TOKYO GAG COLLECTION 2000年5月31日 池袋サンシャイン劇場
ま、いろいろと個人的な感情はさておき(笑)。
TOKYO GAG COLLECTIONは好きであります。
なにはともあれ、しっかりした劇場、しっかり指定席、定時で仕事を終えて胸をはって会社を出ても間に合う!
社会人排除志向の強い(平日の昼間にやっちゃうとか、整理券とるのに何時間も並ぶとか)他のライブとの
この違いは、非常にでかい。それだけで評価を高めちゃうのもどうかとは思うけど、
それで出演者リストの自己評価度が高ければますますもっていいわけで。

今回の会場は池袋サンシャイン劇場。豪華です。座っていてもおしりが痛くなりません。足もしびれません。
(それだけで豪華の評価かを下すというのもどうかとは思うけど(笑))
そして私の座席は・・・・「私さー、佐野元春のコンサートで自分の席から振り返って会場を見てね、
“あー、私がこのなかで今この瞬間、一番の幸せものなのね・・・”と思ったことあるよー」と言っていた
うちの友達の発言を、心の中で思い出した・・・そんな席でした。

MCとして登場したのは、前回優勝のラーメンズ。
舞台の右と左に置かれたバルーンアートの下にそれぞれが立っての板付き登場〜。
バルーンと仁さん・・・お世辞にも似合うとはいえない〜(笑)。
小林「はいっ、気をつけっ!!えー、今日は遊びじゃないんだよ。まずは校長先生からひと言頂きます。はい、男子脱帽〜」
片桐「え〜みなさん、ご入学おめでとう!今日は新一年生の皆さんを励ます会です。入学を祝う会です。
このあとたくさんの芸能人の方々が皆さんのために芸を披露してくださいます。くれぐれもおしゃべりをしたり、笑ったり
しないように!・・・・なーんちゃってぇぇ〜イェーイっ!!イェーイッ!!・・・・」
小林「えー、校長先生は先日奥様を亡くされて頭がおかしくなっています。うちに帰って、おうちの方に今日見たことを
言わないように。それでは、はい起立!校歌斉唱・・・どんどん・・どこまでもどこまでも果てしない空〜信じている限り〜♪
夢は終わらない〜♪蕎麦焼酎、雲海〜♪」
・・・・・・やられた〜(笑)。こう来たかっ!!

アルファルファ。飯塚さんちに遊びに来たと豊本さん。もう深夜を回っているのにさっぱり寝ようとしない豊本さん。
豊本「ボジュールマドモアゼル〜ウマイボウタベタイヨォ」
飯塚「内向的なデブか。うまい棒食べたいよって。食えよ!」
豊本「これ何?これ何?(セットの風船をさして)君んちのこれ何?」
飯塚「(笑)さわんなよっ!・・・親父が買ってきたんだよっ!スペインみやげだよっ」
豊本「あれ?ペナントももうすぐ丸になるね・・」
飯塚「もう、うるさいなっ!!」
飯塚さんが寝ているポーズに対しても
「え?おばちゃま?」「バックオーライ!」「経験不足かっ」
豊本「ヴーーーーーーーーーーーーー」
飯塚「なにおまえ冷蔵庫の向かいでヴーッ言ってんだよっ!・・・・・じゃ、寝ろよっ!!!いっしょに!!!」
豊本「そんなベッドインの仕方あるか?」
飯塚「そんなに好きか、オレが」
豊本「プォーッス・・・・プォー・・・・」
飯塚「うるさいなっ、おまえ!!馬場の夢見かけただろっ!!」
とにかく全編、飯塚さんがキレる役所。すてき。すてきすぎる。久しぶりにアルファルファで笑いすぎて泪を流しました。
豊本さんには、是非「二代目・しつこい高田」を襲名してほしいです。
江戸むらさき。「バッティングセンター」「息バラバラ」「マイクがアイスクリーム」
「ノリのいい料金所」(これ好き)「こうま」「パッと見デカ」「少年少女合唱団」「スーパーコーラ」
「男子と女子」(←最高(笑))「ヤクザ」「覗き覗き部屋」「ハンバーグ」
サクサクッと仕上げて、すごい短かったんだけど、とにかく面白い〜。
プラスドライバー。教師の特訓。プラスドライバーは・・・・・3人であるという壁にぶちあたっている?
飽きっぽい私なんかは、いつまでも変わらなすぎるキャラにもうかなり飽きてしまっているのですが・・・・
新生プラドラのネタが見たいですね。
長井秀和。似たような動きシリーズ。指がきれい・・・。
ホームチーム。ストーカー。
「ももししっ!」
「桧山さんへ、拝啓ですか?」
とにかく仲良さげでねー(笑)。仲が悪そうなのよりは100倍いいね(笑)
シャカ。徹子の部屋。西田トシオ(植松)さんがゲスト。
大熊さんの徹子ぶりが素晴らしいですが、それよりとにかく大熊くんのメイクがキワモノです(笑)。

