矢野ちゃん祭り 2000年7月12日 シアターD
この祭りはまず、存在自体からしてお笑い通好みと申しましょうか。
だいたい「・・・祭り」という名の意味を理解できない人にとっては
「なんで4000円?」っていうことから疑問が始まるでしょうから。高い、と。チョコハンより高いやん、と。
でもね、「・・・祭り」のネーミングの意図がわかる人は次にこう思うのですよ。
“いったいどんな仕掛けで楽しませてくれるんだろう”と。
本家のいしださんに対抗して、思い切ってパクった矢野さんは一体、どこで差を付けようとするのか、と。
料理か、酒か・・・はたまたビンゴの商品か。
いやいやいや、違うよー。ライブの目玉といえば何はなくとも出演者でしょう、ネタでしょ、ネタ。
フライヤーを見るとなかなかの出演者が揃っていて、あげくにSPゲストと書いてある。
矢野さんがスペシャルとまで言う価値のある人といえば・・・・・かなり絞り込まれますわな(笑)ふっふっふっ。

まずは司会の矢野さんと、シャカの2人が登場。
舞台上に白い布が敷いてあって、土足厳禁舞台になっているので3人とも靴下で登場。
(ちなみにその前は桟敷。でもテーブル付き。テーブルには中華バイキングとおにぎりと乾き菓子、そしてお酒、ジュース)
客席はいしだちゃん祭り風にパーティー風に配置されてました。

さすがは・・・なのか、矢野さん。
いしださんやら、安芸さんとはっきり違うのは、強烈な出たがりではない、ということでしょうか(笑)。
舞台に立っていても、他のお2人ほどクドくないのが特徴でしょう(笑)。
シャカ・大熊氏の投げるボールをサクサクッとキャッチする程度です。

(レポと大袈裟にいってみましたけど、なにせ酒呑んでネタみて・・・ということで、ロクに覚えてません(笑)。
覚え書き程度ということで、見逃してください)

最初は原口あきまささんの登場。なにより見たかった!この人。ケイダッシュライブに行けば見られるのだろうけど
うーん、いいのー。この60人規模で観る贅沢。原口さんの貴さん、好きなのぉぉぉ。
ものまねする人って、最初にドカーンと来たときが一番面白いのね。原口さんはまさにそのどかーん中。
新鮮さもあり、自分のクセに溺れることなく、新しいネタも次々と出してくる。
ビビるの大木くんのマネはすごいと思った!そこに目をつけるとは・・・・(笑)。
そして健ちゃん。ホリケンですよ。もう素晴らしくってねぇ。マニアっく〜(笑)。
ちょっと風邪ひいてたようですけど、それでもいいや。さんまちゃんもちゃんと見られたし。
鳥肌(≠実)感覚、わかりました。

モジモジハンター。これまたねぇ。いいですよ、矢野ジュニの悪ふざけ(笑)。←いや、いいか(笑)。
細かいところ覚えてないんですけど誉め言葉でつい“バッカだねぇ〜”と言ってしまいたくなる感じ。ステキ。
歩子。本屋さんで立ち読みするおばさんネタ。芝居はうまいんだけど、場に溶け込めずに終わっちゃった。
パペットマペット。とにかくね、かわいいのは卑怯というけどかわいいだけじゃないんだよね、面白いんだよね。
つい手が「パペットマペット」ってなっちゃうんだよね・・・・・・つづきまして。
ラリアッツ。先日のAAAのおっぱいネタ。
スピードワゴン。出社拒否のサラリーマンを励ましにきた友人。小沢くんですか・・・結構好きです(笑)。
快児。先日のtwlでやったマッチ売りの少女。今回はにらではなくて、インスタントのスープでした。
元ブラジル代表。修学旅行の注意事項。細かく楽しい。しっかし、ノンキの白川さんに似てません?

