エレキコミック第十回発表会「只」 2003年8月10日 シアターサンモール

あに、ではないです。ただ、です。十回目で只。なんか漢字がコロコロしててかわいいですね。
なんとなーく一回目から通って、途中の頃は全公演通って全公演ほぼ最前鑑賞…なんてこともあったなぁ…(笑)
完全に部活動でしたね。その後、決起集会などが行われるようになって、かいJゃいん制度が確立。
チケットの売り上げを競うようになり?(笑)、たまたま私が手にしていた他公演含むチケットの束を見た谷井社長に
「えー、逆に引くよぉ〜」と心配されてみたり…あぁ、懐かしい。そして、ものすごく感動した「かいJゃいん全員の
名前をエンディングのテロップで流す」という企画…もう10回なのかぁ。今はもうエンディングで撃たれて死ぬこともないし(笑)。
そういえばタダでもらったいろんな記念品も大切にとってあります。今回もまた記念すべき品「パンフレット」が
来場客みんなに配られました。カラー70ページで無料!

今回のグッズはピンクと黒のTシャツ&ノースリーブ。和風のデザインがあまりにかわいかったので
飛ぶように売れたみたい。千秋楽には行ったときには売り切れでした。

会場では開演まで、只のチラシをモチーフにしたような映像が流れています。
昔懐かしいオープニング映像の場面場面もチラリチラリと…。
開演間際、その映像の絵柄のひとつひとつがクリックしてゴミ箱に運ばれ消されていき、最後はタイトルの文字のみ。

そして開演。舞台に灯りがつくと、センターに裸に長髪の男性マネキンが。そこに出てくる今立。
漫才を始めるが…相方が来ていない事を告白し始める。…ま、もう…恒例の、ですよね(笑)。
探しに出たカメラの映像がスクリーンに映し出されると、サンモールの入り口。谷井さんを探すカメラが
とらえたのは、遠くから自転車で走ってくるヤッキーマウス!自転車の後ろはジェット花火付(笑)。
すごい火花をあげています。入り口に到着したヤッキーマウス。着地?した地点に、セミの死骸…そういう季節(笑)。
どうやら銭湯に行っていたようで慌てて戻ってきた様子。しかし、案の定で近くに置かれたチーズに立ち止まり
ワナにはまって捕まってしまうヤッキーマウス。さて、お助け姫が必要です。会場から選出されるヤニーマウス。
ヤニーマウス希望者をとりあえず客席から募ってみると…
今立「今、(手を)挙げたヤツ、死刑!」
いつものように照明で選出し、選出された女の子の微妙なやる気具合に微妙な引き具合を見せる今立さん(笑)。
ヤッキーマウスを救うため、会場を飛び出していくお客さん。もちろん衣装付。なんとかワナを脱出するが誘惑は尽きない。
サンモールの入口前にはビニールプール。ここがヤツニーシー。
ヤツニーランドへ入っていくと下半身裸のいがぐり坊主のプーさんが。危険(笑)。
中身性別男のキティちゃんに会って暴力三昧してみたり、サメにあったり、ピラピラの紙状になってみたり…と、
いろんなアトラクション?があって…たどり着いたのは舞台のセリ。あがって来たのは人魚姿のヤリエル。
そこに復讐に訪れるキティ…などがありつつ、出演者全員舞台へ。劇団ヤリエルの舞台挨拶。
今回の作演出は野田秀樹(笑)だそう。次回は朝6時から下北沢オフオフシアターで一回公演のみ(笑)
作演出・松尾スズキさんでやるそうです(笑)。是非みたい(笑)。


オープニングVTR。和風というかテキ屋風。今立進、東京都出身、谷井一郎、天然パーマ。

「職業訓練」。やっつんとだっつん。この2人が揃えば…う○こち○この連続(笑)。高校生にもなってう○こを漏らし、
臭いといわれてその匂いを全部自分で吸い取ろうとして過呼吸に陥って倒れるやっつんだけど、他のバカの人を
治してあげたくて医者になりたいそう。うんこ投外科になりたいそうだ。
だっつんにそれは無理だといわれて、"寝てたらお金がもらえる劇団員ならみんなやっているという(笑)新薬治験被験者"の
仕事につくと言い出したり…。野球の審判→相撲→政治家を目指すと言い出すやっつん。

物販VTR。燃焼系アミノ式パロディ2本(合成・今立さんが遠景から走ってくる)
au(なんかもう必死でしょう…エレキTシャツ)、t.A.T.u.(強烈)。

「坂口ケンイチさん」有名俳優・坂口ケンイチ(今立)と、心の声すべて喋って丸聞こえのファン(谷井)。
「しゃべりかけたーいっ。しゃべりかけたいんですけどぉぉぉ〜」
「嬉しいんですけどぉぉぉ〜♪テツトモなんですけどぉぉぉ〜」
「あの台本は月9で話題の…“食わすために働きたい”来週分だ…」

