エレキコミック単独ライブ「真夏の大勝利宣言」 2000年8月19日  北沢タウンホール
開場から開演までの間、舞台のスクリーンには今回もエレキキャラ?ビリーちゃんの映像が流れてます。
今回は「宣言」。“向こうから言ってきた宣言”“俺のもの宣言”“アリ千匹踏み潰し宣言”“シンプルに関白宣言”
“ユニクロのGAP宣言”“支社長のギブアップ宣言”“渚のバルコニー宣言”などの文字が次々と。
しかし、こんな言葉をメモしているの私くらいだろーなーぁ(笑)。

(レポ全体に説明不足の感じが漂っていると思いますが、許して下さいませ(笑)。
笑いすぎて記憶が飛び飛びなのです)

シンバルを持った今立進。そこに現れたのは、指揮者・谷井一郎。演奏が始まる。が、
クラシック系ではなくクラブ音楽といった感じの曲。
ノリノリで(死語だとわかっててもこれ以外現しようがない(笑))指揮棒をふり続ける指揮者。
シンバル担当はいつ打っていいか迷っているが指揮者からは、まだ!との合図。
そのうち、指揮者の服が破れたり(両端にピアノ線で引っ張られてうまく破ける予定だったようなんだけど
2部もうまく行かずに・・・(笑)。)、ブリーフをズボンの上からはいて、おしりで指揮棒を割ってみようとしたりめちゃくちゃ。
最後は気持ちよく、まとめようとしたら指揮者の頭の上に古典的にも(笑)特大たらいが。
ものすごい重い音を轟かせて、倒れる谷井指揮者。そして一言「いまっ!」
今立「ここかっ!!」…・シンバルをバーンッと打ち鳴らす今立。

オープニングVTR。ナンバーガールの透明少女に乗せて学生服姿の2人がケンカをするシーンから始まり。
「オハイオ州立豪傑寺高校 今立進」とか「おっぱい高校 谷井一郎」とか、白衣姿の谷井さんが出てきたと思えば
「織田裕二役 谷井一郎」とか「池中玄太郎役」とか「松田優作役」とか。とにかくにぎやかなオープニング(笑)。
その間に今回のネタのタイトルと思しき文字が挿入される。

ミフネU。
谷井「おっはろー、おっはろー、ごっさろー(五叉路)!俺いいことあったんだ!」
今立「なんだよ、ストパーか?」
前回の単独ライブから、○んこバーンですっかりおなじみの(笑)だっつんとやっつんです。
今回はミフネにデートに誘われて「こまっちゃうな」を熱唱するやっつんからスタート。
しっかりと合いの手をいれるだっつん。
デートに不慣れなやっつんは、デートの特派員(達人)のだっつんにアドバイスを受けようとする。
今立「渡辺美里の歌聞けよ、なんとかなる」
しかし、デートという言葉を聞いただけで、痙攣を起こして倒れてしまい、だっつんにハトヤごっこされてしまう
やっつんのため、簡単にアドバイスをする今立。
字も読めないという大胆告白をするやっつんに「恥じろよ」というと、やっつん・・すっごい小声で
「一郎」と答えてました(笑)。はじろよ、はじろうよ、いちろうよ…・細かい…(笑)。
心理ゲームをやるといっては、谷井くんを受け口いじめをするだっつんに
谷井「だっつんさー、さっきから何気に悪口いってねぇ〜?マジウケる!」
今立「使い方間違っているぜ。谷井くん。(谷井さん可愛い表情)…かわいくねぇよ」
谷井「……」
今立「なんだよ、可愛いって言われてぇのかよ」
谷井「……言われてぇよ!!まだまだ言われてぇよ!!」
(ちなみにここで谷井さんからも心理ゲームが出題されるんだけど、チョコレートパフェとハンバーグとおはぎの
どれが食べたいかという出題だったのね。エンディングに関連話題が出てくるので覚えておいて(笑))
殴られても泣かない、という微妙なマジック?を見せてみたり、新宿消せるとか(帝都物語の加藤かよっ!という
今立さんのツッコミ。そして「やっぱり悪口言ってる!」というやりとりに私、大変受けたんですけど…嶋田久作ご存知?(笑))
携帯電話はマナーモードにして激痛が走るし、タカキューでおしゃれするし…とんでもないことばかりのやっつん。可愛いよ。
十分可愛いってば。あぁ、可愛いさっ!!!←可愛さのあまりヤケになる。
電話でミフネと待ち合わせるやっつん。場所は東京ヤツニーランドのジェットコースターの上。
(東京ヤツニーランドとはしっぽだけがまっすくで後は全身巻き毛のネズミのいる遊園地らしい)
次の日、だっつんが心配になって待ち合わせ場所にいってみると、ミフネは別のジェットコースターに乗っていたため
会うことができず、そしてやっつんは小道具というか大道具のジェットコースターに乗せられて舞台の際まで超スピードで
走らされて怯えていましたとさ。

