AAA 1999年9月20日 シアターD
開場してから開演まで、シブがき隊、安室奈美恵、中山美穂、うしろ指さされ組、チューリップ・・・・。
カラオケで片桐さん(と・・・誰かなぁ。谷井さんかなぁ)が歌っている歌声が流れている・・・この選曲。ステキすぎる。
しっかし、今回のお客さんの数がすごーい。谷井さん風にいうと「すっげぇ〜」 って感じかな。
なんでも150人くらい入ったらしいです。シアターDは定員60人じゃないのかい?ぎゅーぎゅー。

MCはエレキコミック。相変わらずのテンションの谷井さん。客席の反応に思わず「ラーメンズと間違っているんじゃない?」
と一応、片桐さんのマネをして確認をする谷井さん。楽しくて好きです。
まず、谷井さんのお父さん・しろうさんがリストラされていたんですけど最近再就職が決まった話と、やはり谷井さんの
弟がリストラされた話(笑)。それから、今度くるカリスマは大工じゃないかと言い張る谷井さん。
「カーペンターズリーグ」とか流行るってさ(笑)。

ケンポー。母から届いた手紙と風邪薬の説明テープ。若そうなのに“百漢デブ”とか言葉が懐かしかったりする・・・不思議な兄さん。
初舞台とのことでしたが、MCのエレキの話を織り込むなど余裕もあったりして。創価大学の学生さんとのこと。頑張ってくださいな。
ステオ・ナシオ。自殺の仕方レクチャー。
ヒロポナイズ。連行中の犯人と刑事。両親のせいで曲がった人生を歩んできた犯人。「おまえみたい順調な人生を
歩んできたヤツには俺のことなどわからない」という。刑事は自分の人生を語りだす・・・。
「小学校1年春、拾い食いオンリーで5キロ太る」
「習志野中学2年の春、遣唐使に本気でなりたいと担任の先生を悩ます」
快児。過って人を殺してしまい、死体の処分にどうしようかと悩む。
南の風(風力3)。漫才・・・話が進まない漫才。
ラリアッツ。下半身制服のない高校に通う2人の男子生徒のネタ。

企画。「第3代ギャグ王決定戦」
出場者はナイチンゲール川島(耳なり)、ハンモック湯川(南の風)、La快児、植村ドクロ(ねこじゃらし)、
カサブランカ相馬(ラリアッツ)、高石カウンシル(ヒロポナイズ)、カルシウム中村(爆裂Q)、谷井ギャラクシー(エレキ)
以上、8名が対戦形式で優勝者を決めるというもの。判定は作務衣を着た第15代ギャグ人間国宝「片桐仁の神」(75歳)。
お手本としてまずは片桐仁の神からギャグを披露。「ラックススーパーリッチ、ラックススーパーリッチ、
モイスチャー成分配合〜!!」客席からは、やってくれました!という歓声がきゃあ〜!!!
今立「きゃあ〜じゃないからね(笑)」
一回戦はギャグ対決。ナイチンゲール川島はペットボトルの烏龍茶を飲み、「うまいっ!」、ハンモック湯川は
「陽気な奈良の大仏」・・・片桐仁の神の判定はナイチンゲール川島くん。理由は・・・・
片桐「スポンサーギャグに向けての・・・」
今立「スポンサーついてないから」
La快児は「まゆげボートン」、植村ドクロは「セックスワールドカップ、優勝はオマーン」・・・片桐仁の神の判定は植村ドクロ。
カサブランカ相馬は「お待たせしました、はなくそ」 高石カウンシルは「ふすまを開けたら爪取れた〜」
こちらは相馬くんの勝ち。
カルシウム中村は「広島県第二章(はなわのパクリ)」これに今立さんは“みなさん年をとっていてよかったぁ。
6歳でみていたらトラウマになってました。”このツッコミ好きです。
対する谷井さんは「触角かゆーっ。ビリビリ・・・直ったぞ!(触角がふれあい電気が流れ)ブルンブルンブルーンッ!
(バイクで走り去る)」こちらは片桐仁の神、あっさりと谷井さんに決定。
2回戦はリアクション対決!「死んだかと思っていた人が生き返ってびっくり」という状況でのリアクションを・・・と
いうお題で川島くんは「あ、ほんとー」(いたってサッパリと)、それに対して植村ドクロに対するお題は「家に帰って
ドアをあけたら全裸の女性がいてびっくり」これに対して植村くんは股間を押さえてニヤリ。
この対決から勝者を出したくないという片桐仁の神の要望にこたえて、まず次の対戦も見ることに。
カサブランカ相馬に与えられたお題は「探し物をしていたのに、何を探していたか忘れてしまった」・・・これは相馬くん、
探し物をしている芝居・・・忘れた・・・「くだらねぇとつぶやいて〜♪」歌っておしまい。
谷井ギャラクシーに出題されたのは「腰が左右にゆれてとまらない」・・・お題がズレはじめている(笑)。
これで、谷井さんはダンシングベイビー何倍速?というような感じで腰をフリフリしてました。
これで勝負をつけるのが難しいということで決勝戦「ダンス」を4人でやってもらうことに。
舞台上で4人がクネクネ踊っていると、そこに片桐仁の神も加わり、派手な仕込み照明も加わって乱舞!
片桐さんはこっそりと「文明開化!文明開化!石炭をくう鉄の馬!」も繰り返しやっていました(笑)
そして、優勝者は谷井さん!しかし、そこで川島くんが“耳なり!”とポーズを決めて、それが気に入った仁の神から
優勝者変更ということで、川島くんが優勝者に決定しました。優勝賞品はボールいっぱいの赤いゼリー。
その場で手で食べましたとさ。おしまい。↑説明わかりづらいねぇ・・・ごめんなさいねぇ。

