ラーメンズ第7回単独公演「news」 2000年8月17日埼玉公演 彩の国さいたま芸術劇場小ホール
2000年8月31日東京公演
2000年9月1日東京公演
シアタートラム
3つの日にちにまたがるレポートを一気にここに書くってのはラクで簡単なようで難しいんではないか?と
思ったりもしているのですが、そこをなんとか強行突破!並べて書いてみます。

レポート入る前の注意事項。あくまで私が受けた通りに書いています。
感じ方は人それぞれ、あまり気にせず読んでください。それと、あまりネタバレさせて
ラーメンズおまんま食いはぐれの刑に処してしまうのもなんなので、だいぶ飛ばしたつもりです。
それでもかなりネタバレ度が高いので、ビデオ購入予定の方、ならびにまだラーメンズを生で
見たことのない人は、摂取の方、ご遠慮いただいたほうがよろしいかと存じます。


いつものようにタイトルはこちらが勝手につけたものです。

伝達。耳で聞こえるのではなくて、言葉の意味を見て「会話」をしている男2人。
そこがどこなのか、性別もわからないまま、心まで読まれてしまうため隠し事もできない。
「女のハダカが見たい」「突然なんてこと言うんですか!俺もみたい」
読まれないために「漬物石!!」なんてガードもしてみたり、歌を歌って防御するが効力なし。
なんとかその世界から出てみたら、声の主と出会い頭にぶつかる。「なんだおまえかよっ!」
やっと正体が判明したかと思ったら、そこに新たな第三者の声が・・・。

・・・・・伝わってますか?(笑)
こういう体験ってありますよね?すごく理解できる話だったんですけど、挨拶状の「言葉」にやられていた私は
「言葉」の脳内伝達というこのネタに拒絶反応を示して受け入れるまで大変でした。

朗読対決。一寸法師(小林)VS親指姫(片桐)。
「紫外線とは親指姫のことだ」
「親指姫にだってものすごい勇気がある。今度の映画だって半分しか出来てないけど封切っちゃう。」
一寸法師の勝利。
フランダースの犬(小林)VSハチ公(片桐)。
「ハチ公の不幸さといったらものすごくて耳をねずみにかじられて全身真っ青になったり・・・
女の子に逢おうとなんとかドアをあけたらお風呂場に・・・」
「それハチ公か?」
「ネロの不幸さといったら、もっとすごくてコーヒーショップを出したらマークが
スターバックスに似すぎだと訴えられて・・・というネタを札幌でやったら、
札幌にはスターバックスがなくて全然伝わりませんでした・・・っていうほど不幸でした。」
このあと、東京初日では「福岡の屋台で10人で普通に飯くってたのに、5万もとれらた・・・・な!」
「(仁)うん。花くれた」「次の日の公演に花贈ってくれて、いい人なんだか悪い人なんだか・・・(笑)」
と、全国ツアーならではの地方土産話なんかの不幸自慢も混ぜつつ。
ハチ公の物語はその後、タッチ、銀河鉄道、手塚治虫などを次々と合併し(笑)、勝手に勝利しました(笑)
地球の歩き方アメリカ(片桐)VS地球の歩き方日本(小林)。
途中で本を奪い合い、お互い本を交換してけなしあいが続く。
「英語はかっこいい!」「日本語はアンニュイ!」
「日本語なんか認めるか!」「・・・・・・日本語なんて認めるか、って何語?」勝利!と思いきや
「ラッキー!」とつぶやいた賢太郎さんに「えっ?」と返す仁さん。

親指姫の対決で、最後のオチ。東京公演中日はちょーっと賢太郎さんかんじゃって(笑)。
「今なんでおーっが少なかったか教えてあげようか。俺、今、針の剣のところセンって言っちゃって」
「なんだ、針のセンって」
「俺もわかんねぇや」

バカ柳。地図の説明をしている「そこに子供がいるわけじゃなくて・・・ケンタッキーのことそう略すんです。
あぁ、だからそこにグループサウンズがいるんじゃなくて・・ガソリンスタンドのことGSって略すんです」
この時点で、カンの言い方は“あっ!”と思ったはず。玄関にたどりついた男性。「あ!バカ柳さん」
今回、あの伝説のバカ柳さん登場〜!
ペターンとおばあちゃん座りで座り込んで、「冷たいお湯で」とか言ってしまう。さすがバカ柳。
叔母のバッハに口を利いてもらった会社の面接をなんとか断りたいために、面接を落ちる天才のバカ柳に
相談することになったキクチタカシ(小林)。
写真は普通の集団写真から切り抜き、特技はケンカ、資格は殺しのライセンス、志望理由は「雰囲気」
と履歴書を書き直せというバカ柳。この指導のお礼は顔なしボレロ踊り。

