日本ジャナーリスト専門学校「twin(kle) autumn collection」1999年11月14日 | |
学園祭であります!学園祭、あぁ、学園祭、学園祭。 学園祭って、どうしても学校の規模とスタッフの対応ってわりと簡単に比例されるってところあるんですわ。 大きいところがじゃあすごく仕切りがいいのか!といわれると、やはりそこは素人ですからそれもまた・・・なんですけど。 ・・・と、いうわけで今回不安材料がないわけでは決してなかったんですが。だけども。 ここの学園祭がありますよ、という告知が出てからというもの、この学校のスタッフの方はライブにも審査員として出演したり、 ラジオでもインタビューをかましてみたりといろいろと事前に動いていたので 「こりゃ、よっぽどお笑いライブに慣れている人が、狙いをつけてラーメンズを呼んだというワケだな。やるな、おぬし」と思ったんです。 こりゃあ仕切りの面も日ごろのライブで慣れているハズで、だったら仕切りもミスはないだろう!と思ったんです。 そう思った私ってばオバカさんねぇ・・・うふっ。・・・・・・・・・・・なんやねんっ!ちゃんと入場の仕切りしろやっ! なんやなんや!ライブ慣れしていると思ったのは私の勘違いかっ!むむむむっ。 と。開場前に見事に私の怒りのボルテージをうーっ!MAX!!と上げてくれたスタッフ諸君ではありましたが 始まって数分で、地の底に這うほどだったそのテンションをプラスのてっぺんまでに持っていってくれたエレキコミックと ラーメンズで、すべてちゃらにして差し上げます。許してさしあげましょう。 いやー、ひとことでいって、学園祭でこんな贅沢を味わっていいのかという思いがしたくらい面白かった!企画してくれてありがとね。 でも仕切りは勉強してね(笑)。学祭のひとつも仕切れないと立派なジャーナリストにはなれないぞっ♪ 会場は普通の教室1つ分。講壇の部分がステージとなっていて、ステージの背後は黒板。ステージ右脇が登場口。 左手が客席入り口。狭い教室内に立ち見も含めて150人以上と思われる人がぎゅーぎゅー。暑い暑い。 まずはエレキコミックが登場。「おちましたよ!」 ぬぉーっ!落ちましたよから来たかぁ!「落ちましたよ〜、すいませーんっ♪」です。 一応、このネタをまったくご存知ない方のために説明しましょう。・・・・・・いや、しません(笑)。どこかで体験してください。 とにかく「落ちましたよ、すいません。もらっていいですか。はい」この4つの言葉しか出てこない、そういうクレイジーなネタです(笑)。 初っぱなから、すごい盛り上がり。場がコンサート会場と化している(笑)。 エレキトーク。「僕らは前説がてら・・・」と始まったトーク。最初の話題は谷井さんの「ファービーを殴り殺した」。 これかなりツボに入ってしまいました(笑)夜中に突然しゃべり出したファービーがうざくて、殴ったら動かなくなったそうです。 一応、看病しようと添い寝して「うぉーたー・・・うぉーた・・・」とヘレンケラーしてみたらしいですけど(笑)生き返らなかったとのこと。 あと、AAAでも以前話していたシャンプー前のシャンプーのお話。自然と話は谷井さんの髪の毛の話になって 谷井「これ天パーっすよ」 客席えーっ!! 今立「そうだよ。ミネラルパーマだよ」 他にも以前AAAで話した話題ですが、シザーズリーグの次はカーペンターズリーグだと力説している谷井さん。 今立さんは外国で起きたアパート倒壊事故がどうしても気になるらしくて、そればっかり話題にしてました(笑)。 さてさて。ラーメンズの登場。いきなり、舞台上手の入り口からアタッシュケースを持った手だけが出てきました。 そして、ニュッと小林さん登場・・・と思ったら、もっと賑やかに迎えてくれ・・・というようなリアクションをとって、もう一度 出直し。客席から拍手で迎えられるとニコッと笑って、舞台下手へと進む小林さん。手には2つのアタッシュケース。 そして、今度は片桐さんが登場。片桐さんは学校にアリガチな鉄製の傘立てをもっている。それを舞台上手に立てると その上に小林さんがアタッシュケースのうちの1つを置く・・・そして、舞台下手に片桐さん、舞台上手に小林さん。 それぞれ台の上に置かれたアタッシュケースを開けると・・・そのフタには「しばらくお待ちください」 そして、2人はおもむろにネタの準備にとりかかる・・・。うわぉ、かっこいい。 髪の毛を縛る片桐さん、マネて縛ろうとする小林さん・・・縛れないから(笑)。 2人準備が終わったところで、ぴったり同時にアタッシュケースをバタン!!と閉じて・・・舞台中央に歩み出る。 本がスッと出てくる。朗読対決だ! 「坊ちゃん」VS「くもの糸」、「鶴の恩がえし」VS「かさ地蔵」、「ファーブル昆虫記」VS「シートン動物記」 ネタが1勝負終わるごとに客席が「うぉー」とか「すごーい」とか反応が出るのがまた面白いもんでして。 なんかねぇ、ラーメンズ好きでよかったぁ・・・と思う一瞬の1つですね。うん。あ、あと私は近頃、この対決の 対決前の本の重ねあいのやりとりとか、小林さんの眼鏡リアクションが楽しみだったりするんです。 次のネタに移るために、またアタッシュケース前で支度が始まります。と、今度は片桐さんが洋服を脱ぎ始めた! この瞬間に客席からは「うわほー!」というような言葉にならないざわめきが聞こえます。そうです。教材片桐です。 小林先生。本物の黒板を前にして、ネタが始まります。