爆烈Q。先輩芸人「ぷぷぷ亭ピヨピヨ」(梅本・中村)に呼び出された若手芸人「スクリューキッド」。
企画コーナーで他人のネタをバクッた中村を責めてみたり、先日の某ライブで客がひいたために反省していたハズの
キャラクターを貫き通してみたり・・・・どこ行くんでしょうねぇ。本当にスクリューキッドでやったほうがまだええんとちゃいますか。
ねこじゃらし。「中学生の体のひみつ」。図書室で読書にふける2人。1人が「中学生の体のひみつ」という本を持ってきて
“どうしてのどぼとけって出てくるんだろう?”とか、体の不思議を友達に尋ねると・・・というネタです。
ちなみにのどぼとけは「滑舌がよくなるんだよ。ほら、おまえ出てない」と相方の滑舌の悪さを指摘し(笑)
「もしくは死んだおばあちゃん」と回答され、植村「仏?」
耳なり。古本屋に本を売りに来る。
「本の種類は?」
「図鑑というか・・・写真集かな」それは卒業アルバム・・・・。
これはネタのストーリーでつまずいてしまった。
卒業アルバムは買い取れません・・・買い取ったとしても安値ですよ、という設定なんだけど・・・・。古本屋では
売れないかもしれないけど、場所によっては高値で売れるんですよねぇ。ほら、個人情報の売り買いなんてのが
流行る世の中だから・・・そういうお店に持っていけばいいじゃん!なんて、そういう、余計な情報が邪魔をしてしまいました。
エレキコミック。雨宿りをしていたら昔の同級生に偶然会って、家へ遊びに行ってみると実は・・・。
雨宿りをしようとしている谷井さんを軒下に入れない今立さん。
「雨宿らせろよぉ〜!!」っていう谷井さんのセリフが変におかしかったです(笑)。
あと、急に谷井さんの家に遊びにいくことになったはいいものの、ものすごい速さで走っていってしまった谷井さんの
あとをおって今立さんがたどり着いたのは2日後(笑)。←日本語、ものすごく変。
今立「おまえんち知らねぇのに、早すぎるよぉ」
谷井「はい、銅メダル」
今立「2位誰だよ・・・俺とおまえのあいだに誰がいたんだよっ!!」今立さんのセリフがツボりますねぇ。
あと今立さんがオチのセリフをいうところで、スポットライトが当たる予定だったのが、立ち位置間違えたのか計算
だったのかズレてまして(笑)。「あ、ズレてる」とスポットの枠の中に収まるのがおかしかった。
ラーメンズ。単独公演のなかの山ごもりの芸術家のなかのゲームやっているところ・・・あそこのリメイクといいましょうか。
まずは小林さんがトイレから出てくるところから始まるんです。そして、片桐さんとのゲームを再開して学生時代の思い出
話に花が咲く・・・と。このネタをシングルカットしてくるかぁ・・・いやー、意外でしたがすごく楽しかったです。
設定が芸術家とサラリーマンじゃなくなっていたので、なんかとっても自然な、それこそ片桐さんの家かなんかで
遊んでいるんじゃないか・・・というくらいの自然な感じとか、はっちょダンスが長くなっていておどけた動きの小林さんが
長く見られたりとか(笑)。ちなみにはっちょダンスの歌は「はっちょはっちょはっちょはっちょゴメンネ、はっちょはっちょ・・・
(単独ではここから→)ハッチョハッチョハチョハッチョハッチョハチョ、ハッチョ!」
学校のプールにゼラチンを入れて固めた話では
小林「あれさ、色って何でつけたの?」
片桐「食紅」
小林「赤かったもんなぁ!」・・・これは、あのギャク王決定戦の賞品とつながっているのかしら(笑)。
今回は、そのプールにビート板まで投げ込んで、バンバン刺したそうです。あー、キレイな感じ(笑)。
それに加え、そのビート板を回収しようとして水泳部員が溺れかけたとも・・・。あー、膨らんでいる。
小林「あそこまで行くと、いたずらも作品だよなぁ」
片桐「いたずらって言うなよ。フィクションパニックアートだ!」
あー。満足じゃ。わらわは。

