Panic Party 2000年1月22日 shibuya NEST
ボレロが鳴り響くなか、スモークがたかれているライブハウス・・・。
でもなんとなく今ひとつ気分が乗らないのは、立ち見で気ままに酒でも飲みながら見られると
思っていた私の勝手わがままな予測が外れたからかしら。

まずは安井レポーターが待ち行く人々に声をかけていくアメリカンホームダイレクトのパロディー。
気がつけば出演者が全員そろって、コールしたのは「アメリカン・・・」ではなく「パニックパーティー!!」
ここでふと、出演者の多くの顔に見覚えがないことに気がつく。誰なのだろう、あの人は。
最近行っていないフレッシュライブの超フレッシュメンバーなのか、それともピートムのダンサー仲間なのか・・・
この辺の見極めを早くつけたいところ・・・と思いつつ、スタート!

ここでダンス。ピートムとダンサーの男性(長身でかっこよさげ)、b−boy、アクシャン、大隈いちろう、ザブングル
といったメンツ。たぶんこれくらい・・・ダンスチームですかね?
音楽については・・・聞かないでください・・・(笑)。ただ、ひとついえるのは・・・初っ端に敢えてなんでしょうか、
わざとレトロにしたかったのか、古いダンス持ってきたなー・・・ということかな?10年前の振り付けとちゃうん?(笑)
ま、見なかったことに・・・。ま、気がつかなかったことに・・・。

今泉さんのところの留守電が24件入っている・・・どうやら、すべて杉下(杉崎)マネージャーからのダメ出しの電話らしい。
聞くのにうんざりして、電話を切ったら部屋の後ろにあったダンボールから杉下マネージャーが飛び出てくる。
今泉さんのじょんがらは飛び出すわ、「シュールな笑いは大衆受けしないんだからさー」「声が高すぎる!」「ノリツッコミ、
10年早い!」とか実話もどきのダメ出しが笑えます。昭和のツッコミ師・今泉さんのコントが新鮮。

学校帰り、制服姿の今村久仁人に女子学生が声をかける。友達が今村くんのことを好きだと告げに来たのだ。
今から、その友達が来るっていうので楽しみに待っていると・・・。
プッチモニのちょこっとLOVEに乗せて、登場したのは女子高校生・さやかに扮した貞さん。
そこに脇役のオバさん(大滝)など大勢出てきて、最後は交際の返事○か×かを聞く・・・。

酔っ払い飼いたい〜!ある日、いちろうが酔っ払い(安井)を拾ってくる。お母さん(大滝)に「犬や猫と違うの!飼え
ないの!」と注意されながらも、隠れて酔っ払いにリストラという名前をつけて飼いだすいちろう。
しかし。ある日、酔っ払いは酔いがさめて本当の家に帰っていってしまう。
「あまりよく覚えてないんですが、なんとなく楽しかったです」という手紙を残して・・・。
寂しさに泣いているところに帰ってきたのは、酔っ払ったいちろうのお父さん(ゴリけん)。
大隈いちろうのネタ「犬飼いたい」のステキな発展形ですね。安井さんの酔っ払いが楽しそうで○!

合唱コンクールの練習をする今泉、大隈、b−boyの3人。今泉くんの高音域が実に生きる(笑)「大きな古時計」を
練習中だ。そこに先生(今村)が登場。出席を確認してみると、いつものように、稲葉くんが遅刻している様子。
この稲葉くん、お父さんはB'zの稲葉さん・・・(笑)。
登場した稲葉くん(杉崎)は父譲りのファッションで「ごめんなさぁぁぁいっ!」と語尾を上げる(笑)。最高のキャラだ(笑)。
歌を歌っていっても、ねちっこく稲葉アレンジが加わるわ、友達をスピーカー代わりに踏み台にしてしまうわ。
今まで見たことのある杉崎さんのキャラでは、一番好きかも。またどこかで、このキャラに逢いたい!

大声一家、早い一家。名前の通りなんだけど・・・。そういえば、パクリ疑惑が一時期話題となったメンバーが
いた今回のライブではありますが、じゃあこれはどうなんですかね。大声一家。今から10年以上前に発売された
某芸人さんのネタのテープで、この大声一家というネタ、あるんですけど・・・。
ま、いいか。見なかったことに・・・聞かなかったことに・・・。

