ザッピィお笑い冬物語〜おいおい、音楽はないがしろか?〜 2001年1月19日 シアターD

とにもかくにもすごい混雑。後ろにカメラが入っていることもあって後ろに立ち見が不可。
結局前の桟敷がギューギュー。通路もどこも満杯。だけどもね、このライブは司会が浦口さん
(TBSアナウンサー)だし、1分ネタだったりして結構進行がいいので、時間が読めるから
オールスターのような3時間半桟敷で足の感覚麻痺!といった事態はおこらないと思うので安心。

大まかにご説明いたしますれば、ザッピィという“箸にも棒にもひっかからない(片桐仁談)”がありまして(笑)
この雑誌が主催するライブです。何度か過去にも行われたことがあります。
司会がTBSアナウンサーの自称“お笑いバカ(自称ですからねっ(笑))”の浦口直樹さん。
トーナメント方式で1回戦、2回戦は1分ネタ勝負。11人の会場から適当に選ばれたお客さんによる
投票システムで勝ち進み、決勝戦に残ったら5分ネタ。これは全組が終わった時点でザッピィ関係者の
審査員が審査して優勝者を選出。優勝した1組にはザッピィ3ヶ月分の連載と、10万円の賞金!というライブです。
つまり1回戦を勝ち進まないと、1分しか舞台に出られないということになっちゃうわけです。

まずは一回戦の一組目の対決は元ブラジル代表VS前田健
元ブラジル代表。修学旅行前日。普通の長さで見見たことのあるネタでしたが、1分によくまとめたと思います。
前田健。モノマネ。三輪明宏、もののけ姫、コンサートにおけるドリカム・吉田美和のしゃべり方。
吉田美和、最高(笑)。前田健の勝ち進み。
二組目。マンブルゴッチVS劇団ひとり
マンブルゴッチ。彼女に歌を贈りたいという藤堂くんのために、「いとしのエリー」の替え歌で歌を作ってあげる
川村くん。うーん。神力びいきの私としては歌声が聞けただけでも・・・・と思ったけど、対戦相手が川島くんじゃ・・・。
劇団ひとり。いきなりバスタオル一枚を腰に巻いた姿で登場。
「僕は今、パンツをはいているでしょうか。僕は・・・汚れでしょうか・・・?」
この姿で勇気を持ってジャンプして、落ちなきゃ・・・いいね、という(笑)。
これで僅差とはいえ、負けちゃったマンブル。
川村「こんなんアリ?」確かにねー(笑)。藤堂くんは厄年だそうで・・・そのせい?(笑)
4組目。カリカVSエレキコミック
カリカ。家城くんが発光できるかどうか。後半にいくにつれ、「あぁ、もうやめてあげて〜」という気分に(笑)。
エレキコミック。関西風漫才。エレキのザッピィに対する姿勢は勇気あるよね(笑)。
今立「関西エレキですぅぅぅ〜」もちろんアクセントは関西風味。ジェットコースターで産気づいたら・・・
という漫才だけど、妊娠するのは男性だからね(笑)。男性が妊娠するのも変な話なのに、ジェットコースターとは。
時間切れかネタ切れか微妙なところで、対決終了。出てきた2組。あ、フワフワ。
谷井「Wゆらゆら(帝国)だよ」
この戦いはエレキコミックのくらくら作戦(浦口さんが熱があったのに、このネタでさらにクラクラしたらしい)で圧勝。
5組目。モジモジハンターVSあばれヌンチャク。モジモジハンター。九官鳥屋。バイオレンス(笑)。
あばれヌンチャク。動物の歌「ちょうちょ」「ぶんぶんぶん」「ぞうさん」
さー、どっちが本当は善人か悩むところだ(笑)。←冗談ですよっ。この勝負は1票差であばれヌンチャクの勝利。
6組目。ニレンジャーVS江戸むらさき
ニレンジャー。ショートコント「怪盗X」。考えてみれば今日の皆さん全員ショートですね(笑)。
江戸むらさき。・・・・そりゃ強いだろう〜(笑)。「アンパンマン」「鉄道マニア」「ノリのいい料金所」「ノリの悪い料金所」
「ドンちゃん騒ぎ」「ジェットコースター」。鉄道マニアとドンちゃん騒ぎに2000点。あげたい。
っちゅーことで江戸むらの勝ち。
6組目。ザブングルVSCUBE
ザブングル。クイズに答えて100万円。
CUBE。アンパンマン・・・を夕食に?・・・。もうタイトルに?つけちゃうから(笑)。
お母さん役の石川さんの一言めで笑いが起こるくらいに、すごいのよ。役の入りかたが。
「小骨とってあげるから」の一言でやられた私。笑って爆発。1分だというのに実にまとまってた。
なのになのに・・・・CUBEが負けたのよぉ。そりゃ、松尾くんはかわいいけどさー・・・。←歪。
友達曰く「ヴィジュアル対決?」・・・・和田くんVS松尾くん?ちゃうっ!あぁ・・・審査の権利をくれー。
7組目。ユリオカ超特QVS福田哲平
ユリオカ超特Q。1分だとものすごい早く感じる。それこそ超特Q!本心からの「えーっ」だわ。
福田哲平。クイズ解答者。
勝ったユリオカさんに敬意の拍手をする福田くん、貴方はいい人だ。
8組目。スピードワゴンVSイヌがニャーと泣いた日
スピードワゴン。「渚にまつわるエトセトラ」の音楽にのって登場。
井戸田アレンジの替え歌でお客さんの気持ちをつかんだところで、おまじないのショートコント。
私は小沢さんが自らツッコミ入れるバージョンの方が好きだなぁ〜。
イヌがニャーと泣いた日。正直、「一分で合体なるのか?」と素朴に思ったもんです。
なるんです(笑)。ウルトラマンは3分ですが、イヌニャーは1分です。(比較する対象が違います!正解!)
見事な合体を見せ、そして犬も無事救出!!会場は爆笑というか驚き?というか・・・・・・・。
そりゃ出てきてがっかりな顔もしちゃうよね、小沢さん。いや〜。ここはもう・・・もったいない戦いでした。
2組とも勝たせてあげたかった。

