劇団乙女少年団旗揚げ公演「桃を抱く」 2003年12月14日 歌舞伎町クラブハイツ

タイトル「桃を抱く」…の桃は桃太郎の桃?。

不妊症の夫婦で混雑する東の大地の桃待ちの川。
その川に桃が流れてくるのは1週間に1つか2つ…。
子供争奪を諦めた夫婦が帰りに通りかかった村で、村人たちが干からびて死んでいた。
唯一生き残っていたのは小さな赤ん坊。そしてその横には大きな桃が…。

村人を皆殺しにした犯人は、赤鬼の破津鬼。
破津鬼と太陽の光は村人から重い年貢を取っていた。
村人たちはクーデターを起こすが、この村いたのは桃太郎ではなく柿太郎だけ。
破津鬼の力に敵うことなく村人たちは全滅…しかし、柿太郎だけは逃がした。
その村に生き残っていた赤ちゃんは山田桃太郎。これも鬼の仕業?

時遡って200年前の話。ある村では、村人の半分が干からびて死に、残り半分が破裂して死んでいたという。
その日は不吉なことに太陽と月が空で重なっていた。
そして、3歳くらいの双子の姉妹が、その村から出て行ったという…


月の雫:家城啓之(カリカ)
太陽の光:島田珠代

破津鬼:ワッキー(ペナルティ)

山田桃太郎:吉村崇(コブシトザンギ)
中川柿太郎:ヒデ(ペナルティ)

栗山桃太郎:竹永善隆(コンマニセンチ)

あこがれ刑事純情派・青島:平井博(イヌがニャーと泣いた日)
あこがれ刑事純情派・御老公:山内千代文(イヌがニャーと泣いた日)
あこがれ刑事純情派・古畑:宿野部隆之(イヌがニャーと泣いた日)

ポチ:又吉直樹(ピース)
エテ吉・フラワーボーイズ:オコチャ
エテ子・ばばあ:リンダ徳村
鳥の3兄弟マンジ:綾部祐二(ピース)
鳥の3兄弟ギンジ・村人:栗山直人
鳥の3兄弟ネンジ:堀内貴志(コンマニセンチ)

ヒヨッコ:徳井健太(コブシトザンギ)
山田健二:安村昇剛(アームストロング)
岡野さん:岡野直史

鬼異豚・フラワーボーイズ:増谷キートン
鬼族:パンチ浜崎
鬼族・元ヤン鬼ー:はんぺん
鬼族:坂本雅仁(アホマイルド)
鬼族:しんじ
鬼族:高橋邦彦(アホマイルド)
鬼族:椿鬼奴

じじい:謙一番星(ダダイズム)

村人・フラワーボーイズ:吉田サラダ
村人:コーセ
村人:コング野口(ティアラ)
村人・フラワーボーイズ:ノンスモーキン菊池

犬の飼い主家族:猪股光昇(C.C.カスタネッツ)
犬の飼い主家族:川瀬真由美(C.C.カスタネッツ)
犬の飼い主家族:谷彩(C.C.カスタネッツ)
犬の飼い主家族:大西功二(C.C.カスタネッツ)

山田美智子:白鳥幸江

唄方:東音 林有子
三味線方:東音 山尾麻耶

鈴木那奈
up

デッカチャン
アンナ(デビジェル)
Love Me Do


・書き出してみたら出演者数が多かったことを改めて認識。よって細かい役どころまで覚えてなかったり。
・開場から開演までの至れりつくせり状態がすごい。プロデューサー・ラブ姐によるワインサービス、出演者じゃないハズの
Bコース・渡辺くんも立派にホステスを務めていました。飲み物を買い求める客の列がものすごい長蛇
(前回HIGHLEG JESUSの時もそうでした)で、でも花見席の人はスタッフに買ってきてもらえるという特典まで…至れりつくセリ。
・会場内を歩くサラリーマン姿の男性。支配人かと思ったら、カリカ・林さんでした。
最初にテーブルへ回ってきたのは、エルビス(キートンさん)率いるホスト軍団。一人は全裸にエプロンを巻いた状態。
飲み物なんでもオーダーしてというエルビスに応じて飲み物を言うと、全裸の男性が高い場所にある飲み物を探してお尻を突き出す
という小芝居サービス付き。あと、エルビスの胸元チラリサービスも。
自由席は「日雇い労○者だから、手を振っても相手にしてやんない」という花見席優遇具合を説明してくれる。
Bコース・渡辺くん。声が出てない、と注意を受け、私の後をついてきてと「いい国つくろう、おかまくら幕府〜」
「鳴くよ、うぐいす平あ〜ん京」などの発声練習をさせられる。なんとなく気分はBコース(笑)。
中野のおかまバーにいそうだという話しから、ゲイ方面にもてる、以前先輩に連れて行かれたお店でラガーマンのような体型の
男性に気に入られ、いきなり椅子ごともちあげられガンガン腰アタックされた…など。
他、Love me doプロデューサーによるスパークリングサービスも。最後は家城ママの各テーブルご挨拶。


