TOKYO GAG COLLECTION 2000年3月31日 セシオン杉並
TBSでの放送が決まっているということが影響しているのか、ステージ上には風船で作られたうさぎが
2つと中古車センターり入り口の門のような(仁さん曰く)風船のアーチが両側にある、そういう舞台。
会場は広くきれい。あまりの広さに「あー、ここでしばらくAAAをば」と願ってしまったくらい。

今回のギャグコレはTOKYOという看板を破って、初の関西勢が参加。
さてさて、どんなことになるんでしょうかねー。

そして、司会は前回優勝のシャカ。テンションは高いが、天井も高い・・・声がぬけてぬけて、なんだか寂しいくらい。
本当に空回りしている会話なのか、ただ会場の設備の問題かわかんないトークでオープニング(笑)。
噴火のために番組がすべて飛んでいたという話など。

アルファルファ。アフリカの奥地の旅行地で腹痛に襲われた飯塚。なんとか見つけた医者に入ってみると、そこには
異国の地のはずなのに、日本人の変わった医者(豊本)がいた。やたらと日本語を懐かしがる医師。
それと変な棒を持っていて、なにかというと邪魔くさい(笑)。
飯塚「それうざったいですよ!コントロールできないんですか?なついてますよ」
ハプニングなのかなんなのか、途中その棒がバキッと折れた(笑)。どこまでいっても目が笑わない2人が楽しい。
パペットマペット。「風船」「火事」「つかみどり」「部屋探し」「つかみどり2」「クビ」「プール」「手術」・・・。
もうねぇ・・・・。牛くんにやられてます(笑)。
牛「呼びましたか?社長!」(社長に食いつく)
カエル「うん。・・・・近いね」
つづきまして・・・手術。
カエル先生「君、メスッ!あー、これは上質のカルビだねー」
牛「・・・・・(不安そうな表情)」
ハローバイバイ。ヒーロー「ジャスティス」オーディション。オーディションに来たのはデブで・・・というネタなんですが。
ありがち、との一言で片づけてはいけませんか?(笑)
バカリズム。空手家飼ってよぉ。・・・・犬飼ってよぉ〜(大隈いちろう)、酔っ払い飼ってよぉ〜(パニパ)
流行ですかね(笑)。子ども役の升野くんのなんと似合うことか・・・。
「決められたところでしか瓦割りさせないからぁ〜、ねぇぇぇぇ〜、飼ってよぉぉぉ」
アンタッチャブル。出産の立ち会い。最後の最後、オチ前で柴田さん、噛んじゃいまして。もったいないですねー。
山崎「注射が苦手なんですよ。最先端恐怖症で・・・」
柴田「先端だよっ!なんで流行に負けてんだよぉぉ〜!」
ネタの間の柴田さんの笑顔率と面白さが反比例すると感じるのは、私だけ?
坂道コロコロ。教育番組「しんご兄さんのゆかいな広場」坂道コロコロらしいネタ。“そしてこいつ、いっつも・・・・”

ゲスト・林家二楽。ハサミで体揺らしながら紙を切る人。この説明が一番早いでしょ?(笑)
それこそ私が子どもの頃からある芸ですね。これぞ芸。体揺らしていないと紙がきれないのか、とか
お題をもらうところとか、昔懐かしい〜。(懐かしさのあまり作品をもらってきた私(笑))
ただ映し出す機械とかは、さすがに進化がありまして・・・あ、それと作品ね。アニメのヒーローもの
なんかでまとめていたのを見たときには「おいおい、そんなに客層若くないで〜」と一言言いたくなりましたが(笑)。
まー、とにかくいっこく堂なみに、賢太郎さんが興味を持ちそうな芸ですね(笑)。