これ顔で落としましたねぇ〜(笑)。噂のバカ柳が、登場しちゃいましたよぉぉ。
カリヒアファンで学生時代は白い粉にも手を出していた、あのバカ柳が(笑)。
なーんか登場しちゃって・・・ねぇ。それもわかりやすーく片桐さんだったというところが(笑)。

でも、それこそゆるぎなくバカだったんで、楽しかったです。

雪男。毎日同じことの繰り返しに疲れた普通の若者(片桐)。
雪男に出逢うなんてことに憧れてバイトを続ける毎日。
一方、21兄弟の末っ子、曽根崎二十一郎(小林)。人がいいのもほどがあるといわれるほどの人の良さ。
洋服はすべてお兄ちゃんたちからのおさがり。この日もお姉さんからワンピースのおさがりをもらったばかり。
こんな嫌気がさした時は裏山で大声で叫んでステレス解消。「うおぉぉぉぉぉっ!!!!」
そこに通りかかったのは、運の悪いことにさっきの若者シンジ(片桐)。
人間ではないものに勘違いされていることを気づく二十一郎。
小林「でもこんなワンピースをもっていて変質者に思われなかっただけマシだ」
片桐「・・・・女の子を食べたんだね。」
小林「彼の想像は僕の想像を上回っていた。」
カークンというあだ名までつけられて、仕方なく人の良さを発揮して、雪男のフリをしつづける二十一郎。

雪男の賢太郎さんに、3公演とも笑いを堪えきれなかった仁さん。田中邦衛入ってんだもん(笑)。仕方ない(笑)。
暗転後、雪男の賢太郎さんの手を引いて帰っていく仁さん。


伝達。気の弱い男2人が一本目のネタ同様、脳内で言葉を交わしている。
やたらと気の弱い2人。「あぁぁぁぁぁぁ、ごめんなさい!ごめんなさい!」の連続。

東京公演初日。仁さんセリフ飛ぶ(笑)。
「すいません・・・」
「あなた本気で謝ってませんか?・・・(笑)これで日本全国まわってきたじゃないですか」


王様。やきそばと目玉焼きで自称王様と名乗る男(頭には冠付き・片桐)をもてなす男・ともゆき(小林)。
「おまえのような身分の低いものが作ったものなど食えるかっ!」と一度は断る王様だが、
ちゃんと食べる。しかし、ポカリスェットは知らない。
バカにすると「処罰!窓のない部屋でボレロ聞きっぱなしの刑!」と怒る。
しかしよくよく聞いてみると、やはり王様ではない様子。問いただすと、あっさりと王様じゃないと認める。
王様「おまえてっさ、えらいの?」
小林「別にえらかねぇけど」
王様「な、自分でわかるんだよ。そういうことは。だから俺は相当えらい・・・ハズなの」
すごい理論で王様だったわけ。結局追い出された王様は、次の居場所を求めて部屋を出ていく・・。

東京公演初日はネタの順番を勘違いして、この1つ前のネタで椅子を出してきてしまった賢太郎さん。
王様の前のネタ、一本飛ばしてしまったんですね。
で、本当に王様の出番の時は威張って椅子を出してました(笑)。
それから、賢太郎さんは東京初日は王様の手の上に肘をつき、2日目では王様と腕を絡めて組んでました。
なーんかそれをこう少し照れている風な仁さんがかわいかったです。


新聞。最近の若者は新聞を読まないと嘆いている男(片桐)。自称紳士・小林。
「どう思いました?今日のニュース」
自称紳士である男は、実は新聞をまだ読んでいない。が、紳士たるもの新聞も読まずに・・・とは
思われたくなく、なんとか話をあわせて知っているフリをしようとするのだが・・・。

ネタ途中、アクション・・・(あ、あの動きはなんというのだっけ)があって賢太郎さんが跳ね上がって
起きる場面があるのですが、埼玉では成功して「オーッ」と観客が沸いてましたが、東京公演初日では
惜しくも失敗。「2つの意味で悔しい・・(新聞の内容が知れなかったこととアクションが失敗したこと)。」と
嘆いていらっしゃいました。ちなみに東京公演中日も失敗。