2回戦〜。も、1分ネタです。
勝ち抜いたもの同士の戦いとなります。
1組目。ピン対決、前田健VS劇団ひとり。私はどっちが勝っても文句はないぞよ。
前田健。1回戦と同じく、ものまね。「世界遺産の緒形直人」「藤崎奈々子のしゃべり方」
「おすぎ」「槙原敬之」←ここは得意分野・・・?(笑)槙原くんは似てたわよぉ。本当に。
劇団ひとり。こちらも1回戦と同じく(笑)タオルを巻いて登場。モノマネということで
「唇が乾燥して笑うのを気にしてる人」「笑うと歯茎が出ちゃう人」
この姿で前田健さんの前に・・・だなんて。わおっ♪・・・・と思いつつ、いやいや前田健さんは
川島くんみたいなお坊ちゃまタイプではなくて、磯山くんとかああいう・・・・なんて論議をついつい。
こちらは川島くんが勝ち進みました。
2組目。エレキコミックVSあばれヌンチャク
エレキコミックはやはりザッピィライブに挑戦的(笑)。1分でどこまでやれるかシリーズ。
「やっつんバーガー」
今立「・・・かよ。残り45秒です」投げやりなツッコミに(笑)カウントダウン。無理矢理です。
しかしこの無理矢理さ加減が面白い、ということになっちゃうわけです。はい。
あばれヌンチャク。動物の歌「いぬのおまわりさん」「アイアイ」「おうまのおやこ」
この戦い、危険(笑)。案の定僅差でエレキコミックの勝ち。思わずガッツ石松ポーズをとった私。
3組目。江戸むらさきVSザブングル
江戸むらさき。ショートコント「謎の飛行物体」「いつの間にか」「いたずら1.2」「バスケットボール」
バスケットボールの「ボムボムボム・・・」がおかしいのって私くらい?(笑)
ザブングル。ザブングルのショートコント。可愛らしさの勝利なのか・・・?ザブングルの勝ち。
4組目。ユリオカ超特QVSイヌがニャーと泣いた日
ユリオカ超特Q。名前に敏感。「おおっと・・・そろそろ合体の時間・・。」
おまじないのないユリオカさんが新鮮。
イヌがニャーと泣いた日。爆裂応援団。爆烈ではなくて爆裂ね(笑)。応援団スタイル。地味に合体。
合体もいろんなバージョンがあるのねぇ〜。
イヌニャーが勝っちゃいました。いや不満はありません。おもしろかったから。OK。

ここで敗者復活戦。すでに戦いを終えてしまった出場者から1人ずつ登場。
浦口さんが読み上げていく条件に該当した人は退場〜というしくみです。
「サイフに3万円以上入っている人」→小沢さん(スピード)。入ってる。金持ちだ。
貧乏でよかったぁ〜という石川さん(CUBE)も1万円以上の所持。支払いだったんだって。
「全身黒い服をきている人」→ささっと野村さんが黒の上着を脱ぐと舞台袖から磯山さんがそれを受け取りに。
素晴らしい連携プレー。無言で該当を認め立ち去る家城(カリカ)さん。
「恋愛カタログを全巻持っている人」→疑われる前健さん。「持ってない!俺は普通の恋愛じゃないから」
と、すごい理由を告って(笑)みるんだけど、結局はアウトにされる(笑)。裏で磯山くんとお幸せに。
「早口言葉が言えるかどうか」“島根のシネマは暇シネマ”“スマップのシングル詩がスガシカオ”
・・・・これらの早口言葉はね。音楽にのせるんだよっ。・・・ってスタッフに山崎まさよしファンおるやろっ(笑)。
最後の戦いは「黒ひげ危機一髪、出したら勝ち!」野村さん(江戸)が一発で当たり!
ということで、江戸むらさきが敗者復活です。磯山さーん、前田さんに口説かれている場合じゃなくなりましたー。

