ラーメンズ単独第6回公演「FLAT」 2000年5月2日〜5月5日 シアターサンモール
1月の泣けた!との評判まで出たhomeからね、5月になるまでね。いろんなことがございましたよね。
人気もね、うなぎのぼりだしね。ワタクシ日記で賢太郎さんの文章に触れてみたりね。
そしてやってきたのですよ、FLAT。平常心を保てというのが無理な話でね(笑)。出演するわけでもないのに。
期待・・・なのだか不安なのだかわからないこの気持ち。
でも初日、会場に入ってみたらね、気持ちいいんですねー。なんなんでしょう。この会場の不思議な雰囲気。
安らぎました。ほんと。そしてその初日から5日まで・・・怒涛の?4日間、レポートしてみたいと思います。

いつものごとく、タイトル、背景などはすべて書いている私の感覚で表現しています。
的確でない場合もございますが、ご了承ください。

賢太郎さんがまず登場。なにかをもごもご言いながら3ポーズ。
仁さん登場。今回はひげ付きだ!どんどん前へと来て、最後は客席1列目の女の子を覗くくらいそばにくる。
(覗かれた女の子の隣にいた私も怖かったくらいだ(笑))

初男。犬の散歩をしている小林。そこに逆さまに転がった男がいる。
驚いて見つめている小林。起き上がる男。
男(片桐)「どうも。初男です」
小林「・・・・もうそんな季節かぁ〜。最近じゃ気象庁もアテにならないなー」
男「コ一時間もすれば、2人目3人目が東京のどっかに降りますよ」
大学で日本風土の勉強をしている小林は、厄除けの効き目があるという初男を自宅に是非と誘うが・・・。
電話で家族に確認をとっている間「布団は嫌いだ!」と干してある布団を引きずりおろし、踏みつけ歌を歌い始める初男。
「新しい世界が〜僕らを待っている〜♪甘栗食べ過ぎ黒い爪、あぁ世紀末〜♪」
「心の傷だけは〜誰にも癒せない〜♪男は男の代名詞、あぁカフェテラス〜♪」
唄い終えると布団におしっこをかけはじめる。
小林が電話を終え、自宅におもちがない、交通費自費などの条件の不備を伝えると激怒し始める初男。
それに泣き出す小林。
「ごめん・・・いいすぎた。・・・本当はおもちよりパインが大好きだ〜♪予定が変わると怒るのがちょっとたまに傷〜」
文句を言いつつも小林の家へ行くことになるが・・・・

・・・・人間じゃない、空から降ってきた男。つまり神がかりな人物を普通に演じちゃう片桐氏に脱帽。
そして、仮面ライダー風のフリもついた歌にやられる。直撃。ぶぁははは。
2日目以降は犬の散歩はなくなってまして、最後も賢太郎さんが追いかけていく形ではなくなってました。

埋蔵金。昔の仲間だった片桐のところに借金をしにくる小林。山田埋蔵金を掘り当てるための資金にしたいと
いうのが借金の理由。常々お金を返さないで来た小林を信じられないと、借金を断ろうとする片桐。
片桐「俺はおまえと違って平和主義者なんです!」
小林「オレなんか毎日ドキドキしてたいけどなぁ・・・さっき、職務質問されたときなんかさ・・・」
片桐「また?昨日の今日だろ?」
小林「20日連続だよ」
片桐「マニアだな」
小林「そうそう職務質問されマニアだな・・・・ってバカ!」←賢太郎氏、頑張ったノリツッコミ(笑)。
結局夢見たいな話にお金を貸すつもりはない、と断ると、今度は大学に進学すると言い出しはじめ・・・。
片桐「高校行ってねぇだろっ!」
小林「あるんだよ、偏差値4からの大学受験っての。かなりマジだぞぉ♪」
結局、小林の説得に押され金を貸してあげようか思いはじめる片桐。
片桐「で、いくらいるんだよ。」
小林「えっとね、29千5千・・・・2万9万・・・ん?」
片桐「小学校いけ」
小林「・・・・でた、大人の理論だよ!・・・・アノ頃のおまえについてた翼・・・どこへ置いてきちまったんだよ」
突如、熱〜い一人芝居を始める小林。呆然と見守る片桐。一人延々と芝居を続ける。
片桐「・・・・・10万でいいか?俺の掘り当てた長谷川埋蔵金にも限りがあるんだから・・・」

