渡辺プロライブ 1999年11月14日銀座ガスホール
渡辺プロライブ本公演としては、初の銀座ガスホール。
近頃毎回毎回思うのだが、入り口付近で超新人さんたちがスタッフとして手伝いをしているのだが
この中から何人が将来の輝ける芸人に成長するのだろう・・・と、つい思う。
輝けないまでも芸人として舞台に立てればいいが、渡辺プロの規模上、それも厳しい現状なのではない
のだろうか・・・そんなことを、つい思ってしまう。・・・・いい芽が成長してくれることを祈って。

さて、始まります。通路に当日券のお客さんが座るようになったんですが、この会場の通路は階段という風には
なっていないために、坂道なんですね。ここに座布団しいて座るのは、結構キツそう・・。

司会はいつものT・I・M。ガブリンチョの取材でいったバリ島での話。ゴルゴさんがユダラという向こうのコメディアンに
そっくりらしく、現地の人に笑われていたそうです。ゴルゴさんは、なんだかテンション低め。あきらめ?(笑)

トップはガリクソン。あのギターはエレキ?(ごめん無知で)“青春まっさかり”
リップクリーム篇「ロマンティックに潤ったろ!」が気にいったんだけど、ここで口唇を奪うフリをするハズが本当に奪って
しまったそうで・・・(笑)。もう、しっかりと楽器担当の村越くんびいきです(笑)。「俺、本当に高校時代こんなことやったぜ〜!!」
スパローズ。テスト中の2人・・・急に「好きな人誰?」と聞いてきたりして散々大和くんに邪魔されてテストがまともに
答えられない森田。ついカッとして大和くんに詰め寄る森田くんに、実は明日ロスへ旅立つと告白する大和くん。
しかし告白はそれだけに留まらなかった・・・愛のあまりの思いのたけを森田くんに告白する大和くん・・・禁断のホモネタ(笑)。
ま、ホモネタだということをさしひいても細かいツッコミ・ボケが面白かった。
近寄りすぎる大和くんに「近いよ、近すぎる・・。えっ、何?遠視?」とか。いいねぇ、頑張って!
大隈いちろう。なんだかすごく久しぶりな感じがしましたが・・・いや、それくらいで私は結構なんですが(笑)。
受験1日前だというのに、全然勉強に本腰が入らない・・・というネタでした。勉強机の真後ろに「受験まであと1日」と
書いてあるボードがあって、それが目に入るたびに、心を改めて勉強に取り掛かろうとするのですが、そのときの「ウッ」とも
「ンッ」ともつかない一言がちょっと面白かったかな。

MCで3組登場。ガリクソンの不意キス事件に、ホモキャラで食いつくスパローズ。キャラをもって前へ前へと行こうとする
そんな大和くん、君はエラい。そして、そのフォローもちゃんと忘れない森田君、君もエラい。頑張ってくれ。

18KIN。エキノコックス、結核(入院している場面でよくあるのが、スポーツ選手が患者を励まして次の試合で勝つから君も
手術頑張ろう、というシーン・・・という話で、日本とかは野球でホームラン打てばいいけれど・・・卓球とかだったらラリーを、って
いうネタがかなりハマってしまった。元卓球少女としては。)、マンモスの復活(マンモスの肉が食えるようになる・・・あの憧れの
ハジメ人間ギャートルズの・・・(笑))、クローン人間など。いやー、相変わらず面白いね。
いつもここから。教師のためのセリフ・・・うまく説明できないけど、えっと・・・以前、たしか医者とレストランバージョンが
ありましたが、あらかじめいくつかのセリフをあげておいて、それさえ使えば、うまく場を切り抜けられる・・・という
ネタです。今回は暗転したあとに、もうひとオチついたんだけど、真っ暗な中で一言のオチだったので、結構拍手とかぶっちゃって
もったいなかった感じ。
シャカ。バカバカしい種類の面白さ(笑)。エアロビに通う主婦・島崎もんこと、ソウルエアロビの先生・大熊くん。
「タレぱい収穫祭」などの軽くオードブルからスタートして・・・
「笑点メンバー、K1参戦♪ウーッワオッ!」「ミッキーマウスの形の木魚♪ウーッワオッ!」
「ラテンアメリカで和田勉ブーム♪うーっマジで!」「彼女のおでこに卍のイレズミ〜♪ウーッアヒャーッ!」
あっはははは。おばかしくて好き(笑)←造語。大熊くんはスポーツクラブへいってエアロビを実際習ってきたそうです。