ダンス。ここは実に大人のショーパブムードで(誉めるかそうでないかどっちかにしろよなー、自分(笑))かっこよく
決めてました。メインはピートムの2人とダンサー(先ほどいったように長身のかっこいい人)と、女性。
その他ダンシングメンバー。(稲葉っちも出てきましたよ)
この女性の奪い合い・・・といったダンスで最後は今村さんが獲得。
抱き合ってポーズを決めたところに、酔っ払い(安井・別名リストラ)が登場!
「俺がシコシコ働いてるときに・・・なにしてんだよっ!チュー替われよ!チュー!!」と
抱き合うカップルに絡むと・・・今村さんが勢いよく安井さんのところにやってきてケンカになるのかと思ったら、
ロングロングチュー!安井さんと今村さんの熱いキスは、それはそれは魅力的でしたとさ。

渋谷の町を歩く気の弱い男性(えっと、これがザブングルさん?)がヤンキー(こちらは・・b−boy)に絡まれる。
ヤンキーは自分の上のヤンキー、金城先輩を呼ぶと言い出して電話をかけて・・・待っていると
実に暴力的な怖い兄ちゃん(ゴリけん)が登場。町行く人々をみな倒しまくる。あー、これが噂の金城先輩か・・・と
思いきや、倒れているうちの1人(貞さん)が実は金城で・・・。

ミポリン親衛隊。ミポリンの歌にあわせて、最初のうちは掛け声だけだったのが気がついたら、ふんどし一丁で
今年のかくし芸かよ!っていう肉体を使った、パチパチパンチのようなことを始めて、最後は割り箸をおしりで
割ってそれを客席に投げておしまい。アクシャン、18KIN、大隈いちろう、ゴリけん、ザブングル・・・の登場でした。

殺人事件がおきる。容疑者として挙げられる今村。最初に取り調べに当たった担当デカは先読み刑事(貞さん)。
役に立たない先読みばかりを繰り返す。口を割らない容疑者に次に登場するは、曖昧刑事(安井)、その後も
「原田知世の裏ビデオあげるからー」などと可愛らしさを売りにした大隈刑事、シーマン刑事(ザブングルのかたっぽ)
犯人刑事(大滝)・・・。そう、犯人刑事は血だらけのシャツをきてわかりやすーい犯人でした。
犯人刑事が犯人としてしょっぴかれてのち、登場したのは遅刻刑事(杉崎)。
しかし、もうすでに役目は終わっていましたとさ。

ダンス。ここまで来てももちろん、踊っているひとの名前はわかるハズもなしです。
SMAPでさえ番組に出るときは名乗っているんです。パニパ出演者もどこかで名乗ってください。

8時間に及ぶ打ち合わせ会議で、「パニックパーティー」というタイトルが決まったというところからスタート。
ちょうどメンバー的には中間管理職に位置する?安井さんが、それを若手に報告しに行くと「それはカタカナなのか?
英語なのか?」という疑問が新たに浮かぶ。多数決をとるが、なかなか決まらない。
本当は8時間の会議で疲れ果てて、今すぐにでも眠りたい安井だが・・・。
なんとか、英語表記ということで決定するが、今度はパニックとパーティーの間に点はつくのかで揉めて・・・
ここは全員一致で点はなしで決定。ところが貞さん「☆だよな」。って、ジェット☆キッズかよぉ〜!というツッコミを
客席から投げたくなるオチで終わりました。

エンディングダンス。最後は2人ずつ前へ出て挨拶。しかし、名前がわからない人がまだたーくさん(笑)。
役者志望の方とか(ダンサーと思っていた人)いたようですが・・・名前は知らない、今度は是非教えてください。

さ・・・甘い言葉と辛口言葉、どっちからにしようかなっと(笑)。
まずは、じゃあ辛口言葉から。ダンスを売りにしているわりには前半、振りが古すぎで驚いた。
どんどん進歩してかなきゃねぇ・・・。ダンス甲子園の時代じゃないんですからぁ・・・。
それと、私はやっぱり扮装コントがあまり好きではないらしく、特にハゲヅラが嫌い。
アレを見ると「素人にもできる笑い」の象徴だなーって気がして。やはり、プロのワザが見たいなーと思うのでね。
ですので、1本目のネタで貞さんがハゲヅラをかぶって出てきてテンション下がったわ〜。
甘い言葉・・・は、やはり今回はアクシャンと18KINにかけてあげたい。2人だけの時の世界とちゃんと違うものを
披露してくれたという点で。特に、安井さんなんかは杉崎さんの異常性を持ち上げる役割の多いアクシャンとしての
活動の時とは違う面が見られて、楽しかったです。18KINは2人ともコントという設定での新鮮さがよかったし。

ものすごくナベプロが力を入れているようなので、次回も楽しみではあります。(ポイントカードがついてましたもん)
でも、今度からは「ピートムが出るから楽しみ」ではなくて、「アクシャンや18KINがでるから楽しみ」と
なりそうです、私の中では・・・。ま、メンバーもこれで確定というワケではないようですけどもね。
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