初日初公演。
竹刀を持ち歩くという小林が職務質問をよくされるという場面で
片桐「事情聴取じゃすまないだろっ!!」
小林「・・・事情聴取までいかねぇだろっ(笑)」
片桐「職務質問かー(笑)」
小林「あぁ?(笑)なんだ、こんな変な汗いっぱいかきやがって!」と、初日ならではの場面も。
2日目以降、結局10万円を貸しますが、その10万円の使い道を尋ねると
片桐「大学?(小林否定)あ、本?(小林否定)競艇?」
小林「・・・・・・・」というオチがつきました。

リストラ漁師。まぐろの一本釣りの船上。2人とも船に酔ってしまって戻しまくり。
会社をくびになって漁師になったらしい。この2人がふとした拍子にあざらしを釣ってしまう。
しょうちゃん(小林)は逃がそうとするが
片桐「だめ!!」
小林「なんで?」
片桐「かわいいっ!飼う!」
四畳半の一人暮らしで飼えない自分のかわりに、しょうちゃんが飼ってよ、と言い出す片桐。
あげく「ザラえもん」なんて勝手な呼び名までつけてしまい、結局しょうちゃんが飼おうということになるのだが・・・
噛み付いて暴れたために殺してしまう。死んだ途端に
片桐「よし食べよう。」とサバキ始める片桐。
小林「えぇぇぇ?!普通!!!・・・おまえだってさっきまで溺愛してたじゃん。」
ふつーうにさばきはじめた片桐。途中で気持ち悪くなって小林に交代するのだが、そこでカモメに肉を奪われる。
カモメを見つめる片桐。
小林「・・・・・おまえカモメ飼いたいとか思ってんだろう」
片桐「モメコ!!」
そのネーミングのセンスのなさに、自分たちが何故リストラされたのか・・このネーミングのセンスのなさが問題だった
のではないかと考えはじめる。
結局人員削減のためで理由などどうでもよかったのではないか?
小林「あぁぁぁぁ!一本釣りってカツオだ」

アレグレット。メトロノームの音。そこに片桐と小林が登場。小林が何本ものたばこに火をつけ吸い始める。煙たがる片桐。
火を消すように申し出る片桐。渋々消す小林。今度は片桐がでっかい太いたばこを取り出し吸い始める。
(観覧車のネタで吸っていたようなヤツね、アゴ癌の原因の)
そこで対決と相成る。舞台後方に対決のお題が出てくる。
「掃除」テキパキと掃除をこなす小林。頭をほうき代わりにしてしまう片桐。
「定食」早食いする片桐。直接腹の扉を開けて処理してしまう小林。
「釣り」女の子を釣る小林。自らをエサにする片桐。
「便所」すばやい排便の片桐。脱いだ服を流してことを済ます小林。
「速読」文字通り速読する片桐。置いただけで速読の小林。
「包丁」鮮やかな包丁さばきの小林、片桐の番で包丁を渡すと・・・。

