星屑ロンリネス 2001年1月7日 新宿Fuー

雪降る新宿。開場を待つ女の子たちの間を怪しげな髭をマジックで書かれた男がウロウロ。
「チケット持ってる?」ダフ・・・?
そんな目でみるな!やらされてるんだっ!と突然怒り出してみたり。さりげなさはどこにもない(笑)。
花輪がたくさん届いている。モーニング娘。?中曽根康弘?なんなのです?このライブ。
考えてみれば1500円という値段のわりに、そしてこれが初回というのに、フルカラーのチラシ。
このメンバーの揃えかたからして、謎だらけなのだ。
開場。アルファベット3文字の怪しい団体かと思うような覆面付き全身黒装束(わかりやすく言うと
かわいくないパペットマペット状態)の方々が無言でチケットをもぎっている。
中に入ると壁には星が描かれた黒紙が貼られ、舞台も夜行塗料などが使われた立派なセット。
客席1列目の両脇にはカメラが2台。カメラマンももちろん2人。ん?ん?
2回公演でしょ?1500円でしょ?出演者もそれなりに揃っているし、この経費は?謎は更に深まる。

開演。小さな男の子が客席後方からパジャマ姿で枕を抱えて入ってくる。
「ママは〜?どこぉぉ?ママァァァ〜〜!」
キョロキョロしながら入ってくると舞台袖からちょこっとピーターパンの縫いぐるみが吊るされて出てくる。
「僕はここだよっ。君をネバーランドに連れていってあげよー」
ピーターパンに夢中になって付いていく子供。ふと振り返ると、それを吊るしている渚さん。
「だめだよ、このおじさんを見ちゃ。おじさんこんなことしてるけど、もう今年30だ。親はもう帰ってこいっていってるんだ」

タイトルが壁に映し出される。これがまた金の(ある程度)かかってそうな照明トリックというか・・・。
すいません(笑)。夢のあるライブタイトルなのに、予算の話ばかりして(笑)。

子供が出演者のプラカードをもって登場。足には足枷がついている。
最初はマンブルゴッチ。デートシュミレーションについて漫才。
私の中で勝手ながら、川村くんの評価が上がっているので、そういう目で見ました(笑)。
途中、噛んで頬を張って気で紙を倒すようなポーズ(説明下手ですみません)をとるのがおもしろかったです。
GOGO丸サンキュー。誘拐事件。7人だか8人だかの兄弟の1人を除いてみんなが誘拐されてしまった
父と刑事(石館)。刑事は几帳面な性格ゆえ、1人(さっきの子供)だけ残ってしまったのがすっきりせずに気持ち悪いだとか
どれかを諦めましょうとか言い出す。
見るたびに石館さんの相方が違うので(笑)、思わずZee−Gの須間さんを思い出した次第です。
マイマイカブリ。犬のナーバス。ナーバスの特技はおかわり・・・そして「ごわんっ」。
村田渚。漢字「臭」の気持ち。
エレキコミック。銭湯。銭湯ですからね。そりゃーもう・・勢いつけるでしょう(笑)。
目の前で観た谷井さんの顔は、そりゃあもう今年初エレキにふさわしい顔でしたよ。
湯上がりでは今立さんの○ん○を引っ張って、「おおっ」と言わせてみたり。おいおい、キュートだな(笑)。
なーんでこんなに見ているのに爆笑しちゃうんだろ、私。スポポーン!スポポーン!
そして毎度思う事。3リットルの瓶はそんなに大きくないってこと(笑)。

合同コント。ハンバーガー企画会議。パクリアレンジ案を得意とする今立と、エロス案を得意とする双川、
発案が立たないのに意見を言おうとする五十嵐と、バスロープ姿の怪しい社員・川村。
そしてそれを仕切る渚部長(部長だったかな?)。今立さんと双川さんの濃い顔2人組が見た目面白い。

企画。パジャマで大喜利。最近大喜利モノばかり見ている気がするので(年末年始だからね)
パジャマ!という特徴しかロクに憶えていません。すいません。
渚さんが仕切りで、アシスタントがあの男の子(清水志優人くん)が務め、石館さん、高橋さん、
藤堂くん(なぜか君)、谷井さんとで答えていく・・・というもの。昼と同じお題だったそうでやりづらそうです。
「バック!あ、バッグ!」とおかしな動きをする谷井さんが目に焼き付き・・・。

再び。ネタに戻ります。マンブルゴッチ。おかしな理髪店。
GOGO丸サンキュー。公園にたたずむ小学生(双川)。そこに怪しい男(石館)がやってきて2億円の金を
あげると言い出す・・・。これ以上言うとオチにつながるので、このへんで。
マイマイカブリ。娘のリョウコ(五十嵐)が一人暮らしをしたいと父(高橋)に申し出る。
反対する父だが、実はリョウコはもう36歳。36歳っていう年齢設定が、実にいいところ突いてます(笑)。
村田渚。酔っ払って起きてみたら、顔には落書きされているはコンビニで訳分からぬ買い物をしているわ・・・。
エレキコミック。ブリーフの穴。このネタのせいだっ!(笑)前半の記憶が飛んでしまったのは(笑)。
・・・といっても過言ではないような気がします。ブリーフの穴封印宣言が出てしまうほどの勢いでした。
詳しくは単独ライブレポートをご覧頂きたいのですが、やっつんの壊れぶりのすごさったら・・・。
前に申しました通り、カメラが2台あったんですよ。あれがね、監視カメラに見えたようでね(笑)。
今立さんは同室で面倒を見るものとして、先生から「やっつんは否定しちゃいけない」と注意を受けていると
いうことで、ほぼ野放し(笑)。三島由紀夫先生のことを「ハード○モ」とか言ってしまうし(笑)、再審なしだとか。
また例によって警官との交渉時には涙をボロボロ流すやっつん。「だめだーっ、泣くな!泣いたらホンモノに
見られるっ!!!リハビリに舞台を使っていると思われる!!」と叫ぶ今立さん。あぁ、もう・・・・。
・・・・そりゃ封印って言わなきゃ危険すぎ(笑)。書けませんもん。もうこれ以上。でも封印しちゃ、イヤ♪

これで終わりだったかなー。もうねー。メルヘンと真逆じゃないの?っていうエレキのキは何のキ?(笑)と
聞きたくなるような最後のネタでごっちゃですわ(笑)。
エンディング。今日の公演にいたるまでのいろいろなトーク。当日券89000円という値段をチラシに書いていた
ため、ダフ屋が出ていたんだねっ、てことや、スクール水着で来てたら車がもらえたとか。
(この当日券の値段が高っ!っていうのは、半年以上前にエレキコミックが実はやってんだよねぇ。)
ちなみに。後日知ったことですが、石館さんの相方の双川さんというのは、中曽根元総理大臣のお孫さんだ
そうで、今現在はフジテレビにお勤めの方なんですって。これで開演までの謎のいくつかは解けましたね。

レポを書くに当たって、記憶取り戻し作業でいろんなサイトを訪ね歩いていたら、
石館さんのファンサイトがございまして、そこにライブ趣旨とか書いてありましたのでそちらを
読まれてみると、また納得が深まるかも・・・です。
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