英会話。バイクが欲しいからと蹉跌をとりに海へ出かけてしまうなど、なんでも物事を極端に
行動を起こしてしまう男(片桐)。今回はひたすら英語に挑戦している。
片桐「ゆーあーぐれいとみすてりーあなざーわーるどいんじゃぱん!」
小林「意味がわかるだけに意味がわからない・・」
これから3時間英語しかしゃべらないという片桐に対して、“全然な男”けんちゃんは協力しようとはしない。
けんちゃんはボーッとしていることが何より快適。
しかし、よくよく事情を聞いてみると片桐は外人の女の人に恋をしたらしい。
そうとなれば協力しないでもないけんちゃん。
小林「かわいい?メロメロメロン?」
片桐「きゃあ〜〜〜!」
小林「メロンちゃんのメロンな部分をメロメロメロメロ・・・」
片桐「おうっ!のーずぶらぁぁぁっど!!」
小林「チョップ!にーっく!ちょっぷ!にぃーくっ!・・・」
わかんないと思いますが、鼻血を出した仁さんの首を叩いてあげているわけですな。
この続きで、体の部分を一箇所チョップして、仁さんの英語力を試す場面もあり
その場所が毎回変わってました。東京初日はひじの内側を指摘されて
片桐「いんさいど・・・エルボ・・・・ひどすぎる・・・(笑)」
身体ではなく椅子を叩いて
片桐「うっっっっどっ!!」
小林「・・・仕返しだよ(笑)」(←仁さんのNGを受けて賢太郎さん発言)
東京中日では、ノド仏を指されて「・・・のどブッダ」
会場をぐるぐるーっと一回り回って、席からうちわやらなんやらをもってきて、仁さんに答えさせる部分も。
「チョップ!にぃぃぃぃっ!」
そんなこんなで彼女が勤めている雑貨屋へ告白のため電話をかけさせるのだが、彼女は今日、
国へ帰ってしまうという。さっき貸し出しの予約を受けたレンタカー(そうここはレンタカー屋さん)を
キャンセルし空港へ向かうための足として片桐へとキーを渡すケンちゃん。
小林「お帰りの際は!満タンでお願いいたします!2つの意味で!!」
片桐「・・・ごめん・・・・わかんないっ」

「あっはーんっ!」「うぇーるっ」とリアクション気取る仁ちゃんに、憎憎しげに首をしめる賢太郎さんが笑える(笑)。
東京初日、仁さんがこのネタでも(笑)セリフを飛ばし、「何度も何度も・・・。汗の種類が変わったよっっ!」
と、賢太郎さんに嘆かれる場面も(笑)。このあとすぐ戻ってくるはずの仁さんがなかなか戻ってこなくて、
我慢して賢太郎さん笑いを堪えていたのに、戻ってきて
片桐「とかげか・・・?おまえとかげか・・・?」で賢太郎さん噴出し、
小林「長げぇよっ!」
中日では、「ばかっ!ばかっ!ばかっ!」とバカ呼ばわり3連発をした賢太郎さんに
片桐「うーんっ!」と元気よく返事したもんだから、賢太郎さん噴出し笑い。
あげく片桐「レイン・・・」・・・(笑)。ツバがね(笑)。

それとですね。掲示板の方への情報提供により、このネタの雑貨屋の名前が所々違うことが判明。

福岡1日目は「カムイ」2日目は「玄界灘」、埼玉2日目は「サムライ」、大阪2日目は「トカレフ」
東京初日は「ライデン」中日夜は「ゼノン」、最終日追加公演は「カムイ」、最終公演は「ジャイアンツ」

ではないかとのことです。情報ありがとー!

このネタの仁さんの電話でがっくりする場面が、ちょっとお気に入り。なんでってわけじゃないけど。
このネタの賢太郎さんがまた「それ何のキャラ?(笑)」って言いたくなるくらい濃くて面白い。
それにしても幌付き2トントラックで成田に向かう仁さん・・・。I Love Youと叫びながら。
おーっ!いっつぐれーとぼーいっ!


