笑いの巣〜世界への巣立ちライブ 2000年3月20日 ルネス
麻布十番っすよ、麻布十番。迷っちゃいましたよぉ〜。
オールスタンディングですよ、オールスタンディング!お笑いライブスタンディング!
でもって整理番号なしっすよ!先頭に並んでいた人は朝7時よりも前だっていうんだから・・・。
・・・混雑している絵が欲しいのぉ?盛り上がっている映像が欲しいのぉ?なんなら事故の1つや
ふたつ起こして新聞に載ればいいくらいに思っていない〜?なーんてイヤミの1つも言いたくなる
条件付きのライブだったんですけど、実際に行ってみると意外とね・・・・やっぱりツライ(笑)。

スタッフ対応わりとヨシ。元アナウンサーのお兄さん(たぶん現在、人事異動で別の部署にいるものと
思われる)もさわやかに応対してくれていたし、開場前に付近住民への配慮を考えてか、店内に入れてくれ
トイレ開放してくれたり(これ重要)。テレビ朝日よりはいい感じかな(笑)。

開場から開演まで1時間とってあったんだけど(実際には開場が遅れたようで、そんなにはなかった)
その間立ったまま待つ観客。会場はとにかく大音響。DJは底ぬけAir-Line・古坂さん、正面にはVJ・
同じく底ぬけの忍くんの映像が映し出されている。んー、このまま音楽のライブでもやる?といった雰囲気。
たまに2階部分から、忍くんのノリノリ(死語)の姿が見えたり、他の出演者が見えていたり・・・したらしい。
会場の一部の観客にはその様子が見えたらしいが、私の位置からはほとんど見えなかった。

さてさて、インターネットでの放送があるということで、さすがに開演は時間どおり16時スタート。
オープニングまずはファンキーモンキークリニックの卓君が生んだという魚をモデルにした?
名なしCGキャラがご挨拶。そして、オープニング映像。なかなかかっこよくまとまっている。
(しかし、職業柄こういう映像の版権ってどうなっているんだろう・・・と、とっても気になる。)
そして出演者の呼び込みから。歓声がわかりやすくてなんだかなー(笑)。
賢太郎さんは元気に踊っておりましたとさ。

ここで今回のルール説明。ロサンゼルス、ロンドン、上海、中国在住の日本人4人によって点数が
決められるという・・・・4人!4人が世界基準!うわぉ。まー、このルール・・・今のうちに説明してしまうと
上海が回線つながらず、集計結果が出るときまで点数がわかんなかったという企画倒れ??ってな
感じになってしまったんですけど・・・。それを早いところ「回線がつながらない様子で」とか、テレビ局らしい
応対で切り抜ければよかったのに、一回ごとに「あー、採点に悩んでいる様子ですねー」と、しらけること
しか言わなかった仕切りはどうなのよっ?と疑問を投げかけたくなる・・・あー、もうよしましょう(笑)。

さてさて。1組目。チョーダイ。ロックコンサート調に登場
「盛り上がってかぁぁぁ!!(SEの大歓声)いやっ、このSEじゃなくて、おまえらだってーのっ!」
ここで観客との声の投げあいで、観客も多少和み・・・「イェ〜〜イッ!!」
「そういうキャア〜とか欲しいんだよ!間とか関係ねぇからよっ!!」
雰囲気はナイナイ・岡村風(笑)。意外とノリのいい観客に「ありがとうね、バナナマンのファンとかも」
ネタは就任式。先日のシアターDオールスターと一緒です。少し短めに。いや、本当に短かった。
あれ?もう終わり?と思ったら、もう一度舞台に上がってきて、アンコール・・・。
もう一度就任式。いい感じで1回目終わったのにねえ・・・アンコールという形式に観客はついていかなかった
みたーい(笑)。はずしちゃったね。でも、へこまず勢いある若手は好きです。がんばってチョーダイ、さむっ。
ここで採点。しかし、上海はつかず。400点満点中、何点なのかわかんない。