休憩。およそ15分?トイレ行ったり、酒を呑んだり。

ビンゴゲーム。本家と同じく出演者はほぼ全員会場後方に集合。そしてハズレなし。
ちょいと酒の入った(ビール片手の)やはぎさんとかがテンション高めで楽しい。
ビンゴの景品は「ラー単Tシャツ(スタッフ仕様の白バージョン)」「とんねるずのこんといんなえば」
「シャカの秘密ビデオ」「シャカ単ビデオ」・・・・・あたりが目玉でしたでしょうか。私は矢野ちゃんシールを頂きました。
このあと、ゆずのコンサートチケットをかけてのジャンケン大会。

さてさて。スペシャルゲストの登場。矢野さんから「彼も友人でして・・・・小林賢太郎くんです」
ピンだ〜、ピンだぁぁぁ。一部のお客さん内心、ガッツポーズ(笑)。
賢太郎さん、紙芝居のように画用紙を何枚か抱えての登場。
その紙芝居の内容・・・「ある芸人のびっくりな話」表紙にはうさぎちゃん。
ある芸人が(賢太郎さんの書く賢太郎さんの絵が好きだ〜)やっとのことで眠りについていると、そこに
矢野じゅにから電話が。矢野ちゃん祭りのゲストに出てくれない?という依頼だった。
ピンでネタやるのもなぁと思い、チョコハンメンバーに声をかけてはみるけどオークラさんは多忙のため、
アルファは当日、アルファとしての出演が決まっていたために乗ってくれない。
最後の砦の仁さんにお願いをしに、彼の住む沼へ行く賢太郎さん。しかし、仁さんは「たまには自分でネタをかけ〜〜〜!!」と
暴言(笑)を吐き、沼に帰っていってしまう。そして、舞台に立つ賢太郎・・・というストーリー。
ある程度即興で書いたものと思われるんだけど、もうねぇ、素晴らしくうまいのです。ずっちぃぃよぉぉぉ、といいたくなるくらい。

ここで矢野じゅにも登場。ツアーに向けての準備の話など。打ち合わせのため向かった北海道で賢太郎さん倒れたらしく、入院。
しかしすぐ回復し、ラーメンを食べて帰ってきたそうです。札幌に行かれたらば皆様、赤れんがという店のみそラーメン!!
そんなこんなで話が終わり、アンケートを配り忘れていたので、今配っていいですか?との矢野さんからの発言。
小林「あ、じゃあ配っちゃってください」
と言って、舞台袖から出てきたのは、相変わらず派手な色合いのステキなシャツを着て、
もじゃな頭を無造作にしばって、そのほつれ髪がなんとも色っぽいお兄さん。
会場に配るんだけど、足りなくなって「足りなぁぁぁぁぁい!」と叫ぶB型兄さん。ステキ。
仕事の途中、単独準備期間で忙しいハズで、なおかつ倒れたんなら寝ててもいいのにぃ・・・という(笑)
ラーメンズがゲストでした。でもここで4000円が満たされた気がする(笑)。

号泣。あぁ、もう何も覚えてません。
親族代表。身内クイズ番組。のっちにね、似てるの。
おぎやはぎ。コンビニのバイトの面接。矢作さん、よってるの。
シャカ。先日の渡辺プロライブのネタ。同窓会。
アルファルファ。こりゃー懐かしい。子供と父親。3時間待たされた豊本さん、ものすごいナチュラルハイでした。

すいません・・・後半のこのメモ書き、なんてことでしょう(笑)。
とにかく、なんだか楽しかったのですわ。60人って規模も、酒も、原口さんも、ラーメンズも。
ただひとつ、わがままを言わせてもらうならば、料理でもなく酒でもなく、やっぱりネタですかね。
矢野さんのわがままでもなんでもいいから、お勧めのネタが見たかったなぁ。このライブの企画にネタが負けていた気がするから。
と、いいつつ、ひよっとしてこのネタの並びが、彼のお気に入りネタ集だったらどうしよう〜と思いはじめている私なのでした。
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