キングオブコメディ単独ライブVol.1「ボッキ」 2003年2月12日(昼) シアターブラッツ

会場の雰囲気は…シアターTOPSに似ているのね。ちょっと狭いし、いろいろとアレだけど。
気がつけば大人気公演…というわけなのか、とにかくスタッフさんが「詰めて詰めて」と必死。
スタッフさんの気持ちもすごくわかるんだけど、客席の自由もある程度は認めて欲しい…。
まぁ、よしよし。だってキングオブコメディだもの。ゲットスマイルズだもの、パフィーだもの、高橋だものー。←意味ない。


開演までの間、舞台上にはミロのヴィーナス像が置かれて照明が当たっている。

立ち読みして笑っている男(今野)。そこに店員がはたき(高橋)を持ってやってくる。
はたきで立ち読みの邪魔をするが、男は怖じ気づくこともなく、はたきをつかみ逆に攻撃を返す。
店員は竹刀まで持ち出すがそれでもかなわない。

オープニングVTR。おっされーな感じ。

「うるせーっ!てめぇで考えろっっ!…ふざけやがって。…それでは、次の人いってみましょう。」
ラジオ子供相談室。相談員(今野)の元に、少年・高橋諦夫くん(高橋)から電話が。
今野「高橋アキオくん…性別は?」
高橋「あ…気付きませんでしたか…」
背が低いことを悩んでいるという高橋少年。
今野「背が小さいってどれくらい?肉まんくらい?」
高橋「僕に謝ってください。口頭で…」
爪は伸びる?ボッキはしてるの?と聞く今野相談員に、答えを躊躇していると…
今野「高橋くん、リクエストはなにかな?」
高橋「あれ?お別れですか?」
今野「ユースケ・サンタマリアで…なにかな?」
高橋「…すいませんでした。」
マイケル・ジョーダンに憧れてバスケもやっているので背が伸びたいという高橋少年に
今野「大林は?布袋は?」
自分を一番大きいと思えばいいとアドバイス?する今野相談員。
今野「いちばーん、大きいよぉ〜」
高橋「これが放送されてるのかと思うといやだ…」
背の高い美人と背の小さいブス、どちらがいいかと女性の好みの話まで始める。
高橋「手のり美人」
今野「手のり美人でいいのね?」
高橋「いやです。子供が産まれないです。」
今野「…無理矢理やっちゃえ」
家族の身長の話になり、次第にもらいっ子疑惑が…知らない叔母さんに道で突然、抱き着かれたりしたりまで
するという…高橋少年に幸あれ。

「あっ、こんな時間。今日は今野君とデートの日。」ということで、題して「今野君とデート」
富士急ハイランドでのデートの模様VTR。…デートキカク?…(笑)
一言でいうならば「ナチュラル自分勝手デート」。

ひろくんのおつかい。ひとり人形で遊んでいるひろくん(今野)。そこにお母さん(高橋)が。
お父さんが風邪をひいたために、お買い物を頼まれるひろくん。
高橋「鶏肉と牛乳を買ってきてほしいの。」
今野「…電池っ!!」
お母さんは「いつも鶏肉はどこで買ってたか」をひろくんに思い出させようとするが
今野「シャネル!」
高橋「…バカにされる。」
お肉はいつもどこで買っていたか、と聞けば
今野「動物園。」
お母さんが肩に手を置くだけで、ブルブルと震え出すひろくん(笑)。
高橋「今日は軽いほうね」
今野「お……・・さ……・・む」
高橋「…ちゃん、は?」
お肉屋さんではなんて言えばいいのかな?と、お母さんは必死に練習させようとするが
今野「逃げてくだ…さ…い…」
なんとかひろくんにお人形のよしこちゃんを持たせて、買い物に出すお母さん。
…このネタ好きです(笑)。多分、ギリギリのラインで放送できない感じで(笑)。

ひろくんの初めてのおつかいVTR。動物園で動物に向かって「肉ください…」と呟いて、周囲の視線を
集めてみたり、肉屋で「逃げてください…」と本当に言ってみたり(笑)。よしだ精肉店を無免許扱いだし(笑)。

誰も見舞いにいきたがらない、クラスメートの今野の入院の見舞いにきた高橋。病名は…
今野「視力が落ちたんだ…」
高橋「退院しよう。」
授業のノートを見せれば
今野「まだここ?」
高橋「仕方ないだろ。僕らの学級は…」(笑)
医者は「その筋の人」、看護婦は「この業界の女」、胃カメラは「細い管のようなもの」と不思議な説明をする今野君だが
実はガンらしい、と告白する今野くん。でも30年後の治療薬を待つ気満々の余命たっぷり。

