「Love plus club」記念イベント 2000年4月29日 横浜ジャックモール内特設ステージ 
朝。ぴあでチケットを取った足で横浜へ向かう。11時。13時からのイベントとあって、そんなに人はいない
だろうという読みは当たり、数人の男性たちがでっかいカメラのスタンバイをしている程度。
そう、俗に言うカメラ小僧(小僧というほど若い人たちではない)の方々だ。
そのなかの一番前に知り合いを見つけるので、声をかけてみた。会話を邪魔する舞台上のリハーサルの声・・・。
早いなー・・・・と、ふと舞台を見ると目の前にエレキコミックの2人。
うわっ!びっくりしたー。心の準備が・・・。司会はエレキコミックと元ワンギャルの加藤由季さん。
リハとはいえ、お2人の声が聴けるのもなんだか得した気分なので、そのまま会場にぴあで使っていたシートを
敷いて、朝っぱらから“ぴあチケット争奪戦お疲れさま”乾杯ということでビールを飲む私でありました。
いやー、横浜みなとみらいの空は青かった。春の風もここちよく・・・。

会場はお察しの通り、ショッピングセンターの真中の広場といった感じの特設会場で
となりには、抽選会場がありました。

出演者の名前を見ると、「Last Angel(びっくりー。すでに解散してたのね(笑))」だの「P-style」だのといった
アイドル候補生たちが名前を連ねている中にラーメンズの名前が。持ち時間10分。
短いなー。2回あるといっても20分でしょ。で!で!もう1組芸人という人たちの名前が。「ラブベリー」。
彼女たち・・とにかくコメントもしたくないんですけどもね(笑)。彼女たちの持ち時間が10分。
おいおい、ラーメンズとラブベリーの持ち時間が一緒??んー、納得できかねるぅ。
ま、そんな不満もなんのその。エレキの司会に心地よさ満喫。
会場からも「テレビ見たよぉぉ(新しい波)」とか個人名で応援がかかるなど、男性たちにも評判でした。
私の後ろの男性なんか「テレビでさー、面白かったんだよ。生で見れてマジ嬉しい」とか言ってて
思わず振り返って握手して抱擁してやろうかと思いましたもん(笑)。

イベントが始まる。会場は気がつけばすごい男性たちに囲まれている。
そう。どうやら元チェキ娘「Last Angel」のファンらしいんだけど、彼女たちが登場したとたん、すっごい騒ぎ。
最初は完全に引いていた私たちではありましたが・・・・・ふと気がつけば、一番強烈なファンの男性の横に
見慣れたもじゃ。さっきまで舞台でリハサールしていたもじゃくん。一緒に負けじと盛り上がっている(笑)。
常連ファンとおぼしき男性に掛け声の指導をあおいで、一緒に応援。
それ見てたら、姉さんもさー(笑)応援したくなっちゃって〜。すっかり歌えるほどになったわよー。

で、ラーメンズ登場までの間、ファッションショーあり、メイク講座あり・・・(このメイクの先生が
めっちゃくちゃ気持ちのいい美人だったのですよぉぉ。先生〜〜〜!惚れたっ!!)といろいろとありまして。
そして、やっとこお笑いコーナー突入。まずはラブベリー。1回目登場の時はあちゃーというくらいの静けさを
獲得しましたが、2回目公演ではノリのいい「Last Angel」ファンが彼女たちの持ちギャグ「ワッショイバッキュン×3!」
っちゅーのを一緒にやるなどして、それなりに盛り上がってました。
彼女たち「パイレーツに似ている」と言われるのがイヤらしいんですけどもね・・・似てますからね・・。二番煎・・バキューン!
そして!やっとラーメンズの番。まずは1部からご報告。
谷井「小林賢太郎くんの1人ユニットで!」
今立「1人なんですか?ラーメンズは2人って聞いてますけど」
谷井「あれは違いますよ、髪の毛の生えた人形ですから」
今立「そこらへんも楽しみに髪の毛の生えた人形と小林賢太郎というピン芸人の・・・いっこく堂みたいなもんで」

