を付け足すと
座りきれるくらいの人数なんです。ま、最初に桟敷がいいです、と言って桟敷に回ったお客さんから「ずるい!」という
声が飛ぶという可能性はありましたが、でもぉ。椅子、足せたんだから、足せばいいじゃん!まったく。
そんでもってさぁ。クーラーががんがんにきいているワケです。シアターDの空調施設はあまり恵まれていないのは
有名ですから、「あぁ、寒いなぁ」とは思っていたんです。気の利いた主催者だと、空調にも心配りしてくれたり
するもんなんですけど、まぁ、今回はそういうのはなかった。だって客席足してもくれないくらいですから←根に持つ。

さてさて。さっさと本編に入りましょう。
まず第三試合のMCというか進行役として(昼の部が第一試合と第二試合だったワケですね)連合軍チームから
星野お姉さんと、トゥウインクルチームから爆烈Qの中村さん(わかりやすく説明しますと、一番おっさんぽい人)が登場。
星野お姉さん、司会か初めてということで緊張していらっしゃったようですけど、かわいいのでいいじゃありませんか。
このライブの説明を簡単にしますと、2チームにわかれて、1組ずつ対戦形式でネタをやる。
客席100人がどちらがいいか審判する。それを点数として、加算していき、最終的にチームの勝ち負けを決める。以上です。

まず1組目は連合軍側の前田健。NTT番号案内のお姉さんのネタということで、いきなり厚めのメイクに完璧な女装で登場。
問い合わせの電話が全部「すまたこうしんきょく?」とか、下ネタ、もしくはバカばかりでストレスがたまっていく・・・。
というそんなネタでした。おかまキャラがちゃんと形になっていて、それなりにキレイ(?)だったので面白かったです。
前健に対抗するのは、トゥインクルからは爆烈Q。古文の中村先生が生徒に殴られたと、その生徒が職員室に呼び出される
・・・というネタでした。あのぉ・・・爆烈Qは爆裂したほうがいいような気がします。
ここでまず審査。客席がそれぞれ色分けされた札をあげます。前田健80ポイント、爆烈Q20ポイント。・・・・・。
さ、次!2組目の対決は星野おねえさん耳なりです。星野お姉さんは衣装がえがあるということで、司会を一時放棄して
舞台上には中村さん1人になります。何もしゃべることがなくなり、自分たちのネタの反省に入ります。
キャラがよくなかったのか、オチがよくなかったのか・・・・。ま、そんなことどうでもいいんですけどね。←みつまJAPAN風。
星野おねえさんは電車のネタでした。ま、テンションの高さにボーッとしているうちに、ネタが終わったので細かいことは
覚えていません(笑)。かわいかったです。耳なりは7月のAAAと同じく、腋毛を数えていたというネタでした。
星野お姉さん、36ポイント。耳なり59ポイントかな。確か、5人審査員の札が減ったんですよ(笑)。
3組目!2日前に出演を知らされた北北西に進路を取れラーメンズです。北北西は客いじり中心タイプのトーク・・・
みたいな感じで(笑)。名前発表の時にラーメンズに対する歓声が、自分たちの時とあまりに違ったので・・・と、
自分たちは「ラーメンズの前説みたいやろ」とか、「待て待て。(客がラーメンズの出番を待っている態度に)“もう、
ラーメンを伸ばさないで〜”って感じか」とか、「ラーメンズの(ネタ)やっとくか?」とか、なんか卑下状態(笑)。
でも、面白かったですよ(笑)、北北西も。「本腰入れてしゃべろ。じゃあ、まず「あ!」」「え?50音順?ムリ!!」とかね。
その話題の・・・噂のラーメンズは「朗読ネタ」。フラッシュラッシュを浴びてしまう2人。小林さんがしばらくセリフを言わない。
ニヤッと不穏な笑みを浮かべる。ネタ始まり・・・。「シンデレラの毎日は、それはそれは辛いものでした・・・(中略)
脂っこいものばかりを食べさせられ肝臓を太らされたり、ネタ中にフラッシュをたかれたりしました。」あは。やったね。
客席はこれ以降、フラッシュはたかれませんでした。
今回、再挑戦をお願いするために賄賂として渡されたのは、1万円札。ついこの前までチャラチャラ・・・と小銭だったのに
値上がりしている〜!(笑)でも、小林さんからの歳々挑戦の賄賂はやっぱりたまご。たまご=1万円なんだ(笑)。
こちらは、22対75だったかな。はい。75はラーメンズですよん。
この審査の時のトークでは、星野おねえさんが爆裂・中村くんやら北北西にいじめられてまして。
それに小林さんが「それはみんな、セクハラだからな」とかばう一場面も。ま、言ったあとポーズつけてましたけどもね(笑)。
なんか、優等生と不良たちって感じ(笑)
そしてもう1つ、再び小林さんからネタ中のフラッシュについて注意が。それに茶々入れる北北西。
「ごめんなさいね。(小林さんを指し)ナイーブだから。神経使ってるから。俺らのは撮ってもええよ〜」
ちょっと、これには小林さん、顔をしかめていた感じ・・・。「北北西はヤクザですね」と、言うに至りましたとさ。
4番目の戦いは、企画です。なんと、それが「アテレコ対決」です。どこかで見た企画ですね。
全員登場ということで、出てきましたが小林さんは参加したくないムード満々。私としても、あんまり参加しないで
いただきたい気持ち満々。やる気まんまん・・・は、末吉くんでしたね・・・。
映画の1シーンが流れます。それにセリフを勝手につけてみる・・・という企画です。まずプレビュー。
小林さん、くつろいでいます。「ローマの休日」の真実のなんたらに手を入れるシーンなんですけど、スクリーンの口の
ところに小林さん、手をいれたりして遊んでました。
・・・・・・なんか、小林さん情報満載ですけど、だって。片桐さんいなかったんだもん。
ちなみに片桐さんに関しては「“飛び道具”どこいった?」(耳なり)
「エンディングでストレートになって出てくると思いますよ」(小林)などと言われてましたが。たぶん、すでに帰っていたのでしょう。
ま、企画はたいしたことなく。っていうか、企画としては、大すべりでしょ(笑)。うん。一応、これも勝敗ついて
連合軍チームの前田健さんのがんばりと、トゥインクルチームの耳なりのアドリブの弱さが、ま・・・ね、ということで
連合軍が93ポイントかせいじゃったんで、全体勝負が連合軍の圧勝!ということになってしまいましたとさ。
ラーメンズの終わった時点では、トゥインクル勝ってたのにぃ。

