Young Bloods〜21世紀を担う21人のnova〜 2001年2月17日 シアターD

受付。入場時にお金を支払うスタイル。ここで主催者の石田さん御本人が料金を徴収。
お客さんとしっかり対峙するといった感じで、安心できそう〜という思いが強まる・・・・・・
なーーーんて堅苦しい風な書き方しているけど、いやまぁ、見てよ。このメンバー。
このメンバー揃っていればね、すでにその時点でかなりの高ポイントなわけです。
そこにきて、客席に入れば、ちょうど立ち見が出ないくらいの席が作られててシアターDに
慣れているとはいえ、通常のギューギューイメージでみるのはやっぱり少し余裕がなくていやだなぁ〜
なんて思っている、私みたいな客が「わーい」と言いたくなるような心地よさが少しその場に生まれているわけです。
ほんのささやかな主催者側の気配りなんでしょうけどもね。有難いですよ、本当。

開演まで流れている音楽も、「また石田さん、凝ったなぁ〜」という感じのセレクト。
暗転。ここでなんていうかわかんないんだけど、赤い文字がこう・・・流れる形で映し出されていて。
(後日、ナオミさんのレポでわかったんですが、ビットマンという機械だそうです。)
わかりにくい方は電光掲示板のミニ版を想像してください。
結構後ろの方に座っていた私は、お洒落〜〜と思いつつも、元々弱い視力を集中させて読むこととなりました。
いやー、視力試されたかと思った(笑)。この日の日付とライブタイトル「Young Bloods」が流されたようです。

GRAND PROLOGUE。川村ティナさんの英語ナレーションでどうやら紹介されているみたい(笑)。
すいません。日本人なもので。「Like a○○」と芸人が呼ばれているのはわかりました。「らいくあ」・・・。
「らいくあれっどきんぐ」そう言われて出てきたのは、キングオブコメディの2人とバンビ高橋。3人ともトランクス姿。
(ここでしばーらく出てこなかったんだけどもね)“ふんふんふんどしっ♪・・・・”ふんどしの歌をさらりと歌う3人。
「らいくあいぬがにゃーとないたひ」ずいぶんとガタイのいいふんどし姿のイヌニャー。
おいおい、金髪とハゲとその他・・・・レッドキングじゃない(笑)。コワイよぉ〜〜。
「らいくあかいじ」。平井さん、その快児くん風“前になびき気味”髪型、実にお似合いです。そうそう、このクラスには
全員“横田”なんですよね。実写版横田(というか、イヌニャーは3人いますから(笑))。
“合体ばかりしている横田〜”
“はい!”
・・・・・・・そうです。すでにお気づきの通り、夜のヒットスタジオオープニング風なのですよ。
次に出演する芸人さんのキャラで次々と紹介されていくわけです。・・・・・・・はい、続けます。
「らいくああばれぬんちゃく」やっくんスタイルに眼鏡で顔はタケさん。御本家に負けず劣らず
エエ声で唄ってくれたのは快児くん。素晴らしい。
「らいくあラリアッツ」ガクラン姿のタケさん、セーラー服姿の分倍河原やすこことやっくん。
“きゃっ!趣味バレバレ!!”“かーぜになれぇ〜”
「らいくあすぴーどわごん」お疲れ様でした〜。枯れ声の小沢さんを演じる相馬さん・・・。くっふふふ(笑)
“以上このコントはスピードワゴンの提供でお送りしました”ロビタ仲間ですもんね。
「らいくあいきなり」・・・ってことは?(笑)そうです。“あたい、踊りたいっ!!!あたいはここで花になる〜”
おかまっこクラブの歌の最中、突然バスジャックのニュース速報で暗転(笑)。
再放送・爆笑オンエアバトル。ここで御本家が登場。粋なりのお2人。“ステージがあたいを待ってるの!!”
「公演の途中ではございますが、本日の粋なり単独初公演は大雪のためこれにて中止とさせていただきます・・・」

隣で見ていたお笑いライブ初体験の友達はなんのことやら、ポケッとしてました(笑)。
私はそんな友達に笑いながら「騙されないでね(笑)」とだけ言い伝えて、爆笑の渦へと戻っていきました。

司会の石田さんと、今回のアシスタントと英訳担当の川村ティナさん登場。
川村さんは太田プロ所属(太田の芸人出ないのに(笑))で「ハウスの本中華」というCMに出ていた方だそうです。