2日目以降、包丁がきこりになりました。

どうです?。白い帽子(体育帽みたいなヤツね)をしている片桐。遊びに来ている小林。
お茶を飲む小林。
片桐「どうです?」
小林「うん、うまいよ。・・・・・あれ?スーツなんてもってたっけ?」
片桐「どうです?」
小林「かっこいいじゃーん、へぇ・・・。あ、どうです、ちょっと電話借りるよ」
奥さんに帰らないコールをする小林。またどうですの家に寄っていることを怒る妻に
小林「おまえなんかにどうですのよさがわかるか!」ガチャ。
片桐「どうです?」
小林「怒ってるよ。いいのいいの、かみさん怒らすのしょっちゅうだから」
どうですの部屋で妹さんが写っているアルバムを見ながら酒を飲みくつろいでいる小林とどうです。
突然、どうですが「ピィィィィィィィィィィィィィ〜」となり始める。薬が切れたらしい。
慌てて薬を飲ませる小林。「ちゃんと時間がきたら薬飲みなよ」
このどうです、他人に「どうです?」と聞かれるとキレてしまうらしい。
小林も怒らせてしまい、そのご機嫌をとる。
「今度遊びに来るとき、どうですの好きな虎屋のドラ焼き買ってくるから。」少し機嫌がよくなるどうです。
「あ、榮太楼の茶アメも買ってきてあげるよ。」また機嫌を損ねるどうです。
「アンゼリカのカレーパンも買ってくるよ!・・・あぁ、もうちょっと・・・ドトールのミルクレープも買って来るよ」機嫌回復。
どうですの調子が悪いようなので、もう寝ようと布団を引く小林。引いた布団に次から次に
「あ゛〜〜!」とふさげて倒れこむどうです。笑って見守る小林。
しかし、何度もやるので最後は頭をアルファ飯塚さんばりにひっぱたく。
布団に入る2人。小林がどうですとの妹との不倫を告白する。
驚いたのか、「ピィィィィィィィィ〜」とまた壊れ始めるどうです。薬を用意するがちょっと考えた末、薬を与えない小林。
薬が切れて倒れてしまうどうです。
妹さんに嘘の電話を入れて、駆けつける間倒れたどうですの身体を探ってみると、手紙が出てくる。
妹から付き合っていることを聞かされ、お祝いのためにお酒とスーツを買ったこと、これからも仲良くやっていきたい
ことになどが書かれていた。どうですは、そこに倒れて動かない。
小林「俺は・・・・俺は・・・・」
突然、起きだしたどうです。小林「どうですっ!!!!!!」

酔っ払いと易者。酔っ払って路上でクダを巻いているサラリーマン(小林)、街角に佇む易者(片桐)。
「電通の社員だからって、ピンクのYシャツ着なくたっていいじゃねえかっ〜、そうだよぉぉ、俺も電通だよぉぉ
好きなんだよ、白がぁぁ〜、ワイシャツの白は心の白さであります!!グゴーッ〜・・・・」
「デザイナーだからって名刺が凝ってなくたっていいじゃねぇか。みんななんかブツブツの入った紙使いやがって・・
好きなんだよ〜白いのが。名刺の白はしらすの白でありますっ!!」
「違う、プラザじゃねぇよ、プラーザだよ。」
タクシー代もなく、警官にも叱られてフラリと座ったのが易者の椅子。
片桐「あなたは広告代理店にお勤めですね・・・、たまプラーザに住んでいる・・・」
小林「すっげぇなー」
広告代理店の仕事が向いていないのではないか、と相談を持ちかける小林に、「あなたには易者が向いている」と
告げる片桐。やり方を伝授し、やってみろと持ちかけるが・・・。

考えてみればこのネタはとても暗い現在の就職難をとりえたネタなのかもしれないんだけど、ほんわかと
優しいね。そういうネタだな、と思いました。これは・・・面白いかどうかより、なんかドラマだわ。
2日目以降、奥さんへの誕生日ソングをうたう場面はカット。