伝言3。1本目の2人が離れたとたん、また声が聞こえ始めたらしい。
今度はしかし、こっそり思うことができなくなっている。
隠し事をしていない、親友のような状況がとてもラクで心地よく感じている。
憎まれ口をたたきながらも、お互いに打ち解け始める2人。

エンディング。
埼玉公演。「埼玉市民の前で・・」賢太郎さん、埼玉市はまだない・・・。
挨拶文に「全公演見ている人へ・・・チケットが取れない人がいるので、たまには譲りなさい」という
内容の文章があるんですが、客席に空席があり・・・この文章が格好悪いと申してました(笑)。
片桐「与野っていうのがまた微妙で・・・(笑)」
客席の空席ぶりに「おまんまが食べられない・・・・ホタルなんで死んでしもうたんっ」
「ラーメンズ知ってます?」など不安げなコメントも続き(笑)。
福岡行ったときに空港で粘土芸術の携帯電話がひっかかったらしい(笑)。
この日は38号のジーンズをはいた男(オートバイくん)がビデオ用コメントを撮っているので・・・などの
お知らせののち。毎回恒例の仁さんの575。埼玉初日は「彩の国 しあさってから俺の国」
ちなみに2日目は「「埼玉」と 言ってしまえよ 彩の国」「彩の国 20歩おきに サイがいて」
賢太郎さんのアドバイスで「彩の国 たった今から オレの国」

東京初日公演。メンバー紹介あり。「片桐仁!!!」「小林賢太郎!!!」「ただいま〜!」
・・・・ああ、奇跡の人のドラマ直後の山崎まさよしのライブでの、このひと言に泣かされた人が
続出したというあの・・・あれを・・・こう思い出して・・・。泣きませんけどね(笑)。意味違いますから(笑)。
東京公演は地方公演と違って特に話すこともなく・・・会場の話。舞台からも客席がよく見えたそうです。
ビデオなどの告知の客席の反応、薄くではなく無(笑)。もうみんな買っているからねぇ。
ビデオのサイン付き販売に関しても無反応。
小林「サインじゃ・・・(反応なし)毛ですか?」仁さんの髪の毛(笑)
あと仁さんが「すっげぇ緊張した!」とのこと。すごい飛び飛びでしたからね(笑)。
でも賢太郎さん曰く「すべて台本通り」うつくしきコンビ愛(笑)。
アンケートに関しては、反省すべき点は、すでに本人たちも気がついているんでダメ出しはご遠慮くださいとのこと。
片桐「優しくして」
小林「誉めてください(笑)」
300枚中、2枚でもへこませる内容があると、4日くらい凹んじゃうらしいんで・・・(笑)。
片桐「ウサギだから。淋しくて死んじゃうから」
小林「冷静に言うと金とって言うことじゃないけど(笑)」
初日の五七五。「今まさに 三軒茶屋は燃えている」
東京中日。FLATビデオ告知。サイン付きで会場にて販売中。サイン山ほど書いたので、あれが残ると
「切ない」との理由で買ってくださいとのこと・・・(笑)。三軒茶屋のTUTAYAではレンタルで置いて
なかったんだけど、仁さんの近所のTUTAYAではレンタルもあるそう。
小林「あとで片桐さんの家、聞いてください」
英会話で客席に降りたことに関して。小林「なんで降りたんでしょうね」
片桐「俺がびっくりした。そのまま帰っちゃうかと思った」
東京中日の五七五。「俺のこと 三軒茶屋と 人は呼ぶ」もう一回。「俺だって頑張ってるんだ 三軒茶屋」
たまには僕がやりますか、とのことで賢太郎さんがチャレンジ「刑事さん 三軒茶屋? 知らねぇな」
ちなみに北海道公演では「北海道 明日も暑かったら ぶっ殺す」「北海道 あまりの暑さに 俺噴火」
大阪公演では「大阪で何かあったら俺に言え」 「明日から 大阪城は オレの家」
福岡公演1日目では「福岡や 北海道より 5倍まし」2日目「福岡よ 行ってみたいな いつの日か」
で賢太郎さんからダメ出し。「福岡は 明日限りで 終わりかよ?」・・・これでもまだダメ〜で
「俺だって 頑張ってるんだ 明日もまた」でなんとかOK。
東京中日昼は「明日まさに 三軒茶屋に 俺の母 そして姉」
東京追加公演 「三軒茶 やーやーやーや…」でダメ出しくらって「最終日 これで最後と 思うなよ」
そして最終的には「最終日 あそことここに 姉と母」
東京公演最終日 「最終日 これで最後と 思うなよ」「アンケート 仁さん惚れたと 何故書かぬ」
最終日も賢太郎さんからも一句「明日から 全国ツアー 逆周り」