「高橋と散歩」VTR。パンツ一枚に首に鎖を付けた高橋と散歩。
ボールをなげれば、2度目以降は納得いかない顔で拾ってきます…(笑)。後ろに血だらけのひろくんも。

パネルクイズ“ほくろ”アタック25。司会は高橋さん、回答者は飛永くんと大水くん(ラバーガール)。
その回答者の横に、籐(エマニエル夫人風)の椅子に座った今野くん。クイズ回答のためにボタンを押すと
札をあげに立ち上がる。そして正解するとパネルになり(板の穴から顔を出して)マジックでほくろを書き足す。
パネルボーイ?しかし、ボーイというより…とてもエラそうな態度(笑)。番組中、ゲームを始めたり…
このパネルボーイは大水くん贔屓で、飛永君が答えようとしても札をあげにいかず、答えが分からない大水くんの
札を勝手にあげてみたりする。
大水「先生!○○○が濡れてきました〜!」なんて回答までさせたりする始末。
しまいには大水くんにペンを預け、パネルポイントは飛永くんの顔面にまで…

1年前に面白い顔道場の道場師範・今野の元に弟子入りした高橋だが、一年たってもまだ面白い顔が習得できない。
今野「俺だって、試行錯誤してきたの!DNAが。」
あくまで顔が基本なので、しゃべると
師匠「なんでしゃべったの?しゃべったら、漫才じゃん。にちょけんだよ。」

今野師匠の顔技名人芸VTR。

書店で万引き。雑誌を万引きして捕まった少年(今野)と店員(高橋)。
店員「お金払わずに、カバンの中に入れてもってったんだよ?これどうなる?」
少年「完全犯罪。」
店員「…捕まっちゃったね。万引きは犯罪なんだよっ」
少年「犯罪予備軍!」
店員「…むしろ現役だよね。一軍だよね?」
家への連絡を拒否する未成年の少年。
店員「警察に電話するよ。」
少年「番号知ってんのかよっ!」
店員「…3ケタだからね。」
自宅の番号をなんとか書かせようとするが、そのメモ用紙には例のマーク(笑)などおかしなことばかり。
それを客席に向けて投げ捨てていく高橋店員。万引きした雑誌はビリビリに破かれ
店員「(代金を)払いなさいっ!」
少年「払わねーよっ。払わないほうに、200円(雑誌代と同額)。」
まだなにか隠しているのではないかと、別のポケットを探ると出てきたのは…。

エンディングVTR。出演にラバーガールの名。

エマニエル夫人の音楽が流れ…Y談。性に関する興味本位な言葉。または淫らな事を言い合う事。
読書対決な雰囲気で、2人が桃色の照明の中で、「言葉」を交わしていく。
「大至急」「満期」「四股名」「(仮)…カッコとりたい。」「一念発起…むしろなりたい。」
「チンして食べる」「秩序」「ぬくぬく育つ」「でんぐり返し」「ミルクセーキ…(高橋「飲みたいっ」)」
「ビッグハット」「いったことある場所」「うん、いけるっ!」「坊や、いけないよー」「鉛筆で書く」
「左手で書く」「人と書き方が違う(高橋「なおせっ」)」「夏期講習」

エンディングトーク。像のおっぱいを触っている2人。触っているとその気になってくるらしい。
当日券に並んでいたお客さんをシカトして入って来て「すいません…」という気持ちで、申し訳なかったらしい。
仕事でインドいって水を飲んじゃって以来、お腹の調子が悪いらしい高橋さん。そりゃそうだ(笑)。
この日も本番の合間合間にトイレに駆け込んでいたらしい。
高橋「ネタの合間合間に正露丸4粒ずつですよー、本当に。」
今野「本当…ですかぁ?」
衣装のままトイレに行くと、お客さんが気を遣って見ないでいてくれたりしていたそう(笑)
今野「ん、じゃあ。さよならーっ!」

なんでも…アンケートに「エレキコミックとかぶる」と書かれまくったらしい(笑)今回の公演ですが。
「かぶる」というと聞こえが悪いですけど、発想が近い、と申しますか?(笑)
ファンがだいたいかぶっているんですから…そりゃあねぇ…笑いの種も遠くないハズ…。
デートVTR企画(Perfect Conte1/1参照)といい、入院ネタといい(同参照)、アタック25といい(「25」参照)
顔芸といい…好きです。OKです。アリです、アリ。
是非次回は広めのところでやって頂きたい。客が埋まらなきゃ、きっとエレキコミックかいJゃいんが
暗躍するに違いない。だから大丈夫(笑)。是非、広いところで。
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