入り口から怯えつつ出てくる賢太郎さん。そのあと髪が出てくる(笑)。髪が先に出てくる仁さん。
賢太郎さんがストップウォッチを覗く。
「えーっ、まぁ今から約15分間、われわれはこのステージをまかされたわけですけども、もし我々が5分で
帰ってしまったら、これはなにが起きるか・・というとですね、10分間の巻きがおこるわけでして。」
うわぁぁ、やる気ないのがゆるぎねぇっ!(笑)まぁね、単独前だもんね、忙しいさなかだもんね。
営業なんてやってらんないよね。それもこんな特設会場みたいなステージじゃ照明とかもね・・しょぼいしね・・・。
・・・・・・・・・・っておーいっ!仕事は仕事。引き受けちゃった以上、がんばんなさーい!
“久しぶりに会う友達にこんな挨拶は絶対にいけないシリーズ「両親が離婚して名字が変わった友達に」
「お父さんが逮捕されちゃった友達」”
小林「みなさんと楽しく過ごして参りましたこのひとときも、残す所9分半となってしまいました。長いですね。
15分というのは。」
気持ちはわかるから・・わかるから、ここに来た事を後悔させないで〜〜〜。
“片桐仁のものまねシリーズ「綱渡りの達人のものまね」「火渡りの達人のマネ」「月面にて普通の人の6倍の体重の人の
ものまね」「奇跡の猿」「片桐仁」(全部とにかく歩くだけです(笑))”
“片桐仁・声帯模写シリーズ「ドアの開く音」「金庫を開ける音」「人生ゲームのルーレット」”
ここで片桐仁のいっこく堂のマネ(全然出来てない(笑))。
小林「すばらしい。サミット呼ばれますよ」
“モグモグコンボ”なおふみ(小林)とあつし(片桐)が料理に挑戦。
「いーけないんだ、いけないんだ。おまえのかあちゃん、ブッチャー」
小林「3分というのは・・・次にこれをやってしまうとオーバーしてしまうので残業手当てがつかないのでやりません。
今途中で何人か帰った人がいるんですけども・・・全然構いませんよ。ただね、しあさってから我々本公演が2000人規模で
あるんですけども、この忙しい稽古のさなか、クタクタのなかでやっているということを考慮していただき・・・」
わかったからぁぁぁ!・・・・・・そういうことは言わないのぉぉ。みんな・・・そう、みんないろいろと頑張ってんだから。
“尾崎豊に乗せて片桐拳法”
小林「第二ステージ、同じ事をやるの来ないでください(笑)」

2組とも出てきてのトーク。
今立「どうでしたか?」
ラブベリー「バッキューンです」
今立「・・・・オツムも弱いのかなー(笑)」
谷井「(客席の)子供も苦笑いです(笑)」
ここで賢太郎さんのいっこく堂マネを披露。谷井さんも対抗してマネをしてみるけど・・・ふふっ。
もじゃはもじゃです(笑)。
今立「最近のガンダム情報は?」
片桐「2万円のゼータガンダムがでました」
谷井「これ結構汚いんじゃないの?ファンの人に買ってくれみたいな・・やーらしい!」
小林「ああっ!最近変えたたばこが落ちちゃった(銘柄を見せる賢太郎さん)」
谷井「はやくみんな、ワンカートン、ワンカートン!」
今立「なんだよ!乞食芸人じゃねぇかよ(笑)」

続いて2部。
今立「ラーメンズですか?セクシー女性コントですよ」
谷井「まさかのぉ。ここまであるホットパンツですから、B’zかっていうくらいの」
谷井「ラーメンズ、ラストステージですよ」
今立「これをもって解散ですから。歌手に転向です」
谷井「お互いの道を行くそうですよ。・・・・・仁の道が見たいけどね(笑)」
今立「歌手と・・・、更正施設」
“久しぶりに会う友達にこんな挨拶はいけない「名字が変わっちゃった友達」「お父さんが逮捕されちゃった友達」”
“埼京線一番前の車両「テレビじゃできないバージョン(たんじょうびっっ!ぼくのたんじょうびっ!30歳っ!!)」”
今立「いやいや、よかったよぉぉぉ」
小林「僕たちまだ自信ないんでダメ出ししていただけますかね?」
谷井「おまえから言えよ、俺怖ぇもん」
今立「セクシーさがないね」
谷井「じゃあラーメンズに質問コーナー!」
今立「いつも思っているラーメンズのここがおかしい!」
小林「これで手が上がんないのにって結構寂しいよねー」
谷井「みんなが質問しないなら、僕が質問するぞぉぉ!・・・・ネタはどっちが作るんですか?」
今立「おいおい、素人かよ」
今立「片桐さんは最近どうなの?」
片桐「結婚しました」
谷井「おまえ恋愛経験がゼロじゃねぇかよ」
今立「いつまでもエンジェルで居続けろよ」
谷井「仁さん的にはタイプの女性とかいるの?」
片桐「俺。髪の毛の黒い、目がねのシガニー・ウィーバー」
小林「たまには外っていうのもいいもんですね。ガンガン人は通りすぎるし、暗転もきかないし、最高っすよ」・・・・。