アンタッチャブル。自殺志願者の順番待ち。言葉のなんていうの?散弾銃っていうの?すごいなー。
「ボクなんか階段昇ってきてそのままって感じでいけますよ」
「あんたなんて、2階くらいで十分。打撲で十分!飛び上がって死にゃーいいんだよ」
「あなたが最初飛び降りますよね、人が群がるでしょ、その中に私行ったら“またか”みたくなるでしょ。
“かぶってる、コイツ”みたいな。かぶってるって、変な意味もあるでしょ?」
「そのへんから飛べ!うっせーな。そのへんの低い3階のビルに頭ぶつけて死ね、おまえはっ!」
「やですよ、なんで死ぬ前にちょっと“痛い!”って思わなきゃいけないんですか」
「痛いじゃすまねぇよっ!!」
とにかく1秒と間があかないほどの言葉の銃撃戦。すっごいわー。

チャイルドマシーン。ドラマ「キャメルストーリー」。
「山本はおもむろにケミカルウォッシュのGジャンをほおった。山本はそこで思わぬ収穫、ホイミを覚えた。」
「今日思い切って言おうと思います・・・・。山本さん・・・ポア」
「謝りの手紙をビンに入れて海に流したんですけど、それはグリとグラにとられました」
漫才苦手の私でも、好きな1組の1つ。
このあとのトークでは、一番仲のいい吉本の先輩の話として、千原兄弟のお話が・・・。
この日のライブ中も近くのファミレスで時間をつぶしているという千原兄(笑)。

底ぬけAir−Line。今回の音楽映像を担当した彼ら。すっかりNo Bottomも定着した様子で
あちこちで「No Bottomみたい」という声が聞かれました。
「Jside.com♪デパートに人がどっとコム・・・26歳でダジャレ。もうおしまいでしょ?」
底ぬけAir−Lineのショートコント超音速スポットフラッシュ!!
新聞です/マラソン中継/怖い横断歩道/卒業/意味ない3分間クッキング/告訴(あまりのくだらなさに
爆笑(笑))/いのき学級/マイルドセブン(これは最高!(笑))/キャスターマイルド/音響さん、犬を
飼っている/チーババ/年越しババ/デスマッチ/テレパシー漫才/借金とり/いやな告白
「小島さん、2年ぐらいまえからずっといまいち」「だったら言うな」/谷啓ここ一番で間違える/
パーマン2号のマネ/八景島シーパラダイスの白いイルカのマネ/さかなのマネ/世界一愛想笑いの
下手な男/パーでチョキを出す男/放送禁止じゃねぇけど、放送禁止な女/ブタペスト/小島が思う
うさぎってこうなくんじゃねぇかなーのマネ/古坂が思うネコってこうなくんじゃねぇかなーのマネ/
献血(バカで最高!)/青森出身の藤原紀香のジェイフォンのCMのマネ/痴漢対痴漢、痴漢の勝ち/
妖怪人間M/パチンコ/ガチンコ/流し目しげお(あっははは(笑))/口は臭くないけど手が臭い男/
いたちごっこ/ストーカー/アントニオむつごろう/ドラえもんアッシュ・・・本当に50あります?(笑)
久々に感じた疲れる笑い・・・・笑いすぎた(笑)。

おぎやはぎ。2人の囚人が脱走方法を考えている。おぎの考える脱走方法とは・・・・。
なんだか最後が時間切れ?のような終わり方だったんだけど、どこまでがネタだったのかわかんない。
囚人服姿の2人に「かわいい〜♪」の声が飛ぶ時代です。

おはよう。。一番標準的な漫才でございます。雰囲気はオレンヂくん入ってますが。
上手いけども、普通。ごめんなさい、他の人たちのところと書く量に差をつけてしまって・・・。

