免疫魔人公演「クルクル汚染B区域」快児・ちむりん 2000年5月17日 シアターD | |
開演まで流れるのは童謡、心和むねー。 そして前説として登場したのは、ラリアッツ。うーん、心和むねー。 「くるくる回っていたらとっても目が回りました・・・くるくる回っていたら、回った世界になれました・・・ ミルクとコーヒー混ぜ合わせるとおいしいカフェオレできました。 快児とちむりん混ぜあわせると免疫魔神ができました。」 オープニングVTR。見かけ可愛い3人の映像と毒づいたエッセンス。 死体を引きずて埋めてしまうわ、間違っても放送コードは突破できない映像とか。 ネタのブリッジにはパペットマペット。 「新婚さん」 ししゃもの数を数える仕事をしている快児と、その帰りを出迎えるなみえ。 夕食は卵の白身。ラブラブ(死語)で毒毒な会話をしている2人。 “好きって言う気持ち”は目にみえないので、モノであらわしてと言うなみえ。 なみえ「じゃあねぇ、落としたい女の子と一緒にのみにいって一番頑張ってしゃべる時間帯でいうと?」 快児「12時前後かな」 なみえ「終電がなくなったらやること1つだもんねぇ〜」 なみえ「お宝写真でいうと?」 快児「第20回横浜映画祭で、最優秀新人賞をとった時の田中○奈の白のパンチラかな」 なみえ「まわりがレースで毛がすけてたもんねぇ〜」・・・・・・。 なみえ「もしも突然私の頭がベリベリッって割れてエイリアンが出てきたらどうする?」 快児「そしたらもう一度エイリアンを中に戻すから。戻してなみえの頭を仮縫いをする」 なみえ「じゃあねじゃあね・・・もしもぉ・・」 ちえちゃん登場。 ちえ「もしもここが快児と私のおうちであなたが浮気相手だったらどうする?」 「将棋対決」 あばれぬんちゃく(斉藤・竹内)が将棋対決。読み上げがちえちゃん。 「先手手のひらから目にみえない粒子」 「後手紫外線をよける」 「先手筋トレ」 “君今年スキーいくんだ〜。スキーかぁ・・・スキーすきー好き・・・” 「後手最低の告白」 “ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない〜♪” 「後手そのクラリネットはゴミです」 「暗闇1」 目の手術をしたあとの息子と父の会話。 息子「お父さんの顔はどんな感じなの?」 父親「んー・・・肝っ魂は小さいよ」 息子「肝っ魂じゃないよ、顔はどんな感じなの?」 父親「注意力は散漫だよ」 息子「顔はどうなの?」 父親「天然パーマは病気だよ」 息子「顔はどうなの?」 父親「パキスタンは平和だよ」 息子「顔はどうなの?」 父親「中身の話?」 息子「中身ってなに?」 父親「もうわかるよ。目をあけてごらん」 息子「・・・・あ、覆面」(パペットマペット) 「探検隊」 3年2組探検隊。軽やかな歌声とともに学校の裏山に探検に出かける探検隊。 突然、快児隊員は60匹のつちのこにやられる。「つちのこって意外とかわいいっす」絶命 「快児隊員〜!!!!ボボンボンボン・・・ロリポップロリポップ・・・」 次に斉藤隊員は全身の骨を突然に折り絶命。 「バカヤロー!山におけるカルシウム不足には気をつけろとあれほど言っていたのに!」 なみえ隊員は流れ星に願い事をしているうちに、流れ星激突。残り2人は授業に戻る。 「短編集」 ショートコント。仕切りはパペマペ。“うじ虫”“不可能” アシスタント「先生このオペを成功させることは無理です!不可能です!」 先生「不可能?私の辞書には・・・不可能という文字にチェックペンで線が引いてある」 “大発明”“ドップラー効果”“怖いけど優しい人” “オヤジと息子”(オヤジが快児くんなのがポイントね(笑)) “みざるいわざるきかざるカルタ大会”←これ最高。“遠足というものは”“セミたち” 「夫婦と娘」 離婚を決めた夫婦と、その娘(なみえ)。(先日の大富豪別口でプレ公演したもの) 快児「じゃ指きりしよう、ゆびきりげんまん嘘ついたら骨髄取り外すっ!」 両親から離婚を切り出されるなみえ。 快児「それでな、なみえをお父さんとお母さんとどっちが引き取るかについてなんだけど・・・」 いろんなことを考えた結果。あみだくじでお母さんに決定。 