マキタスポーツ単独ライブ「鉄砲水」 2000年11月8日 タイニィアリス

なんともかんとも不思議な空間。
夜の新宿二丁目という土地柄、そこに集まってくるお世辞にも「怪しくない」とは
いえない人たち(男女比率6:4くらい)。
会場仕切りはとても親切で「詰めてください〜」とかそういったこともなく、椅子席の方が
見やすいですからどうぞどうぞ、といった具合。
桟敷以外ほぼ満席になって(客席に仲良くホームチームの2人が座っていた)
開演までは波の音が場内を流れる。
開演。暗くなった会場に流れるのは、今度は心音。
なるほど。さっきの波音はひょっとすると、羊水のイメージだったのかな?

オープニングVTR。タモリ倶楽部顔負けのセクシー映像。音楽は吉川晃司ときた!(笑)
・・・・に、出演者の名前が映し出される。織原城二、ネオ麦茶、金嬉老、ゴビンダ・マイナリ・・・
そして、撮影が田代まさし・・・。おいおい、そんなに犯罪者を集めてどうするってんだい?(笑)

すいません。ここから先、ネタの報告になっていくんですが、記憶力の問題、理解力の問題
などなどの書き手側の問題により(笑)ロクな報告になっていません。許してね。

【ベッドイン】 ステージ中央に毛布にくるまったマキタ氏。ベッドインについて語る。
愛と平和を訴えるのか、とにかくベッドインを訴えかける。
「完売劇場とか出てるわけですけど、出るより見るほうが難しい番組ですからね」
・・・・暗転。今度は矢沢のベッドイン。照明はピンスポ(矢沢シフト)。
めざましは花火。矢沢にとってのベッドイン、それは「コール&レスポンス」(笑)
・・・・暗転。立川談志のベッドイン。なんでもかんでも「あれは私が作ったんです」
・・・・暗転。女の子のベッドイン。超うけるぅ〜。
・・・・暗転。中学生のベッドイン。都合が悪くなればキレる(笑)。

とても長めのネタから入りましたね(笑)。

【プロレス】女子プロの(ひょうのしっぽ付き)マキタ選手が入場。レフリーと2役をこなしながら
パイプ椅子と戦うマキタ選手。見事な椅子への四の字固め。
汗だくになって戦いをこなし、パイプ椅子の選手をパイプ椅子で殴るみたいなっ(古舘みたいなっ)。
「ゆうじ!いつまで遊んでんのっ!」「はーいっ」

【小柳ゆき】歌う小柳。しかしその下半身には・・・・。ぶらんぶらん揺らし(笑)、歌いまくる。
「ゆうじ!お寿司きたわよっ!」「ねぎとろある〜?」

VTR「マキタの目」。CS番組から抜粋。マキタさんのお父さんが重大発表があるというので
カメラを持って故郷、山梨に帰ると、父から「ヅラである」ことが告げられ・・・。
実録VTR(笑)。ここで終わるハズが、エロビデオがこれに重ねて録画されているってオチが
つくんだわね・・・それも獣・・・・おーいっ。

【万引き】万引きでつかまった妻を自転車で迎えにいくマキタ。妻が盗んだのは調味料ばかり。
「メイン盗んでこいよぉ〜。車椅子にのって不治の病におかされた野村昭子と、カリスマ美容師を
目指す岡村信人・・・・(中略)こんな脇役ばかりのビューテフルライフはないっ!」
自宅にたどり着く。なんとも不思議な関係の夫婦。(ここで下半身露出サービス付き)
そこに郵便屋がやってきたり、ラーメン屋がやってきたり、本当の住人がやってきたり・・・。
ついには殺人を犯してしまうマキタ。

【甲州街道】客にコクるマキタ。今日ここに呼び出したのは他でもない。告白のためだったのだ。
真剣に歌を歌い、デートを提案する。待ち合わせ・・・いや集合は東京駅。そこからドライブ。
もちろんマイクロバスで。映画はバスのなかで松竹系を。喫茶店ではみつめあい、愛を囁く・・・
というより糾弾。長いストローでジュースをわけあい(一瞬で飲みきってね)、最後は合同結婚式で。
本気なんだよっ!と訴えかけ、客席にキスを求め飛び込んでくるマキタ。客席悲鳴。
「なんでキャー!なんだよっ!」
ちなみに甲州街道というのは、まっすぐな気持ち・・・ということらしいです。
そしてその真剣な気持ちを証明するかのように「会わせたい人がいるんだ」
出てきたのは、さっきVTRに出てきたマキタさんのご両親(笑)。生。
しっかりとセリフも覚え、息子の祝いの席に一曲歌い上げるご両親。
(ちなみに槙田雄子さんとマキタスポーツ・シニア)
今後もマキタスポーツをよろしくお願いいたします・・・と歌い上げ
お母様の手作りのいなりずしが客席に振舞われました。
ライブ中、いなりずしを食べたのは初めてです(笑)。
(とてもおいしかったです。雄子さま、ごちそうさまでした!)

客席の母の振る舞いの一方で、マキタ氏による【終わりの歌】
かわいい子だけ残って打ち上げにいこう〜♪なんていうステキな歌(笑)。
なかなか温かい雰囲気に包まれる客席。

マキタ氏からの来年の活動に向けてのご挨拶があり、これにて終了〜!

アンケートにご協力くださーい!というスタッフの声にアンケートを探すと
そこには大○屋のアンケートが(笑)。どうやらこれを使いまわすらしい(笑)。
おいしかった、とかヘンな解答をしつつ、少し熱すぎた会場を後にしたのでした。

細かくおもしろいところがたくさんあったんだけど、
会場のなんか「笑っちゃいけない」ムードに押されちゃってた自分が残念。
でも、うん。これはこれで面白い。
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