ラーメンズ。酒を飲んで帰ってきたらしきサラリーマンの男。ネクタイをゆるめ、水を飲み干すと机に
突っ伏して寝てしまう・・・そこに側転しながら押し入れから出てきたのは、たかしの父!
いつのまにたかしは社会に出ていたのだ?(笑)。
「チョップ軍隊!意外と守備範囲が狭い・・・うーん、死ねっ!!犬っ!!(舞台に置いてあったうさぎの耳を
ペタンと寝かす仁ちゃん)」←これには寝ていたハズのたかしも興味を示し笑っていた(笑)。
「たかしにまたも見てもらえない悲しさのあまり、中古車センターの門をくぐる父さん。(セットの
風船のアーチをくぐる)何も買わずに出てくる・・・いるかー、車なんかーっ!」←これにもたかしは笑って反応(笑)。
「おいおい、この親殺しツーバイフォーが!ツーの倍はフォー・・・当たり前じゃねえかぁ!バカにすんなよ、カナダ人!!」
風船の束をもっては「あー、飛ばされるよぉぉ〜」と騒いだあげく、「どこに置いたらいいのやら・・・」と戸惑うたかしの父(笑)。
その情けなさに無視しているハズの息子もつい後ろを見てしまうほど・・・(笑)。
たかしの父の持病、首血が出て止血を頼んでいるとたかしが自分のネクタイを徐に外し、父さんの首へ・・・。
「たかしぃぃぃ!!!」と喜びながら去っていった息子の姿を追うんだけど、息子は舞台反対方面に向かって逃げていきましたとさ(笑)。
たかしの父、必死で追いかけるの巻。このネタの仁さんはとにかくすっごーい。
今日は「文明開化!文明開化!」も久々に飛び出したし。しかし、賢太郎さんも机に突っ伏して寝る・・・といっても
すべてパントマイムでやっている・・・あの姿勢、そうそう保てるモノでもないぞぉ。すごいなー。
テツandトモ。ものまねは石橋貴明といっこく堂のジョージ君。なんでだろう〜♪顔芸は久々に「踊る大捜査線」。
フットボールアワー。銀行強盗をして逃げてきた男2人。強盗の事件を伝えるニュースを見てみてると、1人を「小太り」
20代なのに「30歳前後」と報じられている。その報道に落ち込む犯人の1人。
普通に報道されている方(いわゆるツッコミさん)が、微妙にビビる・大内さんに似ている。
この人たちがどうして関西から選ばれて、ワザワザ東京まで来たのかが全然わかんない・・・・。
たまたま、こうだったのか、いつもこの「シアターDJr.クラス」なのか。
ますだおかだ。世界初の板つき漫才(舞台暗転中に、持ち場につこうとした2人)。暗転の中から「暗っ!」で
早速笑いを取る。彼らが、こんな近くで生で見られるのは、なんだかうれしい。同じ関西から呼んだのでも、ますだおかだは
うれしい。オンエアバトルでは見ているけど、ライブ、ということを意識して見るのは初めてだからね。
ファンの行動、「ビューティフルライブ・・・スペース」、「長嶋監督」・・・・。
“メモをとるな!”が生で見られてやっぱりうれしい。・・・・・嬉しいの安売りかっちゅーの(笑)。
シャカ。女装趣味のサラリーマン(植松)。今日もストレス解消のため女装して喫茶店でくつろいでいると、そこに
明らかに男とバレバレの女装をしたチョビひげの男(大熊)が入ってくる。
その女装の男、自称ジュセフィーヌ・キャロライン(大熊)は植松(こちらは自称・浜田れいこ)のストレスの原因の上司、馬場だった。
2人のおかまぶりがキュート。なぜかおかまの役所こそ、シャカの本領が発揮できている気がしてならない私であります(笑)。
「またトイレ〜?残尿?」「さ〜うぃ(み)〜しぃ〜いぃぃっ〜!」
「OL?それともKT?・・・・家事手伝い?」

エンディング。女装姿のままのシャカが取り仕切ります。1組ずつ登場。
アルファルファ、豊本さんは舞台上の風船うさぎをひっぱってきて割ろうとするわ、飯塚さんは間違えて豊島区へ行ってしまったらしいわ、
アンタッチャブルは女装姿の大熊くんを襲った後、会場批判(広すぎてウケ具合がわかんないと申してました。確かに)。
ハローバイバイは、植松さんがバイトしているビデオ屋のお客さんだったことが判明、パペットマペットは大熊くんに
かぶっていたマスクをはがされるが下にもう一枚つけていて、秘密の素顔の秘密はなんとか保持。
(しかし、あの人形はもう製造中止になっているそうで、あれが壊れたら・・・芸人生命?)
ラーメンズは案の定というか(笑)、賢太郎さんが紙きりのマネをしつつ登場。切りあげた作品は・・・というと「nwo」。
Tシャツの胸のあたりにあてて(笑)。そのあと講談社の追跡取材を受けているとのことで、お客さんをバックに写真撮影。
舞台から降りてきて、背中を向けた仁さんがすぐ目の前で、ワタクシ直視できず。うふふ(笑)
フットボールアワーは関西から来たのはいいが、知っている人だれもいないなか、控え室で寂しかった、というような話をしてました。
ますだおかだは控え室でオンエアバトルの本のために、ラーメンズと対談していたらしいです。

さてそんなこんなで、ゆとりあるライブ。案外と珍しいのでのんびりさせてもらいました。
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