ラーメンズin中央大学「行列のできる山奥」 2000年6月3日 中央大学多摩キャンパス9号館
どうしてこの時期に?学園祭でもないのに?んでもって、なんでこんなに山奥なの?ハイキング?
・・・・という気持ちを胸に、中央大学の広すぎるキャンパスを歩み進むと、奥に見えますは行列。
本当だー。山奥に行列が出来ている〜〜。で。受付時に電話で言われた番号は無効で、当日に並びなおしね
といわれていたので早く行ったのに、結局電話の受付番号順で。
そりゃあね・・・嬉しかったけどもね。1番だったから(笑)。仁さん風に「はやく言ってよねぇ〜〜」気分です。

1200人入るという会場。その中央部を一部あらかじめ仕切っての客席。
混乱をしないようにの入場仕切りの心配りは中央大学スタッフ様、ありがとうございます。
開演前にチラリと見渡したところ、200人くらいといったところでしょうか。終演の頃はもっと人数が増えてたけど。
単独公演と同じく、開場から開演まで1時間のゆとり。これ、癖になりますね。いいです。このゆとり。

開演。舞台袖から賢太郎さんが銀色のトランクを持って登場。衣装は単独の時と同じモノ。
天井から張られた幕を引っ張ってみたりしながら中央へと・・・。パッと客席に気がつき
小林「俺見てんの〜?」
反対側から今度は仁さん登場。
片桐「はっ。見られてる!なーんにも出来ねぇよぉ」
中央で顔を合わす2人。両脇にすでに設置されている鏡と机のところに
荷物を置きに行き、何ももたずに中央へ再び出でいる。
顔を向き合わせ・・・出したのは。はい、読書対決の本です。ここで客席からは少し歓声。

シンデレラVS白雪姫。マイクの音が結構すごい式典風(笑)。
小林「シンデレラはいじわるな継母や姉にひどい仕打ちを受けていました。」
片桐「白雪姫は毒入りのりんごを食べさせられてしまいました」
小林「これはきっと・・・マイクをお互いさげたほうがいい」トーンを変えずに業務連絡(笑)。マイクの位置を下げる2人。
片桐「ボッ・・・ていう」マイクの位置を下げて・・・
片桐「ロクに学校にも行かせてもらえず、西武の7番を“かせぎがしらお”と読んでしまうのです」
片桐「白雪姫なんかはものすごいかっこいい西郷輝彦みたいな王子様と結婚しました!」
走れメロスVS銀河鉄道の夜、シャーロック・ホームズVS金田一耕助と続き・・・
対決前に仁さんの本を叩き落とし、眼鏡をあげるシーンでは
「あー、うまくいってよかった、これ。さっきこれ笑点の収録にいったらあがんねぇでやんの。ただ大丈夫。
オンエアに笑いを乗せておいてくれるそうだ(笑)」などの裏話も。
片桐「シャーロックホームズの部屋はこれまた小洒落て最先端。テレビは36型ワイドで厚さ5ミリ」
小林「金田一耕助のピアスはマイクロカメラになっていて、薄手のワンピースぐらいなら透視できる」
マネすんなょぉぉ〜〜の展開シーンでは、仁さん暴走気味(笑)。最初賢太郎さんが笑いを堪えていたけど、
これに仕返しとばかり「(小林)これはオンエアできないよ・・・」という危ない芸に発展(笑)。
「さっき日テレの人に怒られたからな・・・テレビに出たくないのかって(笑)」本当に絶対に電波に乗せることのできない
賢太郎さんの姿。仁さんは苦笑しつつ、一生懸命マネしてました(笑)。マネすんなよぉぉぉ〜(笑)

(ここの間にかかった音楽は、homeか完全立方体の音楽ですよね。完全立方体の音楽とか好きだったんですよぉ)

埼京線一両目。オタク風男性(小林)が埼京線の一番前の車両にやってくる。車掌さんに窓越しに声をかけている。
「ボクの誕生日っ!ボクの誕生日っ!なんかチョーダイ!30歳!」
そこに新たにもう一人のオタク風男性(片桐)がやってくる。後からやってきた男性の方が電車に対してのオタク度が
高い。工事中のホームはもちろん、車掌さんの名前はまでも知っている。何もかなわない小林は・・・・。
(電車ネタのト書きをちゃんと書いたのは初めてかもしんない・・・(笑))