引越し。片桐と小林で、バカ柳(帰ってきたバカ柳)の引越しの手伝いをしている。当の本人のバカ柳は
レンタカーを返しに行っている最中。ちなみに3人は大学時代のアメリカ研究会のサークル仲間。
荷物を片付けていると、ギターケースが出てくる。
バカ柳が帰ってくるまでの間、ギターでも弾いてみようかと、小林がフタをあけるとそこには白い粉が。
片桐「まじかよ・・・バカ柳って結構すすんでるんだな」
小林「いや・・・まだそうと決まったわけじゃないだろう?・・・きっと・・・片栗粉だよ」
片桐「じゃあさ、これは何?」
小林「それは・・・・限りなく注射器に近い水鉄砲だよ。」
片桐「ま、それか限りなく注射器に近い計量カップ」
小林「そう、そうだよ。その計量カップでこの片栗粉を溶く水の量を測るんだよ、で、このスプーンですくって、
このライターであぶるんだよ・・」
小林・片桐「ゆるぎねぇっ!!!」2人同時ツッコミ炸裂(笑)。
何も見なかったことにして、バカ柳が帰ってくるまでの間に片付けようということになるが、その頃バカ柳から電話が。
小林「え?帰ってきかたがわかんない?今、何が見える?おお、近い近い。そっちにいくとカンパチに出ちゃうから・・
魚じゃねぇよ。環状八号線だよ。うろちょろしてたらわかるよ、マンションの前にでっかいヌーが飾ってあるから。
しょーがないだろう、入んなかったんだから!」←出た〜。バカ柳。
俺もパラダイスに行きたい、と自分も薬をやると言い出し始める片桐。
小林「バカなマネはよせ!」
片桐「じゃあ利口のマネで行くよ。私はがり勉東大生。こんなところに魔法の粉が。よーしっ、やってみよー!!」
小林「・・・よりバカになってるよ」
そんなこんな楽しい時間のさなか、バカ柳は帰ってくる。
片桐「あ、バカ柳。」
小林「帰ってきた?」
片桐「ヌーと踊ってる」
小林「ゆるぎねぇ〜〜!!!」

1日目の夜、「ヤツに」というセリフにかんで「ヤツイ・・・に」と言ってしまった仁さん・・・。
それはNG中のNGワード。笑うなってほうが無理(笑)。大爆笑です。あまりのカミ具合に
「おまえやったろ、これ!(←薬のこと)」と、小林さんにアドリブかまされる仁さん。ステキ。
暗転の中、肩を叩かれ慰められて舞台裏に帰っていく仁さん、ステキ・・・(笑)。
ちなみに。2日目以降はヌーがバッファローになってました。

いじめ。棒で動物を虐待している男、片桐。そこに助けに来る小林。チャンバラのごとく棒で戦い片桐を追い払う小林。
小林「ったく・・・、どこの中学だ・・。おーい、大丈夫か、かわいそうに・・・おまえよく見ると憎たらしい顔してるな・・・
おいっ、おい!(棒でつつき始める)」
今度は片桐が助けに来る。またしてもチャンバラ。
片桐「まったく、何人だ!おい、おまえすげぇ臭いな・・・おいっ!おいっ」
この繰り返し(笑)。
小林「ったく・・・大きくなって。おーい、ケガしてるじゃねえか。痛くないか?痛てぇか?おい、おい、おっおーいっ!(突付く)」
最後は2人でいじめだし・・・。

2日目のエンディングトークによると 、賢太郎さんが棒を振り回したくて、東急ハンズで棒を購入。そして出来たネタ
らしいです(笑)。
最後、棒を持ち忘れた場面で、最終日は賢太郎さんが仁さんの靴を磨くシーン付き。

医者の息子。勉強している息子(小林)。息抜きに音楽をかけ始めるが、ノリにノリまくりコンサートを再現しはじめる。
唄っているだけに留まらず、警備員のマネ付き。
そこに父親が入ってくる。「どうだ、まさる?勉強は進んでいるか?」
病院が忙しくかまってやれないお詫びに、欲しがっていた聴診器をくれるという。
聴診器をもらい嬉しくなって、階下の両親の会話を盗み聞くまさる。
「おい、母さん。まさるは例のことには気付いていない様子か?」
薬を食事に混ぜて食べさせているらしい。あげく、そろそろ効果が出始める頃だから部屋にカメラを仕掛けようとも
相談している。一体自分の身に何が起きているのだろう・・・と思いつつ、盗聴を繰り返すまさる。
さりげなさのかけらもなく(笑)部屋にカメラをしかけにくる父親。どうやら透明人間になる薬を飲まされているらしい・・・。

2日目以降、透明人間になってしまって自分の姿を確認してもらおうとする賢太郎さんの動きがエスカレート。
キスしちゃうんじゃないか(笑)と思うくらいの接近でした(笑)。
最終日はもっともっとエスカレートがすごく、仁さんの膝の間に入り込んで、後頭部で仁さんのおなかに頭突き(笑)
するは、中指を逆に折り曲げるはでとうとう仁さんが笑い出す場面も。
「ずーっとさっきから見えてたんだよ」と笑いをこらえて仁さんが言う場面はファンサービスかな?(笑)
もう頭突きが爆笑でした。地味にキそうでね(笑)。

