シャカリキライブ 2003年4月2日 北沢タウンホール

前から噂には聞いていたのです。シャカリキメンバーの5組がすごい人気だと…
すごい人気過ぎて、マンションズの単独じゃ前売り買っていたにもかかわらず入れなかったお客さんが出たという
「え?」な事態も起こったとか。うわぁ〜、そういう体制のところは正直…キツそうだなぁ〜という大人の価値観を
覆してもらおうと友達の誘いに乗りました。

開場時間遅れて会場となっている北沢タウンホールにつくと、200名入るという会場がほぼ満員。それも100%女の子。
この知名度で(といったら、相当に失礼ですが)この集客力はすごいという驚きもありましたが、なによりもびっくりしたのは
ファーストキッチンのコンソメ味臭いのっ!(笑)臭すぎるっ!…いや、これが若さの匂ひか?
匂いの強いものをこういうこもった場所でねぇ……うーん、相当に頭の中から若い人たちが多いんだろうなぁ。
なんでも友達から聞いた情報によるとポンポン付帽子禁止、のお達しが過去に出たことがあるとか。…若いねぇ。

この日の開演前の注意事項はレーズンパン(メインストリート・田中)から。わかりません。人気キャラなのでしょうか。
もう、んきゃあ〜〜!な勢いです。まぁまぁまぁ。一種独特のこの雰囲気を楽しもうではありませんか。

MC・ツースリー。…えっと…マンションズとさめごはんくらいしか知らないので、それぞれの顔を覚えるのが大変です(笑)。
全員呼び込んだ後、まずはアンケートに書かれている「なんでもランキング」の説明から。
個人名でテーマに沿った人を3位まで書いて、とのことです。今回は「面白い人」だそうです。間違った説明があったらごめん。
関西のバラエフィ番組公開録画のようなノリというのでしょうか…「シャカリキ2周年〜!」という客席とのコールでスタート。

オープニングVTR。新宿副都心で撮影されたと思われるかっこよさげなVTR。
マンションズ・ツヨシくんの画面映りのよさはバナナマンの次によい、というくらい良い。

ツッコミ企画・体操。並ぶはツッコミチーム。
かっちゃん(ハマカーン)、みったん(ツースリー)、田中、ツヨシ、成田(さめごはん)。
かっちゃんのような運動神経を持って欲しい、ということでそれを見本としてバク転が出来るか、側転は?…などなど。

オダキリジョー。みったん、かっちゃん、田中、アキラ(マンションズ)で「オダギリジョー」連呼。
「ジョ、ジョ、オダギリジョー!ジョジョオダギリジョー、トイレに流すなジョジョオダギリジョー」…という風。

ツースリーMC。次の進行。「霧雨に毛が生えた」という言葉の表現がどうなの?という話。問うような話でもない話。
ツースリーは慣れるのに時間がかかるので、飽きられないらしい。

ハマカーン。バー、花見、親友との別れ、思い出話。教科書に出てくるような感じの正統派も正統派の漫才。
ネタもどこかで誰かの漫才で聞いたことのあるような感じで…。その内容でも、客席のウケ方・盛り上がり方がすごい(笑)。
さめごはん。同じく漫才で占い。こう並ぶと、さめごはんの方が色があって面白い。ゲイキャラも色的にOK。
マンションズ。コント・想像の中の復讐。こう並ぶと(そればっかり)視点、動きなんかが抜群にいいと思う。

ボケ企画・○○風に言ってみようのコーナー。はまちゃん(ハマカーン)、池さん(さめごはん)、つとむ(メインストリート)
アキラ、キングまち(ツースリー)。ある単語を、お題として出された設定の感情風に読んでみる。

一言ブラザーズ。シチュエーションを言った後、…の時の一言を一人ずつ言っていく。
つとむ、かんちゃん、アキラ、キングまち。←自信なし。

ツースリーMC。「ユニット」の説明。

ユニット企画「B3」。ツヨシ、つとむ、成田。3人ともB型ということで「B型刑事」「三年B組B型先生」「B型経験」
「B型歯医者」「B型スケーター」「B型バンド」「B型すし屋」「B型ものまね」「B型噂話」IWGPのタカシのマネが一番笑った。
ユニット企画「一年二組」。池さん、みったん、アキラ。合唱コンクール。

だるまさんが転んだ。全員出演。鬼が言ったシチュエーションに合わせた顔でストップする。

オダギリジョー。「ジョ、ジョ、オダギリジョー!ジョジョオダギリジョー、着る物何でも柔らか仕上げジョジョオダギリジョー」

一発ギャグ選手権。「ゴミ箱」「箒」「フライパン」。
池さんから田中さんがチャンピオンに。

一言ブラザーズ。浜田、かっちゃん、アキラ、キング。

メインストリート。俳句、好きな人に告白。告白するのにいまどき「手紙、多いじゃないですか?」…んー、無理な運び(笑)。
ツースリー。シアワセのツボ。

エディング。各種告知。

いやー。とにかくその集客力がすごいなーと思って。そしてそのお客さんたちの盛り上がり方がまたすごい。盛り上がり方は
吉本の若手のソレに違いけど、吉本のお客さんのような、面白くなきゃくすりとも笑わないわよといった若手に対する厳しさ…
みたいなのはない。麻薬のような感じかな?フワフワーっとファンタジーの世界に入っていっているのかなぁ…といった感じ。

こういうライブもあるんだぁ…という意味では新鮮ですので、そういう世界を体験してみたい、という方は行かれてみては
いかがでしょうか。案外ハマってみたりするかもしれません。詳しいライブスケジュールはこちらで。

なんでも噂では、マンションズがたとえば外部のライブに出ても、その集客はあまりついてこないらしい。
つまりは外部的に彼らがどんな評価を受けようが知ったこっちゃないの、シャカリキが楽しければ私たちはそれでいいの…的
割りきったお客さんが多いということなのか…な?それもそれで、お客さんは格好いいかもね。
でもなぁ彼らとしては…お客さんの優しさに甘えて今のライブだけを楽しむのか、将来的に芸能活動を本当に続けていくのか…
マンションズには後者であって欲しいんだけど!…と贔屓したところで終わり。
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