渡辺プロフレッシュライブ 2000年9月24日 銀座ガスホール
ネタ☆☆☆☆☆ 雰囲気☆☆☆☆
今回からフレッシュライブも少し新生ということで、MCが前回までのアクシャンに変ってシャカ、
何組か上の方が卒業し、トリを務めるのがパラシュート部隊、ということになりました。

シャカMC。漫才を聞いているかのようなテンポです。
話の内容は・・・大熊さんの髪型の話と・・・・、黒柳徹子のネタを練っていた時に
ファミレスでトイレの鍵をかけるのを忘れて開けられた話とか。あんまりおぼえてなーい。

核(コア)。はじめて見ました。2回目の登場?だそうです。漫才でいろんなバイト他。
ツッコミの人が落ち着いていて拾いかたとか上手だな〜と思ったような。あとは・・・個性?
ネタがね、あまり記憶にないんですよ。というのもですね、真後ろにいたお客さんの笑い声が超強烈でしてね。
笑っているだけなゆえに文句も言えないんですけど、高音域で途切れることない笑い声なんですよ。
ずーっと笑ってる。その笑い声たるや出演者にもそのタイミングをつっこまれるほどの笑い続けでね。
そんな感じだったために、ほとんどネタが聞こえなかったんですよ(笑)。一列めだったのに(笑)。
ほんと、笑っているだけに文句は言えないんですけどぉぉ。ボケもツッコミも関係なく
ずーーーーーーっと笑ってますからねぇ。私の手もこぶし震わせますがな(笑)。
ギフト。おかしなラーメン屋さん。そこに失恋した男が雨宿りにやってくる。
こちらこちらで、ボケの人が安定して面白い。作られすぎかなーと思うけど、いや・・・いいですよ。
「こらこら!己!」
マンゴスティン。女の子2人組で女子高校生ネタ・・・・なんていうとさ○ぁさ○ぁおもいだしちゃったりして
ちょっと疑い深くなってみたりするんだけど(笑)、こっちは断然面白い。どんどんシアターDとかに出たっていいのに。
突然コギャルで登校してきたリナちゃんは、ガリ勉タイプの友達にもコギャル化を薦める・・・。
顔に無理やり力技でファンデーションを塗りまくってみたり、
「(コギャルになれば)ナンパされる・・・・・・すごいことだよ」
「水色時代に終止符が打てるらしいよ」
役柄を決して笑わず貫き通すリナちゃん。いいと思うよ。お薦め。
ゴリけん。シドニーゴリんピック。五輪とゴリラを・・・・上手い(笑)。タイムリーだし。
いかにゴリラになれるかを競う競技に出場する町田選手。
いつもは「あー、これさえなければ」と思うクドさがあるゴリけんですが、今回は丁度いい感じ。
ノンストップバス。大家の手違いで引越し3日前の雨宮宅に次に越してくる男(西條)がやってきてしまう。
年も近いので3日程兄弟として過ごしてもらえないだろうか、という大家の提案に・・・。
設定がなさそうで、いや・・でもあるかもなーと思うような作りだったのはさすが。
ノンバスのネタはちょっとした短編の小説を読んでいるようで楽しい。あとは2人の演技に見安さが
加わればもっといいと思うんだけどもなぁぁ〜。
リトル。“そんなのイヤ”ダンスとアルアルネタの融合というですね・・・今はなきになっちゃった
ガリクソンの融合精神を引き継いだような(笑)そんな感じで。
「パッシングセンター」「しっかりはちべぇ」「よせてあげるブリーフ」など、なかなかのヒット数。
たかしひでき。2人そろってデブキャラなんですよ。そのインパクトたるや、だいぶ前にバカ爆走で
一度見たきりなのにしっかりと憶えていたくらいで。デブのスポーツについて。デブへの道。
吉野屋では1000円以上使いましょう。食べたらすぐ寝ること・・・など。
ロビンフッド。ヒッチハイク。男(斉藤)がヒッチハイクしていると、そこに縄跳びを回した男(こじま)がやってくる。
斉藤くんというのは、いろいろとコンビを組んでは解消してきたようですが、なーぜでしょうか・・・・こう・・・
相方の方がいいというか(笑)。斉藤くんが連れてきていると思うんですけどもね、だから斉藤くんの方を
評価するべきなのかもしれませんが相方の方が断然いいような・・・・(笑)。
あ。でも斉藤くん、芝居は上手だと思います。
ザブングル。日本史の先生(加藤)と生徒(松尾)。理数系の大学へ行くのが決まっているために
日本史の授業を真剣に受けようとしない松尾を居残りさせて説教をする。
説教をするうちに歴史を教えるより、歴史に残りたかったと話はじめる教師。
歴史に残りたかった教師は東京タワーに向かう・・・・・・。松尾くん。声もいいなー。役者になったらどうだい?
スパローズ。ドラクエマニア。コンビニであるバイトしている森田。「今日の朝のニュースすごかったなぁ。
東京タワーから人が落ちたって・・・」そうです。ザブのネタをちょこっと持ってきました(笑)
ドラクエのやりすぎで睡眠不足の森田に幻聴のようにドラクエの音楽が聞こえてくる。
が、幻聴ではなくすっかりドラクエの世界にはまっちゃっている客。
傘を剣に見立てて歩いてきたり、支払いのお金が足りないといえば服を売って補ってみようとしたり。
「ダメですよっ!」
「え?35ゴールドじゃ・・・?」
足りない分、おもしろいことをやるから許して、といい始めたのはつぶやきシロー風ネタ。
“はぐれメタルってすぐ逃げちゃうよね・・・”
“スライムにメラコンマとか使っちゃったりするよね”
「なんでつぶやきシロー?」
「違いますよ、マギー審司ですよ」
怒られて裏の事務所に連れて行かれそうになると
「ザッザッザ・・・大和は逃げ出した。しかし、回り込まれた。」
殴られればホイミ(笑)。
ドラクエがわかんなきゃまったくわかんないネタなんですけど、ちょーっとわかっちゃいまして(笑)
思いっきりツボッてました(笑)。ま、客席の反応はマチマチでしたけどもねぇ(笑)
ドラクエ人口がどれだけいるかって話ですもんねぇ〜。
パラシュート部隊。よっちゃんのママのお見合い。ああ。。細かいことしっかりと憶えていないんで
詳しくはパラ部サイトのジブリっこクラブで後にレポートを読んで頂ければ(と、人にフッてみたりする)
と思うんですけど。細かい言葉尻が面白い。本当にそれは斉藤くんの年齢と釣り合わないんっす。
学校で父親の絵を書いたという絵を母が見てみると・・・廷内スケッチ(笑)。
・・・中原周作かよっ(笑)。←廷内スケッチで「画・中原周作」って、よく見かける人。