エレキフィルムフェスティバル エントリー作品1。谷井一郎作品「虫−mushi」
虫取りに来た今立少年。かぶとむしを落とそうと木を蹴っていると、木から落ちてきたのは谷井一郎でした。ちゃんちゃん。
今立少年、いるよ。現役でいけるよ・・・。

夏の思いで。バイトで派遣されヒマをもてあましている谷井の元に人間サイズの血塗られた袋をかついで、返り血と思われる
赤で染まったシャツの男・黒沢ギンジ(今立)がやってくる。谷井は仕事として、この袋を埋めるための穴掘りを命じられる。
渡されたシャベルももちろん先が赤く染まっている。「あかーい…(泣笑)」
電話をする黒沢。
「こっちは大丈夫です。おじきにもそう伝えて下さい」
「おじき…お辞儀…ペコリッ」
「かたぎの人に手を出すとはおもわなかったんで…」
「かたぎ?…・当世書生気質(坪内逍遥の作品)…文学少年かな?あははっ」
「街中でドス振り回すことないですよねぇ」
「ドス…?ドスブイ…。DOS−V。…・・コンピューター少年だなっ」
現実を認めたくない谷井の独り言(笑)。
法学部に通っているという谷井に、殺人罪についていろいろと質問してくる黒沢。
黒沢になんとか職業を聞くと…「黒沢クイ〜ズ!!これから俺の仕事をジェスチャーで現しますので当てて下さい〜」
ボカスカッ殴ったり蹴ったりのジェスチャーをはじめる今立。「なんでしょーか」
谷井「……・カメをいじめる漁師」
今立「正解は…・・(蝉が鳴く)…・ザ!」
谷井「…・・ザ?漫才一座といかそういうのかな?」←またしても現実を認めたくない谷井(笑)。
バイトのお金ももらい、最後に袋の中身は何かとやっとのことで聞くと、肝心の答えの部分でまたしても蝉が鳴く…。

この死体がねぇ、堪え性なくて(笑)動くのね。んで、蹴ってました。今立はん。その時は黒沢の魂が乗り移ったようでした(笑)。

エレキコミック紹介VTR。2人のプロフィール。谷井さんの特技・四日市ぜんそくというのが泣かせる。
そして2人のネタ合せのシーンが。銭湯のネタ合わせという…・・ね(笑)。
今立さんのツッコミに勢いがついて…・そして鍵を腕に大量にぶらさげておなじみのセリフ「重〜〜〜い!!」で
画面がスローになり、2人がトヨエツと緒形さんに!?「Love!?エレキコミック!!」