ここで休憩が入ります。休憩タイムにひとこと言わせていただきましょう。
アテレコはねぇ。あかんて。字幕付の映画素材使ったら。んでもって、いくら名画でも動きなかったら、そりゃあセリフも
早々浮かばんて。そりゃあ、あんたはん。ハズしてもしゃーないわ。

はーい!第四試合参ります。マセキ対人力舎です。こちらは何が面白かったって、進行役です。
アルファルファのさとしさんと、ネギねこ調査隊の伊藤さん。この2人がね、面白いんだわ(笑)。
さとしさんびいきの私は聡さんだけでも十分なんですけど、そのさとしさんがペースを狂わされるくらいの伊藤さんのテンション!
伊藤さんがさとしさんを惚れさせよう、惚れさせようと仕掛けていくワケですよ。それに対して最初は台本を投げつけたり
意地悪な態度をとるさとしさんですが、最後は「好きになりそう〜」ぎゃはははは(笑)。なんか、楽しいこの2人。

トップ対決はストロングマイマイズVSアメデオ。ストマイは、なんか前の仕事でお疲れとかなんとかで、
ネタがボロボロ。外人タレントオーディションだったかな。でもまぁ、ネタが飛び飛びの上に、ストップをかけて中断した
あげくに、路線変更をかけようとしたりするので、正直覚えてない(笑)。
「ナメとんのか!(ネタのツッコミとして)」
「たぶん、この人たちも(客)そう思っている・・・」
もう、本当にボロボロでした。この前みたときもボロボロ気味だったしなぁ。
どうしたんでしょ?あまりのボロボロさ加減に、出待ちでいじめてみたい気持ちになる程でした(笑)。
アメデオは主婦のパワーネタ。「主婦のコロシアム、試食コーナー」の一言が結構おかしかったです。
勝敗の判決のときには、ストマイ自身、ちょこっとヘコみ気味に「最悪、俺たち・・・」というほどでして、
勝負は歴然というワケで・・・27対73でアメデオの勝ち。さとしさんが慣れない計算をしている横でストマイの
1人がバク転したため、さとしさんに「うっとおしいわ〜」と言われるわで、今日のストマイ、なんか巨凶。
あ、ちなみにこの勝負のときには、伊藤さんじゃなくて、もう1人の宝塚モードの佐藤さんが出てきたんで、
さとしさん「なんか寂しいわ・・・」とすでに伊藤ちゃんの策略にハマりだした感じ?(笑)

