渡辺プロライブ ２０００年１１月２５日 カンダパンセホール（昼）
このライブのアンケートには「誰を見にきましたか？」という項目がある。私の解答・・・「特に誰も」。
みんながみんな器用になって、みんながみんなある程度こなせるようになって
意外なものを見せてくれる、ドキドキさせてくれる人たちがいなくなったからだ。
上手いに越したことはないけど、１組くらい舞台上で役に食われて泣いちゃうような（笑）
そんな芸人さんがいてもいいのにな、と思ったりする。
いつもの司会、Ｔ・Ｉ・Ｍが抜けてやるせなすが初ＭＣを務めた。
決して悪くはない進行だったけど、さらりさらりとまとまっていて、物足りないような・・・。
（ちなみにＴ・Ｉ・Ｍの長めの司会に比べたら、私好みだったけれども。）
と、いきなり〆のコメントみたいなことを書いてしまいしまたが、ちょっと説明をば。
初のカンダパンセホール。なんだか古びた感じで・・・客席の配置もどうかと・・・。
１列目の席はありがたいんですが舞台にあがる階段が目の前においてあって
足を下ろすスペースがまったくないんです（笑）。しかたないんで（本当に仕方なく）
足を階段に伸ばして座っていたら、中村さんに「勝手にリクライニング」という理由で
一発蹴りを入れられそうになったのはこの私・・・（笑）。カンダパンセホールが悪いんだ！
しかし、ここでやるせなすのトーク中、遅れてきた子が「すいません遅れて来て！！！」と
でっかい声でご挨拶しながら入ってきまして・・・この子が・・・ま、いいです。
この子の話は。タブーな話題です（笑）。
今日は石井ちゃんのお兄さんの結婚式だったそうで、祝電を一応打ったらしいです。
「どうも石井ちゃんです！」とのコメントスタートで。
パラシュート部隊。一人で留守番しながらホラー映画をみている子供（矢野）。そこにやってきたのは
自称チャッピーの田中（斉藤）。霊感の強い田中は、蒸発して行方不明の矢野の父をコックリさんで探そうと言い出す。
ノンストップバス。アマチュアミュージックバトルに出場することとなった父親（西条）と息子（雨宮）。
バンド名は「Father＆son」。優勝賞金を母親の入院費用に当て様と頑張るのだが・・・。西条君、かみすぎ。
ロビンフッド。闘牛まつりのメインイベントに出ることになった斉藤。焼肉でお祝いしようとするおぐ。
しかし、牛の行方がさっきからわからず・・・もちろん、牛は焼肉に・・・。
おぐさん（ちゃんとした名前がわからない）の個性が相変わらずいいものの、もう少し・・・。
核（コア）。漫才です。雑誌。
ザブングル。内科医の松尾のところに女性患者（加藤）がやってくる。そりゃあ・・もう極めている（笑）。
上着を脱いで検査をしようとすれば
「いきなり体目当て？この病院の先生は深夜にエブナイ見てるって言いふらすわよっ」
傲慢そのものの患者だが、ケガをした指を松尾医師になめてれば治ると咥えられて恋に落ちる（笑）。
ちょっとしたことで、自分がガンだと勘違いした患者は、残り短い命・・・と積極的に医師に迫る。
・・・・・・私もケガしたい・・・と思った変態は（笑）正直に名乗り出よう。はーいっ！
ふかわりょう。ザ・ふかわテン「森首相の次に首相になって欲しい」
第７位。関口宏「関口宏の予算委員会」など、すべての日程に冠をつけることが出来る（笑）。
１８ＫＩＮ。「そんなに落ち込まないようにね・・・」キムタクの結婚報道を読んで、深いため息をついていた
らしい今泉さん。「別に僕はホモじゃありませんから（笑）」・・・ここも？（笑）
もうすぐクリスマス。今泉「あなたクリスマスどうするんですか？」大滝「誘ってんの？」
クリスマスソングは金が儲かるので、なにか記念日の歌を考えよう・・・。
節分では「豆は夜更け過ぎにゴミへと代わるだろう・・・♪」
敬老の日は「きっと孫はこない♪一人きりの敬老の日・・・サイレンNight・・・（救急車（笑））・・・身よりない」
シャカ。ヤクザ（大熊）とすれ違い道を聞かれる植松。道を教え、そのまま関わり持たないよう立ち去ろうと
する植松だが、その矢先、ヤクザは交通事故にあい、記憶が混乱し子供に戻ってしまう。
ショック療法で記憶を戻そうとするが、いろんな人格が次から次へと飛び出して・・・。
大隈いちろう。マジックショー。
やるせなす。電話をしている中村。そこに謎の男が、風呂を貸して！と入ってくる。
「ちょっと・・・ちょっとまって。一つ言うことあるよね？・・・誰っ？てこと」
家を追い出され、なんとなく中村家を選んで不法侵入してきた男。それが佐渡島（石井）。
アクシャン。大学のサークル仲間の杉崎を自宅まで呼びにきた安井。自宅には杉崎の父がいて
父は「まだ寝ている」と起こそうともせずに安井と会話を続ける。
企画「飛び出せワンパクもの」
司会は中村豪と安井順平。杉崎組と石井チームに分かれてクイズに答えようというもの。
ちなみに杉崎組は大隈いちろう、加藤（ザブ）、今泉（１８）、大滝（１８）。
石井チームは西条（ノン）、コアの１人（名前わかんない）、斉藤（パラ）、大熊（シャカ）。