3回戦はやっとのことで5分ネタ。今度は一般の審査員が審査するのではなくて、編集のお兄さんや
協賛のキャンギャルとかそういった方々が全部を見終えた時点で評価するという仕組みになっています。
まずは劇団ひとり。マルミソ商事からやって来た営業マン(川島)。味噌の売り込みにきたスーパーの
応接室で店長にどうやって売り込もうか試行錯誤。
エレキコミック。単独ライブからやち子。やち子のシングルカットは今回が初めてでしょう。
単独の時よりお化粧が可愛らしくなってました。やち子。でも欲まみれ泡まみれだけど(笑)。
また転びやすい体質のため、出てきた途端一回転(もちろん足元は底無しブーツ)。
今立「なんだ?この奇妙な生き物は・・・口から血が出てるし」
谷井さん、また唇を切ってしまった?(でも乾燥で、というより転倒で?(笑))
谷井「ちょっと待って。ドクターストップ」
毒には勝てるやち子ですが、唇の流血にはストップ。うーん、キュートなくちびる・・・ってバカ(笑)。
お腹を撫でてもらいながら、キスを求めるやちこ。その可愛らしさを私に分けて。本当に可愛いのかは置いておいて(笑)。
ザブングル。松尾が寝ようとしていた矢先、バイト先の店長(加藤)から大事な話があると電話がかかってくる。
揺るぎ無く酔っ払いメークの店長が家にやってくるのだが、大事な話とは・・・。
イヌがニャーと泣いた日。砂場でロボットを片手に遊んでいる少年。そこに全身黒づくめの謎のお兄さんがやってくる。
少年のロボよりちょっと強そうなロボットを出してきて、その少年を攻撃。はらりん・・・黒いコートが翻る。
助けに自分の兄を呼ぶ少年。そこにやってきたのはスーツ姿のサラリーマン兄ちゃん。
弟を助けるため(そしてたぶん平和のためにも(笑))ロボ同士の戦いを挑む。激戦の末、本当のお兄ちゃん不利!
黒い男「ロボ降りろ・・・」
降りるお兄ちゃん。降りてなお、秘密兵器を使い命を賭けて戦う男・・・・。一体ここはどこだ?(笑)なんなのだ?
もう前のレポートでも書いたけど、もう一度言わせて。「バカ発見!」それも最高級だぜっ、ってこと。
黒い男はメガネはずすと私好みだし(いやーん←殺)、サラリーマンお兄ちゃんはEHHヨの伊久磨さん風だし。
こりゃ来るね。21世紀だもん。合体くらいするよね。うん。
敗者復活戦から江戸むらさき。軽くイヌニャーに毒されている磯山さんの「ういぃーんガッシャーンッ!」の一言からスタート。
「停電マン」「愛せない」「スーパーコーラ」「パッとみデカ」「わんこそば時々ラーメン」「トスバッティング時々五木ひろし」「やくざ」
「スーパーヒーロー磯やマン1.2」「待合室1.2」・・・・・・・・スーパーっちゅーか、プラックなヒーロー磯やマン。すてき。

長いように見えますが、実はほとんどが1分ネタなのでそんなに長い時間ではありませんでした。
エンディング。決勝戦進出5組が出そろい、審査発表へ。

イヌニャーは上半身裸。オーバーオールから乳首が見え隠れのお兄さん(ごめん、名前わかんない)
「田村英里子みたいでしょ?」一本!
賞金10万円の分けかたについて。もちろん、川島くんが優勝したら1人で10万円。
でもイヌニャーが優勝したら、1人3万3333円・・・。
そんな話をしていて、イヌニャーの胸筋に話題が。胸筋を動かしながら、頬を膨らます黒の兄さん(名前ー)。
みんなそんな彼に興味津々で、真一文字に結ばれた(笑)口のなかに川島くんがお金を入れると・・・
かわりに飴が出てきた!(笑)この芸が2回。なぜに飴玉が2個も?
打ち合わせしてないらしかったから、謎が一層深まるイヌニャー。そりゃニャーとも鳴くよ。
そんなこんなで、いよいよ優勝者発表。出来レースでもなんでもないねっ(笑)と肯く結果に。
そう、「イヌがニャーと泣いた日」が優勝しました〜!喜びと驚きとが入り交ざったようなご本人たち。
そりゃあそうですよなぁ。こんな出演者を押さえて・・・いや、でもいい戦いでしたよ。
ちなみに2位は・・・・審査員がチラッと見た先にはエレキの姿が・・・。
今立「そんなこと言われたら悔しいじゃんかぁぁぁぁぁぁぁっ!」
そうです。前回も2位。そりゃ、谷井さんと身をよじりながら肩寄せちゃうよね(笑)。

浦口さん、風邪の熱、笑って少しは下げることできたかしら?
それとも違う悪性のウィルス(先日のめちゃイケ以来、この言葉がツボ)で悪化しちゃったかしら?
帰りには協賛のゼスプリ(一体何屋さんなんだろ?キウイ屋さん?)からいろんなお土産入りの袋が
お客さん全員に配られました。太っ腹〜。だって洋服一枚入ってんだぜっ。私はコスメボックスもらったけど!

っちゅーことで笑いもいっぱい土産もいっぱいなザッピィライブでした!満足!
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