やっつんバーガー。
ハンバーガーを注文すると「ご一緒にハンバーガーいかがですか?」「ワンナゲットプリーズ!」と
勝手に注文を増やしていくやっつんバーガー。もずくの逆トッピングあり、スマイルももちろん有料で100円。
サイズもおかしなものしか取り揃えていない。
勝手に休憩に入るし延長料金とるし(笑)、サービス券を出せば邪魔だからという理由で料金加算。
面白くて最高に好きなネタなんだけど、これ以上書くのやめる。みんな見て!その目で見て!生で見て!!(笑)
エレキコミックみたことない人、銭湯とセットで見て!!宝物にして!
1秒と笑いを堪えられない…世界が笑いで震えた…って、そんな宣伝文句をチラシに書きたくなるネタだから。
ハッピーセットはナスと箸!!(笑)

エレキフィルムフェスティバル二作品目「ピンポン」。スタンドバイミーに乗せて。
ピンポンというマンガを見て、卓球をはじめようと思い付いた谷井。基礎トレーニング特訓に励むが、
小遊三とこん平さんの卓球推進の看板を見て、あっさりやめる決意をする。
(ちなみにいらない情報だとは思いますが、この落語家のお2人は落語卓球クラブなるもので活躍しているそうです)

地獄のXI。おどろおどろしい雰囲気の中。
谷井「死んじゃった!!」
どうやらここは地獄らしい。そこにデビリー今立が登場。(昼は陰マイクのみ。夜は舞台上に出てきて名司会ぶりを)
今立「というわけで始まりました。谷井一郎さん、死んでしまったわけですけども死因なんだかわかります?」
谷井「死因?ぜんそく…?」
今立「はい、正解!!」
地獄のスゴロクに参加しないと、サランラップに生まれ変わってしまう。
好きなものに生まれ変わるために参加を決める谷井。
今立「何に生まれ変わりたいですか?」
谷井「キムタク!」
今立「無理ですね!それではですね…」
地獄のサイを振る谷井。振って進んだところでゲームが用意されている。ひとり山の手線ゲームでは
「ファミコンのソフトの名前」という司会者の趣味以外の理由が見当たらない(笑)お題が出題。
谷井「ドラクエ…ドラクエ2…ドラクエ3…・ドラクエ4…・ドラクエ5」
今立「あぁぁぁ、谷井さん!ドラクエ5からはスーパーファミコンから出たんですねぇ。残念谷井さんっ!!
画像が大幅up!up!」そして待っているのは番人による罰ゲーム。
しかし番人にもダメージの高い罰ゲーム…・(笑)。
弱った番人(前回、真実の口で働いていた方ね(笑))が笑いを誘う。
「あっちのたがめに気を取られていたすきに、こっちのかぶとむしが死んでいた!!」
今立語録、またしても炸裂。
ちなみに谷井さんはデビリー今立の仕業で、昼間はカニ、夜はカメに生まれ変りましたとさ。

昼の部では地獄に落ちた理由の心当たりを谷井さんが探るシーンがあったんです。
結局は上履きのかかとを踏んでいたから。何個か心当たりを述べる谷井さん。
父親方の母(つまりはおばあちゃん)が危篤になったとき、病院に向かう車の中で
ラジオから流れてきたかのように見せかけて、「Mother」という曲をテープでかけたら父(しろう)は、
そのタイミングで掛かったということを今でも想い出の記憶としてよく口にする…(説明下手でごめん)らしい。
それを両親が来ている会場で告白しちゃう一郎(笑)。
それと、昼の部では姿なしで声だけで参加していた今立さんが、夜はしっかりと舞台に出ていたため
着替えが大変だったらしく、このあとのネタの頭のVTR部分で、生きたままだったマイクから
「(VTRが)終わっちゃうよぉぉ〜」という声が聞こえてました(笑)。