第一試合20分3本勝負「Y」の章。“You are free style”
レッドキング。2月の大富豪と同じネタです。花見さんのふんどしが背後から何者かによって引っ張られている。
例によって残り2人の仕業かと思っていると、目の前にその2人が。じゃあ、このふんどしを引っ張っているのは誰?
長いふんどしで遊んで客席にまで降りてきたり・・・。
バンビ高橋。石田さんも初めてみるというバンビ高橋。髪を切って、おかっぱだった時代より、ちょっとコワイね(笑)
ネタのタイトルっていうものを表現するのが難しいのよ。
「天国から淡谷のりこがディフェンス!」「針すなおの一人勝ち!」もちろん清水アキラ話題です(笑)。ゴーゴー〜〜〜♪
キングオブコメディ。もうこの人たち説明するのやだ(笑)。見ないと伝わりにくい人たちです。でも大好き。
「やーんぐぶらーずやーんぐぶらーず仮面!」・・・・わかんないもん(笑)。「あぶねぇ、そういうフリは」
ここからネタ。マックでアルバイト。
今野「朝まーっく!」
高橋「・・・・・午後。渋谷は午後」
今野「いらっしゃいませ」
高橋「あ、いまきた・・・・?」
今野「加藤。」・・・・・これ、わかる人は元テレファン。
高橋「このフィレオフィッシュっていうのはどういうの?」
今野「フィレオフィッシュはですね・・食べれます」
高橋「許可?・・・許可?」
・・・・・・・脳がとろけていきます。
この感覚は是非生で味わって下さい。楽しく泥酔できます(笑)。

ちょいと石田さんよりオープニングの補足説明。CUBEとパペットマペットは
前の仕事の関係でオープニングには入ってませんでした。

第二試合 10分2本勝負 スペシャルエディション1。
過去、今までのいしだちゃん祭の企画の傑作集。
“20世紀名作コレクション”の中で一番好評だったという「ラリアッツで紳介竜介」。
お見事です。こりゃあもう・・・企画っていいわぁ〜と唸ってしまう。
12月にやったばかりの企画。吉本の三浦誠己さんのセクシー党というネタをヒントに
持ちネタをセクシー度アップでやってもらおうという“セクシーあばれヌンチャク”

ここでまた、ネタ補足。セクシーあばれヌンチャクの最後の絵がいしださんの絵だったんですが
そこから話題が飛び火。やるせなす・石井ちゃんです!は「いしだちゃんです!」が元となっているらしい。

第三試合 20分3本勝負「M」の章。“Make miracle”
粋なり。公園で父の仇とりごっこをして遊んでいる子供(おおわ)。そこにやってきたのは父(鈴木)。
鈴木「たかふみ!父上の仇を討つのは父さんが殺されてからにしなさい」
お父さんは息子に自分の仕事を継承させるため、ある練習を課す。それは・・・あんしんパパ。
「はじめてのチュウ」をちゃんと機械に頼るのではなく地声で歌えるよう特訓する親子・・・(笑)。
CUBE。ドライブ中、誤って人をひいてしまう和田。助手席に座っていた石川と、その対応に追われる。
フロントガラスについた血をワイパーで落とそうとすれば「赤い教科書が・・・」
石川「俺達2人が無事だっただけでもヨシとしなきゃなぁ〜」
2人「・・・・1人無事じゃねぇ〜〜!!!」
和田「何こんな時に寝てるんだよっ!」
石川「あ、俺1時間くらい寝てたみたい・・ごめんね」
和田「何1人知らなかったフリしてんだよぉ!!!」
なんて・・・・ブラックなネタ・・・(笑)。でも好きなんだよねぇ。
THE MAN(BONUS TRUCK)。この方は初めてみました。ピアノ指導・・・とでもご説明すれば
いいのかなぁ〜?翌日にニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタルを控え練習中という設定。
狂った篠井英介さんと思って頂ければ伝わるかな(笑)。世界に引きずり込まれる感じです。
面白かったぁ〜。また近いうちに見たい。

第四試合 10分2本勝負 スペシャルエディション2。
1999年9月の時の企画“ザッピング”。ボケとツッコミを入れ替えてネタをやるという企画です。
今回は初挑戦として、スピードワゴン「ドラマ部」。あぁ。もう。見逃さなくてよかった〜。
小沢さんの「やーい」「調子いい〜〜!」。もう・・・ああ。(言葉書けよ、私(笑)。)
2000年6月にやった企画から“電撃ネットワークならぬふんどしネットワーク”
その名の通り、レッドキングがインク吸引とか頭髪燃やしとかしちゃうわけです。
みとしくん、ヤケドが・・・。

ここで5分休憩。ふんどしネットワークの火薬臭さを消すためもあって(笑)。
休憩終わりで、プレゼントジャンケン大会。12月の祭のビデオと
今回の公演のビデオを…ということでジャンケン。…・んふっふっふっ。