ここから先はいらない感想。読みたくない人は決して読まないで下さい。

会場について。彩の国もシアタートラムも初めてですが、内装がシックで高級感漂う感じ・・・・。
席につくと落ち着きます。この空間。この安堵感。
いい劇場お選びですねぇ〜、と、なんでも鑑定団気分に着物でも着て決めたいところ。

挨拶文。毎回、お客さんに配られる挨拶状。
今回は初の全国ツアーとあって、3パターンのご挨拶になってました。
「ラーメンズ本公演を初めて観る方へ」「ラーメンズ本公演に来て頂いたことがある方へ」
「ラーメンズの本公演は見逃したことがなく、今回も全公演観るという方へ」
これを埼玉初日に、なんの気なく目を通してしまって(気構えする必要も普通はないからね(笑))
必要以上に行間の語感を感じてしまった人。それは私。
いや、気にするな、変な感情を持つな、これから公演を、書いてあるとおり、比較することなく
素直に観るんだ・・・と心の中で繰り返すも、胸の中に渦巻いてしまった暗雲を消し去ることできず。
1本目のネタがまた言葉の伝わりに関するネタだったりしたもんだから、もうなんでしょう。
まったく頭に入ってこない。頭が「今は言葉についてなんか考えたくないの!!」と拒絶。
これは3公演を見終わるまで、ずーっと曇ってました。1本目のネタ、すごくわかるんです。
わかるし、好きな内容なんですけど。けども、今は今、この挨拶状でパンチくらってしまった私には
このネタはツラい。言葉ってなに?・・・・と深〜〜〜く、落ちていってしまったのでした。
後から考えると非常にもったいないことした〜〜!と反省にいたるのですがしゃーない。
そういうのも含めてのラーメンズ単独だと思っているので。
(一応フォローしておきますと、別にそんなひどいことが書いてあったわけでもなく、いやなことも
書いてません。なんか私の頭の中で勝手にいろんなことがリンクしだしてしまっただけです)
“たかが挨拶状じゃなーい”って言う人もいるかもしれないですね。
でも、アンケートがたかが、と思えずつい一生懸命書いてしまう私としては(笑)・・・ねぇ。

全体のお客さまの雰囲気。埼玉も東京も基本的に関東区域だから、普段からライブに来られる方が
多かったのでしょうか、そんなに変わった感じがあったということもなく。埼玉の方が反応は新鮮だけど
盛り上がりもなく・・・といったところでしょうか。ラーメンズからすると埼玉も地方ツアーのひとつという認識?
客席側は埼玉も東京公演の一部、みたいな感覚?・・・という感じが私はしましたが、どうでしょう。

地方公演。地方公演では止まない拍手にショートコントというアンコールがついたようですね。
すいませんねーっ、東京ファンは優しくなくて、反応ないし(笑)・・・でも、お帰りっ♪

いつもタイトルに関連付けて意味へとつなぐ作業をしていたりしたんだけど、
今回の「news」というタイトルにこの内容をつなげようとは思わなかった。
初めて見た埼玉公演での挨拶状から、1本目の伝達のネタ、2本目の朗読対決のネタ・・・と
言葉というものの有為な部分と、そうでない部分を感じ取らざるを得なかったから。
「news」もただ一つの言葉。そう思いたかった。かった・・・じゃない、今もそう。

レベルはどうであれ、毎日毎日言葉というものに接して、人に言葉だけでどう伝えるかを考えることを
考えて暮らしていると、言葉に対してどうしても敏感にならざるを得ない。本当にね、考えますよ、言葉の力について。
意味じゃない、力。レベルはどうであれ、と書いたように、私でさえそうなんだから、日本中のファンやマスメディアを
相手に活躍しているラーメンズのお2人なんて、特に言葉の持つ力・・・プラスもマイナスも含めて
大きく感じているだろうなぁ・・・発言力、理解力、伝達力、真実性、歪曲・・・。
そう思うと、今回の単独は「楽しかったぁぁぁ〜!」と会場を出たあと、少し切ない気分になっちゃったり
したものであります。まぁ、ちょうど夏の終わり・・・そんな気分にぴったり〜!

少しゆっくりと期間を置いて、次回2001年2月の単独・・・楽しみにしたいものです。
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