エンディングでは、爆烈の中村さんと、ステオ・ナシオのどっちかと(ごめん・・名前知らないんだもん)あと・・・
誰だったかがパツいち女性に告白するという素人参加番組に出演するとかで、告知していたんですけど
谷井「それって素人としてですか?」
中村「いや、事務所からきて・・・」
今立「おまえら、
おひまでるぞ、そろそろ・・・(笑)」“おひまでるぞ”にツボ。
“スター!”との呼び声とともに、とんがりネッシーズのウニ吉さんも登場して相方のビデオ宣伝。
「スターなんかじゃないです。スターは僕の昔の友達で・・・」相方じゃなくなったんかい(笑)
ラーメンズが告知にたつと「片桐さ〜ん」と客席から声がかかり・・・、それが舞台上には「先輩」と聞こえたらしく
谷井「誰〜?!!レベッカ!」
今立「出ろぉ〜!悪魔めぇ〜」
ラーメンズからの告知は、テツ&トモとの合同ライブから。
小林「何をやろうかと、とても楽しく会議をしているところですけども」
この小林さんの告知を聞いているお客があまりにおとなしかったので
今立「なんかホームルームみたいに静かに聞いている・・・ラーメンズのお客さん!」←あ、いじけてる?(笑)。
ライブ名「賢治、博、丈太郎、歌」の由来からで祖父母の名前との説明がでると
谷井「歌っていうのがいるんですか?」
片桐「うちのおばあちゃん」
小林「いるんですかぁっていうか、いなくなりそうなんです(笑)」
このおばあちゃん、仁さんのことを「こうへい」と呼ぶらしい(笑)。
散々、やっぱり歌さんの余命の問題に話が及んでですね・・・(先日のシアターDでもそうでしたもんね)
今立「え、それで歌の告別式・・・」へこむ片桐さん。
小林「これはマジでいやだと思います。裏で“こんなに長い入院は初めてなんだぁ・・・”(片桐)・・・
そんなこと俺に言われても(笑)」
というわけで、歌さん話に花が咲きましたとさ。
あと、10月19日だかの発売のザッピィ(正しく言うと付録CDに・・ですね)書き下ろしでSEコントをやっているそうです。

とにかくね・・・。すごい人数なんですよ。なんでも、後楽園ゆうえんちで告知したりしたのもあったらしく。
次回はどうなのかな。少し落ち着くのかな。
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