長縄部。単独ライブ「home」を参考に。
一人長縄レボリューションを披露したあと、自分が個人戦に出るとワガママを言い出し練習にはげむのだが
足にひっかかって飛べないシーン。「おりすぎ・・・おりすぎ!」自分ツッコミ(笑)。
賢太郎さんが最後、勝手に練習をやめて寝てしまう場面。今回は賢太郎さんの寝方が勢いあってすばらしかった(笑)。
今までの寝方で一番好き(笑)。走っていって転んだかのようにバタンっ!と直線的に寝たからね・・・。

髪をばっさばっさと振りほどく仁さん。生着替え。ブリーフ姿に・・・と言えばなんのネタかわかりますね(笑)。
教材片桐。現代片桐概論・向坂レンタロウ先生の講義。入学直後のため、
一番ポピュラーなニッポニアカタギリウスジンピテクスの授業です。
この授業中、本当に地震が起きまして。会場中ざわざわ・・・。「はい、諸君らが静かにするまでゼミはできません」
このネタ中に地震ってところが、地球もなかなか粋なことをしてくれるじゃないのよぉ(笑)
産卵のために夏至の時期に片桐の精液で海が真っ白になる現象を地元では「ギリシオ」と呼ぶらしい。
“ギリシオや 水面に漂う 毛と眼鏡”とは芭蕉の句らしい(笑)。
ディラルディマネデセンスキナセンスマテサンスヴァルディ・・・向坂先生!現地語がわかりませんっ!(笑)

映画マニア。耳かきと爪切りのアレです。アレ。詳しくはhomeのレポートを参照のこと!
クライトン中佐と大統領が最後に交わす言葉「メリークリスマス!」が
「僕と結婚してください!」「イエッサー!」になっちゃった(笑)。
賢太郎さんの中に結婚ブーム絶対到来しているよ(笑)。

プーチンとマーチン。いいなぁ!いいでしょおぉぉお〜〜!詳しくはFLATのレポート読んでね。

エンディング。
小林「いいんですよ、立って拍手しても」
片桐「立たないで・・(笑)」
今回の客層が本公演に近いということで客層チェック。かなり初めて見たお客さんが多くて、お2人は
喜んでいました。(ラーメンズ一族候補も喜んでくれよぉぉ〜(笑))
片桐「中大(の生徒)?チュンダイ?」
そして・・・・ここ最近の定番。この発表・・・・
片桐「ワタクシごとですが、結婚いたしまして」
賢太郎さんと婚約指輪の記念撮影ポーズ。
小林「これ楽しいよね、びっくりする人とおめでとーって人と、すっごく少ないですけど女の子のファンとかで
“いやぁぁぁ〜”・・・あなたにもいるんですね!(笑)」
片桐「僕にはもいるんですよっ!いろんな人が世の中にはいるんですよ。頑張って生きていったらいいじゃなーい!」
裏日テレの告知では
「みるからにやらされているという空気を漂わせて出てますので」
笑点の収録話。
「久し振りにすべりましたね」
シンデレラは「ひどい仕打ちを受けてました」というホンモノのストーリーの内容を話しているのに「はーっ」と感心されたり、
金田一耕介の時は、「金田一耕介の勝ち」「あっ!」って仁さんがリアクションするところで、客席のおじいちゃんたちも
「あっ!」と気付く始末だったという・・・・(笑)。
小林「じゃあ、我々は終わったんで、1人ずつ(客席を指して)・・・」
伊藤アナのマネもするサービスぶり。
小林「中央大学新入生歓迎イベント・・・・中央大学では毎日こういうイベントを行っているんですよ。
ま、明日もありますから我々は早く帰らないと・・・・」
片桐「・・・・・・・・来なぁい〜(泣きそうな声)」片桐さんはしんどい交通機関に弱いらしい。

やはりプチベスト版風。これだから好きなのよねぇ。
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