パペット漫才。大人になった黒(プーチン)ちゃんとまだ子供(マーチン)の白ちゃん。
「時間は欲しいけど〜♪いざ自由っていわれると何していいかわからない〜♪命令されたい決められたい
自由が苦手な切ない人間!」
黒(小林)「問題。うどんときしめんの違いを述べよ。」
白(片桐)「うどで出来ているのがうどん、きしで出来ているのがきしん」
黒「きしん?」
白「そう、黄色いミシン」
黒「かーわーいいっ!」
白「かーわーいいっ!」
黒「なぁなぁ、かわいって名字のかわいくないヤツについてどう思う?」
白「グロいって名字のグロいやつよりいいと思う」
黒「男と女の違いを述べよ」
白「殴っていいのが男。嬲っていいのが女」
黒「スパーッ〜!」
白「何吸ってんの?」
黒「キャメルっていうラクダ味のたばこ」
白「僕も欲しい!」
黒「だめ!子供が吸うと爆発するから。」
白「こっえ〜!」
黒「地震と雷と火事とおじやどれが一番怖い?」
白「己の才能」
黒「かっこいい〜!」
「親が偉いのがおまえの武器ですか〜♪親戚の芸能人がおまえの切り札か、お金で解決、切ない人間〜!」
「仕事はできるけど家族はないがしろ、娘はぐれるし息子はやくざ、妻はベンツで空を飛ぶ〜♪
粋でいなせなかわいいペンギン〜♪」

あーっ、こりゃラーメンズの漫才って見てみたい気がしてくるわ〜。

このバラつきのあるレポートはなんだろう(笑)いや、なんというか、物語を楽しむべくネタは最後まで書かないほうが
いいかなーと思い、言葉を楽しむ系のネタはどうしても伝えたいなーとかそんなことを考えていたら、こんなに
バラついたレポートが。許してくれ〜。だからラーメンズ単独のレポートは書きづらいんだよぉぉお〜(笑)。

1日目1公演目エンディング。漫才で使用した人形を持ちながら・・。
片桐「汗とスポンジのカスが・・・」
小林「最終日にはこれ、臭いんでしょうねー」
1日目2公演目エンディング。
小林「・・・結構若いでしょ?ラーメンズ(笑)・・・(中略)どうでしたか?」
片桐「どうもすみません・・・。ハプニングにつぐハブニング」
小林「ま、それがライブの良さですよ」
片桐「そう言ってください」最後は目ビーム攻撃。
4日の夜のエンディング。
小林「だいたい一回、2キロくらいやせるんですよ」
片桐「うっそぉぉ〜(笑)」
告知では、小林「いろいろとお知らせの方がありまして、雑誌やテレビやら出てますので自分の力で探してください」
片桐「荒いよっ!!」
最終公演はスタンディングオベーション付き。
会場全員が立つというすごいおまけ。なんていうか・・・感動というか面白かった(笑)。
もちろん仁さんは「立つな!!(笑)」
小林「なんとかなったな。今回が今までで一番時間との戦いでしたよ。(中略)作業に取り掛かるのが遅かったんでね
彼に台本行くのがすごい直前になっちゃったんで、彼が飛び飛びのセリフになったのは全部僕が悪いんです」
片桐「なんか・・・かっこいいな」
今回は小道具にこだわったそうです。
小林「今までの中で一番汗をかくライブになりました。暑いんで脱いでいいですか、実はマジックテープ・・」
片桐「ああぁ、その中に着ているシャツは!!!」
小林「ラクダ」
片桐「(賢太郎さんにもたれるようにして倒れた後)・・・言って!真実を言って!」
仁さんはアッパーズTシャツ!セクシーポーズでご披露。小林「ヤングマガズィーン!アッポァーズ!!」
背中のタグの「MADE IN TOKYO」は“今までかたくなに東京公演しかやってこなかったから”という
理由だそうですが今夏は全国ツアー!そしてこの公演のビデオ化!すっげぇ〜!!
(ねぇねぇ。このライブ見終わったあと、仁さん口調になんなかった?(笑))

追記・横浜公演レポート
まずは舞台はじにそれぞれの小道具が並べておかれている。鏡もおかれている。客席から右が仁さん。
左が賢太郎さん。音楽もパーカッションではなく。ステージは他かわりなく。暗転時にステージサイドに
薄明かりがついて、そこでネタチェンジ・・・という形です。生着替え・・・ふふふっ・・というより、
仁さんの髪の毛の梳かしかたすごい。私は髪の量が少ないので単純に感心。違うところだけレポート〜!

