AAA 2000年2月19日 シアターD
いきなりのACCESSで来ましたよぉ。おおっ、これは単独ライブのエンディングで暴露された小林賢太郎氏の
謎の過去のネタを引っ張ってきたかぁ・・・と、思ったら明転してみると、賢太郎さんが本当に1人で立っていて・・。
手にはビデオカメラ。ちょっと照れたような感じの(まー、ACCESSですし(笑))様子で説明なさるには。
インターネットプログラム「笑いの巣」で大勢の人の反応の声を使いたいので、その録音に協力してくれ、という
話で、さっそく実際のようにやってみることに。雰囲気は・・・ASAYANを想像してください。
(さてさて、その模様は略・・・。笑いの巣のHPで見られるうちに見ておいてください)
あまりに声がぴったりと合うその不気味さ・・・(笑)。賢太郎先生の前では、お利口さんにしますっ!!

エレキコミック登場。京都から間に合いましたね(前の仕事が京都だったのです。)。
どこかしら、谷井さんが京都弁。「なんや、男の人がね、迷彩服のパーカーとか着てるでしょ?
一言言いたい。・・・・“見つかってる!!”(二丁拳銃で撃つポーズ)」
今立「おまえの二丁拳銃はどこ向いてんだよ」

南の風(風力3)。ムカつくこと。無気力な雰囲気の湯川さんが面白いんだけど、最近無気力な
芸風の人多いからねぇ・・・。
ヒロポナイズ。ホステス殺人事件。今回は声だけで押し切ったなーって感じがちょいとしたわー。
ま、郷ひろみさながらのジャケットプレーは面白かったけども。
快児。全員の名字が「せこ」という名のクラスの出席確認。快児先生は特徴をつけて呼ぶことにします。
「昨日、ディスクシステムの書き換えに行ったせこ〜」
「持ち物検査したら、細川ふみえのCDが見つかったせこ〜」
「妖怪ぬらりひょんのモデルになったせこ〜」
「ドナー待ちのせこ〜」
「せこの「せ」がthと発音するせこ〜」
ラリアッツ。せいことまさきの野球部生活。
山内「まさき、あんたの名前をつぶやくたびに、うちのハートはうずきよる。ノックのきつさも手伝って
ドキドキのデュエットや・・」
相馬「愛のロック受けるか?」
このラリアッツカラー・・・いいねぇ(笑)。時代が戻るね、昭和に。
途中セリフが飛びつつも、芝居を続ける2人が、よけいにまた可愛く。

企画コーナー「ツッコミ王選手権」。全身紫尽くめの仁さん(富士額に富士・・・ひげ?)に会場中の視線が集中。
“瑞穂町のエジソン”小川くん(耳なり)、谷井犬郎(この犬にはまじっこびっくりさ)、“世田谷のボンドガール”片桐仁。
今立「同じ世田谷区民として認めねぇよ、和田荘のにしろよ」
片桐「二部屋借りることになったボンドガール・・・」
今立「っていうか、バカじゃねぇの(笑)」
片桐「家賃6万」
今立「家賃6万で風呂なし二部屋・・・(笑)」
谷井「すっげぇ」
片桐「すげぇべ」
そんな、片桐さんはやっぱり世田谷の守り神としてふさわしい人だ。
湯川ンダフル(南の風)、「ここにもいた破滅型芸人」と今立さんに言わしめた梅本(爆烈Q)、そして山内さん。
企画自体はなんだか、意味不明(笑)・・・ちゅうか、失敗?(笑)
できるだけ早くツッこむ「早ツッコミ対決」、「素人相手のツッコミ対決」(もちろん素人とは川島くん)などなど。
しかし、そこはトゥインクル。キャラの展覧会・・・それだけでも楽しめます。
片桐さんはツッコミのつもりでも今立さんに「報告はやめてください」と言われているし、
今立「この判定はお客さんに委ねるしかありません!」
客「えーっ!」
今立「参加しろよぉ〜。」と、指導が入るし(笑)、
あまりのツッコミの難しさに「あー、楽しかった頃に帰りたい。羊水に帰りたい・・・」と言い出す仁の神。
あげく最後は、賢太郎さんのボケに対し「賢太郎っ!!」と叫ぶばかりのツッコミという新技術を見せた仁さんが
今立さんに舞台袖に押しやられて、それでもなお「賢太郎っ!!」と呼ぶ姿・・・涙を誘います。誘わない。
結局のところ、優勝はいっぱいいっぱいながら頑張った梅本に。←なぜか呼び捨て(笑)。
優勝は賞品付き。「MDウォークマンinゼリー」(赤いゼリーのなかにMDが埋められている・・・)
それにしても賢太郎さん1人出てくると空気違うなー。すっごい。

