第65回赤坂お笑いDOJO 2000年6月5日 TBSホール
1年ぶりにTBSホールの補強工事が終わって、戻ってきたんですね、DOJOが赤坂に。
その記念というわけではないでしょうが、入場者全員にキウイのプレゼント。
司会のお2人もラテンバージョンの衣装で登場。
知らない人は知らないと思うんですけど(当たり前)、この赤坂DOJOというのは
2組ずつの対戦で勝ったら段があがっていくという方式になっているようで、一番トップの
免許皆伝を受けているのはアンジャッシュのみ。ラーメンズは5段で、なんと、ネプチューンと一緒なんですねぇ(笑)。
ま、65回も迎えればいろいろな歴史がございますな。

北京ゲンジ。現在2弾。芸能界ネタ、テレビネタ。私はそんなに芸能界話に敏感な方ではないんですが、やっぱり
テレビネタだとすぐに古さを感じるのね。損だなーと思いました。漫才でいうと・・・ますおかはその辺、うまいんだなー。
北京ゲンジはウーン・・・、浅草キッドとかそれこそたけしさんの色を濃く感じますねー。それがいいんだか悪いんだか。
「哀しくて哀しくて、涙が出てこい」
プラスドライバー。現在2段。シブがき隊。角田・大田がレッスンに励んでいる。
大田「もうダメだよ、カックン・・・。」
角田「弱音吐くなよっ!アイドルだろ!・・・・趣味で」
趣味でシブがき隊のコピーアイドルをやっている2人なのです。
そこにじゃマールでヤックンパート募集の記事を見てやってきたという和知がやってくる。
「ZOKKONラブ」だとか「ジグザグラブレター」「あっぱれ富士山」とか、とにかく懐かしいのだよ。昭和世代には(笑)。
「どっちがモックンでフックンのパートなんですか?」
「そりゃ、見たまんまだよ」
「見た目でいうとトンズラーとボヤッキーじゃないですか」
あぁ!それだ。それなんだー!何かに似ているとは思ってはいたんだよねぇ。いやー、プラドラのルーツがこれでわかった!(笑)
シブがき隊の解散の日やら、シブがき隊のバックバンド名をクイズにしたりと、まぁね。
プラドラのネタ見た中で面白さ1番をさしあげよう。時代が溯って甘い気持ちになったもん(笑)。

2回戦。現在3段。GO・JO。現在3段。舞台に2人。5つの朗読によるコント。
1本目が「退院の日」。小児病棟で目の手術をした少年が入院して開眼の日が来た・・という朗読なのね。
これが長くて先が読めちゃって、あぁ、期待外れかーなんて思ったら、いやいやいや。
この“長くて先が読めそう”という1本目が2本目以降のテンポを際立たせているわけですよ。面白い。
“ラーメン屋にて”
「おやじっ、チャーシュー麺よろしくっ!」
「いやですっ!」
「OK!」
「またよろしく〜」
これだけなの(笑)。
“コンビニ”(うるさい店員が私はめちゃツボだったんですけど(笑))
“今井”
「あ、そうそう。そういやさ、女優の今井美樹っているじゃん」
「(笑)いねぇよ」
「いるんだよ」
これだけなのよぉぉぉぉぉ。ね、楽しくない?
“取り調べ”
とにかく、ラジオ向きだね(笑)。
ラーメンズ。現在5段。「どうです」暗転の間、舞台で激しく踊る2人の姿がうっすらと確認できる。サービス〜。
賢太郎さんがピーナッツの芸をし終えたところで「ラジオじゃ全然わかんねぇんだろーなぁぁ」
そりゃあそうですね(笑)。
「おまえはどうですって言うなよ。あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」と叫ぶ仁さん、これ気持ち良さそうですよね。
そんなこと思うの私だけ?(笑)
機嫌直しのおみやげは本人に直接聞いて「・・・ゾイド?・・・ゾイドっていうプラモデル買ってきてあげるから」
(全然余談なんだけど、私の機嫌直しにはプーチンマーチン持ってきてね(笑))

ここでDOJO破り。まだ段を持たない若手が登場。
これは会場のお客さんからおもしろくないという票が10票でた時点で、ネタ打ち切り。
2回連続で合格すれば、有段者として認められる。2回目の挑戦は5票で打ち切り。

ツインクル。元ロックンローラーの教育実習生の先生。一票もあがらず無事合格。
5番6番。少年犯罪について漫才。
「今の17歳は陰険で男らしくない、ってピーコが言ってた」不合格。
ハックルベリー。顔がよくてそれを芸にしているんだね。日記。
日記はねー、面白い人たちたーくさんいるからねー。難しいねー。不合格。
粋なり。声だし部活動。もう、おおわさんワールド、私好きなんだね(笑)。「はい、集合〜〜」合格。
2−3。関西ヤクザのような(笑)スーツを着て登場した瞬間に客席の半数以上が引き潮のように引いた気がする(笑)。
あっというまの不合格。
ハローバイバイ。学習CD。
粋なりが活動1年で持ちネタ数12本くらい、ハローバイバイは活動3年で10本・・・大丈夫かぁ?(笑)
イザベルとベネ。ホンモノの外人さんだった(笑)。それも日本語がそこいらの日本人よりうまいかもしれない。不合格。
パペットマペット。「戦争」「社長」・・・・・のとなりで不合格〜〜〜。かなしー。客席からも落胆の声が。
まーなー、ラジオだもんなー。ラジオって制約あるなー・・・。

バカリズム。影の仕事。これはタイトルがネタオチになっちゃうので言えないんですけどもねぇ(笑)。
私の大好きなフジテレビのアイドルが登場したので、それだけで満足。
これもま、ね。99%ラジオには不向きなんだけどもね(笑)。
U−turn。現在7段。ドラえもんの控え室。
なんかさ・・・事実上倒産してるから新商品は置かれない・・・っていう会社みたいなんだよね(笑)。

第四回戦。。BOOMER。宇宙人。
海砂利水魚。オチさきばしり漫才(笑)。
「さっきね、トイレで○んこを出し入れしてたんですよ」
オチを話してからボケを始める有田さんに対して
「俺なーんにも役割ねぇ。王様のブランチのはなちゃんか。」と毒を吐き出す上田氏。
有田「昨日ね、オレのオヤジのかみさんと一緒に・・・」
上田「かあさんっていえよ。なんで複雑にしようとしてんだよ。地下鉄銀座駅の出口かよ」
上田「じゃあこののどぼとけはなんだ?おまえなりのリアス式海岸か?」
上田「今夜、おまえの枕元に親戚一同を集合させてやろうか」
・・・・・・と、ですね。相変わらず勢いがよく面白いです。

エンディング。告知。ラーメンズ登場では仁さんイリュージョンを見せてくれたりもしまして。
(舞台から賢太郎さんが仁さんをひっぱりだそうとするんだけど、なかなか出てこない。
ふっと手を放したところで、まったく別の場所から仁さんが登場するというもの)
それをまねてバカリズムも腕をひっぱったんですけど、そのまんま出てきました。おいしい(笑)。
告知をし終えた小林賢太郎氏とおなじく告知を終えた土田さんが語っている姿は
なんだか新鮮。そこに上田さんも加わると小林賢太郎、実は悪の裏番・・・みたいで怪しいです(笑)。

とにかく、ボキャブラ世代とオンバト世代の共演といった感じでね・・・る
なんだかいろいろと感慨深いものありますね(笑)。
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