KISS’99 世紀末だヨ!お笑い大集合!! 東京笑い者・お台場スペシャル
1999年12月23日フジテレビ1階マルチシアター
整理番号98番
こーんな長いタイトルがついてますが、簡単に言えば、東京笑い者のスペシャルです。
あ・うん主催のライブなんて、ものすごい久しぶり。会場はイスがフカフカのかなりいい感じの箱です。150席くらい。
ま、クリスマス前のお台場・・・という設定は、ちょいと淋しいものがありますが(笑)、そんな淋しい状況は気にせずに・・・。

MCはいつものプラスドライバー。あの、不思議に思うんですけど、不思議に思ってはいけないのか・・・微妙なところなん
ですけど、たぶん今回のライブの前の方の整理番号の方は、あ・うんのファンクラブの優先でとったようなファンの方だと
思うんですけど、この事務所のメインである彼らが出てきても、非常に冷静・・・。というか、シーン。
確かに、面白いことは何も言っていないので、それは正解かな?と思いつつも、あまりに重い場の雰囲気に私などは
負けそうになるんですけど・・・・あ、負けてはいけないのかな?(笑)彼らのためにも。
と、いうわけで静かな重い客席のまま本編に突入です。

ちなみに今回は東京笑い者’99グランプリということで、コンテストコーナーを飾った実力派8組が最集結ということでした。
知らないものは置いていく、という雰囲気に、思わず置いていかれそうになりまずが、頑張ります。
まずは文化人類学。野球場のうぐいす嬢。うぐいす嬢の声がわりと上手かったのと、ベタなボキャブラと。
ノリツッコミの間があまりに悪いので、びっくりしました(笑)。
耳なり。私のなかの耳なり初期の頃のネタ“のぐそ”ネタ。なんだか懐かしい感じもしながら。
人目に触れないように野グソをしている川島くんのところに、通りかかる同級生の小川くん。
できるだけ野グソには触れないように会話を進めようとする小川くんだが
川島「触れてくれたほうが、精神的にラク・・・」
小川「ヨッ!野グソ!」
川島くんが、3回テイッシュを出して、前から拭くっていうそのこだわりがなんだかすごくおかしかった(笑)。
森方憲文。いわゆる漫談形式で、いろいろとありがちな出来事を述べていく形式のネタ。
ま、ネタ自体はそれこそありがちで、「あ〜、そうね」という同感まではたどり着くけど、それ以上の面白さはない。
バズーカルーム。恋愛テクニック。
360°モンキーズ。24時間笑わなかったらタダになるサービス付きの旅館。
スピードワゴン。なんか、勝手にすごい面白い人たちなんだろう、と思っていた。なんで?(笑)ネタはドラマ部。
おぎやはぎ。ネタは護身術。やはぎさんの独特のテンポが面白くて仕方ない。困った(笑)。
今回、肉体を使った個所があって、それに失敗するという場面あり。失敗して、技をかけたほうのおぎさんは芝居を続けている
んだけど、技をかけられたほうのやはぎさんは笑ってた(笑)。失敗したのは珍しいことなんですと。いやー、おかしい。
サービスパンダ。昔話「ホタテ太郎」。紙芝居でオリジナルのホタテ太郎という物語を披露。飯田さんは実に器用ですね。

ここで審査。客席から以上のコンビのなかから1組選んだ投票用紙を回収。結果はエンディング発表。

ゲストコーナー。(正直、このくくりが判らない。ゲストってどういうこと?)
まずはタイムトラベラー。先日14日のシアターDと同じ、赤ちゃんネタ。思うのですが、右の方の芸風は私好きですな。
ただ、ツッコミさんのやはり、私の苦手な“笑いながらツッコミ”が苦手なんです。もったいない。・・・・なにが?(笑)
プラスドライバー。誘拐。ものまね芸人の息子の誘拐、まちがい電話ばかりの誘拐、元亭主による誘拐の3バージョン。
間違い電話の誘拐の角田さんのツッコミが面白かったですわ〜。間違えてラーメン店へ電話してしまい
「スープがうまいねっ!」と言ってみたり、動物病院に間違えたときの「どこもかしこもイタイワンッ!」あっははは。
ラーメンズ・・・というか、ひよどり兄弟。う・・・嬉しい!いろいろな事情込みで嬉しい!
「大きな歌」から始まって、「東京タワー」「鏡餅」「男なら丸裸」「郵便ポスト哀歌」ときたもんだ!あひゃあひゃ(笑)
喜びで舞を踊りたい気分を必死で押さえつつ、ネタに見入りました。
歌もいいですが、このひよどりの舞台設定が自動車教習所の仮免合格後のビデオ講習会場だ、という設定がすごい(笑)。
楽しかったぁ・・・・。
MANZAI−C。久しぶりに見たんですけど、どうでしたのでしょう、元気だったのでしょうか。
スケッチブックを手に人名ネタというのも、相変わらずでしたが、なによりもっとすごいなーと思ったのは、
ネタに入るまでの季節柄のご挨拶が去年とまったく同じだったこと(笑)。いやー、びっくりした。
挨拶が去年と同じって・・・・おいおいっ!!1年の間に他にいい年の瀬挨拶が浮かばなかったの〜?と、驚きましたよぉ。

エンディング。時間に押されているせいなのか、あっという間のエンディング。
賢太郎さんが鏡餅を手に持ってきていて、2位のおぎやはぎにプレゼントしていたのが印象に残ったくらい。
ちなみに3位は文化人類学。1位はサービスパンダ。もう、この出演者の名前を見た時点から、「ビスパンはこのコーナーの
出演者に名前を連ねているのは、なんか変ではないか?」という疑問が消えなかったんですけど、やはり優勝。
ビスパンはどっちかといえば、ラーメンズやら、MANZAI−Cと同じ扱いになるような人ではないのかな。
だったら、優勝は逆にいえばしなくてはおかしいワケだよね。よく、わかんないや。

最後、客電もつき始めて・・・・の頃に、真っ暗な舞台から小林さんの声で「安全運転で!!」という声が・・・。
あはははは。そうですよね、仮免講習後ですからね・・・。

お台場は70%カップルの12月23日。世間はクリスマスイブイブかもしれないが、私にとってはひよどり兄弟復活と
山崎まさよし誕生日を祝う日なのですよ!
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