爆烈Q。カレーのルーの入れ物をこすったら、ランプの精・・・が出てきたというネタでございます。
ねこじゃらし。試験中に消しゴムをはじめ、いろんなものを借りる植村。
勉強内容が飛んでしまって焦る植村「小田急の急行って、経堂止まったっけ?」などと、わけわからないことを
言い出したり。あげくには、靴の底を消しゴムがわりにする始末・・・。
耳なり。銀行強盗(川島)と店員(小川)。
銀行強盗「2億円入れろ」
店員「男ならな、もっとどでかい金額家よ!4兆円っていえよ!!この意気地なし!!」
銀行強盗のどさくさに紛れて好きな女の子に告白したりと、図々しい店員。
あ、小川さんって図々しい感じが似合うね(笑)。「おーっ、とか言うなよ(笑)」
エレキコミック。やっつんの武道館ライブの日、マネージャーのだっつんを前に突然自信を無くしてしまう
やっつん。そんなやっつんにデビュー曲「おっπでR」(資生堂イメージソング)を聞かせるだっつん。
この日までの苦労を思い出せと説得するだっつんだが、やはりやっつんの意志はかわらない。
そんなやっつんに嫌気がさし、楽屋を飛び出していくだっつん。ところが、彼は交通事故を見たショックで亡くなり・・・。
そんなだっつんのために、やっつんは舞台にたちこの歌を捧げる・・・「ミントの香り」
ラーメンズ。浴衣姿の2人、廻すはなわとび。ところがシアターDの天井が低いため、照明にぶつかって
おっかなびっくりの2人(笑)。
小林「このネタここではむりかしらっ♪・・・ならば短めバージョンでっ♪よろしいかっ」
片桐「・・・どうやるのっ♪」
そういいつつも、なんとか「おじょうさんっ、おはいんなさいっ」と唄い始めるので、あれ?単独の
長縄かなーと思ったらば・・・。一通り唄ったあと、
「えーっ、宴もたけなわでございますが、さっそくですね、次の出し物に参りたいと思います。
今のはね、ついこないだNHKの夜中にラーメンズとかいう若者がやっておったのを拝借したわけで
ございますけども、次もワタクシ商品開発部ランジェリー担当カリベ(シュンサク)、そして広報部折り込み
広告班のハットリさんと一緒に、一生懸命練習した演芸でございます。」と、始めたのはショートコント。
「矯正プラザーズがお送りするショートコント」・・・タクシー、入社面接、野球部。
そしてブリッヂに“矯正ブラブラ〜♪”・・・もちろんフリツキ。これだけでも嬉しいのですが
「アルバイトじゃないんだよっ!カリベシュンサク47歳・・・」鳥肌さんだぁぁ♪
そして最後の出し物は「赤坂ライブ」というビデオに出ていたドライフラワーというコンビの「床屋」というコントを
そっくりそのまま再現したというもの。(あ、実際にはないですよ(笑)、そんなビデオもコンビも)
これが、賢太郎さんがベタなツッコミで、仁さんもまたボケまくり。新鮮三昧。ええ感じやー(笑)。
私、こういうの好きだな。

ウニ吉さんも登場してのエンディング。ラーメンズは・・・・浴衣のまま登場。仁さんがどんどん捲り上げていくので
賢太郎さんから教育的指導。白ブリーフ1枚はよくても、浴衣がめくれてはダメなのね(笑)。
「今日はこないだうちの単独homeを見にきた人たちをガッカリさせたんじゃないかと思って・・・
決めたんだよ、僕。AAAは自分で楽しむもの。仕事って思わない、遊びにきたって感じがいいなって」
一方、仁さんはというと「もじゃもじゃもじゃもじゃるでぃっ!」と「もじゃ大好き、もじゃすきー!」
「進研ゼミ、もじゃもじゃ!!」と谷井さんと遊んでました(笑)。
「ガンプラ一直線」のビデオがいまだ発売されているというお知らせもありました。
笑いの巣ライブについては「なんか居心地悪そうで・・・」と、心配のご様子

さてさて。そんなこんなで、谷井さんの口から出てきた言葉は「今日のDDDは・・・」ええっ。
でたーぁぁぁ、ドクロ軍団だぁぁぁ。←なんて、盛り上げるほどじゃないんだけどね(笑)。
ドクロ軍団が出てきたと思ったら、歌を歌い始めて終わり。さー、帰ろうかなーと思ったら
今立「なに、みんな帰ってんだよぉぉぉ」
先月よりのメンバー増員ゲームを開始。今月の被害者は・・・・ということで全員がもう一度舞台へ出てくるんだけど
ラーメンズの2人はもうすでに帰宅の準備万全。くじ引きの結果、ヒロポナイズ・高石さんが・・・・。
ドクロ入りなりぃぃぃ〜。

常にいつも思うことですが、ラーメンズのいいところのひとつ、それはファンに甘えないことですね。
おかしな話なんですけど、シアターDのライブなんていうのは、わりと名前も名乗らない芸人さん多くいます。
「知ってんでしょ?」ということなんですね。いやー、知らないってばさ、自己紹介してよ。
って、思うことが意外に多くあるんです。ところがそこを、はしょるのよぉ。これってファンに甘えすぎてない?
ですので、毎回「我々ラーメンズは・・・」という話し方で入る賢太郎さんを見ると、親切だし謙虚やねぇ〜と
思うのです。

この日、お笑いライブ初めて・・という後輩の男の子を連れて行ったのですが、彼のお気に入りはエレキコミック。
うん、まぁ・・・そうだね(笑)。「関西弁のあの人、面白い」と言っていたけど、まー、確かに三重県だけどもぉ。
あれは営業の影響じゃないかなぁという説明は、まだ彼には難しいと思ったのでやめておきました(笑)。
そして、耳なり・川島くんを「かわいいっすねぇ、かわいいじゃないっすか。素人でしょ?」と本気で尋ねてくる
彼にまた、複雑な心中の私でありました。

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ここから14行上の言葉が…言葉がぁぁぁぁ!!(笑)
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