ちえ「重荷だわぁ〜」 3人で一緒に暮らしたいというなみえの伸ばす手を嫌〜な顔で交し続ける母。 快児「なみえ、泣くな。おまえの泣き顔は・・・もう飽きた」 ちえ「そうよ、なみえもう泣かないで。あなたはもうハタチなのだから」 「暗闇2」MDの器材ミス?残念。 「登校拒否」 登校拒否の息子(快児)とその母親。 登校拒否の理由を問いただすと 快児「だってぇ〜すごい急な黒い坂があってな、そこをたとえ上り切ってもびしょぬれになるもーん」 ちえ「まー、たけし城第一の関門ね」 快児「だって漠然と痛い・・・抽象的に痛い・・・」 ちえ「あんた!いいかげんにしなさいっ!それでもあんた殿方なのっ!!」 (このセリフに違う意味で反応した人、私だけじゃないよね?(笑)) クラスの吉岡くんからいじめを受けていると告白する快児。 なんとかいじめに脅えずに学校へ行きなさいと送り出す母親。 快児「あ、今日吉岡くん、学校休みや」 その頃自宅では・・・母「あら、吉岡くん・・・もう来てたの?」 「ばらまき」 3人並び、スケッチブックをばらまく。スケッチブックには・・・ふふふ、言葉にするのは怖い(笑)。 軽めので・・・“忠犬ハチ公が待っていたのはエサ”“阪神大震災被災者(←快児くんにやじるし)・・・実話” などなど。このネタが実のところ一番のお気に入り。毒が一番強くてかっこよくて。酒と毒は強めがいいね(笑)。 「くるくる教(前編)」 宗教団体ではなく部活であると主張するくるくる教記者会見。 とっちゃん坊やさま(快児)に質問するマスコミ陣(あばれぬんちゃく)。 ちえ「とっちゃん坊やさまは、焼きプリンの皮しか食べません」 マスコミ「どうしてですか?」 坊や「おいしいから」 マスコミ「くるくる教はライフスペースとか法の華の三番煎じのような気がするのですが・・・」 快児「愛だからできない、偽りだから知りたい〜♪」 ちえ「DAKARA?」 マスコミ「このくるくる教はいったい何をしているんですか!!」 ちえ「大いなる黒いくるくる・・・大黒摩季のプロデュースをしています」 そして、とっちゃん坊やさまの才能・・・それは、大福もちを一瞬でおはぎにしてしまうという技(笑)。 (見事に皮を一瞬で剥ぎました(笑)) 「くるくる教(後編)」 “今こそこのくるくる教の教えを〜パペットマペット、頭に叩き込めパペットマペット、そこの君だよ パペットマペット・・・一歩踏み出してパペットマペット、この領域に入ってしまいなさい・・パペットマペット” くるくるくるくるくるくるくるくるくる・・・・。 神がパペットマペット・・・あ、うまく説明出来てない(笑)。 神「人間よ、髪の毛の後頭部がちょろっとなっている人は大勢いる」 全員「心配するな」 神「人間よ、24時間テレビの出演者のギャラは募金額を超えているんじゃないかな」 全員「心配しろ」 くるくるくるくる回っていたら、なんだか楽しくなりました・・・・ “人をひきたてる練習”“自称うなぎ犬”“演説中にウォーリーをみつけた人”“かっけを気にするボクサー” くるくるくるくる回っていたら、わけがわかんなくなりました・・・ 「おばあちゃんのお葬式で恋人をGET!」「お焼香中に目があって恋人をGET!」 「マザーは他人です」「Mをとらなくても」「他人です」 「恋をしなさい」「三親等以内の血族と」「恋をしなさい」 「末期癌の患者さんに」「来年の抱負を聞きました。」 「献血しようかなー」「でもエイズだしなー」 「急に車道に飛び出したので」「車イスにひかれました」「車イスの人に」「慰謝料をもらいました」 長さにして1時間と10分にも満たないくらい。でもちょうどいい感じがした。 快児くんとちむりんの3人というのは同じ匂いがあるのね(笑)。かわいいと思ったら噛み付かれるぞ、と。 それがとてもいい感じで、すごく楽しかった。 そしてみんなエエ声なんやわ〜。←と、すっかり頭のなか快児くんワールド。 (思わず快児くんが、ミッキーのようにブラックなねずみになっている姿を想像。楽しそう) そして、いったい何度の「パペットマペット」を聞いたことだろう・・・名前だよ、名前(笑)。 これなら第二回公演を望みたい〜。 |