「初男」
オチがちょこっと変わってました。
「埋蔵金」特に変化なし。
「漁船」ザラえもんを思わず「ドザエもん」と言ってしまう仁さん。ザラえもんが死んでしまった時に、もっとなごりおしそうにはできない?という
リアクションで「かわいいですねぇ・・・」と賢太郎さんのむつごろうバージョンが出ました(笑)。
あとぉ。ザラえもんがチョコを食べてる生物ということに。
「対決」なーんか変化があった記憶もあるんだけどぉ、忘れちやったぁ〜♪てへっ。
「どうです?」薬を求めて追いかけてくるどうです。賢太郎さん、走り出す。客席をぐるーっと一周。舞台に戻り、やっとコト切れるどうです。
小林「こんな広い四畳半があるかっ!!」
「易者」渡辺部長の悪口を言ったあと「知ってんだぞぉ、知ってんだぞぉぉぉ・・・「ぞ」で吐いてやった」
帽子芸?は「ごめんねぇ、インスタントで・・・」がプラス。オチはハッピーバースディまちこ〜バージョンになってました。
「引越し」“意味が違う!”で思いっきりひっくり返った仁さんに
小林「おまえやってねぇか」
片桐「びっくりで・・・あぁなっちゃった」
「いじめ」
これはびっくり。最初のぶつかりあいで棒が折れた。賢太郎さん、ボキリともぎ取ってしまいましたとさ。
小林「おまえよく見るとムカツく顔してんなー、痛ぇ方でつついてやる・・・」木肌がむき出しの方でつついてました(笑)。
今度は片桐印の金槌を2つでなんとか応戦する賢太郎さん。
「よかったよ、最終公演で・・・ちきしょー笑いやがってこのやろー(金槌で叩こうとして)あぁ、こりゃ死ぬな」
「医者の息子」
夜食の匂いを嗅ぐついでに、マイクの匂いも嗅いでいました、息子さん。息子が透明になったと喜ぶ父。
「これはノーベル賞間違いなしだな。ノーベル医学賞、ノーベル化学賞、全部もらえるんじゃないか・・・ノーベル俺賞」

エンディングは恒例?の仁さんの「(拍手を)やめろっ!!」コールでスタート。
今回は仁さんのご挨拶で「本日はお日柄もよく横浜までご来場ありがとうございます。以上をもちまして・・・・・」
ここで、賢太郎さんがあまりに短いコメントを助けるのかのごとく耳打ち。
片桐「えー、わたくしごとではありますが・・・、結婚しました。」会場えーっ!!と拍手がマバラ(笑)。
賢太郎さんはバカ受け状態(笑)。
片桐「えーっって言った・・・(笑)してねぇよ!」
この公演のビデオに関しては
小林「借りずに買え。」
片桐「棒が折れてないバージョンね」

管理人のごっつ独り言。
今回、あまり深い責任を考えずに発言させていただくならば。私はこの公演から「喪失」という言葉を感じました。
初男では日本の風土の喪失(もちろん初男なんて元々ないけど(笑)。)、夢の喪失、リストラ、言葉の喪失、
現実味の喪失、姿の喪失、家庭の喪失・・・・ラーメンズ、特に賢太郎さんにおいては“時間の喪失”ね。
時間の喪失の中で生まれたFLAT。サラ地となったFLAT。これも建てた家がなくなる喪失・・・。なるほど。
次回はまた築き上げるのね、新しいラーメンズを。
頑張ってね、応援しているわ。目に見えないようでいて。
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