SIRIUS。彼らはお笑いではなく大道芸人です。芸人・・・・そう芸です。芸。
見事なヴィジュアル系の出で立ちに似合う、かっこいい芸の数々。こりゃ一度是非とも生で見てください。
なんか一時、会場が遊園地のなんか・・・喧騒の中って感じにザワザワしていて楽しかったですよ。
彼らを観ながら「あー、絶対、賢太郎さん食いつく芸だー」と思ってました。

いつもここから。ワイドショーの相談コーナーで、相談に来たのは・・・ドラえもん?というネタ。
1998年9月の渡辺プロライブで観た以来。懐かしい〜。
スミス夫人。吉本興業の社長令嬢にファンだといわれ、一度会ってみるが・・・・。
どういった理由かわからないけど、とにかくきっかけというきっかけがボロボロ。ま、それを同情として
さっぴいても、うーん、私は好きにはなれないネタでした。
アンジャッシュ。お得意の電話ネタ。誘拐犯からの電話と、彼女との電話。ひとつベンチに座る男2人の
すれちがい電話トーク。うまい。
ますだおかだ。ギャグコレのHPで、1位〜3位を予想するというものに参加していた私はですね、
1位に彼らを選んでいたので、「頑張って!」と汚れた欲望で祈ってしまいました(笑)。
漫才もバラエティー番組のように・・・。電車でGo!ならぬ電車でGOヒロミ。
「まもなく2億4番線に・・・・」
プロミスのCM。「あの黄色い看板なに?」「プロミスです?」
「あのおもしろくない芸人だれ?」「岡田です」
でも一番気に入ったのは「P&Gです」ならぬ「B&Bです」「テツandトモです」
これでオンエアバトル行ったらまちがいなくオンエアとるね(笑)。さすがはますおか。
ラーメンズ。欲情大富豪・・・ときましたかぁ〜♪単独以来、このネタがちゃんとネタとして再現されたのは、
今回が初めてではないでしょうか。(今年1月に企画として一部再現はされていたけど)
「お飲み物は何にする?えー、ウーロン茶?だめだよぉぉ、アルコールだよ。アルコール飲んでさ、血行とか
よくしてさ、体中の神経とか麻痺させてさ、セックスとかしようよ・・・・じゃあ、ざくろサワー〜〜」
・・・・・お父さんが営業しているレストラン・・・といいつつ、ざくろサワー?(笑)居酒屋かい?
食べ物はバッファローのステーキ、ほとんど生で。歌は・・・・もうみなさん歌えますね?(笑)
歌えないって?(笑)そんな方はこちらのレポートでお勉強(笑)。
「僕と結婚しちゃえばいいじゃない!」・・・・・・“結婚”は最近のラーメンズの流行キーワードですか?(笑)

エンディング。
小林先生「あれほど言ったのに!・・・校長先生時間かかりすぎじゃないですか?」
出演者呼び込み。今度は賢太郎氏、伊藤アナのマネで呼び込み。
長井さんは告知の途中突然に「あと、ラーメンズのライブ中々よかったよ。白い格好してたな、天使のような感じの」
小林「あなたは悪魔だ」・・・地味に長井さんに蹴りをいれる賢太郎さん(笑)。
スミス夫人はスミス男爵に呼び出されたためエンディングは欠席。
アンジャッシュはやたらとテンション高い児島さんに「おまえは本当におもしろいなー」と呟く渡部さんがツボ。
ますだおかだは、やはり片桐さんと岡田さんのコンビで中野あたりで(路上で)漫才をやるという告知(笑)。
増田さんからは、携帯の着信音の披露。それは「どこまでもどこまでも、果てしない空〜♪」
とても賢太郎さんが気に入っていたらしいです。
SIRIUSの登場に至りましてはですね・・案の定というか
小林「僕はちょっとはまりましたねー。むちゃくちゃかっこいいですねー。」
ちなみに7月16日にパルテノン多摩で公演するそうなので、興味ある方は是非。
賢太郎さんは「絶対に行きます」と申していますが、そのあたりってAAAなんとちゃいますのん?(笑)

ここで投票のルール説明を賢太郎さんから。
小林「これで優勝すると司会をしなきゃいけない。これはもう逃げるすべを探すの大変でしたね。
今俺結構普通にうまくない?」
片桐「司会みてぇ〜」
というわけで、無事、司会という大役を果たしたお2人なのでした。司会として最後のセリフは・・・
小林「家につくまでがギャグコレだからなっ!!!」

さてさて。後日、ラフィングパイのHPによる結果発表によりますと、1位がますだおかだ、2位がアンジャッシュ
3位がラーメンズだったそうです。アンジャッシュがあのネタでその順位に食い込んだのはなんか不思議。
ラーメンズに関して言うと、ひさびさに客席が引く感じでざわめているのを見たので、楽しかったです。
だから3位という順位になったのも、なんか逆に心地いいというか。・・・・勝手な私の意見ではございますが(笑)。

開場に多少の遅れがあったんですけど、トータルで見て満足のライブだったので、ヨシといたしましょう。はい。
純粋に楽しかったです。
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