東京腸捻転　２００１年１月１４日　芝ａｂｃ会館ホール

腸捻転もこれで何回目なのだろう。蒲田でやった名前がまだ腸捻転でない時代から考えると…４回目？
今回はとうとうオリジナルグッズも販売されることとなりました。
このライブについて、ご存知のない方に簡単に説明しますとテレビ朝日「完売劇場」に出演している方々が
中心に（出てないけど予備軍団として胃拡張軍団という方々もいます）出演しているライブです。
というわけで、ライブの内容をきっちと収録したビデオ、このライブで出演者が着ている名前入りのＴシャツ
（プロレスっぽいのをイメージして頂ければ）、それぞれのブロマイド（スポンサーがデジキューブなので
その端末からプリントアウトするということで）などが売られていました。値段設定が非常に安くされている
ので買いやすいのが魅力かな。Ｔシャツで１３００円でしたもの。

前回までは格闘技とお笑いの融合といった感じの腸捻転でしたが、今回はイリュージョンとお笑いの融合を
図ったのか、マジックパフォーマンスのＨＩＲＯ ＳＡＫＡＩさんをゲストに呼んでいらっしゃいました。
オープニング。そのＨＩＲＯさんが、登場。いきなり首を落とすという（本当に落とすのではなくて（笑）
ガクッと腰の辺りまで下げるというか）パフォーマンスを見せて、そして舞台の左右に置いてあるトランクから
出演者が出てくるのです（とはいえ仕掛けはもちろんあって、それがちらりと見えちゃったりするのが（笑）
なんとも・・・なんですけどもね（笑））。左から腸捻転軍団（ラーメンズ、ダンディ坂野、ホームーチーム
劇団ひとり、マキタスポーツ）右から胃拡張軍団（Over　Drive、火災報知器、マギー審司、シャカ）。
トランクの乗った台から降りる際に、足を挫くマギー審司とホームチーム、桧山くん（笑）。

出演者が全員揃ったところで、客席半ばの扉から司会の安生洋二さんとテレビ朝日アナウンサー・丸川珠代さん、
ニセ腸捻転軍団のエスパー伊東さんが登場。オープニングのご挨拶。

それぞれ紹介ＶＴＲのあとに本人登場といったスタイルでまずはホームチーム。
まずは与座くんのアドリブでモノマネ。「愛してるといってくれ」この一言で豊川悦司と答える桧山くんすごい。
似てないのに（笑）。続いてＧＬＡＹのギター（名前云々というレベルではないアクションマネでした（笑））の
マネ、そして再び豊川悦司（笑）。いよいよ本ネタ。学校が荒れている・・・という漫才。
与座くんは自分が先生になった方がいいと、理想の先生を演じようとするのだが・・・。
「はいは一回！・・・はいはい」
テンポで押されてとにかく笑っちゃう。楽しんでる（ように見える）この２人を見ていると、こっちも楽しいのよね。
------------------------ネタが終わったあと、各組司会とのトークがはさまれます。
劇団ひとり。中国人歌手のコンサート。客席に中国語のわからない日本人が１人。
私は英語と日本語の聞き間違いダジャレの部分が結構好きだったんだけど、その場面はカットされてましたぁ。
このネタにはモデルがいるそうです（笑）。歌舞伎町の麻雀店にいた中国人だそうですよ。
ネタ終わりのトークでは「エスパーさん。いらなくないですか？置物ですか？寒いのにそんな格好しないでください」
火災報知器。代々木アニメーション学院から転校してきたモテたい小林が、佐藤先生の元に転入してくる。
小林くん、成人式でコケて便器の金具に頭をうち、流血の惨事で「一人バトルロワイヤル」状態で警備員の
お兄さんに外に出されたそうです。そう、２０歳なのだね（笑）。
ダンディ坂野。ダンディ得意のカラージョーク。
シャカ。喫茶店に入ってくるＶシネマ男優（大熊）。そこの店主、実は男優の彼女・たみえちゃんの
父親（植松）が営業しているお店。父親は娘の彼氏にふさわしい人間かどうかテストするのだが
男優はすっかり「スターどっきり」の収録と勘違いする。

ここで完売地下劇場のビデオなどの告知ＶＴＲと休憩。

イリュージョン・ＨＩＲＯ ＳＡＫＡＩ。構成がギャグコレみたいですね（笑）。
画用紙からボーリングの玉を突然出したり、牛乳を新聞の切れ端で作った筒に流し込んで一瞬で燃やしてしまったり、
靴から電球を出したり、机を倒したり。
机を倒す留め金の音が聞こえまでは（笑）結構真剣に見てたんですけどねぇ〜（笑）。

このコーナーの明けでマギー審司さんが登場するっていうのが、かなり笑えてしまったんですけど
ということで次はマギーさんでした。「ネタがかぶってしまって…」（笑）。
「今の季節、花火の季節ですからね…ロケット花火のマネを…」
ダンディ、パペットマペット、レイパー佐藤さん（擬音マネをする人ですね）まで堂々とパクって
しまう（笑）その男らしさに惚れた…？（笑）
マキタスポーツ。単独ライブより告白ネタ。さすがに今回はご両親が出てきたり、稲荷寿司を配られるということは（笑）
なかったんですが、広い心で大告白（笑）。「何も言わないってことはいいってことだよね」
いじめられっ子みたいなまなざしで愛を語るマキタさん…あははは。
あ、「笑わないで聞いて欲しい」んだった！ぜーんぜんわかんない、恋すると。
Ｏｖｅｒ　Ｄｒｉｖｅ。将棋の緒方名人にインタビューをするレポーター。石野レポーターの無理な要求にも応じる名人。
ラーメンズ。教材を抱えてやってきた先生に客席からは歓声が。教材片桐。
「文化祭で使うものは廊下に置いておけっていっただろう…何部だ？…デジキュー部か」
舞台袖に今回のスポンサーのデジキューブさんのでかいオブジェというか看板が置かれていたのです。
教材片桐、今回は最初から白目に挑戦？（笑）いやいや、つらいと思いますよー、と思ってたら案の定、
途中から教材片桐の様子がものすごい変になってきて、ネタの流れよりもみんなの視線が片桐に集中。
寝ているような…、苦しそうな（笑）。舌を出し始めるし。あまりに「生徒」がザワつき始めたため、教材片桐に
ケリを入れる先生（笑）。