少年2人がマンガを読んでいるVTR。………まんがの国から来た男。
平凡なサラリーマンをしている今立。ある日、電車に乗り込もうとするとある男(谷井)に出会う。
犬をキャンディー気分でなめきってしまったり、つかまり棒を伸ばしまくって落ちてくると性に目覚めたり(笑)。
吊革でけんすいをしようとしてみたり、吊革の穴の中にはいって「スプリングマン!」になってみたり。
なんとかその変な男と離れて喫茶店にたどり着く今立。するとそこにも、例の変な男がやってくる。
谷井「すいませーん。おいくらですか〜」
今立「なにがだよ。治療費かよ」
後ろの席のお子様ランチから旗を取り上げてみたり(それが応援団の旗くらいでかい)、
それで三三百分の一拍子をはじめたり。
また何とかそのおかしな男から逃れて、自宅に辿り着くとヤツがいる。
「窓ガラス割ったらあいてたから。……・いっときますけど〜!窓ガラス掃除したの私ですからねっ!」
迷惑なことばかりする男だが、今立はふと気付く。
「もしかして・・俺が20年前に読んでいた“やっつんボーイ”?いつでもそばで見守っていてくれるって…来てくれたの?」
「……・・ちげぇよっ。」

ここで「ヤッツンボーイ」(たぶん500%今立さんの画によるもの)のVTR。
ヤッツンボーイのピンチ時にはストパー仮面がやってくる。
これは銭湯の続編?とも言える、暴走谷井ネタ(笑)。

にゃんぱらりん。日本代表のにゃんぱらりん選手・谷井を取材に来る今立記者。
今年のオリンピックからの正式種目として、谷井選手に具体的なにゃんぱらりんについて答えてもらう。
ピンクパンサーをマネて作ったというにゃんぱらりん。非常にダラーンとしてて首もすわってません。
長さは170センチくらいあります。
技はテイクオフ、バージョンチェンジ、マイナーチェンジ、Tニャン、無限1up、トリコロールダンディー、ガオッ!
…など、技の屋台と呼ばれる谷井選手は技が豊富……・って文章にしてみると非常にまぬけですね(笑)。
とにかくへんなマンボの曲に乗せて、にゃんぱらりんを演じきる谷井選手にやられまくりです。
昼ではウィニングにゃんぱらりんを続けてやろうとして、絶命。
夜はしっぽを触ってしまってマイナス点。

エンディングVTR。かせきさいだぁの曲に乗せて、下北沢の人の歩きの映像……そしてエレキコミック。

昼間はにゃんぱらりんに宇宙人のかぶりもの格好で、夜はフライヤーにあるウクレレを持った人の格好で。
製作者に「これでいいですか?」と言われてしまったにゃんぱらりんにまつわるトークとかしつつ終わったわけですが…。
夜はウクレレをせっかくもっているということで、谷井一郎氏から一曲…ということになりまして。
「らぶみーてんだぁぁ♪らぶみぃ、すりー」
「すりぃってなんだよっ!何が三度すきなの?(笑)おまえの3つの好きなものってなんだよ」
「チョコレートパフェ、ハンバーグ、おはぎ」
「さっきのじゃねえかよっ」
谷井一郎氏、本当に好きな3つをネタの中で心理ゲームに使ったということでした。子供の好きな食べ物だ…(笑)。
最後、挨拶をして舞台からはけようとすると、やっぱりたらいが落ちてきて…。
(ちなみに前回は、銃弾に倒れたんですけどもね(笑))倒れた谷井氏。
今立「きれいな死に顔たい…・。おまえ(たらい)が憎かっ!!6000円もするおまえが憎かっ!!」(昼)
今立「やっつん!!冷たくなってきてる…・。今年も海へ行くって〜♪約束したじゃなぁぁぁぁぁい!!!。
やっつん、ご両親来てんだろう。お母さん、やっつんみて泣きそうになってただろ、あれなんだよっ!」
谷井さん、死にながら笑っている(笑)。笑って今立さんをちょこんと蹴る谷井さん。かわいい〜。
医者を助けに行く今立さん。倒れたままの谷井さん。客電つく。

今立(声)「今日はきてくれてありがとう!……じゃあねっ、バイバイ!!」

じゃあねっ!バイバイ!!
楽しませてくれてありがとうっ!最高に面白かったよっっっ。

……と、軽い気持ちで家路についた私でした。最高だっ!!!!
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