EHHヨ単独ライブ「立派な大人」 2001年9月9日 下北沢OFFOFFシアター

隣の駅前劇場はもう何度も入ったことあるんですけどもね、この会場、初めて入りました。
なんかこじんまりとしていい感じですね。混んでいなければ。…なんて書くと空いてたような
イメージをもたれちゃうかもしれないんですが、そんなこともなかったですよ。程よく。
HIGHLEG JESUSもそうですが、客席の埋まり方が面白いです。後ろから埋まっていくんです。
みんなドキドキしたいくせに(笑)被害者にはならないように後ろへ後ろへ…(笑)。

舞台には人工芝がひかれ、センターラインも描かれてサッカーボールが置かれている。

「エンタツAJICO」
横山エンタツ・花菱アチャコをご存知ない世代にはちょっと…って、そんなもん私もしらんっ!(笑)
名前くらいしか知らないよん…しらないけど…アチャコじゃなくて、AJICO。
明転したらそこに、やたら筋肉質で奇声を発するUA(今奈良)と
けだるさを極めた感じの浅井(森本)が立っている。そこに入り込んでくるエンタツ(山田)。
「チャラはなんで〜♪UAじゃないんだろう〜♪」
「あたりまえやないけっ!」とね。怒られるで、しかし。
でも一番のツボは「ファイト〜一発!!イニシャルD!ぶぶ〜ん」だったんだけど(笑)。

森本さんご挨拶。人工芝をひいたりしているが、これを使ったネタは出てこないらしい(笑)。
それからお願い。映像に頭がかかる人たちは首をかしげてください、とのこと(笑)。

「OPENING V “DOCUMENT OF THE ∈HH∋”」
なるほど。今更だけど、エッヘの正しい綴りはこれなのね。∈HH∋のVTRは
ストーリーはどうであれ(悪いという意味じゃなくね)、相変わらずかっこいいですよ。
3人も実はちゃんと見ると、格好いい男前ですもん。絵になるんですな。

「戦国戦隊サンダイミョー」
“いいじゃないかいいじゃないか百姓一揆〜♪いいじゃないかいいじゃないか参勤交代〜♪”
“切れ切れ〜そちは腹を切れ〜♪”とのテーマソングからはじまりましたよ…。
それだけで十分バカバカしくて楽しいです(笑)。
織田信長(今奈良)、徳川家康(森本)、豊臣秀吉(山田)が子供(奥村)を虐待しているという
父親(梅本)の元にかけつける。しかし、その父親は実はブラックザビエル(小林)の力によって
操られていただけなのだ…って書くとなんだか本当のヒーローものみたいね(笑)。
次回は信長が大名を辞めると言い出したりして大変らしい…次回?(笑)
ついエレキコミックの三国志好きを思い出しました(笑)。

「奥村香里一人っきり」
なんかキャラにしやすそうな女の子なんですわ。その女の子が一人でひたすらギャグを
飛ばしまくるのです。静かでいいの、静かでも…(笑)。

「パント愛撫選手権」
イン○テンツ森本さんの解説による愛撫選手権。そのまま(笑)。
ロシア代表(今奈良)と中国代表(山田)の演技華麗に。
片手ブラ外しは難易度が高い、アニメ乳○、○れ具合は黄河のごとし…などね…
またしてもエレキコミックの「にゃんぱらりん」を思い出した私。
共通点は…そう、バカ(笑)

「光なき世界」
中学2年生、小林マモル(山田)は目が見えない。でもこれをハンデと思わず、いろんな情報を元に
絵だって描けるマモル。ただ、ひとつだけ…情報が足りないものがある。それは女の…。
友達のタカシ(今奈良)がいろいろと情報を集めてきてくれるのだが、こればかりは情報が足りない。
「俺たちのち○ち○が、ガンダムなわけないもんな!」←ある意味名セリフ。
そこにマモルのお姉さん(森本)がやってくる。タカシは友情のため、あることを思いつく…。
タカシはマモルの姉を陵辱し、目撃した両親をも殺害し捕まる(もちろん中島みゆきの曲をバックに)。
保護者のいなくなったマモルはお金持ちの養子となり、目が見える手術を受け光を得る。
大人になり、女の…を見たマモルは「こんな気持ち悪いものを…」とショックを受け
世の中には見なくてもいいものをあると、再び光のない世界に戻っていくのであった…
って、このネタをここまで真面目に書ける自分ってエラいと思う(笑)

今回のライブはコントと映画です。その映画パート∈HH∋ MOVIE TIME。
「どうもみなさん、こんばんわー。森本メンバーでーす!」
この挨拶の一言でやられました(笑)。まずは初監督をした森本さんがご挨拶。
一本目は「色情三兄弟 マラネットエンジェル」監督が活弁も兼ねるという変わった作品ですが
その監督・山田広野さんが何より変わってる。
エロスにかけちゃ…な∈HH∋の単独ライブにおいて、今回に限って言えば
この山田監督が一番不思議なエロスを醸し出していたんじゃないか?というような…(笑)
(ちなみに声がですね…ものまね番組に出てくる女性のマネをする男性のような声してまして。
新宿のTSU○AYAでバイトしているそうなので、上映スケジュールなどご確認くださいませ(嘘))
ま、映画内容もですね。タイトルに負けない…といいますか…。渋谷の街中を危険な格好で歩き、
オチもオチ(映画にオチ…?(笑))ですんでね。ま、映画というくらいですから活弁を付けて
くれるような映画館におでかけになって是非、観てみてください。シリーズ化したいとも
おっしゃっていたし。はい。
もう一本は「ダイオキシンラブ」森本訓央初監督作品。イメージフォーラムに出せちゃうような。
コントライブだってこと忘れちゃっているような(笑)。そんな映画です。

「戦火のラーメン」
北緯38度線でラーメン屋を営んでいる店主(今奈良)の元に、北の兵士(山田)と
南の兵士(森本)がやってくる。にらみ合いをしつつも、いつしか友情(愛情?)が芽生え…。
「おまえら北緯38度線を環七かなんかと勘違いしてるんじゃねーのか?」

エンディング。限定Tシャツのお知らせ…

そしておまけ。「立派な大人は過ちを犯したら、謝らなくてはいけない…」のナレーションで
始まったVTRは「I垣メンバー」の謝罪会見…(笑)
そして…そう。∈HH∋も懺悔室。森本さんが、暗い映画を作ったこと、セリフをかんだことを
謝罪。そして、奥村さん扮する懺悔の神様が登場。舞台にはビニールシートとプールが設置され
ひょうきん族を思い浮かべてください。これだけ準備して○が出て濡れないってことは
ありえません(笑)。神様の判断で×を出された森本さんがびしょびしょになって…おしまい。
客だしもひょうきん族の音楽で(笑)。

「立派な大人」大人か…。立派じゃないけど、ステキかも♪
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