若手芸人がショートコントをやるので、そのオチを当てるというクイズだけれど・・・。
正解を出すという目的のほかに、笑いをとらなきゃいけないっていう使命がどうやらあるらしく
その使命が気のせいか空回り・・・。空回りして時間だけが延びていく・・・。
客席の空きが目立ちましたねぇ。土曜日の午後では、学生さんが来られませんからね。
そして、その空きがまたね・・・なんというか、会場の空気にそのまんま影響というか、反響というか
響いてましたねぇ。企画は見事に空回りでした。
それよりもなによりも。もし〜、あなたの隣の席の人が、見えない相手にツッコミを入れたり、
みえない何かの頭を撫でて、一人言や歌を口にしていたら。舞台に集中できます？（笑）
私にはそこまでの悟りが開けませんでした（笑）。
渡辺プロライブ ２０００年１１月２５日 カンダパンセホール 夜
まだ昼はフレッシュ、夜はナベプロライブ・・・っていうイメージがあって
違う人、違うネタがくるのかなーという頭でいたから、昼と同じネタが続いて眠くなってしまった。
（本当は見る予定ではなかったんだけどね（笑）、なんとなくチケットが手に入ってしまった）
やるせなすＭＣ。石井さんが近頃、イボジだということ。エロ話、トイレ話はＯＫですが
痛い話はＮｏ。ということで、聞きたくない。耳が拒絶した状態で石井さんを見ていて
ラッキー池田に似てきたなーと思った。
パラシュート部隊。昼と同じく。リンドバーグやら虎舞流やら「キッコーマンを飲んでショック死」
やら。その知識の微妙な古さを鍛えて、大木さんについていってほしいですわ（笑）。
ノンストップバス。昼と同じ。
ロビンフッド。昼と同じ。流れ星（浅井企画）とどっちが“若さがうざい”ポジか競って欲しいです（笑）。
ギフト。郵便局に勤める２人。誕生日だからもう帰ります、という１人の職員。残業で小包の仕分けを
頼むもう１人の職員。イヤイヤながら残業を引き受ける。「調布市の別所さん・・・こりゃ絶対ハムだな」
そんななか爆弾予告と、それらしき包みが発見される。怯える２人だが・・・
「郵貯が満期！郵貯が満期！」「（耳なしほういちで、三味線を？弾きながら）さっき優勝したいよかんです」
（ノンバスのオチにいよかん、というグループが出てくるのを引っ張った（笑））
表現方法の引き加減の問題は置いておくとしても（笑）彼らは面白いと思います。素直に。
ザブングル。昼と同じ。やはり夜も私は変態でありたい（笑）。
女装の加藤君。ツルモク独身寮の白鳥沢レイコを思い出しました。
スパローズ。カズコと別れて５年。思い出の公園に立ち寄る森田。そこにおかしな子供（大和）がやってくる。
「ズボンのゴムがゆるんでるぅぅぅぅぅ〜（泣）！！！どうやってウドン食べよう・・・（泣）」
「ゆりかもめ高いよぉぉぉ。３１０円・・・西武新宿線なら田無まで行ける・・・」
遊び相手がいないという子供に付き合って、遊んであげる森田。実はその子はカズコの子供だった・・・。
ホモがお好きな方にはたまらない絵柄（笑）。身長フェチ、スーツフェチの私としてはもう文句なし、です（笑）。
ふかわりょう。「ケータイは今後こうなって欲しい」
イオウに反応して、銭湯マークが表示される。アンテナの先がアポロで出来ている。
１８ＫＩＮ。昼と同じく・・。
シャカ。昼と同じく。「お兄ちゃん（植松）はハットリくん？」
大隈いちろう。マジックショー。
やるせなす。昼と同じ。
アクシャン。昼と同じ。
企画「飛び出せワンパクもの」杉崎チームは大隈くん、加藤（ザブ）、松尾（ザブ）、大滝（１８）の
別名パニパチーム。石井ちゃんチームは森田（スパ）、おぐ（ロビ）、斉藤（パラ）、大熊（シャカ）。
若手に先輩に対する不満をインタビューしたテープの一部分を当ててもらうというクイズ。
まずは石井さんへの不満を語るゴリけんの音声が流れる。コンパ中の石井さんに対する不満のようだが
当てる側の解答者から正解以外のいろんな答えが出てきて、石井ちゃん脂汗。
正解は「コンパのあとにダメ出し」
次は杉崎組長に対する不満が今泉さんの声で語られる（一応、不満を言う人の名前は伏せられているが
はっきりわかる（笑））。杉崎さんの場合、客席引く勢いの答えがいろいろと出てくる（笑）。
正解はパニパのメンバーでの罰ゲームであそこの毛を焼かれる・・・というもの。
他にも楽屋に一人ずつ呼ばれて、歌を聴かされる・・とか、タクシーに乗って帰られる時は
組長バンザーイ！と見送んなくてはいけない、とか。
この話を聞いて客席は引いていたけど、私はこの出題者の今泉さんがやはり「組長〜！」と呼ばれて
地下鉄に乗り込むところを見たことがある（笑）。
エンディング。それぞれの告知。別に変わった所はなかったんだけど、大熊さんがよく言う
「このあとは植松俊介の○○教室が・・・」が今回は年末ということで「プリントごっこ教室」だったのは
笑った（笑）。
以上。ナベプロライブ終了〜。笑うな、と言われたら無理なくその命令を守れた・・・という
感じのナベプロライブでした（笑）。