エンディング。全員登場。エスパー伊東さんが全身に白いゴムをはりがねで括り付けて登場。
みんなにひっぱってもらって、ゴムパッチンを。
その後、上半身だけＴシャツを着て下は教材片桐のままの仁さんと、上半身裸で下が赤のストッキング
姿のエスパー伊東さんを見て
小林「あ、エスパーズだ！」
片桐「上半身裸の方と、下、裸のほうです。」
小林「エスパーズは学園祭廻るそうなんで…」
イリュージョンのお兄さんも再び登場。出演者１組１組に適当に黒い袋を選ばせて、開封してみると
左から「東京腸捻転」というカードが出揃うというマジックを見せていました。
この時の賢太郎さんのまなざしが…・少年です（笑）。

引き続き夜のレポートへ参ります。昼の部と変化があった部分について書きます。
ネタはイリュージョン以外は全部変わっています。

まず、オープニング。トランクから出てくるとき、昼は賢太郎さんからだったのですが（あの長身の細身が
ニュルーと出てくるのもなかなか不気味で（笑）よかったのですが）夜は片桐“貞子”仁が登場（笑）。
なかなか怖いものがありました。

Ｏｖｅｒ Ｄｒｉｖｅ。映画館で着席する緒方。場内アナウンスで個人的に注意される。
そのうち場内アナウンサーの男（石野）が出てきて・・・。
マキタスポーツ。「テレビ朝日の今後を考える」会議。民放で最下位の視聴率を取ってしまった
テレビ朝日を以下に持ち上げるか・・・という大胆なネタ（笑）。長寿番組が多いという特徴を生かして
新番組を作ろうという会議なのですが・・・。田代まさしをキャスターとして起用していたテレビ朝日（笑）。
今では「お笑い芸人」として認知されている石田純一も・・・・（笑）。
「暴れん坊将軍」と「徹子の部屋」をミックスして「暴れん坊徹子」にしようとか（笑）。
たまねぎ部分が１トンあるとか・・・。エレキコミック単独ライブ「２５」を御覧になった方は、倍楽しめる内容。
火災報知器。漫才というかな。母親のお話。
劇団ひとり。彼女が部屋にやってくる。彼女が来たときのシチュエーションを一人妄想し始めるまさる。
キスをめぐって戦いになり・・・・妄想の世界はものすっごい広がりを見せていく・・・。
彼女の切ないシーンは（だいたいなんでそんな妄想になるのかな？（笑））熱演も熱演。素晴らしい。
ダンディ坂野。黒い金キラフリルのブラウス姿にまずやられる（笑）。そう今回はディナーショー。
歌は「シングルベッド」です。もちろん途中からはピンスポを浴びながら、おかしを配るダンディ。
ご馳走様でした。

ここで再び、告知ＶＴＲ、休憩、そしてイリュージョンお兄さんの登場。昼と同じ内容。

マギー審司。「ボクは歌は歌いません。・・・おかしは持ってますけど」
と出してきたのは封の開いたカール（笑）。１個ずつ配ろうとするマギーさん。
あげくお客さんに手伝って欲しいんですけど・・・と、「花とかね、投げるんですけど・・・」と
イリュージョンお兄さんのネタを受けて、カールを全部バラまこうとするし（笑）。
ホームチーム。犯人を追い詰めた刑事２人。家庭持ちの桧山が撃たれてケガをする。妻と子供に遺言を
残そうと与座にメッセージを残すのだが・・・。とにかくねー。とにかくぅぅ。面白いんだ（笑）。
「ひもやーっ！（桧山と言ったつもりだったみたい）」ですもの（笑）。
シャカ。徹子の部屋。そういえばここはテレビ朝日主催・・・。
ラーメンズ。久々に登場しました。たかしの父。今回は息子（賢太郎）さんの噴出しポイントが多かった〜。
それだけたかしの父（片桐）のパワーがすごかったってワケだけど。
「（おかゆを食べて）ふうふうして。まるで夫婦のように」「ボクだけ汗だくだ〜。アイスぅ〜」
説明できない面白さ。是非生で御覧頂きたい。
終わっての感想は
片桐「ほったらかしですね、思いついたこと言えばいいって感じで（笑）。わっかんない。楽しかった」
小林「僕も聞いたことないの聞いて・・・今日は格別でしたね」

エンディング。エスパー伊東さん、高速神剣人差し指風船割りを披露。全身に風船を貼り付け、それだけではなく
出演者全員にも風船を渡し、それを高速で割っていく・・・というものなんだけど、風船をもった出演者自体を
殴るに等しく（笑）みんなが痛がったりして大変。最後は仕返しに袋叩きにされるエスパーさんなのでした。
最後の告知で仁さんは「これから病院で警備員です！」と元気よく申しておりましたが・・・（笑）。ほんと？