バナナマン。「会話形成人格診断テスト」
「設楽さん、昔可愛がっていた犬が死んだときのことを思い出してください。」
「日村さん、昔、親戚のおじさんにレイプされたことを思い出してください。」
何度も見たことあるネタなんだけど、あっというまに惹きつけられる・・・バナナの魅力。

ファンキーモンキークリニック。ネタは「強盗と隣人」。
強盗が入っていると、そこに引っ越してきた隣人が挨拶に来る。そこの住人だと思い込んだ隣人が
いろいろと世話を焼いてくるが・・・・。失笑に近かった気がする・・・笑い声が。

ラーメンズ。・・・・というよりも“ひよどり兄弟”。ミニ動物園で握手&サイン会&リサイタル。
「郵便ポスト哀歌」とられました・・・♪の部分にフリ?がつきました。3文字を示すように手で
指し示すだけなんですけど・・・(笑)
「鏡もち」去年12月の東京笑い者の際には、太鼓で「ドンドンっ♪」を示していましたが、今回は
その場でジャンプ2回。床の音で「ドンドン♪」を示してました。
「金閣寺」“本当のママじゃなぁぁいけれどぉ〜♪”
ひよどり兄弟の「ひよどりきょうだい、どうぞよろしくなぁ〜♪」のハーモニーがうまくいかず心配げな
兄のけんろう。一曲歌い終わるごとに、ハーモニカを取り出してプッ♪と音の調子を調べたり(笑)、
パントマイムでテーブルクロスを抜いて見せたり・・・(笑)。
あー、笑いの巣卒業とあっては、この楽しいネタも今回で見納めかしら・・・。
あ、年末には岐阜のホテルでディナーショーがある・・・・わきゃない(笑)。
ネタが終わってトーク。が、仁さんの様子が変。「相方、ちょっと閉所恐怖症なんで、できれば今度窓が
あるところで・・・」本当に汗ダラダラで壁に頭を打ちつけはじめて、すごい気の毒なのにどうしてもおかしい・・・(笑)