・客席から舞台に出て行くデッカチャンとアンナちゃんとラブちゃん。
女役と男役に振り分けて芝居を始める。ダイジェスト?女役を奪いながら、みんなで交代で演じてみる。
・家城さん、着物をアレンジしたような衣装で登場。脚が綺麗。
・「スクールウォーズ」で赤ちゃんを投げあうじじぃとばばぁと村人たち。
じじぃ(菊池)「お客様のなかには、スクールウォーズを知らない方もいっぱいいる…だから殴る」…そして全員ビンタ(笑)。
・「MUGO・ん…色っぽい」を歌う家城さんがキュート。
「殺せなかった…だってかわいいんだもん。抱けなかった…だって私呪われた女だもん。食べきれなかった…ピザのMは意外とでかいぞ…。
最近、ようやく許せるようになった…田村亮子…」
・小林旭で登場した桃太郎(吉村)。似合う。
・付き合って1年、手をつないだこともない月の雫と桃太郎。
・ピーチツアーコンダクター(中川)、ステキなアナウンス+コンドーム付きで登場。花見席に散らばるコンドーム(笑)。
・鬼族。「親が統一教会に入ったときの気持ち…わかんのかよ。みんな土…、食べたことある?」(笑)SM鬼。
元鬼ャル男、鬼OB(相撲の格好)、鬼朝鮮、椿鬼奴、くまだまさき、しんじ。
・破津鬼登場。「鬼オちゃんですっ!!!」
・水着姿のフラワーボーイズ。
・「ひとり咲き」「グッドバイマイラブ」など選曲が渋い。
・と思えば、刑事役のイヌがニャーと泣いた日の登場の音楽は嵐の「言葉より大切なもの」(笑)。
絶対たいがぁの選曲だよ(笑)(余談:山内さん、この登場シーンで膝ぱっくりケガして、ティッシュとガムテで止血してこの後、乗り越えていたらしい。)
家城「あんた(徳井)より、面倒臭いじゃない!変態だよ?」                        
変態さんたち、アドリブばっかりいれてセリフ忘れる(笑)。
・破津鬼出番忘れる(笑)。
島田「すっかり…くつろいでたわ〜」
脇田「なんともワシはシュークリームを食っていた」
それでも許されるキャラの2人(笑)。
・島田さんの壁ぶつけ、脇田さんの野口五郎、座り逆立ちなんてものまで見せていただいて。
・ものまね番組にありがちな本物登場シリーズが何度か。
・休憩中、黒いガーベラ鑑賞会実施中。
・ガチンコ三番勝負では、ガムテープを口だけで外す、ヨーヨーとゲームが続き、最後はガチンコビンタ。
最初は家城チーム唯一の女性が出るところでしたが、女の子を出すわけには…と家城さんが急遽代打。
ところが家城さんのあまりのふがいなさ(本物の女性が叩くような感じ)に逆に仲間内からパンチが飛ぶ…。
・都都逸?浪曲?登場。途中から本人登場のように家城さんに交代して続く。
・突然「ピンポン(映画)」ワールドに。
・太陽の光のパワーと月の雫のパワーをすいとる力…の闘い。互いに桃さんと鬼にパワーを注ぎ込むが桃さんは負けてしまう。
そして、最後、桃さんへの月の雫のキス(マジモノで(笑))。キスによりパワーを奪われ、ラクに息を引き取る桃太郎。
月の雫は破津鬼に感謝の弁を述べる。
月の雫「私、ずーっと桃さんが死んだらいいと思ってた。だって桃さんが死んだら、キスができるから…でもね、愛する人の声が聞けなくなるのって
笑顔が見られなくなるのってとっても寂しいじゃない。だから…桃さんがじしぃになるまで同じことで泣いたり笑ったりして
桃さんが死んだら一生分のキスをしようって決めてた。それが私から私へのささやかなプレゼント…」
破津鬼「だったら少し早く来ただけだろうが」
月の雫「早すぎんだよっ」
・破津鬼VS月の雫。しかし破津鬼のバックには太陽の光の応援が…。双子姉妹の闘いへ…。
しかし、破津鬼は太陽の光をただの道具としてしか思っていなかった…その事実を知り壊れていく太陽の光。
月の雫「もう許さないっていってんだよ。姉さんを壊したことと、桃さんを殺したことはまぁ許してあげる!!
でもね、出番の時にシュークリーム食べてたのは許さないよ…絶対に許さないから…」と
全身網タイツへ(笑)。そして破津鬼のクチビルを奪う月の雫…
・最後「もう恋なんてしない、絶対綺麗になってやる!!」と誓う姉妹2人。

さすがは家城さん。半分女心をお持ち?というくらいに、決めのセリフはビシッと心に残してくれます。
とにかくこんな優遇受けて、あげくに次回も同じ席を用意していただけちゃったりして、いいのかなぁいいのかしらん?と
不安に思いながらも感謝。(座席事情:中休みの休憩中、花見席という一番高い席のみスタッフが次回花見席チケット分を販売。
これはどうも前回の花見席販売時まであったカリカを含む若手のファンクラブがその後解散したため、その元ファンクラブ会員たちを
優遇した結果、次回分の花見席優先販売ということになったよう。ありがたや)
今回は島田珠代さん、次回は友近さん…と、女性として大変気になる女性が出演するのもまた楽しみです。
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