第五試合 30本3本勝負「C」の章。Challenge spirits
イヌがニャーと泣いた日。赤いシャツにリーゼント。粋に決めてどうして3人組なのかを
体を持って説明する。熱が出た時、しりとりをする時、ダジャレをいう時、えんぴつを削る時…
ひとりだとつまんないけど…・「やっぱり3人はたのしぃぃぃぃぃぃぃっ!」
体を張った大技が登場。やっぱりイヌニャーは生がたのしいぃぃぃぃぃぃぃぃっ!
快児。クラス全員「古賀」のクラス。オープニング企画と同じネタ、というのもなんか嬉しいね。
「ビートたけしのことを殿、という古賀〜〜」
「ジーパンにTシャツ、センターわけでハリウッドにいったけど、失敗して帰ってきた古賀〜」
「古賀サイケデリコ〜」
言葉のセンス。オチもしっかりとつけて。いいですな。
あばれヌンチャク。科学の勉強。「未来の道具」「ロボットについて」「宇宙旅行」
やっくん「やったぁ〜、空気がないから、僕宇宙大好き〜〜」
ロボットの世界。世界征服のために作られたロボ・やっくん。製作者は博士(タケさん)。
やっくんは指からビームを出すと、ゴスペラーズを解散させたりできる…。
2人が第2のホームチーム(なぜって?それは…言えない)と言われる日も近いのか?(笑)

第六試合 10分2本勝負 スペシャルエディション3。
「牛とカエルがニャーと泣いた日」イヌがニャーと泣いた日が、パペットマペット実物版を。
すっごいコワイから〜〜(笑)。夢に出るぅぅぅ。子供だったら泣くね。
「牛肌実」。パペットマペットによる鳥肌実でございます。
「牛肌実、39歳。牛年!」
牛くんの登場なんだよ。失敬だな、カエルよ。

第七試合 30本3本勝負 「A」の章。Aceof the future
スピードワゴン。響子さんと五代さんの観覧車見合い。この観覧車のてっぺんで愛を誓うと
永遠に結ばれるという伝説を信じて、ここで見合いを、ということらしいのね。
(名前が漢字で浮かびますよね(笑)。)
見合いを断ろうと、ワザといやな女を演じているんだろう、と響子に詰め寄る五代。
朝から飲み物をかけられまくりで、「僕はもうベタベタだっ!」なんかここがツボりました(笑)。
井戸田さんのお芝居って、とんねるずの貴さんに通じるものがあると思うのは私だけでしょうか。
進化する青春…。時代を先どるニューパワー!よしっ、OK!(なにが?(笑))
パペットマペット。「用事」「コレクション」「電話」「昔話・浦島太郎」
ラリアッツ。落語家・こうらくとメイファの恋物語。
しかし、落語家の将来を考えて、こうらくはそんなメイファを突き放す。
メイファはこうらくとディズニーランドで「エレ…キコミックパレード」を夢見ている。
うん、ありそうよね、そんなパレード。いそうだもの。谷井さんみたいなキャラクター(笑)。

GRAND EPILOGUE。小林賢太郎さん風に言うならばと、前置きの元、
「若干帰りたくない気持ちがしましてね」という石田さんよりの提案で
もうひとつ、最後に企画を付け足し、ということで。会場からは拍手。
「ダニモ(誰でもいいから似てないモノマネ)選手権」
ルパン三世から石川五右衛門→あばれの斉藤さん。
中田英寿→キンコメ・今野。
ねこシリーズ(ニャンちゅう、ニャース、たま)→粋なり・鈴木。
ブラリ途中下車の旅→CUBE・石川。
いっこく堂→パペットマペット。
太ったアメリカ人(この設定だけで笑える)→スピードワゴン・井戸田。
慎吾ママ→レッドキング・荒川禁止。マヨネーズ吸引…お疲れ様です。

本当のエンディング。全員勢揃い。それぞれ告知。
イヌニャーからオンバト放送の告知が出ると、スピードワゴン、あばれ、ラリアッツから
「同じ回のに出てますが落ちました!」と報告が・・・(笑)
ここからダニモのなごりか、ものまねが・・「杉山清隆&カルロス・トシキ&オメガトライブ」という
難技が粋なり・鈴木さんから。
すると続いて、小沢さんがねるとん紅鯨団の柳沢慎吾の手を出すところからのこまかーいマネ(笑)。
みとしくんは、爆風スランプ。これに触発されたのか今度はまた小沢さんが佐野元春のマネを。
きらめくひらめく練馬区の3人組(ラリアッツ、快児)の告知の最中に、
小沢「あの、キングオブコメディの今野君があの人誰?っていってた(笑)」
快児「桧博明でございます」
このあとも、「俺、完全にやけどしているよね?(笑)」と、いいつつ小沢くんはRCサクセションの
マネなどをしておりました。

結構長かったのかもしれないんだけど、本当に短く思えました。
なんだか、こう・・・とにかく楽しかった、と。大満足だったと。ごちそうさまでした。
これを見逃した方、21世紀中に(どんだけながい期間?(笑))絶対一度はハンカチの隅を
噛むことになりますよ(笑)。
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