TOKYO GAG COLLECTION 2000年11月29日 前進座

今年最後のギャグコレです。オープニングからギャグコレらしい映像をバック(古き良き時代?の
無声映画というんでしょうか?)にスタッフロール。が、早すぎて殆ど字は読めず(笑)。
舞台監督が荒川さんだったことはなんとなくわかった・・・。

先月優勝のますだおかだが司会を務める。いきなりのミュージックフェアの音楽。
出てきたのは、大きい大きい鈴木杏樹(おかだ)。そしてトップのゲストは花*花のはなさん(ますだ)。
「さよなら大助花子〜♪バカリズム・・・号泣〜♪ペナルティールート♪シャカダンディ坂野(ゲッツ)♪
(出演者の名が続く・・・中略)この劇場が駅から遠くてめちゃ不便で大嫌い〜〜〜♪さよなら大助花子・・・」
鈴木「ありがとうございましたぁ〜。続いてのゲストはダンディ坂野さんです。」
この司会だけで、私のますだおかだ株は上昇。

ダンディ坂野。波のようにひいていく自分の理性と、勝手に押し寄せちゃう自分の感情の駆け引きが
面白いんじゃないかなーと思うダンディだけど、最近の若いお客さんはひかないのね(笑)。
ま、いいか。今日は昆虫ギャグ。最近の私的ヒットは「サンキュー、サイレント」
スピードワゴン。ドラマ部。ドラマ部自体は懐かしいくらいのネタで、何度も見ているから
ごめんなさい、新鮮さはないんだけど小沢くんのキャラ、井戸田さんのキャラで十分面白い。
「やいっ!」・・・関東域の芸人で盛り上がり言葉のある若手芸人ってのも珍しいんじゃなーいっ!?
・・・・・って語尾を挙げるのも、流行っているらしい。っていうか、使っている(笑)。
小沢得意のジョーク集から「早とちりドクター」も飛び出し、相方に「おまえはナンダ?」と聞かれる
小沢くん。「千鳥格子もでけぇよ!」
あばれヌンチャク。数字。スケッチブックをスクリーンに映し出し、後ろの席の人にも見せるサービスは
いいですね。しかし、数々の毒を服用?してきた私ではありますが、あばれの毒は・・・・
バトルロワイヤル(読んだことのない人ごめん)の前半のような不快感の残るタイプです。
長井秀和。カエルシリーズ。趣味。「右翼の目の前で浩宮のマネをし、そして街宣車に追っかけられながら
袋小路に誘導。その後、塀を乗り越えて逃亡。」
このあとですね、スガジーの芸風をマネしてネタを続けたんですけど、それが客席の理解を
殆ど得られなかったわけです(笑)。スガジーって・・・・知っている人が少ないもん(笑)。
バカリズム。音テニス。説明不可能なこの面白さ。ぜひ生で見てみてください。
ペナルティ。迷子の子供とデパートの担当員。やたらと歌が上手くって、それがただ面白かった。
号泣。クリスマスの代わりに天皇誕生日を祝おう。痴漢被害。痴漢の銀行強盗。

ゲスト。たび彦。チャップリンのパントマイム。うん、なるほど。←この感想はどうかと思うけど
だって他にいいようがない。客席から選んだお客さんがそれぞれでしゃばりすぎず、
頑張らなさ過ぎず、いいお客さんを引っ張っていったなーと思いましたとさ。
それにしても、マギー審司さんっていうのは、手品を商売道具のヒトツとしている人たちに
とっては商売敵なんだなーと思いましたよ。出てくる道具ひとつひとつが「あ、1万2000円」
「ラッキーだ!」とかって見えちゃうんだもん(笑)。
なんか面白くなかったかのように読み取れるかもしれないんですけど、ただひたすら
ボーッと見入っていたので。子供心に戻って。楽しかったんですよ。

ここで休憩10分。

エレキコミック。ブリーフの穴。今日も旅行ハイでやっつんひとり紙相撲。パジャマのパンツがズリッズリッ・・。
「だっつんはノーベルまゆげ賞〜!やっつんはノーベル天パー賞〜!!」
「いちろおーっおーっ!関ヶ原!いちろおーっおー!うちのオヤジが一階でこれを言ったら朝食なんだっ!!」
「俺バカだからラッパーになるんだっ。親を殴ったりする人がラッパーになるんだっ。山賊なんだろっ?」
「窓のある部屋に来たの久し振りなんだぞっ」
また今回も謝ったのに撃たれて、パトラッシュとともに天に召されるやっつん…。
ルート33。漫才予告。彼女の口説きかた。冒頭から「ち○こ、ち○こ」の連発…・
もうそういう下ネタ…・大好きっ!石井ちゃんです!(ちなみに私はそこまでの下ネタ星人でもなく
石井ちゃんでもありません(笑)。ギャグを利用してみただけです。ご了承のほど)
「僕の目の中は君でいっぱいだ。眩しくて見えない」
「俺の瞳の中は目やにでいっぱいだ。霞んで見えない」
あぁ、どことなく堂本剛に似ているか…(私もツッコまない(笑))
漫才に勢いと集中力って大切だなぁと思う昨今。とにかく本当に面白かった。めっちゃ集中しちゃったもん。
アンジャッシュ。葬式の挨拶。
シャカ。厳格先生の進路相談。とにかく携帯の着メロがタモリ倶楽部のオープニングって…(笑)。
大学にものまねの一芸入試で挑戦したいという生徒(植松)。
「なんのマネだ?まさかハットリくん…もしくは下条アトムか?」
ますだおかだ。三宅祐司が痴漢で逮捕されたら「見たい、抱きたい、触りたい!」
中山美穂が薬物で逮捕されたら「効き目が長いから一日2回!」
普通普通に素直で悪いけど、面白いぞ(笑)。

エンディング。シャカ「かたことや、君のツッコミ」と岡田さんに言われる植松くん(笑)。
スピードワゴンには「バツイチ!名古屋からやってきてくれたんですけど…。」
井戸田「やっと正式に決まりました。来月○日、うちの兄きが正式に離婚するのが決まりました!」
押していたために、ボケ禁止命令が出ました(笑)。
あばれからは「トイレにパペットマペットが入っていったら、出てきたのは鉄拳だった」という楽屋エピソードが。
長井秀和さんからは・・「さっきね、エレキコミックの谷井くんがね楽屋の真ん中でぴょんぴょん飛び跳ねてて。
“僕は健常者だ!僕は健常者だ!”って飛び跳ねていたんですよ。でも手帳がポロリと…」危ないっつーの(笑)。
バカリズムはやっとエンディングで升野くんのお姿を拝見。
号泣はさまぁ〜ずの“ツッコミノイローゼ”三村さんの話題。
エレキは実は今立さんは天然ボケだという話。などなど…・。

会場の広さというより、舞台の広さなのかな?コントで広がって見せるよりも漫才できゅっと真ん中に集中して
いるタイプの方が笑いも集中して面白かった気がします。舞台の広さも使い方を考えないと…と、I氏の
お話を聞いてそう思った私でありました。以上。
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