と、その黒板には先ほど、エレキが「笑って」と書いたんですが そのまんまになっていたので、一瞬躊躇しつつも黒板消しの始末から始める小林先生。おーっ、本物みたーい(笑)。 今回は「高度経済成長期」という文字も、実際に黒板にかけちゃうというおまけつき。書いて一言、小林先生。 「本物、初めてやったぞ!(笑)」 しかし、小林先生。本当の黒板に不慣れなようで、チョークボロボロにしちゃったり可愛いです(笑)。 チャイムが中等部の試験のために鳴らないとか、細かいところも本物の学校となるとリアル〜! 再びアタッシュケース前。今度は小林さんがオタクっぽい髪型にアレンジしている。おおっ、電車オタクネタですね。 今日のオタクアレンジは立教大学の時ほどヤバくはなかった(笑)。「まもなく終点、赤羽、赤羽、あーかーばーねーっ!」 再び準備。片桐さんは髪の毛をブリブリっとほどいて準備OK。ところが、小林さんは髪の毛1本にすっごくこだわってる。 後ろの男性2人組が「こっまけぇ〜」と呟くくらいに。シャツを粋に着崩してフランスの先生出来上がり。日本語学校フランス篇。 「次は新橋っ!」との決め言葉でネタが終わり、2人が挨拶に出てくると客席の拍手は鳴り止まぬ〜。素晴らしい。 本当、素晴らしい。ブラボー!!と言いたいくらいで。赤ワインで乾杯したいくらいで。チークダンスを踊りたいくらいで。 いやー、素晴らしい。 ちょっとラーメンズトーク。「僕たち、コント屋です」←この挨拶、好きなのね、私。 小林「昨日はNHKでえらいめあってしまって・・・(笑)」・・・・この前日、オンエアバトル落ちてしまいましたからねぇ。 お父さんから電話があって「情けねぇな、もっとがんばれよ」と励まされたらしい。 しかし、そんなお父さんも笑点に出ることを告げると反応がよかったらしい。きっとダンディパパに違いない。 ここでエレキの再登場となるらしいのですが、とりあえず黒板にエレキが困るようなことを書こう!と言い出して 小林さんが書き始めた言葉は・・・ 「落ちましたよ、すいません×2」 「もらっていいですか」 「ダメです」 と書いて、すいません・・・のあとに「のネタ」と書き足して、納得してました。(書き上げたところで、エレキが可哀想だからと 消しちゃいましたけどもね。あー、小林さんらしい(笑)) エレキと交代って時に、アタッシュケースを落としちゃってバラバラにしちゃった小林さん。拾い上げてるうちに おまけといって、なにやら紙の束を。そしてパラパラ・・・・。小林さんから片桐さんへと変化していく様がパラパラ漫画みたくなって いるの。自慢気でかわいい小林さん、小林さんかわいい。 バタバタと落としたものを拾っている小林さんを待ちきれずに、今立さんが登場。 さ。エレキコミックコーナーです。まずは火事。近所で火事が起こったため、自分たちも万が一にそなえて火事訓練しようと 谷井くんが火、今立くんが消し役となって大騒ぎ・・・。 そして2本目のネタが・・・嬉しい、嬉しすぎる。銭湯です。ただ、今回はショートバージョン。 谷井くんがひたすら、ハイテンションでボケまくるんです。それをシカとフォローする今立さんも面白い。 参考までに大富豪のレポを・・・。鍵が重くてぶっ倒れたり、牛乳ビンに入ったり・・・・。とにかく動きがすべておかしい。 これは是非その目で見ていただきたい! 最後はラーメンズとエレキコミックそろってのエンディングトーク。 今立「僕ら、ほんと、正反対でしたよね」 の、一言に集約されると思う。私がこの2組を好きな理由って。 ヤングマガジンアッパーズの連載の告知では、ファンの人に「おっぱいばかりで買いづらい」と言われる・・・との話から 小林先生から恥ずかしくなく買えるアイディア発表! 小林「領収書を切るんだ!」 谷井「なんだかすごい変に説得力あるよねぇ。「うんこ食べます!」っていったら“あ、そうか・・”みたいな」 今立「“うんこをまず、チーズでくるんでオーブンで・・・”とかって」 小林「オーブンの温度はあまり上げすぎないように!180度で・・・」 今立「ホント、詐欺師だよね」 谷井「結婚詐欺師だよ!似てるもんっ!」誰にだよっ(笑)! 最後は明日誕生日を迎えるという谷井さんに続いて、片桐さん、小林さんが誕生日をなぜか発表。 今立さん以外、みんな下1ケタが7だと喜ぶ片桐さんに 今立「俺のお笑い知識を総動員しても、フォローできねぇよ!わかんねぇよ!」 うろたえる今立さんに、かぶせて片桐さんが言った一言。 片桐「おまえ次第なんだよ」(笑) 今立「俺ね、仁と絡むたんびに鬱になるんだよ。まだまだ俺は・・って」 小林「僕が仁と長くいてわかったことは、ほったらかしにしておくのが一番ってこと」 片桐「サファリパーク!」 ここから片桐サファリパークの話に・・・。またしても対処の仕方に困り果てる今立さん(笑)。 最後は小林さんがとっとと傍観者になろうと思ったのか、舞台袖のイスに座りに行くんだけど、隣に女の子が座っていて ちょっと触れてしまったんだな・・それで、他のメンバーに「セクハラ!」と責め立てられた小林さんの 「気持ちよかった!!」という堂々とした(笑)張った声でお開きとなりましたとさ。 まー、なんといいますかぁ。ごちそうさまでした〜ですよ。ほんと。これが学園祭ですか?レベル高っ!! 幸せでしたぁ。まったく。そんな感想しか出てきません・・・。だってぇ、ほんと、おいしかったんだもーん。 |