グループ魂ライブ港カヲル芸能生活5・6周年記念パーティ「僕の前世はヒットラー」
2003年1月3日 赤坂ブリッツ


正月三が日なのです。雨のちらつく都内の夜は寒いのです。でも服を脱ぎ捨てるのです。
だって、グループ魂なのだからぁぁ。…だから、なに。
まぁ、それくらいテンションが高くなって水晶占いばかりをついつい口ずさんでしまったりするのです。

まずはロビー開場。完全開場時、走りこみが起きる。熱いヤツらだぜ…ってことで。

開演時間。マイクチェックの声が聞こえ始めたと思ったら、とびだせボーイズが学生服姿で二階席から登場。
グールプおもらしという、クリカン率いる(笑)会場に迷いこんだ…という設定。
何気なく交わしていることの会話すら、クドカン監修によるものだということで試しにクリカン?がいなかったら
どうなるかやってみよう…黙ってきょろきょろしだす3人。何も話せない。まるで大阪で船舶の交信に邪魔されて
マイクトラブルがおき音声が途絶えてうろたえるだけしか出来なかった時のようだと言う。
それ以来、マイクチェックを怠らないらしい。そして「関係者臭い」2階席を歩いて一階に降りてくると
気がつけばリーダーが客の女の子に摩り替わっている。そのままダンスにつき合わされ、一発ギャグにもつき合わされ…。
東京の客は同情の拍手しかしてくれないと帰っていくとびだせボーイズ。

…と入れ替わりに、ステージには「港」と書かれた酒樽が運び込まれる。
そしてグループ魂登場。キンキラの袴をはいた暴動くん、バイト君(ハスにイケと書くらしい)、先ほどの女の子
若人衆、そして破壊くん、が遅れて登場。どうやら袖でスタンバイ中、若人衆に裾を踏まれて脱げちゃったらしいんだね(笑)。
何度も練習したのに…と呟いてました。さーて、みんなで鏡割り!と樽酒を割ったら、中からふんどし姿の港カヲル登場!
樽の中の水を(たぶん。酒臭くなかったから)ひしゃくで会場中に撒く。撒く。撒く。
前方スタンド客が騒いでいるうちに一曲目スタート。前方気づかないうちに(私だけか?)港さんはみこしにのって客席周辺を。
左端マイクスタンドには青いスリッパがズラーッとピックの要領で止っています(笑)。

01. 就職しやがれ!
02. グループ魂のテーマ
03. 竹内力
04. 東京魂CITY

MC一言目は「うるせえっ」(笑)。どうやら、ハカマを踏まれたことにご機嫌斜めらしい(笑)。
明けまして…のご挨拶〜メンバー紹介。MC中、噛んだことを指摘されキレる破壊くん(笑)。
CD買ってない人はロビーに行って今すぐ買ってきて、自分のCDディスクマンで聞き終わるまで演奏しねぇぞ、と暴動くん。
バイト君にツッコミが入るごとに、スリッパが客席に飛びます。
メンバー紹介。いつものように石鹸くんはほったらかし。

「ノーベル賞の田中さんは精子じゃない」
「(紅白の中島みゆきは)お笑いウルトラクイズじゃない」
「(平井堅のカニ道楽のテーマ曲)売れるかー。」
「范文雀のハンは半ライスとか半ズボンのハンじゃない」

港カヲル登場。
「女は人生で3度号泣する。一度目は生まれてくるとき、二度目はコンボイショウを見たとき
三度目は…僕に見つめられたとき…今っ!」
二度目で爆笑。
「夜のセリエA」港カヲルのトーク。赤坂にまつわる歌ということで「別れても好きな人」の熱唱(笑)。
ミュージックチョン、でスタート。

05. カヲルの朝昼晩
06. KOZONO ROCKS (にゃおっ!が楽しい←正確にはぎゃお、だと思う。)
07. Run魂Run

ゲスト:右近健一登場。キラークィーンの時の学ラン姿で登場。
08. ???
芸能生活祝福のご挨拶。そして、バー子(猫背椿)が登場。2人で
09. シンナー・イン・ザ・サン 

レ・ワダエミ改めザ・サラサーティーズ登場。宮崎吐夢さん、河井克夫、女性ダンサー2(うち1人は業音の人)。
薄暗い舞台から「開国してくださぁ〜い。ねぇ〜いいじゃないのぉ〜減るもんじゃなしー」
10.ペリー来航
…嬉しいっ。
10. おっぱい占いの歌
いやー、そりゃ会場のほんの一部から“きゃー”なるよっ!(笑)嬉しいなぁ。いい新年だー。
11. ステファニーがない
12. CAN YOU CELEBRATE?〜替え歌&ほぼサビのみ(笑)〜