ここでMC。いつここはモノマネにチャレンジ。18KINが「床屋へいったらもみあげ消えた♪うーっワオッ!」と
シャカのネタをアレンジ。そう、大滝さんのもみあげが消えていた(笑)。

ビビる。無言電話が続いている大木くんの家に、宅急便屋(大内くん)がやってくる。宅配物を届けに来たのだが
それがもしかしたら爆弾かもしれない・・・と、怯えて大内君を引き止める大木くん。
やるせなす。でたーっ!金森ミツルくんの再登場!妖精好きなメルヘン少年が帰ってきた〜!
渋谷で彼女と待ち合わせしている中村くんのその隣に気が付くと金森くん。慌てて身を隠そうとする中村くんだが
時すでに遅し。「あれ?中村くん!心理学科2年、金森ミツルですっ!」
「こんなところで中村くんに会えるなんて・・・きっと妖精たちが導いてくれたんだ」
長野から通っていた金森くんでしたが、通学に不便だったのか一人暮らしを始めたそうで・・。「今、群馬に住んでいるんだっ!」
中村「チョイスおかしくねぇ?」
落ちている片ッポだけの軍手を王子様の落し物だと想像し始めて、勝手に空想の旅にでて、
金森「人を救うときにね、ピカーッって光るんだ」
中村「マンガだな、それはもう。・・・なんで笑ってんの?今想像で1人助けただろう」(笑)
このシリーズ、時々続けて欲しいなぁ(笑)。
アクシャン。“名人に学ぶ”めがねを誰にも気づかれずに自然に外す名人篇。今回はどうかなぁ・・・・。
安井さんのノリツッコミ的司会ぶりがよかったくらいで・・・・。
ピーピングトム。なんと!←この場合、いい意味ではなくあまり歓迎しない意味。ブルーバード今村でございます。
もう、懐かしすぎです。どうしたんでしょ。今村さん、新ネタが書けないんでしょうか。アレンジがあるのか、と思ったら
そうでもない。んーっ。私がこのネタ初めてみたときは、らブルーバードできゃあ〜って客席はなってたんだけど
さっすがに客席の反応薄かったですねぇ(笑)。

企画コーナー。このコーナーの面白いところは・・・登場だね。かっこいいピートムチームに対してのT・I・Mチームの
下ネタ攻撃(今回は「Loveマシーン」で腰打ち連発)。ここがピークかな?(笑)
あ、あと大木くんの貴重人名知識シリーズ(笑)。今回一番笑えたのはゴルゴさんをさして
大木「すいません。あの、おぼっちゃまくんがいるんですけど・・・」
ゴルゴ「ちゃまに何を言うんだ」あはははは。
昼の部でお客さんから集めたアンケートを元にしたクイズ「飴と鞭」。アンケートに書かれているのは誰に対してのメッセージか
を当てるというもの。T・I・Mチーム(T・I・M、やるせなす、18KIN)に出てきたご意見は・・・「たいして働いていないのに
相方と同じ給料をもらっているのは恥ずかしくないですか?」という意見。これが誰に向けられた意見か・・・というので
・・・・辛口すぎて、客席が引いていたころ(笑)大木君「すいません、それ、大内じゃないんですか?」正解はレッドさん・・・。
ピートムチーム(ピートム・ビビる・シャカ)の出題は「いつも楽しませてくれてありがとう。私は○○さんの大大大大ファンです。
特に好きなところは、人のギャグを誰にも気づかれずものの見事に自分のものにしているところです」要するにパクり芸人だと
いう・・・これもまた引く話だわ(笑)。こちらの正解は大木くん。お客さん、辛口だわぁ(笑)。

新人がとっても頑張っているなー、と思う今日この頃です。兄さんたちも負けんなやーっ!
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