仁さんがよく地雷を踏むという(この文章の意味ストレートに取られるとすごい意味(笑))話題。
その昔、テレビ東京の早朝の番組にエレキコミックとラーメンズが出演することになった打ち合わせの会議中。
賢太郎さんとスタッフが放送コード上のセリフのひっかかりを話し合っていると
小林「このセリフ、大丈夫ですかねぇ?」
スタッフ「まぁ、大丈夫だと思いますよ」
片桐「そうですよね。朝の12チャンなんて見てないっすもんねー」・・・・・・・・。

谷井「テレ東の真ん中でな」
今立「みんなで笑うしかなかったもん(笑)アメリカンコメディーみたいに」
片桐「俺も一緒に笑ってて、あとで言われて気付いたもん」
そういえば、この直前、ザッピィの掲載告知でも「箸にも棒にもひっかからない雑誌」「無くても俺的には
困らない雑誌」とか言っちゃうし(笑)。
今立「何がすきなの?」
片桐「プラモデル〜」
谷井「樹脂な」
ここでまたゼータガンダム情報。
谷井「さぁ、みんなわかるでしょ。タレントさんが2万円のが出たと言っているわけですから。おっと、あそこにトイざらすがあるよぉ。」
片桐「トイざらすって確か、何屋だったっけ?」
今立「おもちゃ屋でございます!おもちゃ屋でございます!」
小林「あ、あんなところに電気屋が・・」
今立「何欲しいの!」
小林「・・・・・・・ばいおっ!(くしゃみのつもりかい(笑))。先週誕生日だったんだ。」
ここで、ラブベリーも登場して最後のトーク。
ラブ「ワッショイバッキュンワッショイバッキュン、ワッショイバッキューンン!!」
谷井「これ、ラーメンズにもやってもらいましょ」
見本を見せるラブベリー
小林「あぁ、なるほどね・・・・・ってできるかぁぁぁぁ!!(怒)」
今立「激怒(笑)」
片桐「わぁぁぁ、ばっきゅぅぅぅぅん・・・・わぁぁぁぁぁ」
今立「片桐さんは常備薬を。ハイオクを注射してもらってください。」
谷井「芸が荒れますよ」

物乞い芸人を見せつつ(笑)2回目はシカと舞台を務めたラーメンズでしたとさ。
他の出演者の出番中も控え室がガラス越しにチラリと見えてたり、谷井さんがエスカレーターで移動している
姿とか見えたり、楽しかったのでヨシと。天気もよかったのでこれまたヨシと。
そんな感じのイベントでした。

ここからは単にイヤミなので読みたくない人は、絶対に読み進まないでください。









ラブベリーがさぁ。トイレでさぁ。「超緊張しなーい?マジなんか〜仕事って感じで〜」といったですね、会話をしていたりとか
(おぉーい、ここに聞き耳立てている客おるでー)ラーメンズの舞台を客席側から見たかったのでしょう、衣装の(皮膚露出度は
それなりに高いヤツ)まま客席に降りてきて、彼らに「かっこいい〜〜〜!超かっこいい〜」と言ってみたり。(隣に客おるでー。)
エレキコミックには「わかんねぇよ」という口をきく。うーん、いいのかい?(笑)
そんで次の場面では一緒に舞台立っている・・・これってどうです?(レポ書きが遅れたので単独ワードをここで使ってみました(笑))
そして、ラーメンズ単独の日、彼女たちはシカと関係者席にいらっしゃったようなんですけれど・・・
いいなぁ、芸人って。そんなにカンタンになれるんだぁ、へぇぇぇぇっ!(イヤミ漬け10年もの)
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