エンディング。大熊くんちで斉藤くんがパニパ女性メンバーを本気でアプローチしてみようか発言をした
事件や、ザブ・加藤くんが大隈くんと人を救助して警察に表彰された話など。
お客さんが舞台にいる演者たちに的を得てない言葉をかけるシーンもあったり。
声援はいいかもしれないけど、せめて的を得ようよ。醒めるってば。

私はちゃーんと毎月フレッシュを見ている人ではないので新生、ってことに対してそんなに違和感もなく、
このフレッシュのアンケートにより夜の部の出演者が決まるというしくみにも、それほど興味がある人間では
ないんですがなかなか面白かったですしね。いいんじゃないかと思います。
ま、今回みたいに初出演が多いと丁寧にメッセージを残してあげたいなーという気持ちもあるので
アンケートももう少し書きやすく気を使っていただけたらなおよかったかなーと思ったくらいです。





渡辺プロライブ 2000年9月24日 銀座ガスホール
ネタ☆☆☆ 雰囲気☆☆☆☆☆
TIMがMC。オリンピック話題。巨人の優勝の前日、堀内健さんと東貴博さんとゴルゴさんで
野球を見に行った話(それでノンキーズのライブにゲスト出演できなかったわけね(笑))。
そのあとヤケ酒をして帰宅、しかしマラソンを見なければ!と7時に起きたはいいけど
最後の30分寝てしまったゴルゴさん。