2組目は、そんなさとしさんの傾き掛けた気持ちを胸に(自分で書いてて笑える)、ネギねこ調査隊の登場。
教会でのシスターと相談者のネタ。相談者が相談を持ち掛けているのに、全然聞いてないシスター。
「シスターったら、自己忠臣蔵っ♪」と恥じらい。
あげくに、何の脈絡もなく「うちの部屋にきのこ生えすぎ・・・」とつぶやく始末(笑)。
そのうち、死のうか・・・という相談者に対しては「あなたが死んだらご両親は・・・保険金天国です。ウハウハです♪」面白い。
こんな強敵のネギねこの相手となるのは、ドランクドラゴン。こちらも強そうだ。
ネタは過剰サービスの喫茶店。相変わらず面白い。
ケンカを売られて店員(塚地)「タイマンですか?ビーバップ世代ですからね」とか
突然塚地くん、アドリブをかまして「寒いアドリブでございますけども・・・」などと、やっぱり塚地くんのセリフがね、面白いんだわね。
こちらの勝負判定のときには、再びさとし&伊藤ちゃんコンビが登場。
相変わらず悪態をつくさとしさんに「でも、さっき寂しい・・っていったの、聞き逃さなかったぞ!」
と、ラブラブ攻撃の手を弱めない伊藤ちゃん。すてき。
さとしさんはすっかりとやられて「彼氏とかいんの?」あははははは。楽しい、楽しい(笑)。こちらの勝負は、45対55の僅差でドラドラの勝ち。
バカ爆走で新人コーナーに登場していたネギねこと、司会だったドラドラが互角に戦っている・・・うーん、すばらしいではないですか。

三組目の勝負はシマレンアルファルファ。シマレンは幽霊ネタで漫才。悲しいほどに受けず。
アルファルファは、ジョンソン先生。前にみたときはお寺のジョンソン住職だった
記憶があるんですけど、今度は先生です。そして、さとしさんに給食を食べろ!と迫ります。
「おかわりしてやれ〜!おさわりしてやれ〜!ネギキャッツの小さいほうを、おさわりしてやれ〜」これにはさとしさん反応あり(笑)。
面白かったんだけどなぁ。さとしツッコミ語録があんまりなくて、ちょっと残念。
まー、こちらも勝負ははっきりとしてまして、3対97でアルファルファの勝ちでした。
最終対決はやはり「アテレコ対決」映画は「七年目の浮気」。
えっと、またまたさとし&伊藤ちゃん情報と致しましては、伊藤ちゃん、ハンコ持ってきました。もちろん婚姻届用に(笑)。
本線に戻ります。
マセキチームはストマイとシマレンから1人ずつ選ばれましたが、なにせ映画はマリリン・モンローとトム・イーウェルが
ただしゃべっているだけなので(スカートが通風孔によってめくれあがるあのシーンです)キツそう。
人力舎チームはアルファルファの豊本さんと塚地くん。豊本さんは、だって・・・大富豪でもうまかったし。というわけでして。
こちらも勝負は明確!4対96というわけで、人力舎チームの圧勝!
合計得点を計算していたのですが、一番早く合計点数の答えを出したのがストマイの渡辺くん。
これに客席から感心の声があがると、客席を頭悪い呼ばわり。そんでもってエンディングに至っては
「もっと勉強しろ!若いんだから、こんなところにばっかり来ていないで!」と説教。
なんか、雰囲気ありゃりゃ、って感じで。笑うところなんでしょうけど、客席も笑えず。最後は相方・斎藤くんに強制連行されておしまい。

前半の方が登場し、全員でエンディング。小林さんが出てこなかったので帰っちゃったのかなぁと思ったら
途中で「ああっ!」と舞台袖から飛び出してきまして、豊本さんなんかに「タイミング悪く・・・」といわれてました(笑)。
いろんな告知があって・・・おしまい。12組+企画2回で、終了時間が22時10分頃。19時開演だから・・・。ま、そんなに長くもないのかな。

まぁ。なんというか、さとしさんと伊藤さんに感謝って感じでしたね、後半は。
帰りにアンケートを書いていたんですけど、野球チームと同じくそれぞれの事務所にチーム名をつけたい・・・という欄がありました。
その説明がおかしいんだよね。「各事務所から思い浮かぶ動物をあげてください。」って書いてあるの。
で、その下に「名付け親には1年間のライブフリーパスポートを・・・」って書いてもあるのね。
思い浮かぶ動物を挙げろってことは「馬」だとか「犬」だとかってことでしょ。それは名付け親になんないよねぇ。変なの。
inserted by FC2 system