スターリン学園コント「転校生留学生がやってきた」
男子学生(荒川・村杉)と女子生徒(阿部)。遠藤ミチロウ先生(宮藤)引率の元、工場見学にやってきている。
転校生の名はインリン(港)。インリンはエロテロリスト…(詳しく知りたい方は検索すると理解できます(笑))
全員で精肉工場へ。先生はここでライブ前に豚の頭とか臓物などを手に入れているらしい。
「ロマンチック」という言葉に反応すると先生の演奏が始まり、その間、インリンは大変なことになる…(笑)
セーラー服を脱がされ、細いゴムで出来たビキニで全身ゴムパンチ…。
次に見学したのは「ハム工場」
「ここで出来たハムが一回、別所哲也さんちに送られて…」…なるほど。
トイレ休憩ということで、トイレに向かうミチロウ先生。そしてこの学園の恐ろしさをインリンに教え込む
女子生徒(阿部)。…そこにトイレから帰ってきたのは…本物の遠藤ミチロウ先生。
姿形はさっきの偽物先生とまったく同じ(笑)。ここで遠藤先生本物による…
13. 吐き気がするほどロマンチックだぜ
遠藤先生の歌の最中、着替えてきた港カヲル。そして遠藤先生より、芸能生活のお祝の言葉。
遠藤さんと港さんが福島出身と同郷であることから「田舎帰ってますか?」などの話に。
遠藤「お母さんいい加減あなたのことは忘れてしまいました」
港「僕もだよ〜。」
遠藤「だと思って…」
…と港カヲルの実母登場。固まる港カヲル…こと皆川さん(笑)。
お父さんも一緒に来てくれればねぇ…と急にいい子風に(笑)お父さんも連れてくる破壊くんと暴動くん。
子供の頃の思い出話など。小さい頃、お父さんに意味なく昆布で叩かれていたらしい(笑)。
両親の前で一発ギャグを要求される港さん。最終手段として「S.KのD」で笑いをとる(笑)。そして
14.お母さんいい加減あなたのことは忘れてしまいました
母の耳を塞ぐ港さん(笑)

15分間休憩。ロビーでは港カヲルより振舞い酒。

とびだせボーイズコント・チアガール(村杉、荒川、港)。
フットボール部の先輩(阿部)に恋していると告白するインリン(港)。
そこにベッキー先輩がやってきてアドバイスする。なんとか、告白するに至るが、先輩は
ガールフレンド(右近)がいるだけじゃなく「あいにく僕はホモなんでね」と逆告白される。
チアガールの胸の文字は、「S・A・U・NA」そう。サウナ。ホモといえば…ね。

改めてここでゲスト:ベッキーの紹介。

ここで素肌にジャケット…だった気がする破壊くん登場。「竹内力's」。
16.新しいロック
17.コール&レスポンス
とにかく客がちゃんとレスポンスしつづける…(笑)
18.グラビア29時
“食い込め食い込めレースクィーン”をレスポンスする殆ど女の子のお客さんたちも素晴らしい。

ここからは再び破壊くんに戻って登場。タワーレコードではアルバム売り上げ9位を記録したらしい。
タワレコだけなので(笑)他の店は知らない、ということでした。村杉さんは声が出なくて、ノドに数本注射を打ってたらしい。
このまま朝までやっちゃおうか、という舞台からの提案に「イェーイ!」とテンション高く答える客。
暴動「でも本当にやったら、いやだろ?」(笑)そのテンションの常識的切り替えが好き(笑)。
勢いついて新曲もある、ということで日ごろ使っている駒込のスタジオをテーマ?にした新曲披露。

19.駒込Burst

コント「あの歌の故郷を訪ねて」
ナベ篤史(阿部)が二階から登場。会場を建物探訪しながらやってくる。1階へ降りてきて
「人毛のような(いや、本物)ところでゴロゴロしたい」と客の上を転がり始める破壊。
舞台に戻ってくるとそこには御主人…(元ナンバーガール・向井さん)が。
御主人に「お野菜サンバ」をねだる近所の子供たち(ベッキー・村杉・荒川)。
しかし、主人はまったく違う歌を歌いつづける。
あげくの果て長渕剛の「西新宿の親父の唄」を熱唱。

20.Over 30 Do The 魂
ボーカルは向井さんで(笑)。この歌の中の港カヲルの歌ボケが好きです。

他の人は水を補給するなかで、港カヲルはおにぎりを。

21.女体盛りやるならリメンバーミー
22.チャンピオン鷹
23.石鹸のテーマ

とりあえず、石鹸さんがクルクルッと体力を見せたところで、一幕終了。

続いてアンコールで出てきたのはシンプルにグループ魂3人。
笑点でやったという幻のコントを披露。そうなんですよねぇ…笑点に出たんですよねぇ(笑)。

「みんなお腹すいている?何が食べたい?」
客「ラーメンッ!」ということで
24.トゥ マッチ ラーメン 〜 ラーメンNo.2
25.Mach魂Mach
“はぇ〜っ!”です。

最後はグループ魂と交代で港カヲル登場。このパーティーの流れを説明。
三三七拍子をして君が代熱唱。続いてウルトラマン80、スニーカーぶる〜す…などを歌いながら
若人衆のかつぐ御輿に乗って退場となりました。

阿部サダヲ、宮藤官九郎、村杉蝉之介、皆川猿時さん…それから三宅弘城さんも。
芝居代表作にグループ魂、って入れてください。ステキなお芝居であり、ステキなライブでした。
正月三が日にピッタリの祭り気分で会場を後にしました。踊らにゃソンソン。踊らなゃインリン。なんとなく似てる。
inserted by FC2 system