ノンストップバス。フレッシュと同じ。細かいところ微妙に変えてあります。
「かめはどこにいったのか?」遊びが「クリームパンをくださいな」遊びになってました。
“駐車場のネコが交尾をしながら〜♪”西條くんはゆずTシャツを着て、ゆずファンという設定だった
んですけど、それに対する客席ゆず好きの人々の反応にはちょいとびっくり。
ネタ中の1アイテムの話なのに、きゃあああ〜とは。
スパローズ。読書感想文。以前にも見たことのあるネタ。ネタの流れとかあまりに読めすぎて私は物足りない。
けど、大和くんの芝居のバカっぷりが到達していていいのでよしっ♪
おまけで、Naで参加していた今泉さんの声に笑わされてしまった・・・(笑)。
大隈いちろう。「もう一回チャレンジします・・・・線上にかける男。」
噂には聞いていたこのネタ・・・・・・・アイディアが面白い。
スライドで線が映し出されて、それを現す動きがあとに続く。実にうまいこと設定づけてある。絶賛マークポンッ。
「−!------------」→「(舞台上手から友と話しながら歩いてくる。立ち止まり)えっ!ボヤッキーって25歳だったのっ!?」
パラシュート部隊。女子プロレス。チョチョリーナ裕子(矢野)と先輩・ダミアン斉藤(斉藤)。
チョチョリーナのミスで試合に負けた先輩。その控え室。
廊下では敗者コメントを聞きに来た新聞記者に「てめぇ、どこの聞屋だよっ!」と怒鳴り飛ばす先輩。
「この前だってあんた。神取さんが袈裟切りチョップの説明しているときにあんた椅子に座ってポップティーン
読んでたでしょう?!せめてゴングか週プロよっ!」
「なにこれあんた、ドモホルンリンクル!なに大量生産できないとことか気に入ってんのよっ?お試しセットでやめとけよっ」
「危ぶむなかれ!!」
恋愛禁止の女子プロレス界。先輩に恋心を咎められ、飛び出していくチョチョリーナ。
しかし、先輩の思いを汲み取ったチョチョリーナは「世界で一番熱い夏」にのって帰ってくる。
斉藤くん・・・・本当はいくつなんですか?(笑)
今回は矢野くんもバシバシ体つかってましたね。YAWARAちゃん結びの髪の毛がかわいかったです。
いつもここから。患者(菊地)と心理カウンセラー(山田)。なんかすっごく長く感じて、すっごく退屈で思わずウトウト。失礼。
18KIN。はぁーなんだかホッとする瞬間。よーし笑える!という安心感なのか・・・(笑)オリンピック話題。
「人としてはかがやいていたけど、女としては・・・・」さて誰のことでしょう(笑)。
篠原選手の「弱いから負けたんです」のコメントについて
「はっきり言うのって気持ちいいじゃないですか。“面白くないから消えたんです”・・・森○健児」
ギニアの水泳選手の泳ぎかたについて「自由形にもほどがあるだろう」(笑)
サッカー中継のアナウンスが興奮しすぎ、もっと冷静にしてほしいという話題・・・アナウンサー「配点」(笑)。
時期だけに多くのこの手のオリンピック話題を聞きましたが、18KINはやっぱり面白いやー。
ふかわりょう。命名しよう〜!先月のスペシャルライブで20個のネタ中ヒット1本だったのが1個だったため(笑)
「俺は間違っているかもしれない」と危惧したため(笑)今回再チャレンジ(先月、唯一ヒットしたのが
カップ焼きソバ作っている時の“ボンッ”という音→ペヤングアタック)ということらしいです。
今回もしょっぱなからツライ雰囲気(笑)。でも見ている側は結構面白い(笑)。
照明の小さなオレンジ色の電球→「夕焼け番長」
前にもあったことあるなー、このデブの人→「デブジャ」
トゥナイト2の司会者の髪型→「ナポリ」
やるせなす中村豪の髪型→「フロントファイヤー」
客席のテンションを受け「僕的には非常に楽しくやらせてもらっています(笑)。これはリハビリですからね」
彼がテレビでいじめられキャラとして活躍しているのもわかる気がする(笑)。
シャカ。クイズミリオネア。司会者(植松)、挑戦者・ごうだもんじゅうろうさん(大熊)。
クイズで1000万円を獲得し「紅茶のおいしい喫茶店」を作りたいという夢を叶えたいもんじゅうろうは
なんとしても、クイズを最後までやりとげたいが・・・。
やるせなす。ベンチに座っている中村。そこに役者のたまご(石井)の石井がやってくる。
彼は明日、ヤクザ抗争で死ぬ役を演じるらしい。死に様を研究している石井だが、その様子がおかしい。
中村「あのぉ・・・・よくわかんないんですけど・・・。違うぜーっ、て思いました。」
そんな中村に練習の相手役を申し込む石井。最初は断っている中村だが結局練習に付合うことになる。
最初の方は彼らの過去の作品・自殺日和のネタの雰囲気、途中から口笛指導のネタの雰囲気。÷2ってこと?(笑)
アクシャン。日本史の教師(杉崎)と教育実習生(安井)。そのうちどちらが授業の主導を握るかで下克上の争い。

企画コーナー。箱の中身は誰?箱に入った若手芸人を触って誰かを当てるゲーム。
吉田チーム(吉田・中村(や)・大隈・今泉(18)・植松(シ))への出題は・・・ザブングルの加藤くん。
松本チーム(ゴルゴ・石井(や)・ふかわ・大滝(18)・大熊(シ)への出題は、パラ部の斉藤くん。
この企画の趣旨を聞いた時点で「加藤くん、斉藤くん、ゴリさん・・・」と出題に使われる芸人さんが
予想できたため、いまいち。
面白かったのはチームメンバー紹介での大滝さんの一言かなー。ゴルゴさんが歌麿とフッたのに対して
他はうまいこと言えなかったのに、見事にこん平きたもんなー(笑)。
「どんかちゃっかどんかっちゃか1.2.3!大滝でーすっ!」
あ、あと。ふかわくんの口から鳥肌実の名が出たのがびっくりでした(笑)。
渡辺プロ様。できましたらば今度ぜひ、トゥインクルのような楽しい企画をやってみてほしいなー。
コンビ替え漫才とかぁぁ、集団コントとかぁぁ、トーナメントとかぁぁ。お願いしまーす。

エンディング。番組改編直前のこの時期は告知もゴージャス!

全体的感想。無難にみんながみんな平均的に上手いので、飛びぬけて・・・というコンビがいない。
贅沢な話だけどねー。なんかテレビを見ている気分。
生の舞台、ライブ感覚が伝わってくるのは若手の方なんですよねぇ〜。ライブはライブであってほしいんだけどなぁ〜。
昼のフレッシュの方が見ていて楽しい。勢いの違いなのかなぁ。
上の方は「こうして・・・・・、はい!ここで笑え!」っていうのがあるんですな。

「日本の劇団の多くは稽古場で完成品にしてしまうんです。だから客と育てる部分が少ない。
つまり、面白くないということです。」
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