マンションズ第3回単独ライブ「mansions is in the bag」 2003年9月27日北沢タウンホール

開場時間前からロビー開場されてまして、そのロビーにクネクネクネクネとロープを張って並ぶ経路が作られていて
そこに番号順に並ぶ形です。(以前までは整理番号なしだったそうなのです)
客の年齢層がめっちゃ若く、地べた座りが板についてます。それがキーストンプロ。
ファーストキッチンのコンソメフレーバーの匂い充満。それがキーストンプロなのです。


時間通りに開場。入ると手書きの挨拶状が。そこに意外な?SPECIAL THANKのお名前「森本則夫(エッヘ)」を発見。
…ってか、我が家のPCにはすでに登録済みだけれど、則夫じゃなくて訓央なんだよねぇ…。
と、20%のEHHヨヲタぶりを発揮してみたりして。どうもすいません。

エラいおしゃれに作られたオープニングVTRが流れて、私は「あのひょろんとしたムーチョ村松さんが作ったのかー。
さすがだなー」と感心するばかりだったのですが、ファン的には笑うところだったようです(笑)。

「漫才」。中央にマイク一本。歩み寄る2人。しかしバスケパフォーマンスを始めてみたり、縄跳びをしてみたり…
何をやっているかと思わせて…そして、中央に歩み寄って「どうもぉ〜」

「集団面接」。面接官(ツヨシ)と、面接にきた島崎。変わった言動・行動をとる島崎。
島崎「元ちとせがデビューしたての頃のイメージ与えちゃってすいません」
面接官「全然わかりません。あ、…最大の一発屋?」
面接官「島崎くんは今、どこの病院なのかな?」
面接会場にいることすら疑問を抱く変人ぶり。…なぜここに?それは…ワリと典型的なオチ(笑)。

「被害妄想女」。けいこちゃん(アキラ)と町でバッタリあったツヨシ。
「元気だった?」と聞かれれば、「昔、病気だったってこと?」と妄想するけいこちゃん。
「あそこのパチンコ屋でバイトしてるから…」とくれば「いきなり下ネタ〜?それも直じゃなぁぁい!」

「リバース」。回文を含む会話の流れ→巻き戻し。
巻き戻しで形成される言葉に、意味が含んであるのかと思ったけどそうでもなかったみたい(笑)。
ただひたすらツヨシくんの、逆さから読んだときの50音にスッと変換できない言葉が上手だったことに感心しました。

VTR「ベッカム明治CM」。ベッカム=アキラ。
CMパロディは…エレキに負けちゃうよなぁ…(笑)

「島崎教授」。生徒の声(ツヨシ)。そこに登場する島崎教授(アキラ)。この島崎教授が囁くような声すぎて
何を喋っているのかよく聞こえない。
「……
安野モモコ…」
「…
家に帰るまで遠足です…」
客席からは「こういう人いるよ、いるいる…」って声が聞こえてました。

「行列」すいかパンを買うために並んでいる行列。そこに現れたレポーター(ツヨシ)。
並んでいる様々な人々(アキラ何役)…


VTR「野生のチンパンジーと共に」。野生のチンパンジーの生態を記録したドキュメントにアフレコ。
またしてもエレキコミックのバカレコってすごいんだなぁ…と、今ここに改めて気付かせていただいたという感じ。

マンションズのオールナイトニッポン。フリートークのコーナーです。ツヨシくんが家で愛用しているという
小さいちゃぶ台を持ってきて、そこで和風にトーク。
・このライブの準備で睡眠不足な日々だった話。
・アキラくん、マンガ喫茶でバイト中。同じアパートに住んでいて、アパート6人の住人中、5人が漫画喫茶勤め。
家もマンガ喫茶化しているらしい。(マンションズだけど、アパート住まい。)
・ツヨシくんのテクノ好き話。
・地震があって、上下階に住んでいる2人。揺れによるズレで下が見えるかと思うくらい、家屋が揺れたらしい。
・“自分をとがったナイフだと思う瞬間”と聞かれ、ツヨシくん「歩道を走ってきた自転車をよけないこと。」
自転車は元々車道を走るものだからね。
・下ネタだけど大丈夫かな…とアキラくんの話し出したのは「どんな告白が嬉しいですか?」
ツヨシ「それが下だったら、どんな話すりゃいいんだ。文房具の話ばっかだよ」

「リサイタル」。ギターを抱えた島さん(アキラ)補助コメンテーター?(ツヨシ)のリサイタル。

「影絵」。浦島太郎の影絵劇。本を読むツヨシと影絵を動かすアキラ。
浦島太郎の頭が巨大化したり、カツオになったり、竜宮城に飾りがついて浅草う○こビルみたくなってたり(笑)。

「ください」。結婚の申し込みにきたツヨシと、それを迎える相手の父(アキラ)。
おまえなんかにゃやらん!話から、互いの過去の暴露話に展開…。
和歌山出身でDカップあると思ったら、ハト胸のAカップだった彼女の話(ツヨシくんエピソード)、
元カノがとっくに引っ越したのを知らずに、家の前を歩くときに格好つけてあるいていたり
別れたとき、彼女の部屋においてあった荷物の郵送費をどちらが払うかでもめた話…(アキラくんエピソード)
…などで(笑)、説得成功。無事、結婚!

エンディング。ユーミンの曲が流れる中、ちょっと挨拶。これは…ひょうきん族の音楽?懐かしい。

リサイタルが終わったくらいで、正直「まだやるのぉ…」と思ったんですが、残り2本が勢い・テンポがとても良くて
長さを忘れさせてくれました。

以下、戯言あとがき。見たい人だけ反転させてください。

本当はね、本当はね。
こんなこと思ってはいけないんだろうけれど、リサイタルでふとバナナマンの赤えんぴつを思い出し
島崎教授・リバースなんかにラーメンズの面影が見えた気がしたのですよ。
それは、別にパク…なんとかってことじゃなくて、マンションズがそのあたりに影響を受けているか(知らないので憶測)
そういう趣向が似ているのか…って思うだけの話なんですけども。
悪い意味じゃなくて、彼らはそういうところに近い人々だなーと誉めているのですよ。
で。そんなバナナマンやラーメンズはまずはお笑いファンの間でも、ちょっと年齢層の高いところに支持されて
それから徐々に色んな世代に広まっていった・または広まり中…という二組だと思うんですが
マンションズの場合は逆…というかな。吉本に近い。吉本のアイドル?とされた、たとえば天素やnewsあたりのパターンっていうのかなぁ。
きゃあ!といわれて、その中から一組勝ち残り、みたいなね。そして時間をかけてテレビで大人たちに浸透していくっていう、
そっちのパターンに近いのね。先にも書いたようにキャラは舞台向き、人気はテレビ的。

…さて、どうなるんでしょうかね。ステキな2人なだけに、潰されて欲しくはないですね。
そう思うからこそ、あのなんとも言えない…コソバユサというか…ごくごく一部の居づらさ(笑)を感じる客席の空気に負けずに
単独はこれからも観にいきたいと思う私なのでした。
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