中学生教材「実験・観察シリーズ」VTRに出演し、台本に忠実なエレキコミックの様子。
「ところがギッチョンチョン」なんていう今立さんのセリフより、曽我部さん制作の「ギッチョンチョン」の歌へ(笑)。
このビデオ、16分で9500円いたします。ご覧になりたい方は、開隆堂で(笑)。

「チャリでゲゲゲ」。自転車泥棒したゲゲゲの鬼太郎スタイルの男(谷井)と、警官(今立)。
他にも食い逃げ、痴漢、下着泥棒…数々の余罪が警官の耳に入ってくる。
「トライアスロンありますよねぇ〜?あれ泳ぎますよね?チャリ乗りますよねぇ?食います乗ります逃げます!」
「かわいい子いますよねぇ。いいところ見せたいですよねぇ。いい所見せますよねぇ」
…以前の北斗の拳の続編ですね(笑)。

VTR。スーパーフリーのせいで元気がないサークルを応援しようと、早稲田の三国志研究会へ。
実にマイナーな…目をあわさない系…。

「唾in the sky」やっつんカラオケ。12ドリンク(水orお湯)システム、およそ20曲、店長によるアカペラ演奏…。
ジンギスカン、スタンドバイミー…など、うろ覚えな歌などばかりを歌わせようとする。
「ジンジンジンギスカン…has come…」
「くるなっ!」
「スタンドバイミー…」
「横に置くなっ!!!」

VTR「ビデオレンタル」。店内の本数の多さに「何を見ていいかわかんなくなる」と嘆きだす男(谷井)。
店員(今立)が薦めるビデオを手にして、テープをビリビリと引っ張り出し
「こんなんで切れてしまっては…ダメじゃないかぁぁぁ!ヘッドに絡まっちゃうじゃないかー」
他、数本のビデオをビリビリビリ…

「八休さん」。八休さん(谷井)と新右衛門さん(今立)。「このはしわたるべからず」のとんちを
とこうとする八休だが…。橋の名は永麗鬼橋(エレキ橋)。

VTR「バカRECO」。他言無用のおまけつき。森山直太朗さんが直視できません(笑)。

44。ライブの打ち上げを抜け出して海辺に出てきただちくん(今立)と、彼を追いかけてきたヤチコ(谷井)。
明日の朝はバイトがない…と意味深に告げてみても、スルーするだちくん。
「つかまえてみろ」なんて誘惑してみても本気で逃げるヤチコも悪い(笑)。
44歳になり若手のバンドマンとして限界を感じていただちくんは、東京に出ようと思っているとヤチコに告げる。
ヤチコはヤチコで月々12万円(才能があると言われて半額らしい)で歌のレッスンを受け、120万円を払って
アメリカでレコーディングした人と会う…など、普通の人で終わらないために努力(間違った?(笑))をしている。
そのレッスンの成果を見せて…と、ヤチコに歌を歌ってみてもらうと「スターダストメモリー」を声高々に…(笑)
お礼に?だちくんもお返しにアルバム「通院が必要なほどポジティブ」(ヤチコ「それ躁病って言うんだよ」)の中から「夢」という歌を歌う。
「かなっうー、かなっうー♪夢は絶対かなっうー♪…」←強烈なメロディー…(笑)。
やちこはだちくんの影響で詩も書いているらしい。「コアラ」を披露。この歌詞に曲をつけるだちくん。
「コッアラは〜♪すげぇーいいと思う〜」(森山くんの…あのメロディ)
「くぬぅぎぃ、くぬぅぎぃ〜、樹液が出てる〜」(もちろん森山くんのメロ…)
だちくんをテーマにした詩で愛を告げるが、それも気付かないだちくん。

エンディングVTR。曽我部恵一さんの歌に乗せ、緑溢れる公園で遊ぶ2人の映像。

エンディングトーク。谷井さんは千秋楽の感傷に浸っているのかテンション低めに。
水木しげるさんに谷井さんの写真を見せたお客さんの話。水木さんが「間違いない、妖怪だ」と妖怪に認定してくれたらしい(笑)。
元ジョビジョバ・坂田さんに子供が千秋楽の朝生まれた話。名前に只男とつけてください、と言ってあるらしい。

エンディング終了後、スクリーンに映し出される文字。来場に対する感謝コメントと「思い残すところがただ1つ…」。
パンフレットに舞台監督の海老沢栄さんの名前を忘れてしまったそうで(笑)
次回発表会はその名も「海老沢」、もしくは「海老沢栄」で行くそうです。今年の冬を予定。
合言葉は「海老沢であおう」


おしっ、逢おう!以上、相変わらず面白楽しいエレキライブ終了のお時間でした。
inserted by FC2 system