エンディング。底ぬけ・古坂さんとバナナマン・設楽さんが気がつけばマイクを持っていて、仕切り風。
出場順に挨拶・・と行くわけですが・・
まずはチョーダイ。雰囲気はネタのままロッカー風。「ホラ、点数じゃないじゃん。男は顔じゃないって
ことでしょ?伝わればいいんだ、俺のハーツが。」
アンタッチャブル。山崎「いろいろ不幸な人がいましたけども、そういうのを抜きに笑ってもらえればね
いいなって、このネタを作りました。」
柴田「なんか“今日は泣かねぇぞ”みたいな・・・(笑)」
チャイルドマシーン「上海の点数に悪意があった。上海をボクの植民地にします」
底ぬけAir-Line。古坂(そのまま書き起こす私も私だな(笑))「でも・・・本当に今日は・・・.comの巨根さん
(打ち間違いじゃないよ(笑))・・・今日すごいメンツでしょ。見てみ。アンタッチャブル・・・触っちゃいけない
んだぜ(中略)、おぎやはぎ・・2人いるんだよ、やぎおはぎじゃないんだよ。山羊のおはぎじゃ食べられません!
全部紙ですからってこと!おはよう。・・おはよう、みんな言うじゃん。当たり前のことを舞台で笑わせることが
できるかってことなのよ。チャイルドマシーン・・・子供の機械なワケよ。みんな“なげぇ〜”って思わないことよ!
バナナマン・・・バナナの人間だぜ。脱いだら真っ白って感じの。ファンキーモンキークリニック・・・ファンキーで
モンキーな医者だよ〜。ラーメンズ・・・ラーメン、みんなどんだけ好き?塩とみそとしょうゆ・・・それを全部
2人で表しちゃうのよ。タートルタートル(2人の衣装)ラーメンズってことよ。
みんな・・・・笑いの巣って・・・・・よくないっ?」この古坂さんも・・・よくないっ?
おぎやはぎ。古坂さんのムードを受けて「盛り上げていこうよっ!!イェーイ!!(会場「イェーイ!」)
○ンコ○ンコ、コチーンコチーン!!(会場・・・・)言えよぉぉぉ!!みんなぁ〜!
○ンコ○ンコ、コチーンコチーン!恥ずかしいの?いいよいいよ、恥ずかしがっている顔いいよ!
○ンコ○ンコ!(会場「コチーンコチーン!!」)」・・・・連呼。「あ〜、イッちゃったぁぁぁ〜」とは矢作氏。ステキ。
会場は息苦しくなるほどの爆笑。笑って崩れ落ちている賢太郎さん・・・(笑)。
ここで古坂さんは「次はもしかして・・・」期待受けての登場はおはよう。
「えっとまあ・・・これを言うことでボクら、テレビでられないかもしれませんが・・・大阪風で
いいますか?え〜・・・・・(赤面)」と、いいつつも今度は会場が引く勢いの(笑)言葉を発してました。
結局、場を取り直して「1、2、3、ダーッ!!」をご唱和。
バナナマン。日村「オレはねぇ・・・みんなの挨拶聞いててね・・・。古坂!山崎!設楽!ラーメン、2人来い!!」
それぞれ呼び出される5人。「えっ、オレらも?」という表情のラーメンズ。
「おまえらの挨拶聞いててめっちゃくちゃ感動したから・・・(この時点でラーメンズは挨拶していない)・・・
ラーメン!ラーメン!下がれ!!(腑に落ちない表情で設楽さんに文句を言いつつ下がるラーメン(笑))
おまえら3人!うしろにたっているおまえらもさぁ、俺の弟になったらどうだい!」
あはははは。「こいつやっちゃおーぜっ!」→集団いじめ→いじめの輪から日村復活・・・
これが噂のラママ式エンディングですか?(笑)
ファンキーモンキークリニック。「チョーダイが点数のことで言ってましたが、みんなの頭の中にはファンキー
モンキークリニックが浮かんだと思います。」
ここで古坂さんか設楽さんが「点数なんて関係ねぇ!!何キロバトルなんてそんなんなし!!」
さてさて、そんな発言のあとのラーメンズ(笑)。パントマイムで綱をはり、その上を綱渡りする片桐仁。
賢太郎氏の元へ無事たどりついて抱擁。今度は、仁さんの口に何かが咥えられ、賢太郎さんが・・・
カードを投げた!無事その口に咥えたものに刺さって・・・」会場はオーッ・・・と感嘆。
古坂「みんなには見えたか?オレらみんな見えた」
設楽「コバケン、あれじゃね?TBSのお父さんのヤツに出たら(300万円)とれるんじゃね?」

と、まぁ楽しい楽しいエンディングも結果発表。合計点数による順位は
1位ラーメンズ、2位バナナマン、3位底ぬけAir-Line、4位と5位がおぎやはぎとおはよう。の同点、
6位がアンタッチャブル、7位がチャイルドマシーン、8位がファンキーモンキークリニック、9位がチョーダイ。

ここでゲストが。エアレンジャーのキューティーピーチということで桜庭あつこさんと林さん?が登場。
しかし・・・古坂「あの、みなさん。舞台に女性があがった瞬間、引かないように」。僕ら大相撲協会じゃ
ないんで。」うまい。さてさて、本当のエンディングです。大音響の音楽がかかるなか、演者たちが舞台袖へ。
閉所恐怖症の仁さん、一目散に戻っていきました(笑)。賢太郎さんはそんな相方を気にするでもなく?(笑)
のんびりと・・・すると、舞台でチョーダイの小さい子が(笑)踊り始めたのを見て、賢太郎さんまで
ダンシング!はぁぁぁ。おいしゅーございました。

というわけで、以上です。この模様は3月25日深夜に日本テレビで放送されました。
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